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エアロバイトとエアロバイトブーストの違いを解説!
バドミントンを本格的に楽しむ中で、ガット(ストリング)の選び方はプレーに大きな影響を与えます。今回は人気のYONEX製ストリング「エアロバイト(AEROBITE)」と「エアロバイトブースト(AEROBITE BOOST)」の違いと、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
エアロバイト(AEROBITE)とは?
- 縦糸と横糸が異なる素材のハイブリッドガット。
- ヘアピンショットやカットショットなど、繊細なプレーに適しており、コントロール性能が非常に高い。
- 打球音が良く、柔らかくボールを扱いたいプレーヤーに人気。
エアロバイトブースト(AEROBITE BOOST)とは?
- エアロバイトをベースにしつつ、パワーとスマッシュ性能を強化したモデル。
- 縦糸にベクトラン素材を使用し、PUコーティングを施すことで、力強いショットが打ちやすくなっています。
- 打球感はやや硬めで、しっかりと打ち込むタイプのプレーヤー向け。
比較表:エアロバイト vs エアロバイトブースト
| 項目 | エアロバイト | エアロバイトブースト |
|---|---|---|
| タイプ | コントロール重視 | パワー・スマッシュ重視 |
| 打球感 | 柔らかめ | やや硬め |
| 回転性能 | 高い | 高い(+打ち応え) |
| 対象 | テクニカル系プレーヤー | アタック型プレーヤー |
使用している有名選手
- エアロバイト:細かなプレーを得意とする女子選手や、ネットプレー重視のダブルスプレーヤーに多く選ばれています。
- エアロバイトブースト:ケビン・S・スカムルヨ選手、嘉村健士選手、高橋礼華選手など、強打型のダブルスプレーヤーに人気。
ハイブリッドガットの中では、何が起きているのでしょう
エアロバイトもエアロバイトブーストも、縦糸と横糸に別の糸を組み合わせた「ハイブリッド」という作りです。ここが、ふつうの単一素材のガットといちばん違うところなんですよね。
縦と横で太さや表面のざらつきが違うと、シャトルが当たった瞬間に糸同士がわずかにずれて、そのあと元の位置へ戻ります。この「ずれて戻る」ひと呼吸が、コルクをつかんでいる感覚や、カットの切れ味につながっていると言われています。
そのかわり、糸同士が擦れる回数も増えます。使い込むほど縦糸に横糸の跡が刻まれていって、最後はその溝から切れる、という減り方をしやすいんです。ハイブリッドが「よく切れる」と言われるのは、糸が弱いからというより、この構造そのものの副作用という側面が大きいところですね。
公称ゲージと性格の違いを、数字で並べてみると
感覚の言葉だけだとどうしてもふわっとしてしまうので、公表されている数値と、一般的に言われている傾向をひとつの表にまとめてみますね。
| 項目 | エアロバイト | エアロバイトブースト |
|---|---|---|
| 公称ゲージ(縦糸) | 約0.67mm | 約0.72mm |
| 公称ゲージ(横糸) | 約0.61mm | 約0.61mm |
| 打球感 | 柔らかめ | やや硬め |
| 得意なショット | カット・ヘアピン・レシーブ | スマッシュ・ドライブ |
| 球の出方 | 面に乗ってから出る | 押し返す力が強い |
| 耐久の傾向 | 縦が細いぶん短め | 縦が太いぶんやや長め |
| 目安のテンション | 20〜24ポンド前後 | 20〜24ポンド前後 |
| 力の必要度 | 低め | やや高め |
※ゲージもテンションも公称値および一般的な目安で、実際の表記は購入ページやパッケージでご確認ください。
こうして見ると、違いは縦糸の0.05mmぶんに集約されていきます。たった0.05mmと言いたくなるところですが、ガットは1面に20本以上が縦に張られていますから、面全体では思ったより大きな差になるんですよね。
ざっくり言うと、エアロバイトは面が沈んでから返してくれるタイプ、ブーストは沈む量が少なくて自分の力をそのまま返すタイプ、という住み分けです。
テンションは、どのくらいで張るとよいのでしょう
ハイブリッドは細い糸を含みますから、テンションを上げるほど寿命は短くなっていきます。中学生や、始めて1〜2年くらいの方であれば、20〜22ポンドあたりから様子を見る形が扱いやすいと思います。
強打で押し負ける感じが出てきたら、1ポンドずつ上げていく。この刻み方だと、切れやすさとのバランスが取りやすいです。
ハイブリッドの場合、縦糸と横糸で1〜2ポンドの差をつけて張るやり方もあります。ただ、これはお店の機械と張り手の対応次第なので、頼む前にできるかどうかを聞いておくと安心ですね。
ラケットに表示された推奨テンションの上限を超えて張らないこと。上限を超えた張り上げによるフレーム破損は、メーカー保証の対象外です。
買ってから気づきやすい、ちょっと惜しいところ
張り替えの回数が、確実に増えます
ハイブリッドは構造上どうしても消耗が早いので、耐久重視のガットと同じ感覚でいると、思ったより早く次の張り替えが来ます。かかるのはガット代だけでなく張り工賃もですから、そこは合計で考えておいたほうが現実的ですね。価格は時期やお店でかなり変わるので、近くのショップで一度聞いてみるのがいちばん確かです。
横糸が動いて、目がずれます
打っているうちに横糸がじわじわ動いて、糸の間隔がばらついてきます。そのままにすると、ずれたところに力が集中して切れやすくなります。
気づいたときに指で押し戻して並べ直すだけで、寿命はけっこう変わりますよ。試合の合間の小さな習慣として持っておくといいかもしれません。
張り上がりの差が出やすいです
縦と横で糸が違うぶん、張り手の慣れが仕上がりに出やすいガットでもあります。ハイブリッドを扱い慣れているお店かどうかで、同じテンション表記でも打感が変わることがあるんですよね。
グロメットへの負担も少し増えます
細い糸は、ラケットのハトメ(グロメット)に食い込みやすい傾向があります。張り替えのたびにグロメットの割れがないかを見てもらって、傷んでいれば早めに交換する。ここを放っておくと、次に張ったガットがそこから切れてしまいます。
どちらが向いているかの目安
| こんな方 | 向いているのは | 理由 |
|---|---|---|
| ネット前の攻防が中心 | エアロバイト | 面に乗る時間が長く止めやすい |
| カットやドロップを多用 | エアロバイト | 糸のずれ戻りで切れ味が出る |
| まだ力に自信がない | エアロバイト | 細い縦糸が飛びを助けてくれる |
| スマッシュで押し込みたい | ブースト | 縦が太く押し返す力が強い |
| 強打で球が浮いてしまう | ブースト | 面が沈みすぎず抑えが利く |
| ガットをよく切ってしまう | ブースト | 縦糸が太いぶん耐久が見込める |
| 張り替え頻度を抑えたい | どちらも要検討 | ハイブリッドは消耗が早い部類 |
エアロバイトとブーストのよくある疑問
初心者でも使えますか
使えます。ただ、始めたばかりの時期は打点が安定しないぶんガットが切れやすく、張り替えの回数がそのまま増えてしまうんですよね。
道具の違いを感じ取れるようになってきたタイミングで試すと、良さも分かりやすいと思います。フォームを固めている最中でしたら、まずは耐久寄りのガットで数を打つほうが結果的に近道かもしれません。
だいたいどのくらいもちますか
使う頻度や打ち方でまったく違ってくるので、これという数字は出しにくいところです。週に何度も打ち込む方であれば1か月ももたないこともありますし、週末だけの方なら数か月使えることもあります。
目安としては、切れていなくても打感が落ちてきたら替えどきです。ガットは切れる前からゆるんで性能が落ちていきますから、切れるまで使い切るのが正解とも限らないんですよね。
縦糸だけ切れたとき、横糸はそのまま使えますか
1本でも切れたら、残りは全部外して張り直しになります。1本だけ切れた状態で打ち続けると、テンションのバランスが崩れてフレームに偏った力がかかります。
もったいなく感じるところですが、ここは早めに張り替えてしまうほうが、結局ラケットを守ることになります。
ブーストのほうが上位モデルということでしょうか
後から出たモデルではありますが、上下というより性格違いの兄弟と考えるほうが近いと思います。
繊細なタッチを求める方がブーストに替えて「やりにくくなった」と感じることもありますし、その逆もあります。新しいほうが自分に合うとは限らない、というのはガット選びでよくある話ですね。
単張りとロールでは、どちらを選べばよいでしょう
張り替えの頻度が高くて、同じガットを使い続けると決まっているならロールのほうが1回あたりは抑えられます。ただ、ロールは保管中も少しずつ劣化していきますから、使い切れる見込みがあるかどうかが分かれ目ですね。
まだ試している段階でしたら、単張りで様子を見るほうが気楽だと思います。
結論:どちらを選べば良い?
- コントロールを重視したい方、カットやネット前のプレーを多用する方 → エアロバイトがおすすめ!
- スマッシュで攻めたい方、打球感にこだわる方 → エアロバイトブーストがぴったり!
商品リンク
品切れ等の関係で、エアロバイトのリンクページにエアロバイトブーストの商品が表示される(逆も)事などがあります。購入前によくご確認をお願いします。


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