【早見表つき】大晦日や元日に洗濯してはいけない?——言い伝えの意味と、年末年始の洗濯の段取り

家事

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年末が近づくと、ふと気になりませんか。「大晦日に洗濯をしてもいいのかな」「元日に洗濯機を回すのは、よくないって聞いたことがあるけれど」。子どもの服や下着は毎日のように汚れますし、冬は着替えも増えるので、洗濯をまったくしないのは現実的ではないですよね。

先に結論をひとつ。大晦日や元日の洗濯をやめた方がよいと言われる話は、あくまで昔からの言い伝えで、地域や家によって受け止め方が違います。気にしない家も多く、洗わなければ困る時は洗って大丈夫です。気になる人のために、言い伝えの意味、年末から三が日までの洗濯の段取り、冬の部屋干しのコツまで順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ言い伝えを知りたい→福を流さない、などの言われがある第1章へ ▶気になるので避けたい→年内に済ませる段取り表で第3章へ ▶洗わないと困る→必要なら洗ってよい。衛生が先第5章へ ▶冬で乾かない→間隔をあけて、風と除湿を当てる第4章へ ▶

ケース別に読む:言い伝えを知りたい人|大晦日はどうなのか知りたい人|避けたい人の段取り|冬で乾かない人|洗わないと困る人

大晦日や元日に洗濯してはいけないと言われるのはなぜ?

まず、どんな言い伝えなのかを整理します。ここで紹介するのは、あくまで「そう言われている」という話です。

  • 元日に水を使わない方がよいと言われる。お正月は、神様を迎える大切な日。その日に水仕事をすると、せっかく迎えた福を水と一緒に流してしまう、という考え方がある
  • お正月くらいは家事を休むという意味合いもある。昔は洗濯も炊事も重労働だったので、新年の三が日くらいは、女性を休ませる風習があった、と言われる
  • 年内の汚れは年内にという考え方。新しい年は、きれいな状態で迎えたいという気持ちから、大晦日までに洗濯を済ませておく家もある

どれも家や地域で違い、「絶対にこうしなければいけない」という決まりではありません。守らなかったから悪いことが起きる、といった話でもないので、不安にならなくて大丈夫ですよ。気にする家は気にする、気にしない家は気にしない。そのくらいの距離感で受け取ってください。

大晦日はどうなの?——「洗ってはいけない」とは限らない

実は、大晦日については、洗濯を避けるというより「大晦日までに済ませておこう」という考え方の家が多いようです。年内に洗った物をきれいに片づけて、新しい年を迎える。そんな気持ちの区切りとして、洗濯も年内にやる、という流れです。

なので、大晦日の日中に洗って干すくらいなら、気にしない家がほとんどです。もし気になるなら、30日までに大物を終わらせて、大晦日はいつもの量だけにする、という形が無理がありません。年末は大掃除や料理の準備でほかにもやることが多いので、洗濯を分散させる意味でも、早めに動くのは理にかなっています。

大掃除をいつから始めるかは大掃除はいつから始める?に、年末のそばの段取りは年越しそばはいつ食べる?にまとめています。洗濯も含めて、年末の予定をまとめて見ておくと安心です。

気になる人の段取り——年末から三が日までの洗濯早見表

言い伝えが気になる人向けに、年末年始の洗濯の段取りを表にしました。家の考え方に合わせて、使えるところだけ取り入れてください。

時期 洗濯の目安 ひとこと
12月28日〜30日 大物をまとめて洗う(シーツ・カーテン・毛布・こたつ布団など) 天気のよい日を選ぶ。冬は乾きにくいので、早めに動くと余裕ができます
30日まで 洗った物は乾かして、片づけまで終える 部屋干しなら、乾き切るまで時間がかかるので早めに
12月31日(大晦日) ふだんの量だけ。無理に大物は洗わない 午前中に済ませて干すと、気持ちよく夜を迎えられます
1月1日(元日) 気になる家は洗濯機を回さない。着替えを多めに用意しておく 汚れ物は洗濯かごに入れておけば、翌日以降にまとめて洗える
1月2日〜3日 家の考え方で。最低限だけ洗う家も、ふだん通りの家も 必要な物があれば、無理に我慢しなくて大丈夫
年内大物を洗って乾かす大晦日ふだんの量を午前に元日着替えは多めに用意お正月のあと必要な分から少しずつ

ポイントは、気になる日の前に、できることを済ませておくという考え方です。着替えやタオルを多めに用意しておくと、元日に洗わなくても困りにくくなります。家族に年配の人や、気にする人がいる場合は、事前に「どうしたい?」と聞いておくと、当日もめません。

もうひとつ、年末に意外と困るのが下着やタオルの枚数です。普段は毎日洗って回している家ほど、洗えない日が続くと足りなくなります。年末のうちに、家族それぞれの下着・靴下・パジャマ・バスタオルが、数日分あるか数えておきましょう。足りなければ、大晦日までに洗って乾かすか、使い捨てできる物を用意しておくと安心です。洗わない日があっても、洗濯かごがあふれて湿ったままにならないよう、風通しのよい場所に置いておくのもポイントです。

冬は乾きにくい——部屋干しのコツは「間隔・風・除湿」

年末年始は、日が短くて空気も冷たいので、洗濯物がなかなか乾きません。「30日までに乾かしたい」と思っても、部屋干しだとなかなか進みませんよね。乾きにくい時は、次の3つを意識すると効率が上がります。

1間隔をあけるこぶしひとつ分の隙間→2風を当てる空気を動かす→3湿気を逃がす除湿か換気
  • 間隔をあけて干す。洗濯物同士がくっつくと、その部分が乾きにくくなります。厚い物は外側、薄い物は内側に。アーチ状や、角ハンガーで風の通り道を作ると効率が上がります
  • 風を当てる。扇風機やサーキュレーターで、空気を動かします。下から上に風を当てると、乾きがよくなります
  • 湿気を逃がす。除湿機を使うか、換気をして、部屋にたまった湿気を外に出します

火事の原因になるので、ストーブやヒーターなど、暖房器具の近くには干さないでください。熱で乾かしたくなる気持ちは分かりますが、洗濯物が熱に触れると燃えるおそれがあります。必ず離して干しましょう。

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洗濯物の数が多い年末は、干すスペースにも限りがあります。小さなスペースにたくさん干せる角ハンガーがあると、年末の大量の洗濯物でも風が通りやすくなります。靴下やタオルを一度に干したい時に、あると助かる道具です。


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洗わないと困る時は?——必要なら洗ってよい。衛生を優先

言い伝えを気にしていても、洗わないと困る場面は出てきます。そんな時の考え方を、はっきりさせておきます。

  • 吐いた物や排泄物で汚れた服。衛生を優先して、すぐに洗ってください。放っておくと、においや雑菌が気になります
  • 子どもの着替えが足りない。汗や食べこぼしで汚れた服は、必要な分だけ洗って大丈夫です
  • 体調がすぐれない家族がいる。寝具や下着が汚れたら、無理せず洗ってあげてください

言い伝えは、昔から続く気持ちの区切りであって、家族の健康や衛生より優先するものではありません。「どうしても元日は洗いたくない」という家は、前日までに着替えとタオルを多めに用意し、汚れ物は洗濯かごにためておく。「困ったら洗う」と家族で決めておく、という形が現実的です。

ゆきこ( ゚Д゚)『縁起の話は、気持ちよく新年を迎えるためのものだと思っています。無理をして我慢するより、できる範囲で整えるくらいが、続けやすいですよね』

あわせて読みたい

年末の予定をまとめて見直したい人は、大掃除はいつから始める?をどうぞ。そばの日を決めたい人は年越しそばはいつ食べる?、正月飾りを出す時期は正月飾りはいつからいつまで?にまとめています。

まとめ:言い伝えは家ごとに違う。気になる人は30日までに済ませる。困ったら洗ってよい

  1. 洗濯を避けると言われるのは言い伝え。福を流さない、家事を休む、などの考え方がある
  2. 大晦日は「年内に済ませる」家が多い。洗ってはいけない、とは限らない
  3. 気になる人は12月28〜30日に大物を終わらせる。着替えを多めに用意する
  4. 冬の部屋干しは間隔・風・除湿。暖房器具の近くには干さない
  5. 汚れ物は衛生が先。必要なら洗って大丈夫

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

大晦日や元日に洗濯してはいけないかの早見表:元日に水を使わない、福を流さない、お正月は家事を休むなどの言い伝えがあるが、地域や家で違い、守らないと悪いことが起きるという話ではない。大晦日は洗ってはいけないとは限らず、年内に済ませる家が多い。気になる人の段取りは、12月28日から30日に大物を洗って乾かし、大晦日はふだんの量、元日は洗濯機を回さず着替えを多めに用意、2日から3日は家の考え方で。冬の部屋干しは、間隔をあける、風を当てる、除湿か換気で湿気を逃がす。暖房器具の近くには干さない。吐いた物など汚れ物は衛生を優先して洗ってよい

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