ピクチャーレールの使い方——ワイヤーとフックの選び方、おしゃれな飾り方と代わり

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ピクチャーレールが付いている部屋に住み始めたのに、どう使えばいいのか分からない。ワイヤーやフックを用意してはみたものの、どこに何を掛けるのか迷ってしまう。そんな声は意外と多いんです。壁に穴をあけずに飾れる便利な仕組みですが、部品の名前が説明ごとにバラバラで、最初の一歩でつまずきやすいんですよね。

先に結論をひとつ。ピクチャーレールは「レールにランナーを入れ、ランナーからワイヤーを下げ、ワイヤーのフックで物を吊るす」仕組みです。そして吊るす物の重さは、取扱説明書と製品の表示の範囲で。この2つを押さえれば、あとは飾り方の好みの話になります。気になる所から読んでみてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ部品の名前が分からない→レール・ランナー・ワイヤー・フック第1章へ ▶吊るし方に迷う→ランナーから下げて、フックで掛ける第2章へ ▶おしゃれに飾りたい→中心の1点と高さをそろえる第3章へ ▶レールがない・足りない→はがせるフックや突っ張り棒第4章へ ▶外したい→付属品は外せる。本体は管理会社第5章へ ▶

ケース別に読む:部品の名前が知りたい人|吊るし方に迷う人|おしゃれに飾りたい人|レールがない人|外したい人|部屋干しに使いたい人

4コマ漫画|ピクチャーレールに額を飾りたいお気に入りの額どこに掛けたらいいのかな…1レールはあるけれど使い方が不安ついやりがちベッドの上がちょうどいい!2落ちた時に人に当たる位置は避ける表示を見る重さは表示の範囲で確認3説明書と表示を見てから掛ける壁の空いた所へこれなら安心して眺められる4置き場所と重さを守れば楽しめる

部品の呼び方——レール・ランナー・ワイヤー・フック

説明書や商品ページによって、同じ部品が違う名前で呼ばれていることがあります。ここでは、次の4つの呼び方でそろえて進めますね。順番はレール、ランナー、ワイヤー、フック。上から下へ、この順に並んでいると覚えておくと迷いません。

部品の名前と順番12341 レール:壁ぎわの横の溝2 ランナー:溝の中で動かす部品3 ワイヤー:ランナーから下げる線4 フック:ワイヤーに掛ける金具
  • レール。壁や天井ぎわに付いている、横に長い溝です。すでに取り付けてある物を使う前提でお話しします
  • ランナー。レールの溝の中に入れて、左右に動かす小さな部品です。ワイヤーを下げる元になります
  • ワイヤー。ランナーから下げる線です。長さを変えられる物が多く、見た目をすっきり出せます
  • フック。ワイヤーに掛けて物を吊るす金具です。ワイヤーの途中で位置を変えられる製品もあります

製品によって、ランナーとワイヤーが一体になっていたり、フックの形が違ったりします。正確な部品の組み合わせは、付属の取扱説明書で確かめてください。種類の違うレールには、合わないランナーやフックもあるので、買い足す時は今のレールに合うか表示を見ておくと安心です。

ワイヤーとフックの使い方——手順と、傾かせないコツ

吊るし方は、基本の流れを知っておけば難しくありません。ここでは一般的な順番を紹介します。

  1. ランナーの位置を決める。レールの上で、飾りたい場所までランナーを動かします。入れ方や固定のしかたは製品で違うので、説明書を見ながら
  2. ワイヤーの長さを決める。飾る物の中心が、目線のあたりに来る長さが基本の考え方です。複数並べる時は、ワイヤーの長さをそろえるときれいに見えます
  3. フックを掛けて、物を吊るす。額の背面の金具や、ひもにフックがしっかり掛かったか、手で軽く確かめます
  4. 少し離れて、傾きを見る。傾く時は、フックの位置を左右でそろえるか、2本のワイヤーで左右を吊るすと安定しやすくなります

吊るす物の重さは、ワイヤーとフックの表示の範囲で選びます。レール全体にも決まりがあることが多いので、取扱説明書や製品の表示で確かめてください。重い物を1本のワイヤーに集めるより、軽い物を分けて吊るす方が安心です。

高い位置に掛ける時の踏み台は、平らな床に置いて使います。ふらつく時は、無理に手を伸ばさず、家族に支えてもらってください。

おしゃれな飾り方——ポスター・キャンバス・額の並べ方

吊るし方が分かったら、次は見せ方です。おしゃれに見える並べ方には、いくつか共通する考え方があります。

飾る物 吊るし方の考え方 気をつけること
ポスター 額に入れるか、上下を挟む物で整える 薄い紙は反りやすいので、そのままフックに掛けない
キャンバス 背面の金具にフックを掛ける 角が壁に当たって傷がつかないか見る
額 左右2本のワイヤーで吊ると傾きにくい ガラスが入る額は特に、重さの表示を確かめる
軽い小物・かご フックの表示の範囲の物だけを 揺れてぶつかる位置は避ける
並べ方のOKとNG✓ 大きな額を中心に、高さをそろえる✗ 大きさも高さもばらばら

並べる時の考え方は3つです。まず中心になる大きな物をひとつ決める。次に小さい物の高さの基準をそろえる。そして余白を詰めすぎない。これだけで、ぐっとまとまって見えます。色は数をしぼると落ち着きますし、壁一面を埋めなくても雰囲気は出ます。

ポスターを壁に貼るときの跡が気になる人は、ポスターの貼り方で跡を残さない方法も参考になります。パズルを額に入れて飾りたいときは、パズルの額と保管にまとめています。

レールがない・足りない時の代わり——はがせるフックや突っ張り棒

「うちの部屋にはレールがない」「ここにも掛けたいのに、レールが届かない」。そんな時の代わりは、壁をなるべく傷つけない方法から考えます。

  • はがせるフック。軽い物なら選択肢になります。ただ、はがす時に跡が残ることもあるので、跡の対処は粘着フックの跡を取る方法で確かめてください
  • 突っ張り棒。壁と壁、床と天井の間に渡して使います。壁や天井の強度、棒の表示の重さの範囲、倒れた時に人に当たらない位置を、先に見ておきます
  • 画鋲や小さな穴。許される家とそうでない家があります。賃貸は原状回復が必要なので、管理会社や大家さんに先に聞いてください。穴のあけ方の考え方は画鋲の代わりが参考になります

壁紙に傷や破れができてしまった時は、壁紙の破れをごまかす方法で落ち着いて対処できます。レールそのものを新しく付けたい、位置を変えたい、という話は工事になります。自分で何とかしようとせず、管理会社や業者に相談してください。

外し方——ワイヤーとフックは外せる、レール本体は管理会社へ

外したい時は、外せる物と外せない物を分けて考えます。

  • 外せる物。吊るした物、フック、ワイヤーは、下から順に外せます。まず物を外し、次にフック、最後にワイヤーの順です
  • ランナー。製品によって外し方が違います。説明書に書かれていない動かし方はしないでください
  • レール本体。壁や天井に取り付けられた工事の部品です。自分で外したり位置を変えたりせず、賃貸なら管理会社、持ち家なら業者に相談します

外す時も踏み台は平らな床で。重い額は落とさないよう、2人で支えると安心です。

部屋干しに使える?——重さの表示と落ちても困らない位置

「ピクチャーレールで部屋干しできたら便利なのに」と考える人もいますよね。でも、濡れた洗濯物は乾いた時よりずっと重くなります。使えるかどうかは、取扱説明書に洗濯物を想定した記載があるかで決めてください。記載がない場合は、使わない方が安心です。使える場合も、ハンガーの数を欲張らず、表示の範囲を守ります。

飾る位置のNGとOK✗ ベッドやソファの真上✓ 人が寝たり座ったりしない壁

もうひとつ大事なのが、落ちても人に当たらない位置です。ベッドやソファの真上、子どもやペットがよく通る通り道、座って過ごす場所の上は避けます。金具がゆるんでいないか、ときどきワイヤーとフックを見ておくと安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ピクチャーレールは「何を掛けるか」より「どこに掛けるか」を先に決める方が、失敗が少ないと思います。迷ったら、人が寝たり座ったりしない壁から始めるのが安心ですよね』

💡 この困りごとへの提案

ワイヤーとフックは、掛けたい物の重さと見た目に合わせて、今のレールに合う物を選びます。表示を確かめて買い足してください。


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あわせて読みたい

レールがない部屋で飾りたい時は画鋲の代わりを。壁紙に傷や破れができた時は壁紙の破れをごまかす方法を。ポスターを貼った跡が気になる時はポスターの貼り方もどうぞ。

まとめ:呼び方をそろえて、重さは表示の範囲で

  1. 仕組みは「レール→ランナー→ワイヤー→フック」。上から下へこの順に覚える
  2. 重さは取扱説明書と製品の表示の範囲で。重い物は分けて吊るす
  3. 飾り方は中心の1点を決め、高さをそろえる。余白を詰めすぎない
  4. レールがない時は、はがせるフックや突っ張り棒から。賃貸は管理会社に先に聞く
  5. 外せるのはフックとワイヤーまで。レール本体は管理会社や業者へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ピクチャーレールの使い方の早見表:部品の呼び方はレール、ランナー、ワイヤー、フックの順。ランナーをレールの溝で動かし、ワイヤーを下げ、フックで物を吊るす。重さは取扱説明書と製品の表示の範囲で選ぶ。飾り方は大きな額を中心に、高さをそろえ、余白を詰めすぎない。レールがない時は、はがせるフックや突っ張り棒から考え、賃貸は管理会社に先に聞く。外せるのは物、フック、ワイヤーの順で、レール本体は工事なので管理会社や業者へ。部屋干しは説明書に記載がなければ使わない。ベッドやソファの真上は避け、踏み台は平らな床で使う

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