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模様編みに挑戦したくて、色の違う毛糸を2色そろえた。でも、どこで色を替えるのか、替えたあとの糸はどうするのか、本の編み図を見ても頭に入ってこない。さらに、夢中で編んでいたら、指や手首がじんわり痛くなってきた。そんな悩みが重なると、編み物が少し怖くなってしまいますよね。
先に結論をひとつ。色変えは「段の終わりで替える」のがいちばん分かりやすく、編み図は「記号表→段の向き→目を数える」の順で読むと混乱しにくくなります。そして、痛みを感じたら、続けるより休むのが先です。色変え、編み図、痛みの順に、ひとつずつ整理していきましょう。
ケース別に読む:色を替えたい人|糸の端が残る人|編み図が理解できない人|手・指・手首が痛い人
色変えはどこで?——段の終わりで糸を替える
編み物で色を替える方法はいくつかありますが、最初の一歩としておすすめなのは、段の終わりで糸を替えるやり方です。段の途中で替えると、色の境目に小さな穴や段差ができやすいのですが、段の終わりなら、境目が目立ちにくく、手順も分かりやすくなります。
- 段の最後の目まで、古い糸で編みきる。ここで糸を替えると、境目がすっきりします
- 新しい糸を、古い糸の上に重ねて持つ。糸が交差すると、境目の穴が開きにくくなります
- 糸端は少し長めに残す。短く切ると、始末の時に引き込みにくくなります
- 最初の数目は糸端を一緒に編み込む。ほどけにくくなりますが、編み地の厚みが変わりやすいので、様子を見ながら
色の替え方や、段の途中で替える方法は、編み図や本によって書き方が違います。必ず、使う編み図の指示を先に読んでください。編み図に「糸を替える」の位置が書いてあれば、それが優先です。
色選びでも、迷う人は多いです。2色を並べた時に、色の差がはっきりしていると、境目の仕上がりが分かりやすくなります。反対に、似た色どうしだと、境目の乱れが目立ちにくい反面、段の途中で糸を間違えやすくなります。毛糸の太さをそろえることも大切で、太さが違うと、境目で編み地の厚みが変わってしまいます。
糸の端が残る——編み目の中に引き込んで始末する
色を替えると、糸端がたくさん残ります。ほうっておくと、そこからほどけたり、毛羽立ったりします。糸端は、編み目の中に引き込んで隠すのが基本の始末です。
- 糸端をとじ針に通す。糸が通らない時は、かぎ針で引き込んでも構いません
- 同じ色の編み目の裏側に、数目ずつ通す。別の色の部分に引き込むと、表に色が透けることがあります
- 引っぱりすぎない。強く引くと、そこだけ編み地がへこみます。ゆるめに通してから、全体を軽く整えます
- 余った糸は、短く切る。長いままだと、洗濯でほつれやすくなります
とじ針がない時の代わりの物は、編み物のマーカーがない時にまとめています。仕上がった作品を洗う時は、毛糸の洗い方も参考にどうぞ。
編み図の記号は、本によって少しずつ表記が違うことがあります。同じ名前の編み方でも、記号の形が違う時は、その本の記号表が優先です。別の本の記号表を見比べて混乱しないよう、今使っている本や図面の説明だけを頼りにするのが、迷わないコツです。
編み図が理解できない時——読み方の順番を決める
編み図は、記号が並んでいて、最初は暗号のように見えますよね。ただ、読み方には決まった順番があります。焦って最初から全部読もうとせず、順番に確かめると、理解が進みます。
- 記号表を見る。編み図の隅にある記号の説明で、「この記号は何を編むか」をまず確認します
- 段の向きを確かめる。右から左へ読むのか、往復で向きが変わるのかを見ます。ここで迷う人はとても多いです
- 1段ずつ、目の数を数える。1段編むたびに、目の数が合っているか確かめると、間違いに早く気づけます
- 難しい所は、別の紙に書き写す。1段だけを大きく書くと、頭の中が整理されます
それでも分からない時は、毛糸のラベルや編み図の説明にある「編み方の基本」のページに戻るのがおすすめです。基本の編み方が頭に入ると、編み図の記号が、ひとつずつ意味を持ち始めますよ。
編み図が大きくなってきたら、段の区切りや模様の繰り返しに印を付けておくと、迷子になりにくくなります。印の代わりになる物は、編み物のマーカーがない時で紹介しています。
編み図に慣れるには、いきなり大きな作品に挑戦するより、小さな物から始めるのがおすすめです。コースターや小さなポーチのように、短い時間で編み上がる物なら、記号の意味と段の向きを、手を動かしながら覚えられます。ひとつ編み上げるごとに、編み図の読み方が少しずつ体に入っていきます。
手・指・手首が痛い時——休むのが先、道具と持ち方を見直す
編み物に夢中になると、同じ動きを長く続けてしまい、手や指、手首に負担がかかります。痛みを感じたら、まず編むのをやめて、休むのが先です。痛いまま続けても、いいことはありません。
- 時間を区切る。ひと区切りごとに手を休める習慣をつけておくと、負担がたまりにくくなります
- 持ち方を見直す。針や毛糸を強く握ると、手や指に力が入りすぎます。肩の力を抜いて、軽く持つように意識します
- 道具を見直す。針が細すぎたり、軽すぎたり、あるいは持ち手が合わなかったりすると、握る力が増えることがあります。持ち手が太めで握りやすい針に替えると、楽になる場合があります
- 姿勢を変える。机や膝の高さ、肘の置き場所を変えて、手首に余計な力がかからないようにします
ただし、しびれが出る、腫れる、痛みが続く、だんだん強くなる、という時は、自己流で続けずに、整形外科に相談してください。この記事は一般的な考え方をまとめたもので、体の状態によって判断は変わります。気になる症状がある時は、専門家の診察を受けるのがいちばんです。
休む時間には、手を温かく保って、肩や首の力を抜いてみてください。編み物に向かうと、気づかないうちに、息を止めたり、肩が上がったりしがちです。窓の外を眺めたり、お茶を飲んだりして、体の緊張をゆるめる時間を、作業の合間に入れておくと、気持ちにも余裕が生まれます。
針と毛糸の片づけ——小さな子どもとペットの手の届かない所へ
編み物の道具は、小さな部品が多く、毛糸もじゃれやすい素材です。針は出した本数を数えて戻し、先の尖った物はフタのある入れ物へしまってください。毛糸は、ペットが飲み込むと危険なので、遊ばせないようにします。毛糸を長く保管する時の考え方は毛糸の保管と保存にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『編み物は、がんばりすぎると手が先に悲鳴をあげてしまいますよね。「今日はここまで」と区切る勇気も、上手に続けるコツだと思います』
💡 この困りごとへの提案
持ち手が太めで握りやすいかぎ針は、手に力が入りすぎる人に向いています。毛糸と針の相性は、実際に持ってみないと分からないこともあるので、セットで試せる物があると便利です。
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毛糸を洗って仕上げる時は毛糸の洗い方を、保管は毛糸の保管と保存を、マーカーやとじ針の代わりは編み物のマーカーがない時を、完成後のタグやボタンは編み物にタグやボタンを付ける時をどうぞ。
まとめ:色変えは段の終わりで。編み図は順番に。痛い時は休むのが先
- 色変えは段の終わりで糸を替える。糸を重ねて持つと穴が開きにくい
- 糸端は編み目の中に引き込む。引っぱりすぎず、同じ色の裏側へ
- 編み図は記号表、段の向き、目を数える順。1段ずつ確かめる
- 痛い時は休むのが先。時間を区切り、持ち方と道具を見直す
- しびれ・腫れ・続く痛みは整形外科へ。針は数えて片づける
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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