アリグモが家に出た時——アリとの違いと、どこにいるか・外へ出す方法

生活

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窓辺や壁を、アリのような小さな虫が歩いている。アリが家の中の高い所まで上がってくるのは、少し不思議ですよね。よく見ると歩き方がジグザグだったり、立ち止まって前の脚を持ち上げたり。その虫は、アリグモというアリによく似た小さなクモかもしれません。

先に結論をひとつ。アリグモは脚が8本あるクモで、アリのような長い触角がありません。家に出たら、素手で触らず、コップと紙で外へ出すのがいちばん落ち着いて済みます。アリとの違い、どこにいるのか、家に出る理由、外へ出す手順、触れた後の洗い方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へアリかクモか迷う→脚の数と体の形で見分ける第1章へ ▶窓辺や壁にいる→日の当たる場所で見かける第2章へ ▶外へ出したい→コップと紙で素手に触れず第3章へ ▶何度も見かける→入るすき間と植木鉢のまわり第4章へ ▶子どもが近づきそう→触らず手を洗う第5章へ ▶

ケース別に読む:アリかクモか迷う人|どこにいるか知りたい人|外へ出したい人|何度も見かける人|子どもやペットが気になる人

4コマ漫画|アリかクモか窓辺にアリがいる?1窓辺に小さな虫よく見ると脚が多いかも2脚の数で見分けるコップと紙でそっと外へ3素手で触らずに包む終わったら手を洗おう4植え込みへ出して手洗い

アリとアリグモの違い——脚の数・体の形・触角で見る

アリグモは、アリに姿を似せているクモだと言われます。小さくて動きも速いので、パッと見ではほとんど区別がつきません。でも、立ち止まった瞬間をじっくり見ると、ちがいが分かります。

アリとアリグモの見分けアリ脚は6本体が3つに分かれる長い触角があるアリグモ脚は8本体は2つに分かれる触角はない
見る所 アリ アリグモ
脚の数 6本 8本
体の分かれ方 頭・胸・腹の3つに分かれる 頭と胸が一つにまとまり、腹と2つに分かれる
触角 長い触角が2本ある 触角はない。前の脚を持ち上げて、触角のように動かすことがある
動き方 列をなして、まっすぐ歩くことが多い 単独で、立ち止まったり小さく跳ねたりするように動く
大きさの目安 種類によりさまざま アリと同じくらいか、ひとまわり大きく見えることがある

見分けのコツは、脚と触角を見ることです。ただし、動いている虫を近くでのぞき込むと、こちらが慌ててしまいます。分かりにくい時は、離れた所から眺めるだけにして、必要なら手持ちのルーペを使うとよく見えます。顔を近づけすぎず、素手でも触らないでください。

アリに姿を似せているのは、身を守るためだと言われます。アリは多くの生き物に避けられやすいので、アリのふりをしておくと襲われにくい、という考え方です。そう聞くと、ただの小さな虫ではなく、したたかな生き物に見えてきませんか。

どこにいるか・家に出る理由——窓辺・壁・植木鉢のまわり

アリグモは、日当たりのよい窓辺や壁、庭の植木鉢のまわり、ベランダの手すりなどで見かけることが多いと言われています。家の中に入ってきた時も、まず窓辺や壁に出ることが多いです。小さな虫を探して歩いているクモなので、虫のいそうな場所に姿を見せるわけです。

  • 窓辺・カーテンのまわり。明るくて、小さな虫が集まりやすい場所です
  • 植木鉢や観葉植物のまわり。外から持ち込んだ鉢植えについて入ってくることがあります
  • 網戸のすき間・サッシの周辺。体が小さいので、わずかなすき間から入れてしまいます
  • 洗濯物や布団。外に干した物に止まったまま、一緒に家に入ることがあります

家の中にいる理由は、迷い込んだ、エサになる小さな虫を探していた、のどちらかであることが多いようです。人を目当てに来ているわけではないので、落ち着いて外へ戻してあげれば大丈夫です。

アリグモは、網を張って獲物を待つタイプではなく、歩き回って小さな虫を探すタイプのクモだと言われます。そのため、同じ場所にずっといるとは限らず、窓辺で見かけたあと、ふっと見えなくなることもあります。見えなくなっても、慌てて探し回らなくて大丈夫です。

外へ出す手順——コップをかぶせる→紙を下に差し込む→窓の外の植え込みへ

見つけたら、傷つけずに外へ戻すのが基本です。手順は3つだけ。素手で触らずに済む方法なので、向きを図で覚えておくと慌てません。

外へ出す3ステップ1コップをかぶせる虫を上から静かに→2紙を下に差し込むそっとふたをする→3窓の外の植え込みへ放して見送る
  1. コップをかぶせる。止まっている虫の上から、そっと透明なコップをかぶせます
  2. 紙を下に差し込む。壁や窓とコップの間に、厚めの紙をゆっくり滑り込ませます
  3. 窓の外の植え込みへ。紙を押さえたまま窓の外へ運び、植え込みの近くでコップを外します

動きが速いので、焦って追いかけると逃げられてしまいます。止まった瞬間を待つのが近道です。ベランダや高い階の窓では、手すりの外へ身を乗り出さないでください。使った紙は捨てて、コップは洗ってから戻します。床や壁を拭く時は、使い捨ての紙を使って、拭いたあとは手を洗います。

何度も見かける時——入りにくくする考え方

外へ出しても何度も見かける時は、入ってくる道と、エサになる小さな虫が集まる理由を見直します。

  • 網戸とサッシのすき間を点検する。網の端が浮いていたり、重なりがずれていたりしないか確かめます。向きや閉め方は網戸を閉めてるのに虫が入る原因が参考になります
  • 窓辺の小さな虫を減らす。夜の明かりを控えめにすると、そこに集まる小さな虫も減ります。窓辺に来る別の虫、緑色で羽の透けた虫についてはクサカゲロウが家の中にいる時で触れています
  • 鉢植えを取り込む時に確かめる。鉢の縁や葉の裏を見て、虫がついていたら外へ戻してから入れます
  • 洗濯物や布団を取り込む時に軽く振る。止まっている虫を外に戻してから室内へ

集合住宅や賃貸の場合、網戸の交換や、ベランダ・共用の植え込みの扱いは、管理規約や管理会社の案内に従ってください。

見かけるたびに気になる、という時は、毎回同じ手順で外へ出すことを家族で共有しておくと落ち着けます。誰が見つけても、コップと紙を置いてある場所が決まっていると、慌てずに済みます。小さな子がいる家では、子どもの手が届かない棚に置いて、使う時は大人が持ち出す形にしておくと安心です。

触らない・手を洗う——子どもとペット、体調の一言

アリに似ていて小さいので、子どもがアリだと思って手を出してしまうこともあります。そんな時のために、家の中のルールを先に決めておきましょう。

  • 素手で触らない。コップと紙で外へ出します
  • 触ったらすぐ石けんで手を洗う。指の間まで洗います
  • 目や口をこすらない。洗う前に顔を触らないようにします
  • 子どもが触った時も、すぐ手を洗う。小さい子は近くで見ていてあげてください

猫や犬は、動く小さな虫を追いかけて口にしてしまうことがあります。外へ出す間は別の部屋に移しておくと安心です。かゆみやくしゃみなど体調が気になる時は、医療機関に相談してください。虫そのものを怖がりすぎる必要はありませんが、素手で触らないことだけは、いつも先に思い出してください。

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小さな虫は肉眼では特徴が見えにくいので、手持ちのルーペがあると、触らずに脚の数や体の形を確かめやすくなります。


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ゆきこ( ゚Д゚)『アリとクモの見分けは、脚の数と触角のなさ、と覚えておけば迷いにくいですよね。でも見分けがつかなくても、慌てずにコップと紙を用意して外へ出せば、それで済む話だと思います』

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網戸から虫が入る原因は網戸を閉めてるのに虫が入る原因に、同じ日に出す窓辺の虫の話はクサカゲロウが家の中にいる時にまとまっています。家の中の安全を見直す時は、小さな子がいる家向けのベビーゲートのロール式のデメリットも別の話題として載せています。

まとめ:アリかクモかは脚と触角で。素手で触らず外へ

  1. 脚が8本で触角がなければアリグモ。アリは脚が6本で長い触角があります
  2. 窓辺・壁・植木鉢のまわりで見かけやすい。小さな虫を探して歩いています
  3. 外へ出す手順は3つ。コップをかぶせる→紙を下に差し込む→窓の外の植え込みへ
  4. 素手で触らず、触ったら石けんで手を洗う。目や口をこすらず、子どもが触ったらすぐ洗います
  5. 入りにくくするには網戸のすき間と窓辺の明かり。集合住宅は管理会社の案内に従います

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

アリグモが家に出た時の早見表:アリは脚が6本で長い触角があり体が3つに分かれる。アリグモは脚が8本で触角がなく、頭と胸が一つにまとまる。窓辺や壁や植木鉢のまわりで見かけやすく、小さな虫を探して歩いている。外へ出す手順はコップをかぶせる、紙を下に差し込む、窓の外の植え込みへの3つ。素手で触らず、触ったら石けんで手を洗い、目や口をこすらない。子どもが触ったらすぐ手を洗う。網戸のすき間と窓辺の明かりを見直す。集合住宅は管理会社の案内に従い、体調が気になる時は医療機関に相談する

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