【早見表つき】雪かきはしない方が溶ける?——放っておいていい雪と、すぐかいた方がいい場所の見分け方

家事

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朝起きたら外が真っ白。寒いし腰も重いし、「雪かきはしない方が溶けるって聞いたことがあるな」とふと思い出して、調べている人は多いですよね。結論から言うと、しない方が早く溶けることもあれば、しなかったせいで氷になって残ることもあるんです。つまり「場合による」で、そこが迷いどころです。

そこでこの記事では、雪かきはしない方が溶けるのかという疑問に、まず理由から答えます。そのうえで、放っておいていい雪と、すぐかいた方がいい場所を早見表で見分けられるようにしました。踏み固めないコツ、凍ってしまった時の考え方、やってはいけないことも順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ今朝積もったばかり→通る所だけ細く早めに第3章へ ▶人や車が通る所→すぐかく場所を表で確認第2章へ ▶踏み固まって凍った→無理に割らず少しずつ第4章へ ▶屋根の下・車のまわり→雪かきより安全を先に第5章へ ▶

ケース別に読む:どこをかくか知りたい人|踏み固めたくない人|凍ってしまった人|安全の注意を知りたい人

雪かきはしない方が溶ける?——「場合による」と言われる理由

雪かきをしない方が溶けるという話には、半分だけ本当の部分があります。降ったばかりのふわふわの雪は、空気をたくさん含んでいます。日が当たって気温が上がれば、そのまま少しずつ溶けて水になっていきます。人が通らない庭や、日当たりのいい場所なら、手を出さなくても数日でなくなることがあるんです。

ところが、その雪の上を人が歩いたり、車のタイヤが通ったりすると話が変わります。踏まれた雪はぎゅっと押し固められて、空気が抜けた重たい雪になります。夜の冷え込みでそれが凍ると、表面がつるつるの氷になって、昼間の日差しでも簡単には溶けません。しない方が溶けるどころか、いちばん厄介な状態で居座ってしまうわけです。

つまり分かれ目は、人や車が通る場所かどうかと、日当たりがいいかどうかの二つです。日陰で、毎日人が踏む玄関まわりは、放っておくほど不利になります。反対に、誰も通らない日向の庭なら、様子を見るという選び方も成り立ちます。次の章で、場所ごとに整理しますね。

放っておいていい雪/すぐかいた方がいい場所の早見表

場所ごとの目安を表にしました。迷ったら「人が通る・車が通る・命に関わる」場所を先に、と覚えておくと整理しやすいです。

場所 目安 理由
玄関の前 すぐかく 毎日踏むので固まって凍りやすく、転倒の原因になります
通路・階段 すぐかく 滑って転ぶと大きなけがにつながります。細くでも通り道を作ります
車の出入口 すぐかく タイヤで踏まれて固まると、後から取り除くのが大変です
屋根からの落雪の下 近づかない・様子を見る 雪が落ちてくる場所には立ち入らず、落ちた後に安全を確かめてからかきます
排水口・給気口のまわり すぐかく ふさがると水があふれたり、暖房機器の調子が悪くなったりすることがあります
日当たりのいい庭 様子を見る 誰も踏まなければ、日差しで自然に溶けることがあります
人が通らない場所 様子を見る 無理にかかなくても困らないことが多い場所です

表の中で「すぐ」になっているのは、どれも転ぶ・ふさがる・閉じ込められるといった困りごとにつながる場所です。逆に「様子を見る」は、放っておいても誰も困らない場所。この二つに分けるだけで、雪かきの量はぐっと減らせます。

なお、屋根の上の雪が心配な場合は、自分で上がろうとしないでください。雪の重みで家が心配なときは、業者や自治体の案内に相談するのが基本です。詳しくは第5章でまとめます。

踏み固めないコツ——通る場所だけ、細く、早めに

雪かきをするなら、どこまでやるかを決めておくと体も楽になります。ポイントは三つあります。

✕広く踏み固めるつるつるの氷で残る✓細く早めにかく通る道だけ出す
  • 降ったらなるべく早く。踏まれる前のふわふわの雪は、軽くて持ち上がりやすいです。固まってからでは、同じ場所でも何倍も大変になります
  • 通る場所だけ、細く。玄関から道路まで、人が一人通れる幅だけ出せば足ります。庭全体をきれいにしようとしないのが、体を守るコツです
  • 端に寄せる、踏まない。かいた雪は通り道の脇に積み、そこを歩かないようにします。かいた雪を捨てる場所に困ったら、雪かきの雪を捨てる場所がない時の置き方をどうぞ

道具があるときは、押す動きで進める方が腰に優しいです。持ち上げるときは、腰だけで曲げずに膝を使い、スコップの中の雪は欲張って盛らないこと。軽い雪をちょっとずつ運ぶ方が、結局は早く終わります。道具が足りないときは雪かき道具の代用も参考になります。

スコップが外れる、ヘッドがぐらつくといった不具合があれば、使う前に直しておきましょう。外し方は雪かきスコップのヘッドの外し方にまとめています。

凍ってしまったら——無理に割らず、少しずつ

すでに踏み固まって氷になってしまった場合は、焦って力まかせに割ろうとしないでください。氷を勢いよく叩くと、スコップが滑って足元に当たったり、腰を痛めたりしやすいからです。氷は一度に取り切ろうとせず、日中の気温が上がって少しゆるんだ時間に、端から少しずつ削っていく方が安全です。

どうしても滑る場所は、すぐ取れなくても滑りにくくするだけで違います。砂や融雪剤を使う場合は、製品の表示どおりの使い方を守ってください。場所によっては使えないものもあるので、パッケージの注意書きを読んでから使います。

ここで、やりがちなのに避けたいことがあります。それはお湯をまくことです。その場では溶けても、すぐに冷えて再び凍り、前より滑りやすい氷の膜になってしまいます。やけどの心配もありますし、水道管や周りの設備を傷める原因にもなるので、避けてください。

外を歩く側も、凍った道では小さな歩幅でゆっくり、手はポケットに入れずに歩くのが基本です。靴の滑り止めを用意できていない時は、雪道の靴の滑り止めの代用や、スノーブーツの代用の記事も見てみてください。

安全のために——雪かきの前に必ず知っておくこと

雪かきは、毎年のように事故が起きている作業です。「しない方が溶けるかも」と迷うくらいなら、危ないことはしない、という選び方が間違いなく正解です。

✕屋根に一人で上る業者や自治体に相談✕落雪の下に立つ離れて見守る✓マフラーまわりを除く排気が逃げるように
  • 屋根の雪下ろしは一人でしない。命綱とヘルメットが必要になる危険な作業です。必要な場合は、業者や自治体の案内に相談してください。雪の重みが心配でも、自分で上がらないでください
  • 落雪の下に立たない。屋根や軒先から雪が落ちる場所では、立ち止まらず、子どもやペットも近づけないようにします
  • お湯をまかない。凍って余計に滑り、事故のもとになります
  • 腰を守る。長時間続けず、水分をとり、疲れたらやめる。心臓や腰に不安がある人は、無理をしないでください
  • 車のマフラーのまわりの雪は必ず除く。雪でふさがった状態でエンジンをかけると、排気ガスが車内にたまり、一酸化炭素中毒の危険があります
  • 給気口や排気口をふさがない。暖房機器の吸排気口が雪でふさがると不具合の原因になります。かき出して空けておきます

ゆきこ( ゚Д゚)『しない方が溶ける、は半分だけ本当、と覚えておくと迷いません。毎日人が通る場所だけは、早めにやっておく方が結局は楽ですよね』

💡 この困りごとへの提案

最後に、道具のこと。雪が軽いうちにさっと押して出せるように、軽くて扱いやすい樹脂のスコップが一本あると、腰への負担が違ってきます。「あると楽なもの」のひとつとして、見てみてください。


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かいた雪の置き場所に困ったら雪かきの雪を捨てる場所がない時の置き方を、道具が足りないときは雪かき道具の代用を、スコップのヘッドが外れる・ぐらつく時は雪かきスコップのヘッドの外し方をどうぞ。足元が心配なら雪道の靴の滑り止めの代用も役に立ちます。

まとめ:しない方が溶けるのは場合による。通る場所だけ早めに、危ない所には近づかない

  1. しない方が溶けるのは半分だけ本当。日向で人が通らない雪は溶けるが、踏むと氷になる
  2. 玄関・通路・車の出入口は早めにかく。転倒や閉じ込めを防ぐ場所が先
  3. 通る場所だけ細く、早めに。庭全体をきれいにしようとしない
  4. 凍ったら無理に割らない。お湯はまかず、砂や融雪剤は表示どおりに
  5. 屋根・落雪・マフラーまわりは安全が先。屋根は一人で上らず、業者や自治体に相談

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

雪かきはしない方が溶けるかの早見表:しない方が溶けるのは半分だけ本当で、日当たりがよく人が通らない雪は自然に溶けるが、踏み固めると氷になって残る。すぐかく場所は玄関の前、通路や階段、車の出入口、排水口や給気口のまわり。様子を見る場所は日当たりのいい庭と人が通らない場所。屋根からの落雪の下には近づかない。踏み固めないコツは降ったら早めに、通る場所だけ細く、かいた雪は端に寄せる。凍ったら無理に割らず日中に少しずつ、お湯はまかない。屋根の雪下ろしは一人でせず業者や自治体に相談し、車のマフラーのまわりの雪は必ず除く

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