【図解あり】石油ストーブのガラス筒の掃除——冷めてから外す順番と、割らない拭き方

家事

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石油ストーブを出したら、炎のまわりのガラス筒が白く曇っていたり、黒くすすけていたりする。そのまま点けていいのか、拭いていいのか、外していいのか。年に一度しか触らないと、手が止まりますよね。割ってしまったら怖いし、壊したらどうしよう、という気持ちも自然だと思います。

先に結論をひとつ。石油ストーブのガラス筒の掃除は、「消火して完全に冷めるまで待つ」ことがすべての出発点です。そのうえで、取扱説明書の手順で外して、やわらかい布で拭いて、向きと位置を説明書どおりに戻します。ガラス筒の掃除の順番、割らない拭き方、ひびがある時や黒いすすが続く時のやめる目安まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ熱いうちに掃除したい→完全に冷めるまで待つ第2章へ ▶外し方がわからない→取扱説明書の手順で外す第2章へ ▶白く曇っている→乾いた布から順に拭く第3章へ ▶黒いすすが何度もつく→使うのをやめて点検第5章へ ▶ひびや欠けがある→使わず、部品を相談する第5章へ ▶

ケース別に読む:曇りや黒ずみの理由を知りたい人|掃除の前の約束を知りたい人|拭き方を知りたい人|戻し方を知りたい人|使うのをやめる目安を知りたい人

石油ストーブのガラス筒が曇る・黒くなるのはなぜ?

ガラス筒は、炎のまわりを囲んで、熱と炎を整えるための筒形のガラスです。ここが曇ったり黒くなったりする理由は、おおまかに3つあります。汚れの見た目と、考えられる原因、対処の目安を表にしてみます。

見た目 考えられる原因 まずやること
白くうっすら曇る ほこり、しまっていた間の汚れ、灯油の燃えかす 冷めてから外して、乾いた布で拭く
うっすら黒い、点々とすす ほこりや燃えかす、芯の汚れ 拭いてから様子を見る。取扱説明書の手入れも確認
黒いすすが何度もつく 炎が乱れているサインのことがある 使うのをやめて、取扱説明書の確認と点検を
ひびや欠けがある 熱や衝撃による傷み 使わない。部品をメーカーや販売店に相談
ガラス筒の状態で動きが変わる曇りは拭く冷めてからすすは拭いて様子続くなら点検ひびは使わない部品を相談

表のうえの2つは、拭いて様子を見てよい汚れです。下の2つは、拭いて済ませずに、使うのをやめて点検や部品交換を考える側。このあとの章で、順番に説明していきます。ストーブのにおいが気になる時は石油ストーブの臭いは体に悪い?で、いつ臭うかの切り分けが見られます。

掃除の前の約束——消火して、完全に冷めるまで待つ

ガラス筒の掃除で、いちばん大事なのが次の約束です。ここを守れば、危ない場面のほとんどは避けられます。

  • 必ず消火して、完全に冷めるまで待つ。ガラス筒も本体も、消えたばかりの間はとても熱いままです。触れる温度かどうかの目安は、お使いの取扱説明書にあります
  • 熱いうちに水や濡れた布をかけない。熱いガラスは急に冷やすと割れるおそれがあります
  • 電池を使う点火方式の機種は、電池を抜く。誤って点火しないようにします
  • 平らで安定した場所で。床に新聞紙を敷き、その上で作業するとガラスの破片や汚れを受けられます
  • 外し方は取扱説明書の手順で。機種によって、持ち上げるか、回すか、留め具を外すかが違います。説明書にない外し方はしません

説明書が手元にない時は、無理に外さず、本体の型番のシールを手がかりに、メーカーのサポートや販売店に説明書の入手方法を聞いてください。分解は説明書の範囲まで。外れない、固くて動かない時に、力任せにこじるのも割れる元です。

まだ石油ストーブを出していない人は、使い始めの時期を石油ストーブはいつから?で、前の冬の灯油が残っていないかは去年の灯油は使える?で確認できます。

外し方と拭き方——割らない順番

冷ます→外す→拭く→戻す1冷ます消火して待つ→2外す両手で持つ→3拭く乾いた布から→4戻す向きと位置を合わせる

ガラスは割れ物です。外す時も拭く時も、割れても手を切らないように、薄手のゴム手袋や軍手をつけて、新聞紙を敷いた上で作業してください。持ち上げる時は、片手ではなく両手で。筒を持った状態で歩き回らないのも大切です。

  1. 乾いた柔らかい布で、ほこりを拭く。まずここまでで落ちる汚れが多いです
  2. 落ちなければ、水で濡らして固く絞った布で拭く。ガラス全体を水に浸けず、水が筒の外に垂れない程度に
  3. それでも落ちない油のようなくもりは、中性洗剤を水で薄めて。拭いたあとは、洗剤が残らないよう、水拭きで取ります
  4. 乾いた布で拭き上げて、よく乾かす。水気が残ったまま戻して点火するのは避けます

研磨剤入りのクレンザーや金属たわし、硬いスポンジは、ガラスに細かい傷を付けて、そこから割れやすくなるため使いません。洗剤を使う時は、洗剤の表示に従い、ガラス筒の素材(耐熱ガラスなど)の取扱説明書で使ってよいかを確かめてください。力を入れてこすり続けるより、乾いた布で何度かなでる方が安全です。

戻す時——向きと位置を説明書どおりに

戻し方は、外し方と同じくらい大事です。ガラス筒の向きや位置が少しずれるだけで、炎が乱れたり、片側だけ黒くなったりすることがあります。

  • 上下・前後の向きを、取扱説明書の図で確かめる。筒に印や切り欠きがある機種は、それを合わせます
  • 最後まで、止まる位置までしっかり戻す。浮いたままにしない
  • 戻したら、軽く手で揺らして、ぐらつきがないか確かめる。ぐらつく時は点けず、取扱説明書で原因を探します
  • 点火の前に、換気と周りの確認。布や紙を近づけない

戻したあとの最初の点火では、炎の形が安定しているか、取扱説明書の説明と見比べながら、そばで見ていてください。

ひび・欠けがあれば使わない。すすが続く時もやめて相談

拭いているうちに、細いひびや欠けに気づくことがあります。ひびや欠けのあるガラス筒は、そのまま使わないでください。熱で急に割れて、炎や燃料に影響が出るおそれがあるからです。部品として交換できる場合が多いので、型番を控えて、メーカーや販売店に相談しましょう。

  • 黒いすすが、拭いてもすぐにつく。炎が乱れている、芯が汚れている、置き場所の風が強い、といったことが考えられます
  • 炎が赤く高い、ゆらゆら安定しない。燃え方が変わっているサインのことがあります
  • においが強い、煙が出る、異常な音がする。すぐ消火して、使うのをやめてください
  • 何度も消える。取扱説明書の確認と、販売店への相談を

体調が気になる時は、ストーブの使用を止めて換気し、必要に応じて医療機関に相談してください。灯油が古い場合の考え方は去年の灯油は使える?に、石油ファンヒーターが点かない時の見方は石油ファンヒーターが点火しないにあります。

よくある質問

掃除はどのくらいの頻度ですればいいですか。使い始めの前と、曇りやすすに気づいた時が目安です。シーズン中は、毎回の点火前に、ガラスにひびがないかを目で見る習慣をつけると安心です。

外し方が書いていない機種はどうしますか。外せない構造の機種もあります。説明書に外し方がなければ、無理に外さず、外から乾いた布で拭くところまでにして、気になる時はメーカーや販売店に聞いてください。

拭いている途中で手を切りそうで不安です。手袋をして、新聞紙の上で、落ち着いて作業できる時にしましょう。疲れている日や、小さな子どもやペットが近くにいる時は見送って大丈夫です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ガラスは「汚れを落とす」より「割らない」を先に考える方が、結果的にきれいに仕上がると思います。急がず、冷めてから、が合言葉ですよね』

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あわせて読みたい

においが気になる人は石油ストーブの臭いは体に悪い?、使い始めの時期は石油ストーブはいつから?、前の冬の灯油が残っている人は去年の灯油は使える?へどうぞ。ファンヒーターの方は石油ファンヒーターが点火しないで見られます。

まとめ:消火して完全に冷めてから。説明書どおりに外し、ひびとすすは使わない目安

  1. 消火して、完全に冷めるまで待つ。熱いうちに触らない、水をかけない
  2. 取扱説明書の手順で、両手で外す。手袋と新聞紙の上で、換気もして
  3. 乾いた布から拭き、落ちなければ薄めた中性洗剤。研磨剤や金属たわしは使わない
  4. 向きと位置を説明書どおりに戻す。ずれは炎の乱れの元
  5. ひび・欠け、黒いすすが続く時は使わない。メーカーや販売店に相談

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

石油ストーブのガラス筒の掃除の早見表:消火して完全に冷めるまで待つ、熱いうちに触らず水をかけない、電池式は電池を抜く。取扱説明書の手順で両手で外し、手袋をして新聞紙の上で作業する。乾いた柔らかい布から拭き、落ちなければ固く絞った布、油のくもりは薄めた中性洗剤を使い、拭いたあとはよく乾かす。研磨剤や金属たわしは使わない。戻す時は向きと位置を説明書どおりにして、ぐらつきがないか確かめる。ひびや欠けがあれば使わず部品をメーカーや販売店に相談する。黒いすすが何度もつく、炎が赤く高い、においが強い、煙や異常な音がある時は使うのをやめて点検を相談する

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