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除毛クリームを塗ろうとして、箱の中に付属のヘラが見当たらない。前回使ったスポンジをどこかに置き忘れた。詰め替えを買ったら道具が入っていなかった。そんな時、「指で塗ってしまえばいいかな」「家にある物で代わりになるかな」と迷いますよね。
先に結論をひとつ。塗る道具は「平らで、角が丸くて、使い終わったら捨てられる物」なら代用できます。拭き取りは「濡らした柔らかい布を専用にする」で足ります。ただし、手で直接塗るのと、硬い物でこするのだけは避けてほしいんです。塗る道具の早見表、拭き取りの代用、手で塗ってはいけない理由、使わない道具、衛生の考え方まで、順番に見ていきましょう。
そして道具の話の前に、いつもの前提を。初めての製品はパッチテスト、放置時間は表示どおり、顔・粘膜・傷には使わない、換気をする。道具が変わっても、ここは変わりません。
ケース別に読む:塗るヘラをなくした人|拭き取るスポンジをなくした人|手で直接塗っていいか迷う人|使わない道具を知りたい人|使い回していいか迷う人
塗る道具の代用早見表——カード・スプーンの背・使い捨てスポンジ
付属のヘラの仕事は、「クリームを均一な厚さに、肌をこすらずにのせる」ことです。だから代わりの条件も同じで、平らな面があって、角が丸くて、肌を引っかかない物。家の中で探すと、こんな候補があります。
| 代用品 | 向き | 使い方のコツ |
|---|---|---|
| プラスチックのカード(期限切れの会員カードなど) | ◎ | 平らで均一に伸ばしやすい。角を肌に当てない。使い終わったら捨てる |
| プラスチックのスプーンの背 | ○ | 丸みで伸ばしやすい。すくって置くのにも使える。食器には戻さず捨てる |
| 化粧用の使い捨てスポンジ | ○ | 塗る・拭くの両方に使える。クリームを吸うので少し多めに出す |
| キッチンペーパーを折った物 | △ | 塗り広げるだけなら可。破れやすくムラになりやすい |
| アイスの棒・木のヘラ | △ | 面が小さく時間がかかる。ささくれがあれば使わない |
| 金属のスプーン・バターナイフ | × | 縁が硬く角質を削る。冷たさで手元が狂う。第4章へ |
いちばん使いやすいのは、プラスチックのカードです。付属のヘラとほぼ同じ形なので、毛が隠れる厚さに、面で均一にのせるという本来の使い方がそのままできます。薄く伸ばしすぎると毛が残るので、量をけちらないこと。取れ残りの原因と手順は除毛クリームで毛が抜けない・取れない時にまとめています。
拭き取りの代用——濡らしたガーゼ・柔らかいタオルを専用に
付属のスポンジは、柔らかくなった毛を「こすらずにすくい上げる」ための物です。代わりに使うなら、肌当たりの柔らかい布で、濡らして絞れる物。ガーゼやガーゼハンカチ、使い古しの柔らかいタオルが向いています。使い方は3つの動きに分けられます。
- ぬるま湯で湿らせて、固く絞る。乾いた布は繊維が肌を引っかきます。濡らしすぎると手元でクリームが流れるので、固く絞るのがコツです
- 毛の流れと逆に、下から上へ、一方向にすくう。往復でこすらず、布の面を替えながら。柔らかくなった毛は、力を入れなくても落ちます。落ちない毛は、時間ではなく塗る量の問題のことが多いので、こすって解決しようとしないでください
- ぬるま湯で残りを流して、保湿で閉じる。布で拭いただけでは成分が肌に残るので、最後はシャワーで。使った布は成分が染み込んでいるので、この用途専用にして、他の洗濯物と分けて洗います。薄い色の布は変色することもあるので、専用にする物は捨ててもよい物で
ガーゼもタオルもない時は、化粧用の使い捨てスポンジでも代わりになります。どの道具でも、拭き取った後に匂いが残る時の落とし方は除毛クリームの臭いはなぜ残る?で書いています。
手で直接塗ってはいけない理由——使い捨ての手袋をして、目に入れない
ヘラがないなら指で、と思いがちですが、素手で塗るのだけは避けてください。理由は3つあります。
- 指先の肌にも薬剤が作用する。塗っている間、指と爪まわりはずっと薬剤に触れています。脚では表示どおりの時間でも、指先はそれより長く触れ続けることになり、荒れやすいんです
- 爪の間に残る。洗ったつもりでも爪の間に成分が残り、そのあと顔や目を触ると刺激になります
- 目に入る危険。手に付いた状態で目をこすってしまう事故がいちばん怖いところです。目に入ったら、すぐに流水でよく洗い流して、痛みや見えにくさがあれば眼科へ
だから、道具の代用をする時も、片手には使い捨ての手袋をしておくと安心です。ビニールの薄い手袋で十分で、ゴムの手袋が合わない人はビニールを。手袋をして、カードやスポンジで塗る。この組み合わせが、付属品がない時の基本形になります。塗り終わったら手袋は捨てて、手も洗ってから次の作業へ。
使わない道具——金属・研磨スポンジ・爪。こすりすぎない
「家にある物で」と考えた時に、つい手が伸びるけれど使ってはいけない物があります。共通しているのは、薬剤で柔らかくなった肌の角質まで削ってしまうことです。
- 金属のスプーンの縁・バターナイフ・金属のヘラ。硬い縁で角質をそぎ落とします。塗るだけならスプーンの背の丸い面は使えますが、拭き取りに縁を使うのはやめてください
- 食器用の研磨スポンジ・ナイロンのボディタオル。「毛を落とす」つもりで肌を削ります。取れたように見えて、翌日に赤くなりやすい組み合わせです
- 爪でこそげ取る。角質を傷つけるのと、爪の間に薬剤が残るのと、二重に良くありません
- 歯ブラシ・ボディブラシ。毛先が肌に細かい傷を作ります
大事なのは、どの道具でも「こすりすぎない」こと。柔らかくなった毛は、力を入れなくてもすくえば落ちます。落ちないなら、こするのでも時間を延ばすのでもなく、量と手順を見直す。それでも残る太い毛は、除毛クリームが向いていない毛質かもしれません。除毛クリームとカミソリのどちらが肌に合いやすいかは除毛クリームとカミソリはどっちが肌に優しいかにまとめています。
衛生の考え方——使い捨てか専用に、共用しない、赤みは中止
代用の道具は、本来の用途に戻さないことが基本です。薬剤が残った物を食器や洗面所に戻すと、家族が知らずに触れることになります。
- 使い捨てが基本。カード・スプーン・スポンジ・手袋は、1回使ったら捨てる。もったいなく感じても、薬剤が染みた物を洗って戻す手間の方が大きいです
- 洗って使うなら、この用途専用に。ガーゼやタオルは他の洗濯物と分けて洗い、完全に乾かしてから保管。生乾きのままだと雑菌が増えます
- 家族と共用しない。肌の状態や毛質は人それぞれで、赤みが出た人の道具を別の人が使うのも避けたいところです
- 食器と分ける。プラスチックのスプーンでも、使ったら食器棚に戻さない。金属のスプーンを使わない理由のひとつはここにもあります
- クリームも道具も、子どもの手の届かない所に。カードやスプーンは子どもが口に入れやすい形です。使い終わったらすぐ片づけて
そして、道具を変えた時ほど、肌の反応を見てください。赤み・かゆみ・ヒリヒリが出たら、すぐぬるま湯で洗い流して中止。冷やして様子をみて、治まらなければ皮膚科へ。「道具のせいかな」と思っても、同じ日に別の道具で試し直すのはやめておきましょう。肌が落ち着いてから、次は表示の間隔を空けて。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、付属のヘラを探す時間があるなら、期限切れのカードを1枚出してきて、使ったら捨てる方が気が楽だと思っています。道具は「肌をこすらない物」なら何でもいい、こする物はどれもダメ、と覚えておくと迷いません』
💡 この困りごとへの提案
毎回代用で済ませていると、拭き取り用の布の管理が面倒になってきます。続けて使うなら、専用のスポンジとヘラのセットを1つ持っておくと、片づけまで含めて楽になります。
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道具はあるのに毛が残る、という人は除毛クリームで毛が抜けない・取れない時へ。独特の匂いが部屋や肌に残って困っている人は除毛クリームの臭いはなぜ残る?、そもそも除毛クリームとカミソリで迷っている人は除毛クリームとカミソリはどっちが肌に優しいかにまとめています。
まとめ:塗るのはカード、拭くのは濡らしたガーゼ。手で塗らない、こすらない
- 塗る道具はプラスチックのカードが基本。スプーンの背・使い捨てスポンジも可。面で均一に
- 拭き取りは濡らして絞ったガーゼやタオルを専用に。毛の流れと逆に一方向、最後はぬるま湯で流す
- 素手で塗らない。使い捨ての手袋をする。目に入ったら流水で洗い、眼科へ
- 金属の縁・研磨スポンジ・爪・ブラシは使わない。こすりすぎない。取れないなら量と手順へ
- 道具は使い捨てか専用、共用しない。赤み・かゆみは洗い流して中止し皮膚科へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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