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公園や庭で摘んだ花を本に挟んで、しばらくたってから開いてみたら、きれいな押し花ができていた。でも、そこからどうしたらいいのか、止まってしまう人は多いですよね。使い道が決まらないまま、本の間に挟みっぱなしにしていると、色があせたり、湿気で傷んだりすることもあります。
先に結論をひとつ。押し花は「光・湿気・空気」で色が落ちていきます。使い道を決めたら、乾燥剤と一緒に袋や額に入れて、日の当たらない所に置いてください。使い道の早見表、飾る場所、100均の物で保存する考え方、虫やカビが心配な時、できるまでの時間、子どもとペットの安全まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:使い道を知りたい人|飾りたい人|しまっておきたい人|虫・カビが心配な人|できるまでの時間が気になる人|子どもやペットがいる人
使い道の早見表——はがき・カード・額・しおり
押し花の使い道は、意外とたくさんあります。まずは、一覧で見てみましょう。
| 使い道 | 向く押し花 | ひとこと |
|---|---|---|
| はがき・カード | 薄くて平らな花 | 小さく貼れる。手紙に添えやすい |
| 額に入れて飾る | 色がきれいに残った花 | 日の当たらない壁に。湿気に注意 |
| しおり | 小さめの花・葉 | 作り方は子どもと作る押し花のしおりへ |
| ブックカバー・手帳 | 平らで丈夫な花 | 使うたびにこすれるので、保護して使う |
| スマホケースの中 | 薄い花 | スマホは熱を持つ。熱に弱い花は変色しやすい |
ラミネートに閉じ込めて使いたい人も多いですが、変色が出やすい方法でもあります。くわしくは押し花がラミネートで変色する時にまとめています。
使い道に迷ったら、「触る頻度が少ない」使い方から始めると傷みにくくなります。カードや額は、触る回数が少ないので、押し花が長もちしやすい使い方です。使い道が決まっていない押し花は、次の章のしまい方を先に済ませてください。
贈り物にする時は、押し花をカードやはがきに貼って、透明の袋に入れる方法が手軽です。相手がそのまま飾れるよう、立てかけられる台紙にしたり、額に入れたりすると、受け取った人も扱いやすくなります。花の名前を一言添えると、手紙らしさも出ます。
飾る時の場所——光と湿気を避けて
押し花の色が落ちる一番の原因は、光です。特に、窓辺の直射日光は、色があせるスピードを早めると言われます。
- 日の当たらない壁や棚に。直射日光は避け、蛍光灯や電球の光も、近すぎると色に影響します
- 湿気の多い所は避ける。台所、洗面所、お風呂の近くはカビの元です。除湿剤のある場所や、風通しのよい部屋が向いています
- エアコンの風が直接当たる所は避ける。花がたわんだり、ほこりが付いたりします
季節の入れ替えをしたい人は、飾る期間を決めて、使わない時は次の章のように袋に入れて保管してください。
飾る期間を決めておくのも、長もちさせるコツです。季節ごとに入れ替えて、使わない間は袋に入れて休ませると、色の変わり方がゆるやかになります。飾りっぱなしにするより、見たい時に出す、という付き合い方のほうが、押し花には向いています。
100均の物で保存する考え方——袋・ファイル・乾燥剤
保存に使う物は、100均でそろいます。高い物を買わなくても、大事なのは「湿気を入れない」「光を当てない」の2つです。
- 紙やシートに挟む。花が重ならないよう、1枚ずつ間に紙を入れます。押し花用の乾燥シートがあると、水分を吸って、しまう前の乾燥を助けてくれます
- 袋かファイルに入れる。ふた付きの透明なケースや、チャック付きの袋、台紙付きのファイルなどが使えます。乾燥剤は、袋の中に一緒に入れます
- 箱にしまう。日の当たらない引き出しや箱へ。上に重い物を載せないでください
乾燥剤は食べられません。小さな子どもやペットの口に入らないよう、袋ごとしまって、手の届かない所に置いてください。
虫・カビが心配な時——乾き切ってから、見つけたら離す
虫やカビが出る時は、乾き切っていない水分が関わっていることが多いようです。押す時に水分が残っていたり、湿気の多い場所にしまっていたりすると、小さな虫やカビが出ることがあります。
- 乾き切ってからしまう。触ってしっとりしている間は、まだ保管の段階ではありません
- 見つけたら、ほかの押し花から離す。同じ袋に入れておくと、広がることがあります。傷んだ物は処分して、袋や箱は乾かしてから使い直します
- ときどき見直す。季節の変わり目に、袋の中に湿気がないかを見ておきましょう
庭や公園で摘んだ花には、小さな虫が付いていることがあります。押す前に、軽く払っておきましょう。公園や道ばたの花は、摘んでよいかどうかを、そこの決まりで確かめてから。
本に挟んだまま長く置いている人は、いったん開いて、湿気がこもっていないかを見てください。本のページが波打っている、紙がしっとりしている時は、湿気を吸っているサインです。その場合は、別の乾いた紙に移し替えてから、袋へ移します。
できるまでの時間——花の厚みと押し方で変わる
「押し花は何日でできるの?」は、よく調べられる疑問です。ただ、日数は一つに決まりません。花が厚いほど、水分が多いほど、時間がかかります。薄い花は早く乾き、バラのように厚みのある花は時間がかかる、という違いがあります。
目安は、日数より状態で見てください。触ってみて、ぱりっと乾いていて、しっとり感がなくなったら完成です。途中で何度も開けて確かめると、花を傷つけたり、乾きが遅れたりします。押す紙や乾燥シートを替える時だけ、そっと見るくらいがちょうどいいんです。
厚い花は、花びらを一枚ずつ開く、厚みのある部分を薄く割る、といった工夫をする人もいます。道具の使い方は、乾燥シートや押し花用品の表示どおりに。
色が落ちてきたと感じた時は、新しい花で作り直すのも、押し花を楽しむ一つの形です。同じ花でも、咲く時期や摘む時間帯で、仕上がりは少しずつ違います。季節ごとの記録として、年ごとに並べて飾る人もいます。
子どもとペットがいる家での置き方
押し花は小さくて軽いので、床に落ちたり、手に取られたりすることがあります。小さな子どもが口に入れないよう、手の届く所には置かないでください。植物によっては、口に入れると体に合わないものがあります。庭の花でも同じです。
猫や小鳥がいる家では、かじったり、食べたりできない場所に置きます。猫にとって危ない植物もあるので、心配な時は獣医さんに相談を。額に入れて壁に掛けるのは、動物がいる家でも飾りやすい方法のひとつです。
ゆきこ( ゚Д゚)『作ったあとの置き場所まで決めておくと、押し花は長く楽しめますよね』
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まとめ:触る回数が少ない使い道で、日陰に、乾燥剤と一緒に
- 押し花は光・湿気・空気で色が落ちる。使い道は触る回数が少ない物から
- 飾る場所は日の当たらない壁。窓辺と湿気の多い所は避ける
- 保存は紙に挟み、乾燥剤と袋へ。100均の物で足りる
- 虫・カビは乾き切ってから保管。見つけたら離して処分する
- 日数より状態で見る。子どもやペットが口に入れない所に置く
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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