ディルは洗う?——洗い方と水気の切り方、白い粉の見分け方、育てている時の虫、虫除けになるかの考え方

生活

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買ってきたディルを袋から出すと、葉に白い粉のような物が付いている。あるいは、ベランダで育てているディルの葉に、小さな虫がいた。そもそも、細くて繊細な葉をどうやって洗えばいいのか迷いますよね。洗ったら傷みそうで、洗わずに使うのも不安です。

先に結論をひとつ。買ったディルは、使う直前にやさしく洗って、水気をしっかり切ります。洗ってからしまうと傷みやすいので、洗うのは使う分だけです。葉に付いた白い粉は、病気、虫、ほこりのどれかを見分ける考え方があります。見分けがつかない時は、食べないのがいちばん安全です。洗い方、白い粉の見分け方、育てている時の虫、虫除けになるかどうかの考え方を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ買ったディル→使う直前にやさしく洗う第1章へ ▶白い粉が付いている→粉の正体を見分ける第2章へ ▶育てていて虫がいる→取り除く・薬は表示を見る第3章へ ▶虫除けになる?→効き目は期待しすぎない第4章へ ▶

ケース別に読む:洗い方を知りたい人|白い粉が付いている人|育てていて虫がいる人|虫除けになるか知りたい人

4コマ漫画|ディルを洗う買ってきたら1洗うの?傷みそう…洗い方に迷うやりがちなNG2洗ってから濡れたまま保存傷みやすくなる正しい対処3使う直前にさっと洗う使う分だけ洗う結果4水気を切ってきれいに使えた白い粉は見分ける

洗い方と水気の切り方——使う直前に、やさしく

ディルは、細かく枝分かれした葉をしているので、土やほこり、小さな虫が入り込みやすい香草です。買ったものでも、育てたものでも、使う直前に洗うのが基本です。まとめて洗って冷蔵庫にしまうと、水分が残って傷みやすくなります。使い道や日持ちの考え方はディルの使い道と日持ちにまとめているので、ここでは洗い方に絞ります。

ディルの洗い方の順番1ボウルの水にくぐらせる茎を持って静かに→2ふり洗いする勢いよく洗わない→3ざるで水気を切るペーパーで押さえる
  • ボウルに水をためる。茎を持って、葉を水にくぐらせます。流水を勢いよく当てると、葉がちぎれます
  • 静かにふり洗い。水の中で軽く動かすと、土やほこりが落ちます。汚れが残る時は、水を替えて繰り返します
  • ざるにあげて水気を切る。軽く振って、大きな水滴を落とします
  • キッチンペーパーで挟んで押さえる。こすらず、軽く押さえて水分を吸わせます
場面 洗い方 ポイント
買ってすぐ使う ボウルの水でふり洗い 使う分だけ洗う
保存する分 洗わずに乾いたまま保存 使う直前に洗う
土が付いた物・育てた物 ため水で土を落としてから、あらためて水ですすぐ 茎の根元に土が残りやすい
加熱して使う場合 洗ってから使う 加熱するからと、洗うのを省かない

水気を切るのは、洗い方と同じくらい大切です。水分が残ると、味がぼやけたり、葉がべたついたりします。ドレッシングに混ぜる時や、サラダに散らす時は、とくにしっかり水気を切ってください。サラダ用の水切り器があれば、葉をいためずに水気を飛ばせます。

洗う時、小さな虫が見つかることもあります。水に浮いてきた虫を取り除いて、水を替えながら洗い直せば、取り除けます。細かい葉の奥に残ることがあるので、茎を持って軽く振りながら確認します。

白い粉が付いている——病気・虫・ほこりのどれか

ディルの葉に白い粉が付いていると、「食べて大丈夫かな」と不安になります。白い粉の正体は、いくつか考えられます。見た目と、洗って落ちるかどうかが見分ける手がかりになります。

見た目 考えられること 見る所・対応
葉の表面に、粉をふりかけたように広がる 植物の病気(うどんこ病と呼ばれる物)の可能性 広がっている葉は取り除く。広がった物は食べない
葉の裏や茎に、白い綿のような小さな塊 虫、または虫が出した物の可能性 拡大して動くものがないか見る
水で洗うと流れ落ちる ほこりや、水滴の乾いた跡の可能性 洗って落ちるなら、落としてから使う

見分け方の考え方は、まず洗って落ちるかを見ることです。水で流れ落ちる粉は、ほこりや水の跡のことがあります。反対に、洗っても落ちずに、葉の表面に広がっている粉は、病気を疑います。葉の裏や茎の根元も、ひっくり返して確認してください。スマホのカメラで拡大すると、虫かどうかが分かりやすくなります。

白い粉を見つけた時の見方OKNG洗って落ちるか見る粉の付いた葉をそのまま食べる葉の裏も確認する見分けられず使う広がる前に取り除くほかの鉢と並べたまま

ここで大事なのは、見分けがつかない物は食べないことです。病気かもしれない、虫かもしれない、という段階で使うのは避けます。育てているディルなら、広がっている葉を取り除いて、ほかの鉢と距離をあけておくと、広がりを抑えられることがあります。

なお、ここでの見分け方は目安です。専門家でも、写真だけでは判断しにくい場合があります。育てている株で不安な時は、園芸店や自治体の相談窓口に聞くと、状態に合った対処を教えてもらえます。

育てているディルの虫——見つけたら取り除く

ディルは、セリ科の香草で、アオムシやアブラムシが付きやすい植物と言われています。特に、風通しが悪かったり、混み合っていたりすると、虫が増えやすくなります。

ディルに虫がいた時の順番1見つけたら取り除く手袋をして取る→2葉の裏まで確認混み合う所を減らす→3薬は表示を見て使う使える物だけ使う
  • 見つけたら、早めに取り除く。手袋をして、1匹ずつ取ります。小さな虫は、水で洗い流す方法もあります
  • 葉の裏と茎を確認する。虫は葉の裏に隠れていることが多いです
  • 混み合った所を整理する。風通しをよくすると、虫が付きにくくなると言われます
  • 薬を使う時は、表示を必ず読む。食べる物に使う家庭用の殺虫剤や殺菌剤は、「野菜・ハーブに使える」と表示のある物だけを選びます。使用回数と、収穫までの日数は、表示のとおりに守ります

薬の表示にハーブの名前が見つからない時は、使うのを避けた方が安心です。食べるために育てているので、迷ったら薬に頼らず、手で取り除く方法を続けるのも一つの選択です。

ペットがいる家は、置き場所にも注意が必要です。猫、犬、小鳥がいる家で、観葉植物やハーブを育てる時は、動物が葉をかじらないか、鉢に近づけないかを確認してください。植物によっては、動物にとって良くない物もあります。心配な時は、獣医に相談すると安心です。鉢の準備や置き方はプランターの鉢底石はいらない?も参考にしてみてください。

虫除けになる?——効き目は期待しすぎない

「ハーブには虫除けの効果がある」という話を聞いたことがある人も多いと思います。ディルも、独特の強い香りがあるので、虫が避けるのでは、と期待したくなりますよね。

ただ、虫除けの効き目は、植物の種類、虫の種類、育てる環境で変わります。ディルを置いたから虫が来なくなる、と約束できる物ではありません。香草として育てて食べるのが本来の使い道で、虫除けの役目は期待しすぎないのが現実的です。

  • 虫除けを目的に置かない。ほかの植物を守る目的なら、専用の対策を考えます
  • 虫が来ないかどうかより、見つけたら取り除く習慣が大切です
  • 家の中の虫は、侵入経路を見直す。窓や隙間のすきまをふさぐ方が、確実な対策になります

洗濯物に付く虫への対策を知りたい人は、カメムシが洗濯物に付く時の対策も役立ちます。また、同じ香草の仲間の扱いは育ちすぎて固くなった大葉の使い方や大葉の保存にもあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『洗うかどうかで迷ったら、「使う直前にさっと洗う」と決めておくと迷いません。白い粉で分からない物は、食べない選択も大事だと思います』

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ディルのような細かい葉は、ざるとボウルがセットになった物があると洗いやすくなります。ボウルで洗って、そのままざるに上げれば、手間が減ります。


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ディルの使い道と日持ちはディルの使い道と日持ち、同じ香草の保存の考え方は大葉の保存、育てた時の扱いは育ちすぎて固くなった大葉の使い方にまとめています。鉢の置き方はプランターの鉢底石はいらない?もどうぞ。

まとめ:ディルは使う直前に洗う。白い粉は見分けがつかなければ食べない

  1. ディルは使う直前に洗う。ふり洗いしてしっかり水気を切る
  2. 洗ってからしまうと傷みやすい。保存する分は洗わない
  3. 白い粉はまず洗って落ちるか見る。広がる粉や見分けがつかない物は食べない
  4. 育てているなら虫は早めに取る。薬は「野菜・ハーブに使える」表示の物だけ
  5. 虫除けの効き目は期待しすぎない。ペットのいる家は置き場所に注意

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ディルは洗う?の早見表:ディルは使う直前に洗う。ボウルの水にくぐらせてふり洗いし、ざるで水気を切り、キッチンペーパーで押さえる。洗ってからしまうと傷みやすいので使う分だけ洗う。白い粉は、洗って落ちるか、葉の裏や茎に塊がないか、表面に広がっていないかを見て、病気、虫、ほこりのどれかを見分ける。見分けがつかない物は食べない。育てているディルの虫は見つけたら取り除き、薬は野菜やハーブに使えると表示のある物だけを使用回数と収穫までの日数を守って使う。虫除けの効き目は約束できない。ペットのいる家は置き場所に注意し、心配なら獣医に相談する

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