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セーターやマフラーを編んだあとに、モヘアの毛糸が少しだけ余ることがありますよね。ふわふわの毛足がきれいで、捨てるのはもったいないし、かといって何を作ればいいのか迷います。ほどき直そうとして、からまって困った、ということもあります。
先に結論です。モヘアの毛糸は毛足が長くふわっとしているので、少ない量でも温かみのある小物になります。余った毛糸は、ポンポン、ブローチ、小さなマフラー、ネックウォーマー、ほかの毛糸と引きそろえて編む小物などに使えます。毛足がからまりやすいので、ほどき直しは難しいことがあります。急がず、ゆっくり扱うのがコツです。
この記事では、余った量ごとの使い道、それぞれの作り方の考え方、ほどき直しのコツ、扱いの注意、しまい方の順に見ていきます。毛糸の太さや針の大きさは、糸のラベルの表示で確かめてください。
ケース別に読む:量ごとの使い道を知りたい人|少しだけ余った人|毛糸玉がひとつある人|ほかの糸と合わせたい人|ほどき直したい人|扱いが気になる人
量ごとの使い道——余った分で選ぶ
まず、手元にある毛糸の量を確かめましょう。量が少ないほど小さい物、玉が残っていれば少し大きい物、と考えると選びやすくなります。
| 余った量 | 向く使い道 | ひとこと |
|---|---|---|
| ほんの少し | ポンポン、ブローチ、ヘアゴムの飾り | 毛足の質感が目立つので、小さくても見映えがする |
| 毛糸玉がひとつ | ネックウォーマー、小さなマフラー、帽子の飾り | 首元に使うと、ふわっとした感じが出る |
| 細い糸で足りない | ほかの毛糸と引きそろえて編む | 量を足しつつ、毛足の風合いを残せる |
| 複数の色が余っている | 色を重ねたポンポン、模様編みの小物 | 色の組み合わせで、雰囲気が変わる |
少しだけ余った時——ポンポンとブローチ
ほんの少ししか残っていない時は、編まなくても作れる小物が向きます。
- ポンポン:毛糸を厚紙などに巻いて、真ん中をしっかり結び、輪になった部分を切って丸く整えます。モヘアは毛足が長いので、ふわっと大きく仕上がります。バッグの飾りや、帽子の頭に付ける使い方もあります
- ブローチ:小さな花の形に編んだり、ポンポンに留め具を付けたりします。コートの襟元に付けるだけで、雰囲気が変わります
- ヘアゴムの飾り:ポンポンを小さく作り、ゴムに結び付けます
ポンポンを作る時は、輪を切るのではさみを使います。はさみは子どもの手の届かない所に置き、使い終わったらしまってください。
ポンポンは、毛糸の色を重ねると表情が変わります。何色か残っている時は、中心に濃い色、外側に淡い色を巻くと、やわらかなぼかしのような感じになります。仕上げに、毛足を指でそっとほぐしてふくらませると、丸くふんわり整います。子どもと一緒に作る時は、巻く作業を任せて、切る作業は大人が受け持つと安心です。
毛糸玉がひとつある時——小さな首まわりの小物
毛糸玉がひとつ残っているなら、ネックウォーマーや、短めのマフラーが作れます。モヘアは軽く、ふわっとして温かみがあるので、首元に巻くだけで冬らしい装いになります。
- ネックウォーマー:輪に編むと、かぶるだけで使えます
- 短いマフラー:ストールのように肩にかけて使います
- ミニショール:椅子に掛けるひざ掛けとして、小さく編む使い道もあります
ネックウォーマーは輪にして使うので、頭を通す時に引っかかりにくいよう、余裕のある大きさにすると使いやすくなります。マフラーは、端を少し太めに仕上げると、巻いた時に収まりがよくなります。モヘアは軽いので、編み上がりが大きくなっても、首が重く感じにくいのもうれしい点です。
💡 この困りごとへの提案
編む針は、糸のラベルに書かれた号数を目安に選びます。モヘアは毛足が長く、目が見えにくくなりがちなので、少し大きめの針で編むと、ふんわり仕上がります。かぎ針は、太さを変えて何本か持っていると、編み地の違いを試せます。
細い糸で足りない時——ほかの毛糸と引きそろえる
モヘアは細い糸のことが多く、そのまま編むと、小物の大きさが足りないことがあります。そんな時は、ほかの毛糸と2本どりで編むという使い方があります。
- 無地の毛糸と合わせると、モヘアの毛足がふわっと浮いて見えます
- 色の違う毛糸と合わせると、ぼかしたような風合いが出ます
- 引きそろえると太くなるので、編む針も糸に合わせて選びます
引きそろえる時は、2本の糸を同じ力で引いて編むのがコツです。片方だけが強く張ると、編み目がそろわず、できあがりの表情にむらが出ます。最初は小さな編み地で、ためし編みをして、手ざわりと大きさを確かめてから本番に進むと、ほどき直しを減らせます。
合わせる毛糸は、洗い方や素材が近い物を選ぶと、あとの手入れが楽です。ラベルの表示を見比べて、洗濯の記号がそろっているものを選びましょう。
ほどき直したい時——ゆっくり、無理せず
前に編んだ物をほどいて、毛糸に戻して使いたいこともあります。ただ、モヘアは毛足が長くからまりやすいので、ほどき直しは難しいことがあります。強く引っ張ると、毛が切れたり、糸が固まったりしがちです。
- 編み目の端から、少しずつ糸をほどきます。からまった所は、いったん手を止めて指でほぐします
- ほどいた糸は、すぐに毛糸玉に戻さず、ゆるくまとめて置きます
- どうしてもほどけない部分は、無理に引かず、切って使える分だけ使います
- ちぢれが気になる時の水通しは、洗濯表示を見て、毛糸のラベルの洗い方に従います。毛糸の洗い方は毛糸の洗い方でも整理しています
扱いの注意——絡まり、ちくちく、毛の抜け
- からまり:モヘアは毛足が長く、ほかの毛糸や服にからまりやすいです。ほどく時も、しまう時も、ほかの糸と離しておきます
- 肌への当たり:毛先が肌に触れて、ちくちくする人がいます。首元や顔に近い小物は、肌に触れる内側に別の布を付けるなど、様子を見ながら作ると安心です
- 毛の抜け:毛が抜けて、口や鼻に入ることがあります。赤ちゃんの顔まわりに使う小物には、向きません
- 洗い方:素材や混ぜ具合で違います。毛糸のラベルや、完成した物の洗濯表示に従ってください
- 道具の安全:はさみ、かぎ針、縫い針は、子どもの手の届かない所にしまいます
モヘアの小物は、服の上に着けると、毛が付いて目立つことがあります。濃い色の服に淡い色の小物を合わせる時は、服の表面を粘着ローラーなどで軽く整えてからにすると、毛が気になりにくくなります。人にプレゼントする小物なら、毛が抜けやすいことや、洗い方を一言添えておくと親切です。
ゆきこ( ゚Д゚)『余ったモヘアは、量に合う小さな物から選ぶと、気が楽ですよね』
しまい方——湿気と虫を避ける
使いきれなかった毛糸は、次に使う時までしまっておきます。湿気と虫に気をつけて、通気のよい袋や箱に入れるのが基本です。ほかの毛糸とからまらないよう、ひとつずつ分けて入れましょう。しまい方の詳しい注意は、毛糸の保管方法にまとめています。防虫剤を使う時は、必ず製品の表示どおりにしてください。
あわせて読みたい
毛糸の洗い方は毛糸の洗い方、しまい方は毛糸の保管方法が参考になります。
まとめ:余った量に合う小物を、ゆっくり
- 少しならポンポンやブローチ、毛糸玉ひとつならネックウォーマーや小さなマフラー
- 細い糸はほかの毛糸と引きそろえて編むと、量を足せる
- ほどき直しは難しいことがあるので、ゆっくり、無理せず
- 肌に当たる所は様子を見て、赤ちゃんの顔まわりには使わない
- 洗い方はラベルの表示で、しまう時は湿気と虫を避ける
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。


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