ペチュニアが雨で弱る時——根元から枯れる・下の葉が枯れる時と、ニチニチソウとの違い

家事

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梅雨や長雨が続くと、ペチュニアの花がぐったりして、茶色くしおれてしまうことがありますよね。きのうまで元気だったのに、雨のあとで根元が黒っぽくなった、下の葉から枯れ上がってきた、と慌てる人は少なくありません。

先に結論をひとつ。ペチュニアは花びらが雨で傷みやすいと言われます。長雨が続く時は、軒下など雨の当たらない場所へ移すのが基本です。根元から枯れる時や下の葉が枯れる時は、雨そのものよりも、土の湿りっぱなしと蒸れが重なっていることがあります。この記事では、雨の日の置き場所、根元と下の葉の見分け方、種の取り方、冬越しの考え方、ニチニチソウやパンジーとの違いを順番に見ていきます。切り戻しの位置や回数はペチュニアの切り戻しで枯れた時にまとめているので、そちらをどうぞ。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ雨のあとにしおれた→軒下へ移して花を整える第2章へ ▶根元が茶色い→水を止めて土を乾かす第3章へ ▶下の葉が枯れる→古い葉か蒸れかを見分ける第4章へ ▶種や冬越しが気になる→乾かして取る・箱で守る第5章へ ▶似た花と迷う→葉と花の形で見分ける第6章へ ▶

ケース別に読む:雨のあとにしおれた人|根元が茶色い人|下の葉が枯れる人|種・冬越しが気になる人|似た花と迷う人

4コマ漫画|ペチュニアが雨に当たったら1長雨の予報明日から雨が続くの?花がいっぱい咲いている2そのままにした花がぐったりしてる…雨ざらしにしてしまう3軒下へ移した雨の当たらない所へ移そう足元に気をつけて動かす4土を見て水やり水は土が乾いてからにしよう晴れたら日当たりに戻す

雨のあとの様子の早見表

雨のあとの傷み方は、どこが傷んでいるかで原因が変わります。まず表で、当てはまる行を探してみてください。

様子 考えられること 見直し方
花がしおれて茶色い 花びらが雨で傷んだ 傷んだ花を摘み、軒下へ
根元が茶色く柔らかい 土の湿りすぎ、蒸れ 水を止めて土を乾かす
下の葉から枯れ上がる 古い葉の入れ替わり、蒸れ 枯れた葉を取り、風を通す
全体に元気がない 長雨で土が乾かない 鉢皿の水と水はけを見直す

雨のあとにしおれた時——軒下へ移して花を整える

長雨の予報が出たら、鉢を雨の当たらない場所へ移すのが、いちばん手っ取り早い守り方です。軒下、ベランダの奥、玄関先の屋根の下など、雨が吹き込まない所を選びます。

雨の日の置き場所雨ざらし花びらが傷みやすい長雨は避ける軒下へ雨の当たらない所倒れない位置に晴れたら戻す日当たりは保つ暗すぎない所
  • 雨の当たらない所へ:花びらが濡れ続けないように、軒下や屋根のある場所へ。壁ぎわなら、吹き込む雨にも気をつけます
  • 暗すぎる所は避ける:日が足りないと、花つきが悪くなったり茎が伸びたりします。雨の間だけの避難にして、晴れたら日当たりに戻します
  • 雨がやんだら:傷んだ花を手で摘み、鉢皿にたまった水を捨てます。濡れた花を残すと、蒸れやすくなります

鉢を動かす時は、腰と足元に気をつけてください。土を含んだ鉢は思った以上に重く、持ち上げた拍子にふらつくことがあります。無理なら、鉢を小さく分けて動かしたり、2人で運んだりするのが安全です。背の高い鉢や吊り鉢は、風で倒れたり落ちたりしない位置に置き、人の通り道や子どもの遊ぶ場所からは離します。ベランダの手すりの上に置くのは避けて、落ちても人に当たらない所に置いてください。集合住宅のベランダや共用部に鉢を置く時は、管理規約や管理会社の案内が先です。

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雨のたびに鉢を動かすなら、キャスター付きの台に載せておくと楽になります。動かす時は足元と台の安定を確かめて、止める時はストッパーをかけてください。


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根元から枯れる時——水を止めて土を乾かす

根元が茶色く変わって、触るとぐにゃっと柔らかい。そんな時は、長雨で土が湿りっぱなしになっている可能性があります。ペチュニアは、土がいつまでも湿っていると根元が傷みやすいと言われます。

  1. 雨の当たらない所へ移す:まず、これ以上濡れないようにします
  2. 鉢皿の水を捨てる:根が水に浸かったままだと、傷みが進みます
  3. 土が乾くまで水やりを止める:表面だけでなく、指を少し入れて中の湿り具合も見ます
  4. 傷んだ部分を取る:茶色く柔らかい茎や黒い葉は、清潔なはさみで取ります。刃先は自分の方に向けないでください
  5. 元気な枝を残す:しなやかで緑色の枝が残っていれば、そこから立て直せることがあります

根腐れから復活できるかは、傷み具合で変わります。茎のつけ根にまだ張りがあって、緑色の部分が残っているなら、土を乾かして様子を見る価値があります。逆に、株元全体が黒くて、においがする時は、助からないこともあります。その時は、元気な枝を何本か切って水に挿しておく人もいますが、根が出るとは限りません。

土がいつまでも乾かない、水が鉢の中にたまる、という時は、鉢の水はけを見直すのが先です。プランターに鉢底石はいらない?で、鉢と土で変わる考え方をまとめています。傷んだ土を入れ替える時は、植木鉢の土の捨て方で捨て方の確かめ方が分かります。肥料や薬剤を使う時は、製品の表示どおりに、換気して子どもとペットを近づけないでください。

下の葉が枯れる時——古い葉の入れ替わりか蒸れか

株の下の方の葉だけが黄色や茶色になって、ぽろぽろ落ちる。これは、必ずしも悪いことではありません。株元の古い葉は、新しい葉が出るにつれて入れ替わっていくことがあるからです。

根元と下の葉の見分け方根元が黒っぽい水を止めて乾かす傷んだ所を取る下の葉だけ黄色古い葉の入れ替わり取って様子を見る風を通す混んだ枝を間引く鉢の間隔をあける

見分けるコツは、上の葉と蕾の元気さです。上の方が元気で、新しい蕾も上がってくるなら、下の葉の黄ばみは入れ替わりの範囲のことがあります。反対に、上の方まで黄色や茶色が広がる、根元が柔らかい、においがする、という時は、水のやりすぎや蒸れを疑います。

  • 枯れた葉は取る:手で軽く引くか、清潔なはさみで切ります。落ちた葉を鉢の上に残すと、蒸れやすくなります
  • 混んだ枝を間引く:枝が重なると、株元に風が通りません。重なった枝を何本か整理します
  • 鉢の間隔をあける:鉢同士がくっついていると、雨のあとに湿気がこもります

水やりは、土の表面が乾いてからにして、株元に静かにあげてください。口の細いじょうろが手元にない時は、じょうろの代用が参考になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『雨続きは、鉢を動かすのがいちばん面倒なんですよね。迷う時は、重い鉢より先に、軽い小さな鉢から軒下へ移すのが現実的だと思います』

種の取り方と冬越しの考え方

ペチュニアは、花が終わったあとに、ふくらんだ実(さや)ができることがあります。この中に、とても小さな種が入っています。種を取りたい時は、さやが茶色く乾いてから、紙や皿の上で中身を取り出します。

  • 乾かしてから取る:濡れたままだとカビやすいので、雨の当たらない場所で乾かします
  • 小さな種は紙の上で:風で飛びやすいので、風のない室内で作業すると楽です
  • まく時期は種の袋で:時期や発芽の目安は、種の入手元の説明や園芸店の案内を見てください。親と同じ花が咲くとは限りません
  • 子どもの手の届かない所へ:さやも種も小さく、口に入りやすいので、取ったらすぐ片づけます

冬越しは、寒さへの強さが品種で違うと言われます。育てている株の説明書きやラベルを見て、冬越しできるかを確かめてください。冬越しさせる場合は、明るい室内の窓辺に置く人もいれば、発泡スチロールの箱に入れて寒さを和らげる人もいます。

  • 窓辺は夜に冷える:夜だけ窓から離すと、冷えを和らげられます
  • 箱は蒸れやすい:蓋を閉めきると湿気がこもるので、時々開けて空気を入れ替えます
  • 水は控えめに:寒い季節は土が乾きにくいので、乾いたのを確かめてから与えます
  • 倒れない位置に:箱や鉢は、子どもとペットの通り道を避けて、安定した場所に置きます

ニチニチソウ・パンジーとの違い

ペチュニアと似た花で迷う人も多いようです。見た目と咲く時期の、一般的な違いを見ておきます。

似た花の見分け方ペチュニアラッパ形に開く咲く期間が長いニチニチソウ平たく開く花暑さに強いと言われるパンジー寒い季節の花顔のような模様
  • ペチュニア:ラッパのように広がる花で、咲く期間が長い花として育てられています。葉や茎に触ると、少しべたつくことがあります。花びらは雨で傷みやすいと言われます
  • ニチニチソウ:花びらが平たく開き、葉につやのある花です。暑さに強いと言われますが、雨や蒸れへの強さは品種や環境で違うので、育てている株のラベルを見てください
  • パンジー:寒い季節に咲く花で、顔のような模様が特徴です。ペチュニアとは咲く時期が違うので、同じ鉢で比べにくい花です

雨に当てていいかどうかは、花の種類と品種で変わります。名前が分からない時は、買った時のラベルや園芸店の案内を見ると、迷いません。

子どもとペットの安全

落ちた花びらや葉、さや、種は、小さな子どもが口に入れることがあります。雨のあとは地面や鉢皿に落ちやすいので、早めに片づけてください。作業のあとは手を洗います。もし口に入れてしまった時は、あわてず口の中のものを出させて、医療機関や中毒の相談窓口に相談してください。毒性の強さは断定できないので、自己判断は避けましょう。

猫や小鳥などは、鉢花をかじることがあります。届かない所に置き、様子が気になる時は獣医さんに相談してください。

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切りすぎて枯れた時や切る位置はペチュニアの切り戻しで枯れた時へ。水やりの道具はじょうろの代用、鉢の水はけはプランターに鉢底石はいらない?、土の始末は植木鉢の土の捨て方にまとめています。

まとめ:長雨は軒下へ。根元は乾かし、下の葉は入れ替わりか蒸れかを見る

  1. 花びらは雨で傷みやすいので、長雨は軒下へ。鉢を動かす時は腰と足元に気をつける
  2. 根元が柔らかい時は、水を止めて土を乾かす。傷んだ所は清潔なはさみで取る
  3. 下の葉の黄ばみは、古い葉の入れ替わりのことも。上まで広がるなら蒸れを疑う
  4. 種は乾いたさやから、冬越しは品種のラベルで。箱の中は蒸れやすい
  5. 落ちた花や種は子どもとペットの口に入れない。触ったら手を洗う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ペチュニアが雨で弱る時の早見表:花びらは雨で傷みやすいので長雨の時は軒下など雨の当たらない所へ移し、晴れたら日当たりに戻す。鉢を動かす時は腰と足元に気をつけ、倒れない位置に置く。根元が茶色く柔らかい時は水を止めて土を乾かし、傷んだ所を清潔なはさみで取る。下の葉だけ黄色い時は古い葉の入れ替わりのことがあり、上まで広がるなら蒸れを疑う。種は乾いたさやから取り、冬越しは品種のラベルを見る。ニチニチソウは平たく開く花、パンジーは寒い季節の花。落ちた花や種は子どもとペットの口に入らない所へ

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