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年末が近づくと気になる、お歳暮の期限。基本は12月1日〜20日ごろに届くように贈るのがマナーです。でも、うっかり出しそびれても大丈夫。年明け1月7日までは「御年賀」、それ以降は「寒中見舞い」と表書きを変えれば、失礼なく感謝を届けられます。地域差や相場、喪中のときの作法まで、図解と4コマ漫画つきでまとめました。
お歳暮の時期とマナー早見表
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 贈る時期 | 12月1日〜20日ごろ着 | 年末ぎりぎりは避ける |
| 地域差 | 関東12/1〜・関西12/13〜が伝統 | 今は全国的に12月前半でOK |
| 過ぎたら① | 1/1〜1/7「御年賀」 | 松の内まで(関西は1/15) |
| 過ぎたら② | 1/8〜2/3「寒中見舞い」 | 立春の前日まで |
| 相場 | 3,000〜5,000円 | 続けられる金額にするのがコツ |
| のし | 紅白蝶結び・表書き「御歳暮」 | 相手が喪中なら無地短冊 |
お歳暮の基本|「12月20日ごろまで」が目安の理由
お歳暮は、1年間お世話になった方へ感謝を伝える年末の贈り物。12月1日から20日ごろまでに届くように手配するのが現代の目安です。
- 伝統的には「事始めの日」の12月13日〜20日が正式な期間
- 関東は12月1日〜、関西は12月13日〜と地域差があったが、今は全国的に12月前半着でまず問題なし
- 20日を過ぎると、帰省や旅行で不在の家庭が増える
- 年末の宅配便は混み合い、指定日に届かないリスクも上がる
特に生鮮品(ハム・海鮮・フルーツなど)を贈る場合、不在で受け取れないと台無しになってしまいます。相手の年末の予定がわからないからこそ、「早めに届く」が最大の思いやりになるんですね。ネット注文なら11月中に手配して12月前半着指定、が理想の段取りです。
出しそびれた!時期を過ぎたときのリレー作法
気づいたら12月も残りわずか——そんなときも、あわてなくて大丈夫。表書きを変えて贈る「リレー方式」が用意されています。
| 時期 | 表書き | メモ |
|---|---|---|
| 〜12月末 | 御歳暮 | 間に合うなら年内に |
| 1月1日〜1月7日 | 御年賀 | 松の内まで。関西は1/15までの地域も |
| 1月8日〜2月3日 | 寒中見舞い | 立春の前日(節分)まで |
ポイントは、時期に合わない表書きのまま贈らないこと。12月25日に「御歳暮」で届いても失礼ではありませんが、年が明けてから「御歳暮」はマナー違反になります。年末に間に合わないとわかったら、いっそ焦らずお正月の「御年賀」に切り替えるほうがスマート。手渡しできる相手なら、新年のあいさつと一緒に渡せて一石二鳥です。
相場と選び方|「続けられる金額」がいちばん大事
お歳暮の相場は3,000〜5,000円。特にお世話になった方や目上の方には5,000〜10,000円という目安もありますが、金額よりも大切な原則があります。
- お歳暮は毎年続けるのが前提の贈り物。無理のない金額設定が一番のマナー
- 去年より大幅に下げるのは印象がよくないので、最初から背伸びしない
- 定番はハム・洗剤・お菓子・コーヒー・ビール・カタログギフト
- 相手の家族構成で選ぶ(子どもがいる家にはジュースやお菓子が喜ばれる)
- 贈り先が多い場合は、ネット通販の早期割引(早割)を活用すると送料もお得
迷ったら「相手が自分では買わないけれど、もらうとうれしいちょっといい消えもの」が鉄板。なお、お歳暮とお中元は両方贈るのが正式とされますが、どちらか一方にするなら1年の締めくくりであるお歳暮を優先します。
喪中のときはどうする?贈る側・贈られる側
意外と知られていないのが、喪中とお歳暮の関係。結論、お歳暮はお祝いではなく感謝の品なので、喪中でも贈って・受け取って問題ありません。
- 自分が喪中:例年どおり贈ってOK
- 相手が喪中:贈ってOK。ただし紅白の水引は避けて、無地の短冊か白無地の掛け紙で
- 四十九日前など気になる場合は、時期をずらして「寒中見舞い」として贈る
- お祝いムードの強い品(紅白セットなど)は避けるとより丁寧
喪中はがきが届いて先方の不幸を知った場合も、お歳暮を控える必要はありません。むしろ大変な年の暮れに、変わらぬお付き合いが伝わる贈り物になります。喪中はがきのマナーについては別記事で詳しくまとめています。
のしと送り方のマナー|最後のひと手間
品物が決まったら、仕上げの体裁です。ここを押さえれば、お歳暮はもう完璧。
- のし紙は紅白の蝶結び、表書きは上段「御歳暮」・下段に名前
- 宅配で送るなら内のし(包装紙の内側)が一般的
- デパート・通販から直送する場合は、送り状(あいさつ状)を同封するか、先に着くようにはがきを出すと丁寧
- 手渡しなら紙袋から出して、相手が文字を読める向きで
- 受け取ったら3日以内をめどにお礼の連絡を(お返しは基本不要)
あいさつ状といっても、かしこまった文章でなくて大丈夫。「今年も大変お世話になりました。心ばかりの品を送りましたのでお納めください」の2行で気持ちは十分伝わります。年末のあわただしさの中でも、この段取りさえ知っていれば余裕です。
4コマ漫画でおさらい
12/20ごろまでに。過ぎたら御年賀→寒中見舞いのリレーで大丈夫。
よくある質問
Q. お歳暮とお年賀、両方贈る必要はある?
どちらか一方で構いません。お歳暮を年内に贈ったなら、お年賀は年始のあいさつだけで十分です。逆にお歳暮を逃したときの代替がお年賀、と考えるとわかりやすいです。
Q. いつから贈り始めるもの?11月中は早すぎる?
正式には12月からですが、最近は11月下旬から贈る人も増えています。早割を使って11月中に注文し、12月前半の着日指定にするのが賢い方法です。
Q. お歳暮をもらったらお返しは必要?
基本的にお返しは不要で、お礼状や電話で感謝を伝えれば十分です。どうしても何か返したい場合は、同程度までの品を「御年賀」や「寒中見舞い」として贈るとスマートです。
Q. 今年でお歳暮をやめたいときは?
突然やめるより、金額を少しずつ抑えて自然に区切る方法や、お歳暮だけにしてお中元をやめる方法が角が立ちません。年賀状やあいさつは続けると関係が保てます。
Q. 会社の上司に贈るべき?
最近は社内の贈答を禁止・自粛する会社が増えています。就業規則や職場の慣習を先に確認しましょう。禁止でなければ3,000円程度の負担にならない品が無難です。
まとめ
お歳暮は12月1日〜20日ごろに届くようにが基本。出しそびれたら1/7までは「御年賀」、2/3までは「寒中見舞い」に表書きを変えてリレーすれば失礼になりません。相場は3,000〜5,000円、喪中でも贈ってOK(相手が喪中なら無地短冊で)。感謝を伝える年末の習慣、余裕を持って気持ちよく締めくくりましょう。


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