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秋の公園で夢中になって拾ったどんぐり。せっかくなら家にある材料+どんぐりで工作を楽しみませんか。定番のどんぐりごまから、やじろべえ、マラカス、リースまで、小学生が自分で作れるアイデアを学年別に紹介します。穴あけのコツと接着剤の使い分けさえ押さえれば、仕上がりがぐんと良くなりますよ。図解と4コマ漫画つきです。
どんぐり工作の早見表
| 作品 | 難しさ | 使う材料・道具 |
|---|---|---|
| どんぐりごま | ★(低学年〜) | つまようじ・キリ |
| マラカス | ★(低学年〜) | ペットボトル・ビニールテープ |
| どんぐり人形 | ★★(低〜中学年) | 木工用ボンド・ペン・毛糸 |
| やじろべえ | ★★★(中学年〜) | 竹ひご・キリ・ボンド |
| 秋のリース | ★★★(中〜高学年) | 紙皿・グルーガン・松ぼっくり |
| 共通の下準備 | ー | 虫止め(煮沸か冷凍)済みのどんぐり |
工作の前に|虫止めと材料チェック
どんぐり工作の大前提がひとつだけあります。それは「虫止め」を済ませたどんぐりを使うこと。どんぐりの中にはゾウムシ類の幼虫が入っていることが多く、処理せずに作品にすると、あとから幼虫が出てきて悲しいことになります。煮沸3〜5分か冷凍1週間で処理してから使いましょう(詳しくはどんぐりの虫処理の記事へ)。
- どんぐり:虫止め+乾燥済みのもの。形も大きさもいろいろあると楽しい
- 基本の道具:キリ(またはミニハンドドリル)・木工用ボンド・つまようじ
- あると便利:油性ペン・毛糸・モール・紙皿・水性ニス
- 固定用:油粘土か丸めたタオル(穴あけ時の土台に)
材料はほぼ100均でそろいます。どんぐりの帽子(殻斗)や松ぼっくり、落ち葉も一緒に拾っておくと、作品の幅が広がりますよ。
定番中の定番「どんぐりごま」|よく回る作り方
まず作りたいのが、どんぐりごま。シンプルですが、よく回るコマ作りには意外と奥があるんです。
- ① 背の低い、おしりが丸くて左右対称のどんぐりを選ぶ
- ② 帽子側の中心にキリで浅く穴を開ける(中心からずれると回らない)
- ③ つまようじを2.5〜3cmに切って、とがった方を下にして差し込む
- ④ ぐらつくならボンドを穴に一滴。乾いたら完成
回すコツは、軸を短めにすること。長いと重心が上がってすぐ倒れます。油性ペンで模様を描くと、回したとき色が混ざってきれいですよ。きょうだいや友だちと「何秒回るか対決」をすれば、午後がまるごとつぶれる盛り上がりです。
音が鳴る・飾れる|マラカスと人形
低学年でも作りやすく、作ったあとも遊べる2つです。
【どんぐりマラカス】洗って乾かした小さめのペットボトル(R-1のような飲み切りサイズが最適)に、どんぐりを10〜15個入れてフタを閉めるだけ。フタの周りをビニールテープでぐるぐる巻いて開かないようにすれば、小さいきょうだいの誤飲対策にもなります。シールやマスキングテープで飾りつければ、楽器の完成です。
【どんぐり人形】どんぐり2つをボンドで縦につなぎ、上を頭、下を体に。油性ペンで顔を描き、帽子(殻斗)をかぶせればちょこんとかわいい人形になります。毛糸を巻けばマフラー、モールを曲げれば手足に。ボンドが乾くまで動かさないのが唯一のコツです。牛乳パックの台に並べれば、秋の合唱団のできあがり。
バランスが面白い「やじろべえ」|中学年からの挑戦枠
理科心をくすぐるのがやじろべえです。ゆらゆら揺れてなぜか落ちない不思議は、重心が支点より下にあるから。作りながら学べる工作です。
- ① 大きめのどんぐり1つ(体)と、同じくらいの重さのどんぐり2つ(おもり)を選ぶ
- ② 体のどんぐりの左右に斜め下向きの穴、下に軸用の穴をキリで開ける
- ③ 竹ひご(15cmほど)2本を左右の穴に差し、先端におもりのどんぐりを刺す
- ④ 下の穴に短い竹ひごを差して軸にし、指や台の上に立てて調整
バランスが取れないときは、左右の竹ひごの角度をもっと下向きにするか、おもりを重いどんぐりに替えてみてください。腕を下げるほど安定します。うまく立ったときの「おおーっ!」は工作のいちばんのごほうびですよ。
高学年は「秋のリース」で作品づくり
じっくり取り組みたい高学年には、飾って長く楽しめるリースがおすすめ。紙皿の中心を切り抜いて土台にすれば、リース枠を買わなくても作れます。
- ① 紙皿の内側を丸く切り抜いてドーナツ状にする
- ② 麻ひもや毛糸を巻きつけて土台の色を隠す
- ③ どんぐり・松ぼっくり・落ち葉をグルーガンでバランスよく接着
- ④ リボンを結んで吊り下げループをつければ完成
どんぐりのような硬くて丸いものは、木工用ボンドだと乾くまで転がってしまいがち。すぐ固まるグルーガンを使うと一気に作業がラクになります(先端が熱いので、使うときは大人と一緒に)。水性ニスをひと塗りすればツヤが出て、玄関に1シーズン飾れる本格リースになりますよ。
4コマ漫画でおさらい
まずはどんぐりごまから。穴あけと接着のコツで仕上がりが変わります。
よくある質問
Q. どんぐりの穴あけがうまくできません。
どんぐりを油粘土に軽く押し込んで固定し、キリを回しながらゆっくり押すのがコツです。ミニハンドドリルなら力が要らず、子どもでも扱いやすいです。
Q. 虫止めをしていないどんぐりで作ってしまいました。
作品ごとジッパー袋に入れて1週間冷凍すれば大丈夫です(紙の土台は湿気に注意)。今後は先に煮沸か冷凍の虫止めをしてから作りましょう。
Q. ボンドがうまくつきません。
どんぐりの表面はつるつるなので、接着面を紙やすりで軽く削るとつきがよくなります。急ぐときや立体的な接着はグルーガンが確実です。
Q. 作品はどのくらいもちますか?
虫止めと乾燥がしっかりできていれば1年以上飾れます。水性ニスを塗っておくとツヤが保たれ、ほこりも拭き取りやすくなります。
Q. どんぐりの種類で工作の向き不向きはありますか?
丸くて大きいクヌギはコマや人形の体に、細長いコナラは人形の胴やリースのアクセントに向きます。帽子つきはそのまま飾りに使えるので捨てずに取っておきましょう。
まとめ
どんぐり工作は虫止め済みのどんぐり+100均道具があれば、コマ・マラカス・人形・やじろべえ・リースまで楽しめます。穴あけは粘土で固定してキリをゆっくり、接着は用途でボンドとグルーガンを使い分け。学年に合わせて難易度を選べば、低学年から高学年まで「自分で作れた!」が味わえますよ。


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