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ハゴロモジャスミンは、気がつくとつるがぐんぐん伸びて、フェンスや手すり、隣の鉢にまで絡まってくる植物ですよね。伸びすぎて手に負えない、支柱はどう立てたらいいのか、冬に葉が茶色くなって枯れてしまったかもしれない、花が咲かない。悩みが次々に出てくる植物でもあります。
先に結論をひとつ。つるがよく伸びる性質なので、花が終わった後に整え、支柱やフェンスにつるを沿わせて向きを決めると、扱いやすくなります。そして花が咲かない時は、枝を切った時期と、冬の寒さに当たったかを見直します。ベランダで育てる時の決まりまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:つるが伸びた人|支柱を立てたい人|花が咲かない人|枯れたかもしれない人|ベランダで育てる人
伸びすぎの整え方——花が終わった後に、つるの先を切る
ハゴロモジャスミンは、花が終わった後に勢いよくつるを伸ばします。そのまま放っておくと、絡まり合って風通しが悪くなり、見た目も重たくなってしまいます。整える時のポイントは、花が終わった後に切ることです。
花芽は、花が終わった後に伸びたつるにできていくと言われます。花芽ができたあとに全体を短く切り詰めてしまうと、翌年の花芽まで切り落とすことになりかねません。月で覚えるより、「花が終わってから整える」と覚えておくほうが迷いません。
- つるの先を切って、長さをそろえます。伸びすぎた部分だけでかまいません
- 絡まって混み合った部分は、根元に近い所から間引きます
- 枯れたつるや、細くて弱々しいつるも整理します
- はさみは使う前に拭いて清潔にし、刃先を人に向けません。使い終わったら、子どもの手の届かない所へしまいます
高い所のつるは、無理に手を伸ばさず、手の届く範囲だけにしておきましょう。つるが重くなると、フェンスや手すりに負担がかかります。伸びたつるをいっぺんにたくさん切るより、毎回少しずつ整えるほうが、株にも自分にも楽です。
支柱の立て方——鉢の縁の近くに差して、ひもでゆるく留める
鉢植えのハゴロモジャスミンは、あんどん型(輪の形)の支柱に、つるを巻き付ける育て方が人気です。支柱を立てて、つるをひもで留めることを「誘引」と言います。手順は3つです。
- 鉢の縁の近くに支柱を差す。鉢の中央は根が集まっているので、縁の近くに差すと根を傷めにくくなります。ぐらつかないよう、底まで届くように差します
- つるをひもでゆるく留める。ぎゅっと締めると、つるが太くなった時に食い込みます。指が1本入るくらいの余裕を残します
- つるの向きを決めて沿わせる。上へ巻くのか、横へ広げるのか、先に形を決めてから留めます
💡 この困りごとへの提案
つるを留める時は、園芸用の結束ひもが手軽です。柔らかくて、つるを傷めにくいものを選びましょう。
支柱は、つるが伸びるにつれて重さが増すので、風で鉢が倒れないか確認してください。倒れやすい時は、鉢を低い位置に置くか、壁際に寄せます。
花が咲かない時——切る時期・暖かすぎる室内・日当たりを見る
ハゴロモジャスミンが咲かない時は、次の3つを順に見ていきます。
| 見ること | よくある原因 | 見直し方 |
|---|---|---|
| 切る時期 | 花芽ができる前後に、つるを切り詰めた | 花が終わってから整える。迷ったら切らずに様子を見る |
| 冬の寒さ | 冬も暖かい室内に置いていて、花芽がつきにくい | 冬は凍らない範囲で、涼しい明るい場所に置く。霜は避ける |
| 日当たり | 日光が足りず、つるばかりが伸びる | 明るい場所へ。急に強い日に当てず、少しずつ慣らす |
冬の寒さに当たることで花芽がつきやすくなると言われますが、霜や凍るような寒さは弱らせる原因になります。寒さの目安は購入先の説明やラベルで確かめてください。鉢が凍らないよう壁際や軒下で守りながら、暖房の効いた暖かすぎる部屋に置きっぱなしにしないのがコツです。
枯れた時の見方——つるを少しこすって、緑が残るか見る
冬に葉が茶色くなったり、落ちたりして、「枯れてしまった」と思うことがあります。でも、葉が落ちただけで、つるは生きている場合も少なくありません。切ってしまう前に、次のことを確かめてみてください。
- つるの表面を、爪で軽くこすります。下に緑色が見えれば、まだ生きています
- つるがしなやかに曲がるなら、様子を見ます。ポキッと折れて乾いている部分は、戻りにくいと言われます
- 鉢の土が乾ききっていないか、湿りすぎていないかを確かめます
緑が残っているなら、すぐには切らず、暖かくなって新しい芽が動くのを待ってから整えます。枯れた部分がはっきり分かるようになってから切ったほうが、間違いが少なくなります。
ゆきこ( ゚Д゚)『枯れたかも、と思った時ほど、すぐ切りたくなりますよね。でも、爪で少しこすって緑を確かめるだけなら、気持ちが落ち着きます』
ベランダで育てる時の決まり——手すりの外に出さない、避難経路をふさがない
ベランダで育てる時は、植物だけでなく、集合住宅の決まりも大切です。ハゴロモジャスミンは、つるが伸びやすいので特に注意してください。
- 手すりの外には出さない。つるが外に垂れたり、鉢が手すりの上に乗ったりしないようにします
- 避難経路や、隣家とのしきりの前に置かない。つるを這わせてふさがないようにします
- 鉢は落ちても人に当たらない位置に置き、風で倒れない所を選びます
- 排水口に落ち葉や花がたまると水があふれるので、こまめに掃除します
決まりは集合住宅ごとに違うので、管理規約と管理会社の案内で確かめてください。ベランダの掃除の考え方はマンションのベランダ掃除の記事に、窓際に置いた時の網戸の向きは網戸はどっちが外?にまとめています。
香りが強いと感じる時——好みが分かれることを知っておく
ハゴロモジャスミンは、花の時期に香りを楽しめる植物ですが、強いと感じる人もいます。窓の近くや狭い部屋に鉢を置くと、香りがこもって感じられることもあるので、置き場所を調整してください。「臭い」と感じる人もいるように、感じ方には差があり、好みも分かれます。
家族や、隣の部屋の人に確かめてから置き場所を決めると、気持ちよく付き合えます。ユキヤナギの匂いにも、同じような感じ方の違いがあります。気になる人はユキヤナギの匂いが気になる時もどうぞ。
子どもとペットがいる家で——口に入れない、届かない所へ
ハゴロモジャスミンの葉・つる・花は、口に入れないでください。特に小さな子どもは、落ちた花や葉を拾って口に入れることがあります。鉢は子どもの手の届かない所に置き、猫や犬がかじらない場所を選びます。毒性の強さにかかわらず、口に入れさせないのが基本です。
口に入れてしまった時は、無理に吐かせず、医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください。ペットなら獣医さんに相談を。整えたつるや抜いた株、土は、自治体の案内に従って捨てます。空き地や川には捨てないでください。
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同じ頃に咲く花木の匂いと枯れる時の見直しはユキヤナギの匂いが気になる時で。ベランダの掃除や網戸の向きはマンションのベランダ掃除と網戸はどっちが外?に。外に置く道具の片付けでは、自転車カバーの収納の記事も、置き場所を考えるヒントになります。
まとめ:花が終わった後に整えて、支柱でゆるく留める。ベランダの決まりを守る
- 伸びすぎは、花が終わった後に整える。つるの先と混み合った部分から
- 支柱は鉢の縁の近くに差し、ひもでゆるく留める。締めすぎません
- 花が咲かない時は、切る時期と冬の寒さを見る。暖かすぎる室内に置きっぱなしにしません
- 枯れたかもしれない時は、つるを少しこすって緑を確かめる。すぐには切りません
- ベランダは手すりの外に出さず、避難経路をふさがない。葉は口に入れません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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