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お湯を張ろうとして、チェーンの先を見たら栓がない。あるいは引っ越し先の浴槽に栓が付いていない。「え、今夜のお風呂どうするの」という、地味だけど切実な事件です。
安心してください。今夜のお風呂は、ビニール袋と水で張れます。この記事では①今夜をしのぐ応急ワザ → ②買い替え用ゴム栓のサイズの測り方(ここでつまずく人が一番多い) → ③ワンプッシュ式の栓が閉まらない場合の切り分け、の順でまとめます。
応急ワザ:ビニール袋に水を入れて沈めるだけ
やり方は拍子抜けするほど簡単です。
- ポリ袋(できれば2枚重ね)に水を半分ほど入れて、口をしっかり縛る
- 水袋を排水口の真上に置いて、軽く押し付ける
- そのままお湯を張る——水位が上がるほど水圧で袋が排水口に密着して、ちゃんと栓になります
袋が水になじんで排水口の形にフィットするのがミソで、災害時の生活の知恵としても知られている方法です。注意点は2つ。熱すぎるお湯は袋が伸びて外れやすくなるのでいつもよりぬるめに、そして入浴中に袋を蹴飛ばさないこと(足が当たると普通に抜けます。うちの子たちは2回やりました)。
ラップを数枚重ねて排水口に当て、上から小皿を重しにする方法もありますが、密着力は水袋のほうが上です。
買い替え編:ゴム栓のサイズは「2つの直径」を測る
昔ながらのゴム栓(チェーン付きのアレ)は規格品で、ホームセンター・100均・ネットで数百円で買えます。ここでつまずくのがサイズ選び。ゴム栓は上が広く下がすぼんだ台形(テーパー形状)なので、「上面の直径」と「下面の直径」の2つをmm単位で測ってメモしてください。片方だけ測って買うと、「乗るけど沈まない」「スポッと落ちる」のどちらかになります。
元の栓が行方不明で測れない場合は、排水口の内径を測るか、いちばん確実なのは浴槽・給湯器の品番(浴槽のフチや説明書にあります)からメーカー純正品を探す方法。品番検索なら鎖の長さまでぴったりです。
ワンプッシュ式(ポップアップ栓)が閉まらない場合は別ルート
ボタンを押すと栓が上下するワンプッシュ排水栓が「閉まらない・水が減る」場合は、ゴム栓とは別の話になります。切り分けはこの順で。
- 栓の裏とパッキンの掃除——栓は多くの機種で真上に引くと外れます。裏側の髪の毛とぬめりを取るだけで直るケースがいちばん多い
- パッキンの劣化チェック——ゴムが硬い・ひび割れ・変形なら部品交換(品番で純正パーツが買えます)
- ボタン側のワイヤー不調——押しても栓の上下が渋いなら内部ワイヤーの問題。ここから先は浴槽の品番でLIXIL・ノーリツ・タカラスタンダードなどのFAQを見るのが確実です
そして大事なこと。賃貸の場合、ワンプッシュ栓の分解修理は自分でやらず管理会社に連絡してください。浴室の設備は貸主の資産なので、直してもらえるうえに、自己分解で悪化させると逆に費用を負担する羽目になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『「栓なんて全部同じでしょ」と適当に買ったゴム栓、浴槽に置いた瞬間スポーンと吸い込まれました。台形には台形の事情がある。測ろう』
関連の「なくした・合わない」シリーズ
小さい部品をなくす事件は当ブログの定番テーマでして、水筒のパッキンをなくした時も同じ「品番から純正を探す」ルートで解決します。浴室まわりでは換気扇のダンパー音問題も書いています。
買うならこの2つ
ゴム栓はサイズ展開の多いものを。鎖付きなら「もう二度と行方不明にならない」が同時に手に入ります。
サイズが不安なら、複数サイズ対応のフリーサイズ栓(平らなシリコン板を乗せるタイプ)という保険もあります。
お風呂の「なくした・壊れた」仲間として、風呂の蓋の代わりになるものも書きました。保温シート1枚で意外と足ります。
まとめ:今夜は水袋、明日は採寸、ワンプッシュは切り分け
- 応急はポリ袋2枚重ね+水半分を排水口に沈める。お湯はぬるめ
- ゴム栓の買い替えは上面・下面の直径2つをmm単位で測る
- 確実なのは浴槽の品番からメーカー純正
- ワンプッシュ式は掃除→パッキン→ワイヤーの順で切り分け、品番でFAQへ
- 賃貸は自己分解せず管理会社へ
保存版:この記事の早見表
応急と採寸のポイントを1枚にまとめました。



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