押し花の使い道——しおり・はがき・額で飾る方法と、虫やカビを防ぐしまい方、できるまでにかかる時間

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公園や庭で摘んだ花を本に挟んで、しばらくたってから開いてみたら、きれいな押し花ができていた。でも、そこからどうしたらいいのか、止まってしまう人は多いですよね。使い道が決まらないまま、本の間に挟みっぱなしにしていると、色があせたり、湿気で傷んだりすることもあります。

先に結論をひとつ。押し花は「光・湿気・空気」で色が落ちていきます。使い道を決めたら、乾燥剤と一緒に袋や額に入れて、日の当たらない所に置いてください。使い道の早見表、飾る場所、100均の物で保存する考え方、虫やカビが心配な時、できるまでの時間、子どもとペットの安全まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何に使うか知りたい→使い道の早見表を見る第1章へ ▶部屋に飾りたい→光と湿気を避ける第2章へ ▶しまっておきたい→袋と乾燥剤で保管第3章へ ▶虫・カビが心配→乾き切ってから保管第4章へ ▶何日でできる?→花の厚みで変わる第5章へ ▶

ケース別に読む:使い道を知りたい人|飾りたい人|しまっておきたい人|虫・カビが心配な人|できるまでの時間が気になる人|子どもやペットがいる人

4コマ漫画|押し花をどうしまう?1作った押し花どうしよう?本に挟んだままにする2✕窓辺に飾ればきれいかな日の当たる窓辺はNG3✓乾燥剤と一緒に袋へ入れる日陰で湿気を避ける4色が残って長く楽しめる飾る日も、しまう日も安心

使い道の早見表——はがき・カード・額・しおり

押し花の使い道は、意外とたくさんあります。まずは、一覧で見てみましょう。

使い道 向く押し花 ひとこと
はがき・カード 薄くて平らな花 小さく貼れる。手紙に添えやすい
額に入れて飾る 色がきれいに残った花 日の当たらない壁に。湿気に注意
しおり 小さめの花・葉 作り方は子どもと作る押し花のしおりへ
ブックカバー・手帳 平らで丈夫な花 使うたびにこすれるので、保護して使う
スマホケースの中 薄い花 スマホは熱を持つ。熱に弱い花は変色しやすい

ラミネートに閉じ込めて使いたい人も多いですが、変色が出やすい方法でもあります。くわしくは押し花がラミネートで変色する時にまとめています。

使い道に迷ったら、「触る頻度が少ない」使い方から始めると傷みにくくなります。カードや額は、触る回数が少ないので、押し花が長もちしやすい使い方です。使い道が決まっていない押し花は、次の章のしまい方を先に済ませてください。

贈り物にする時は、押し花をカードやはがきに貼って、透明の袋に入れる方法が手軽です。相手がそのまま飾れるよう、立てかけられる台紙にしたり、額に入れたりすると、受け取った人も扱いやすくなります。花の名前を一言添えると、手紙らしさも出ます。

飾る時の場所——光と湿気を避けて

押し花の色が落ちる一番の原因は、光です。特に、窓辺の直射日光は、色があせるスピードを早めると言われます。

押し花を飾る場所日陰の壁光が当たりにくい✓窓辺の直射日光色があせる✕湿気の多い所カビの元になる✕
  • 日の当たらない壁や棚に。直射日光は避け、蛍光灯や電球の光も、近すぎると色に影響します
  • 湿気の多い所は避ける。台所、洗面所、お風呂の近くはカビの元です。除湿剤のある場所や、風通しのよい部屋が向いています
  • エアコンの風が直接当たる所は避ける。花がたわんだり、ほこりが付いたりします

季節の入れ替えをしたい人は、飾る期間を決めて、使わない時は次の章のように袋に入れて保管してください。

飾る期間を決めておくのも、長もちさせるコツです。季節ごとに入れ替えて、使わない間は袋に入れて休ませると、色の変わり方がゆるやかになります。飾りっぱなしにするより、見たい時に出す、という付き合い方のほうが、押し花には向いています。

100均の物で保存する考え方——袋・ファイル・乾燥剤

保存に使う物は、100均でそろいます。高い物を買わなくても、大事なのは「湿気を入れない」「光を当てない」の2つです。

押し花の保存の3つの手順紙に挟む花が重ならないように1→乾燥剤と袋へ湿気を入れない2→日陰の箱にしまう光を避けて保管3
  • 紙やシートに挟む。花が重ならないよう、1枚ずつ間に紙を入れます。押し花用の乾燥シートがあると、水分を吸って、しまう前の乾燥を助けてくれます
  • 袋かファイルに入れる。ふた付きの透明なケースや、チャック付きの袋、台紙付きのファイルなどが使えます。乾燥剤は、袋の中に一緒に入れます
  • 箱にしまう。日の当たらない引き出しや箱へ。上に重い物を載せないでください

乾燥剤は食べられません。小さな子どもやペットの口に入らないよう、袋ごとしまって、手の届かない所に置いてください。

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押し花を作る時、水分をしっかり吸わせる乾燥シートがあると、作る時もしまう時も、扱いが楽になります。


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虫・カビが心配な時——乾き切ってから、見つけたら離す

虫やカビが出る時は、乾き切っていない水分が関わっていることが多いようです。押す時に水分が残っていたり、湿気の多い場所にしまっていたりすると、小さな虫やカビが出ることがあります。

  • 乾き切ってからしまう。触ってしっとりしている間は、まだ保管の段階ではありません
  • 見つけたら、ほかの押し花から離す。同じ袋に入れておくと、広がることがあります。傷んだ物は処分して、袋や箱は乾かしてから使い直します
  • ときどき見直す。季節の変わり目に、袋の中に湿気がないかを見ておきましょう

庭や公園で摘んだ花には、小さな虫が付いていることがあります。押す前に、軽く払っておきましょう。公園や道ばたの花は、摘んでよいかどうかを、そこの決まりで確かめてから。

本に挟んだまま長く置いている人は、いったん開いて、湿気がこもっていないかを見てください。本のページが波打っている、紙がしっとりしている時は、湿気を吸っているサインです。その場合は、別の乾いた紙に移し替えてから、袋へ移します。

できるまでの時間——花の厚みと押し方で変わる

「押し花は何日でできるの?」は、よく調べられる疑問です。ただ、日数は一つに決まりません。花が厚いほど、水分が多いほど、時間がかかります。薄い花は早く乾き、バラのように厚みのある花は時間がかかる、という違いがあります。

目安は、日数より状態で見てください。触ってみて、ぱりっと乾いていて、しっとり感がなくなったら完成です。途中で何度も開けて確かめると、花を傷つけたり、乾きが遅れたりします。押す紙や乾燥シートを替える時だけ、そっと見るくらいがちょうどいいんです。

厚い花は、花びらを一枚ずつ開く、厚みのある部分を薄く割る、といった工夫をする人もいます。道具の使い方は、乾燥シートや押し花用品の表示どおりに。

色が落ちてきたと感じた時は、新しい花で作り直すのも、押し花を楽しむ一つの形です。同じ花でも、咲く時期や摘む時間帯で、仕上がりは少しずつ違います。季節ごとの記録として、年ごとに並べて飾る人もいます。

子どもとペットがいる家での置き方

押し花は小さくて軽いので、床に落ちたり、手に取られたりすることがあります。小さな子どもが口に入れないよう、手の届く所には置かないでください。植物によっては、口に入れると体に合わないものがあります。庭の花でも同じです。

猫や小鳥がいる家では、かじったり、食べたりできない場所に置きます。猫にとって危ない植物もあるので、心配な時は獣医さんに相談を。額に入れて壁に掛けるのは、動物がいる家でも飾りやすい方法のひとつです。

ゆきこ( ゚Д゚)『作ったあとの置き場所まで決めておくと、押し花は長く楽しめますよね』

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しおりにしたい人は子どもと作る押し花のしおりへ。ラミネートで変色した人は押し花がラミネートで変色する時、壁に飾る時の貼り方はポスターの貼り方、押し花にする花を探している人は金木犀がいつ咲くかも見てみてください。

まとめ:触る回数が少ない使い道で、日陰に、乾燥剤と一緒に

  1. 押し花は光・湿気・空気で色が落ちる。使い道は触る回数が少ない物から
  2. 飾る場所は日の当たらない壁。窓辺と湿気の多い所は避ける
  3. 保存は紙に挟み、乾燥剤と袋へ。100均の物で足りる
  4. 虫・カビは乾き切ってから保管。見つけたら離して処分する
  5. 日数より状態で見る。子どもやペットが口に入れない所に置く

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

押し花の使い道と保存の早見表:押し花は光・湿気・空気で色が落ちる。使い道は、はがき・カード・額・しおり・ブックカバー・スマホケースの中などで、触る回数が少ない物から始める。飾る場所は日の当たらない壁にし、窓辺の直射日光と湿気の多い所は避ける。保存は紙に挟み、乾燥剤と一緒に袋かファイルに入れ、日陰の箱にしまう。乾燥剤は食べられないので手の届かない所へ。虫やカビは乾き切っていない水分が原因なので、乾き切ってから保管し、見つけたら離して処分する。できあがりは日数より、ぱりっと乾いたかで見る。子どもが口に入れない所、猫や小鳥がかじらない所に置く

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