ユキヤナギの匂いが気になる時——臭いと言われる理由と、鉢植えが枯れる時の見直し

家事

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ユキヤナギが満開になる頃、近くを通ったら「なんだか変なにおいがする」と感じた。調べてみると「臭い」という言葉まで出てきて、驚いた人もいるのではないでしょうか。それに、鉢植えのユキヤナギの葉が茶色くなってきて、このまま枯れてしまうのかと心配、という声もよく見ます。

先に結論をひとつ。ユキヤナギの花は、香りがほとんどない、あっても弱いと感じる人が多いと言われます。気になるにおいは、花の時期に近くで咲く別の花や、雨上がりの土、枝葉のにおいなどが混ざっていることもあります。そして枯れる時は、鉢植えなら水切れと根詰まり、夏の西日を先に見ていくと、原因に近づきやすくなります。

あなたはどれ? 状況から自分の章へにおいが気になる→感じ方に差。においは混ざる第1章へ ▶鉢植えの葉が茶色い→鉢の重さと西日を見る第3章へ ▶葉が縮れる・枝が枯れた→乾きと風と蒸れを見る第4章へ ▶花が少ない→花が終わった後の整え方第5章へ ▶コデマリと迷う→花のつき方で見分ける第6章へ ▶

ケース別に読む:においが気になる人|鉢植えの人|葉が縮れる・枝が枯れた人|花が少ない人|コデマリと迷う人

4コマ漫画|ユキヤナギの匂いが気になる1においが気になるなんだか気になるにおい原因はいろいろよ花の時期のにおいが気になる2やりがちなNG元はこの枝かな?切ろう花芽ごと切っちゃうよ決めつけて枝を切る3まわりを見る土や近くの花も見てみるね風通しと水も確かめてね混ざるにおいを探す4見守る混ざっていただけかも気楽に見守ろう感じ方には差がある

ユキヤナギの匂い——感じ方に差があって、においは混ざる

ユキヤナギは、細い枝に小さな白い花が並んで咲く、雪が積もったような姿が魅力の花木です。香りについては、遠くからはほとんど感じない、近づいてもほんのり、という声が多いようです。一方で、近くで嗅ぐと独特のにおいに感じる、という人もいます。同じ花でも、感じ方には差があるんです。

そして、においが気になる時に知っておきたいのが、においは混ざるということです。ユキヤナギが咲く頃は、ほかの花も咲き始める時期。風に乗って、いろいろなにおいが重なります。

  • 近くで咲いている別の花のにおい
  • 雨上がりや水やりのあとの湿った土のにおい
  • 花の盛りに散った花びらや、枝葉が傷んだにおい

鉢植えなら、風通しのよい場所に置き換えたり、落ちた花びらをこまめに掃除したりするだけで、気になり方が変わることもあります。においの元を決めつけて、あわてて枝を切ってしまうのは、待ってくださいね。花芽まで切ってしまうと、来年の花が減ってしまいます。

窓のすぐ外で咲いていて、においが室内まで気になる時は、鉢植えなら少し離れた場所へ動かせるのが利点です。庭植えは動かしにくいので、窓を開ける時間を調整するなど、無理のない形で付き合いましょう。

枯れる原因の早見表——水切れ・根詰まり・西日・蒸れ

ユキヤナギが枯れてきたように見える時は、症状から原因の見当をつけてみましょう。

症状 考えられること まず見ること
鉢植えの葉が茶色くしおれる 水切れ、夏の西日 鉢の重さ、置き場所
水をあげても元気が出ない 根詰まり、水のあげすぎ 鉢底の根、受け皿の水
庭植えの枝が一部枯れた 古い枝の入れ替わり、乾燥、蒸れ 枝の混み具合、株元の乾き
葉が縮れる 乾きや強い風 風の通り道、水やりのタイミング

どの症状も、いきなり枯れたわけではなく、少しずつ傾いていたことがほとんどです。早めに気づけば、立て直せる場合も多いと言われます。

鉢植えが枯れる時——鉢の重さと、夏の西日

鉢植えのユキヤナギは、枝がたくさん出る分、水をたっぷり吸います。土の表面だけを見ていると、中が乾ききっていることに気づきにくいので、鉢を持ち上げて重さで見るのが確実です。水をあげたあとの重さを覚えておくと、軽くなってきた時にあげどきが分かります。

鉢植えの水やり3ステップ鉢を持ち上げる軽ければ水切れ1→たっぷり与える鉢底から流れるまで2→受け皿の水を捨てる根の蒸れを防ぐ3
  • 鉢の重さで決める。水やりの間隔は季節や置き場所で変わるので、日数では決めません
  • 夏の西日は鉢を熱くして根を傷めやすいので、午後に日が強く当たる場所は避け、台に乗せて地面の熱を避けます
  • 根詰まりは、鉢底から根が出る、水がしみ込みにくい、というサイン。一回り大きな鉢に植え替えます。時期は購入先の説明や園芸の案内で確かめてください
  • 受け皿の水はためたままにせず、捨てます

夏の間は、風通しのよい明るい日陰に移すと、葉が傷みにくくなります。ベランダの床は熱くなりやすいので、台に乗せて鉢の底に風が通るようにしておきましょう。ただし、台に乗せた鉢は倒れやすくなります。落ちても人に当たらない位置に置き、風の強い日は低い場所へ下ろしておくと安心です。

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細い鉢口にそっと水を注ぐには、口の細いじょうろがあると便利です。葉や花に水がかかりすぎず、根元にゆっくり届きます。


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じょうろの代わりに家にあるもので水をあげたい時は、じょうろの代用もどうぞ。

葉が縮れる時と、庭植えの枝が枯れる時——乾きと風と蒸れ

葉が縮れてくるのは、乾きや強い風で葉の水分が奪われている時によく見られます。鉢植えなら、風を受けにくい場所へ。庭植えなら、株元の土が乾きすぎていないかを見て、雨が続かない時期は株元にたっぷり水をあげます。

庭植えの枝が一部だけ枯れた時は、枝が混み合って風が通らず、蒸れていることもあります。枯れた枝は、手の届く範囲で元から整えると、風が通りやすくなります。はさみは使う前に拭いて清潔にし、刃先を人に向けないようにして、使い終わったら子どもの手の届かない所へ。手入れが気になる時は、はさみの研ぎ方の記事も見てみてください。

花が少ない時——花が終わった後の整え方

ユキヤナギは、花が終わった後に伸びる枝に、翌年の花芽ができると言われます。そのため、花が終わってから整えるのが基本です。月で決めず、「花が終わってすぐ」と覚えておくと迷いません。遅い時期に枝を短く切り詰めると、花芽を落としてしまって、翌年の花が少なくなることがあります。

花が終わった後の整え方花が終わる整えるのはそれから1→混んだ枝を整える手の届く範囲で2→丸刈りにしない来年の花芽を残す3
  • 花が終わったら、長く伸びすぎた枝や、混み合った枝を整えます
  • 全体を丸刈りにしない。花芽のついた枝を残します
  • 高い所は無理をせず、手の届く範囲だけにします
  • 枯れた枝は、元の近くから整えます

ゆきこ( ゚Д゚)『においも枯れるのも、原因をひとつに決めてしまわないほうが、気持ちが楽ですよね。あれこれ重なっていることのほうが多いので、順番に見ていけば大丈夫だと思います』

コデマリとの違い——花のつき方と葉の形で見分ける

ユキヤナギとコデマリは、同じ頃に咲く白い花で、枝の姿も似ているため、混同されることがあります。花のつき方を見ると、すぐに見分けられます。

見る所 ユキヤナギ コデマリ
花のつき方 枝に沿って小さな花が連なる 小さな花が丸く集まって手毬のよう
枝の姿 細い枝がしだれる 枝がゆるやかなアーチを描く
葉の形 細長い 丸みのある楕円形
咲く時期 ほぼ同じ頃 ほぼ同じ頃

お店でラベルが似た名前で並んでいることもあります。迷ったら、花が咲いた時の形をよく見てください。ユキヤナギは枝に沿って花が並び、コデマリは枝先に丸く花が集まります。

子どもとペットがいる家で——口に入れない、共用部は管理会社へ

ユキヤナギの葉・花・枝は、口に入れないでください。特に小さな子どもは、落ちた花びらや細い枝を口に入れることがあります。鉢は子どもの手の届かない所に置き、猫や犬がかじらないよう、ペットが近づかない場所を選びます。毒性の強さにかかわらず、口に入れさせないのが基本です。口に入れてしまった時は、無理に吐かせず、医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください。ペットは獣医さんに相談を。

子どもとペットの安全口に入れない葉・花・枝届かない所へ子ども・ペット相談口に入れたら医療機関・相談窓口

集合住宅の共用の植え込みや花壇に植えられている場合は、勝手に切ったり、掃除したりせず、管理会社の案内に従ってください。抜いた株や枝、土は、自治体の案内に従って捨てます。空き地や川には捨てないでください。

あわせて読みたい

同じ頃に咲く、つる性のハゴロモジャスミンが伸びすぎた時の整え方もどうぞ。水まわりの道具では、ポリタンクの水漏れを直したい時のポリタンクの水漏れ補修の記事が、鉢への水くみの準備に役立ちます。

まとめ:匂いは感じ方に差があって混ざる。枯れる時は鉢の重さと西日を見る

  1. 花の香りはほとんどない、あっても弱いと言われます。感じ方には差があります
  2. 気になるにおいは、近くの花・湿った土・枝葉が混ざっていることもあります
  3. 鉢植えが枯れる時は、鉢の重さ・根詰まり・夏の西日を見る
  4. 花が終わってすぐに整える。丸刈りにせず、花芽を残します
  5. 葉・花・枝は口に入れない。共用の植え込みは管理会社の案内に従います

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ユキヤナギの匂いが気になる時の早見表:花の香りはほとんどない、あっても弱いと言われ、感じ方には差がある。気になるにおいは近くの別の花、湿った土、枝葉が混ざっていることがある。決めつけて枝を切らない。枯れる時は鉢植えなら水切れ、根詰まり、夏の西日を見る。鉢は持ち上げた重さで水やりを決め、鉢底から流れるまで与えて受け皿の水は捨てる。葉が縮れる時は乾きと強い風を見る。花が終わってすぐに混んだ枝を手の届く範囲で整え、丸刈りにしない。コデマリは花が丸く集まる。葉と花と枝は口に入れず、子どもとペットの届かない所へ。共用の植え込みは管理会社へ

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