ジュリアンの花が終わったら——プリムラとの違いと、葉が枯れる時の見直し

家事

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

冬の寒い間も色鮮やかに咲いてくれるジュリアン。花が終わってしまうと、「このまま放っておいていいのか」「切ったほうがいいのか」「来年も咲くのか」と、迷いが出てきます。葉が黄色くなったり、枯れてきたりすると、なおさら不安になりますよね。

先に結論をひとつ。ジュリアンの花が終わったら、花がらをつけ根から摘みます。ジュリアンはプリムラの仲間の園芸品種の呼び名と言われ、寒さには強い一方で、暑さが苦手です。夏越しは、涼しい明るい日陰で様子を見ますが、毎年咲かせるのは難しいこともあります。そう知っておくと、あれこれ悩みすぎずに済みます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ花が終わった→花がらをつけ根から摘む第1章へ ▶葉が黄色い・枯れる→水と蒸れを見直す第2章へ ▶夏を越したい→涼しい明るい日陰で第3章へ ▶プリムラとの違い→名前と花の目安を知る第4章へ ▶室内に置いている→受け皿の水と暖房の風第5章へ ▶

ケース別に読む:花が終わった人|葉が枯れる人|夏越しをしたい人|プリムラとの違いを知りたい人|室内に置く人|手荒れが気になる人・子どもとペット

4コマ漫画|ジュリアンの花が終わったら1花が終わったしぼんだ花がたまってきた…花がらがそのまま2やりがちなNG放っておいたら葉まで傷んだ蒸れると弱りやすいよ放置すると蒸れやすい3つけ根から摘む花茎のつけ根で切ってみよう清潔なはさみでね花がらはつけ根から4また咲いた新しい花が上がってきた!風通しも大事だね次のつぼみに気づける

花が終わったら——花がらをつけ根から摘む

ジュリアンの花は、咲いたあとにしぼんで、色があせてきます。このしぼんだ花を花がらと呼びます。放っておくと、種を作ろうとして株が疲れたり、湿ってカビが生えたりして、新しい花が咲きにくくなります。

花がら摘みの3手順花がらを探すしぼんだ花1→つけ根で切る花の茎ごと2→枯れた葉も取る黄色くなった葉3
  1. しぼんだ花の茎をたどる。花だけを引っぱらず、茎ごと見つけます
  2. 花茎のつけ根を、清潔なはさみで切る。茎が残ると、そこから傷みやすくなります。刃先は人や子どもに向けず、使い終わったら子どもの手の届かない所へしまいます
  3. 黄色くなった葉や枯れた葉も、いっしょに取る。風通しがよくなり、次のつぼみが見えやすくなります

切った花がらや枯れた葉は、庭にそのままにせず、自治体の決まりに沿って処分してください。株の中心から新しいつぼみが上がってくるのが見えたら、順調なサインです。

葉が黄色い・枯れる時の見直し——水・蒸れ・日差し

ジュリアンの葉が枯れる時は、病気を疑う前に、まず育て方を見直します。多いのは次の3つです。

様子 考えられること 見直すこと
下の葉が黄色くなる 水のやりすぎ。古い葉の自然な入れ替わり 土の表面が乾いてから水をやる
株元の葉が溶けるように傷む 蒸れや、葉が混み合っている 枯れ葉を取り、風通しをよくする
葉のふちが茶色くなる 日差しが強い、乾きすぎ 明るい日陰に動かす。水切れに注意
葉が傷む時に見る三つ水のやりすぎ根が傷みやすい風通しが悪い蒸れて傷む強い日差し葉のふちが焼ける

水は、土の表面が乾いたのを確かめてから、株元にやさしく。花や葉に水をかけると、傷みやすくなるので、細口のじょうろで株元を狙うのがコツです。じょうろが手元にない時はじょうろの代用も参考になります。

夏越しの考え方——涼しい明るい日陰で、うまくいかないこともある

ジュリアンは寒さに強く、暑さと蒸れが苦手です。暖かくなって花が終わったあと、そのまま夏を越して、翌シーズンも咲かせたいと考える人もいます。

  • 涼しい明るい日陰に置く。直射日光と、コンクリートの照り返しを避けます
  • 風通しをよくする。鉢を地面に直接置かず、台に乗せると、蒸れを避けやすくなります
  • 水は控えめに、ただし乾かしすぎない。土の表面を見て、乾いてから
  • 植え替えは、涼しくなってから。時期は地域で違うので、気温の様子を見て決めます

こうして気を配っても、夏を越せずに枯れてしまうことは、珍しくありません。夏越しができなかったら、「毎年、新しい苗を楽しむ花」と考えるのも、ひとつの選び方です。うまくいかなくても、育て方が悪かったと責める必要はないんです。

庭に植える場合は、水はけがよく、夏に木陰になる場所が向いています。花壇の端や、背の高い植物の足元などです。霜が降りる地域では、冬の間、朝の冷え込みで葉が傷むことがあるので、様子を見ながら、鉢なら軒下に動かします。庭に植えた場合も、花が終わったら花がら摘みをして、枯れ葉を取り除く手入れは同じです。

花がらを摘まずに残すと、種ができることがあります。種から育てる楽しみもありますが、種を作ると株が疲れやすくなると言われます。まずは花がら摘みで、株を長く楽しむことを考えるのが、初めての人には扱いやすい方法です。

プリムラ・プリムローズ・サクラソウとの違い

「プリムラ」「ジュリアン」「マラコイデス」「プリムローズ」「サクラソウ」と、似た名前がたくさんあって、混乱しますよね。ここで紹介するのは、一般的な目安です。

名前 特徴の目安
プリムラ サクラソウ属の総称。いろいろな種類をまとめて、この名前で売られている
ジュリアン プリムラの仲間の園芸品種。小さめの花が、数多く咲く
マラコイデス プリムラの一種。小さな花が段になって咲き、冬から春に出回る
オブコニカ プリムラの一種。大きめの花で、葉に触れると肌がかゆくなる人がいると言われる
プリムローズ 英語で、プリムラの仲間の呼び名。日本ではプリムラの一種として売られることもある
サクラソウ 日本に古くからある、プリムラの仲間。春に咲き、夏は地上が枯れて休む種類もある

つまり、プリムラはいちばん大きなくくりで、ジュリアンやマラコイデスは、その中の一つ一つ、と考えると整理しやすいです。売り場で「プリムラ」と書かれた鉢でも、実は種類が違うことがあります。育て方の細かい違いは、札に書かれた名前と説明で確かめるのがいちばん確実です。

室内に置く時——受け皿の水と暖房の風

冬の鉢花は、玄関やリビングの窓辺に置いて楽しむ人も多いです。室内で気をつけたいのは、次の3つです。

  • 受け皿の水は、そのつど捨てる。たまったままだと根が傷みます
  • 暖房の風が当たらない所に置く。乾いて、葉が傷みやすくなります
  • 窓辺は夜に冷えるので、夜は部屋の中ほどへ。ただし暗すぎない場所で

水やりのたびに受け皿に水が出ますが、すぐ捨てるのを忘れてしまう、という人も多いです。鉢の大きさに合う受け皿を選ぶと、水があふれにくく、作業が楽になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『花がらを摘むのは、小さな手入れですが、花を長く楽しむいちばんの近道だと思います』

💡 この困りごとへの提案


室内で水やりの水を受ける鉢の受け皿をAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

手荒れが気になる人・子どもとペット——手袋と手洗い

プリムラの仲間は、葉や茎に触れると、肌がかゆくなったり、赤くなったりする人がいると言われます。特にオブコニカなど、種類によって反応が出やすいとされます。

触る時は手袋と手洗い手袋をする肌が弱い人は特に手を洗う触ったあとに口に入れない葉も茎も花も
  • 肌が弱い人は、手袋をして世話をする
  • 触ったら、石けんで手を洗う。目をこすらないようにします
  • 葉・茎・花は、口に入れない。鉢は、子どもとペットの手の届かない所に置きます

肌に症状が出た時や、口に入れてしまった時は、医療機関に相談してください。迷う場合は、中毒の相談窓口にも問い合わせられます。ペットの場合は獣医さんへ。毒性の強さは、種類や量で違うと言われているので、安全とも危険とも決めつけず、慎重に扱ってください。園芸用の薬剤を使う時も、製品の表示どおりに、換気をして、子どもとペットを近づけないようにします。

あわせて読みたい

冬の鉢花が店頭に並ぶ頃は、クリスマスの準備と重なります。プレゼントの隠し場所に悩む家庭はクリスマスプレゼントの隠し場所もあわせて見てみてください。水やりの道具がない時はじょうろの代用が参考になります。

まとめ:花がらはつけ根から。夏越しは難しいこともあると考える

  1. 花が終わったら、花がらを花茎のつけ根から摘む。枯れた葉もいっしょに取る
  2. 葉が枯れる時は、水・蒸れ・日差しを見直す。土の表面が乾いてから水をやる
  3. 夏越しは、涼しい明るい日陰で様子を見る。うまくいかなくても、責めなくていい
  4. ジュリアンはプリムラの仲間の園芸品種。札の名前で育て方を確かめる
  5. 肌が弱い人は手袋をして、触ったら手を洗う。口に入れず、子どもとペットの届かない所に置く

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ジュリアンの花が終わったらの早見表:しぼんだ花の茎をたどり、花茎のつけ根を清潔なはさみで切り、黄色い葉や枯れた葉もいっしょに取る。刃先は人に向けず、子どもの手の届かない所にしまう。葉が黄色い・枯れる時は、水のやりすぎ、蒸れ、強い日差しを見直し、土の表面が乾いてから株元に水をやる。夏越しは涼しい明るい日陰で風通しよく、水は控えめに。うまくいかないこともある。ジュリアンはプリムラの仲間の園芸品種で、マラコイデスやオブコニカもプリムラの一種。プリムローズは英語の呼び名、サクラソウは日本に古くからある仲間。室内では受け皿の水を捨て、暖房の風を避ける。葉や茎で肌がかゆくなる人がいると言われるため、手袋をして、触ったら手を洗い、口に入れない。子どもとペットの手の届かない所に置き、口に入れた時は医療機関や中毒の相談窓口、ペットは獣医さんへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました