椅子のキャスターを固定する——100均の受け皿ストッパー・脚キャップ・ロック付きへの早見表、外す時の注意点まで

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学習椅子やオフィスチェアが、座っているうちにラグの上をじりじり動いてしまう。子どもが椅子ごとくるくる机から離れていって、注意するのも疲れてきた。「動かないように固定したい」とたどり着く人は多いですよね。

先に結論をひとつ。止め方は大きく、100円ショップの受け皿で受ける・キャスターを外して脚キャップにする・ロック付きキャスターに替えるの3つに分かれます。どれを選ぶにしても、ガス圧式の昇降部(回転椅子・学習椅子・オフィスチェアに共通の部分)は分解しないのが大原則です。止め方の早見表、100均で足りる線、外す時の注意まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へまず安全を確認したい乗らない・脚キャップは滑る→第1章100均での止め方を知りたい受け皿・脚キャップ・ロックを比較→第2章受け皿のサイズが合うか不安車輪の直径で選ぶ→第3章キャスターを外したい軸の太さと床の傷に注意→第4章何度も緩んでしまうロック付きに替える線を知る→第5章

ケース別に読む:まず安全を確認したい人止め方を比較したい人受け皿のサイズが不安な人キャスターを外したい人替える線を知りたい人

4コマ漫画|椅子のキャスターを止める1がたがた動いてる机の下で動く椅子に困る2軸を分解しよう昇降部の分解はNG3受け皿をはめよう受け皿を車輪にはめる4動かなくなった動かなくなって安心

先に安全を確認する——乗らない・脚キャップは床で滑る

止め方を選ぶ前に、押さえておいてほしいことがあります。回転椅子や学習椅子、オフィスチェアの座面の下には、高さを調整するガス圧式の昇降部が入っています。ここは分解しようとすると思わぬ動き方をしてけがにつながるので、止めるために軸を外そうとは考えないでください。

  • ガス圧式の昇降部(回転椅子・学習椅子・オフィスチェアに共通)は分解しない
  • 固定した回転椅子・キャスター付きの椅子に乗って、高い所の物を取らない
  • キャスターを外して脚キャップにすると、床で滑りやすくなります。高齢者や子どもは特に注意してください
  • 固定したまま無理に引きずると、脚が折れることがあります
キャスターを止める時のOKとNGOK外側から受け皿やキャップで固定車輪の直径に合わせて選ぶ脚キャップは床の滑りに注意てこで抜く時は支えと手袋不安なら無理せず買い替えNGガス圧の昇降部を分解する固定した椅子に乗って物を取る引きずって脚に力をかける叩いて無理に引き抜くぐらつく座面にそのまま使う

止め方は3つ——受け皿ストッパー・脚キャップ・ロック付きの早見表

「止める」といっても、やり方はひとつではありません。手軽さと確実さのバランスで選ぶ物が変わってきます。

止め方 向く場面 気をつけること
100円ショップの受け皿ストッパー とりあえず試したい・費用を抑えたい 車輪の直径に合わせる・外れやすさを確認する
キャスターを外して脚キャップに 回転よりも「動くこと」自体を止めたい 床で滑りやすくなる・引きずらない
ロック付きキャスターに交換 何度も緩む・きちんと固定したい 差し込み軸の太さを測ってから選ぶ

いちばん手軽なのは受け皿ストッパーで、車輪を乗せて受け止める形の物です。ただし椅子を動かすたびにずれることもあるので、「毎日どのくらい椅子を動かすか」で向き不向きが変わります。ほとんど動かさない学習椅子なら受け皿で足りることが多く、頻繁に立ったり座ったりする仕事用の椅子は、ロック付きへの交換の方が結果として楽になる場合もあります。

家の中に動かしたくない椅子と、普段どおり動かしたい椅子が混ざっている場合は、1種類の方法にそろえる必要はありません。学習椅子は受け皿で様子見、仕事用の椅子だけロック付きに替える、というふうに椅子ごとに使い分けると、費用も手間も抑えられます。100円ショップの物から試して、それでも足りない椅子だけ次の方法に進む、くらいの気持ちで大丈夫です。

受け皿ストッパーのサイズの測り方——車輪の直径で選ぶ

受け皿タイプを選ぶ時に失敗しやすいのが、サイズ選びです。椅子のキャスターは機種によって車輪の直径がかなり違い、目分量で選ぶと「浮いて安定しない」「はまらない」ということが起きます。測る場所は、車輪をまっすぐ横から見た時の直径と、車輪の厚み(幅)の2か所だけです。メジャーがなければ、キャスターの下に紙を敷いて跡を付け、その幅を測る方法でも十分です。

受け皿の多くは、ある程度の幅に対応できるよう作られていますが、極端に小さい車輪や、逆に太いオフィスチェア用の車輪では合わないこともあります。買う前に、対応する車輪の直径の目安が書かれているかを確認しておくと、買い直しの手間が減りますよ。

複数脚まとめて買う時は、同じメーカーの椅子でも部屋によって車輪の大きさが違うことがあるので、1脚だけ先に試してから残りをそろえると安心です。小さすぎる受け皿を無理にはめ込むと、車輪の縁がこすれて余計に動きにくくなったり、逆にがたついたりすることがあります。「少しきついかな」くらいの余裕を持たせて選ぶのがコツです。

キャスターを外して脚キャップにする時の注意——軸の太さ・高さ・叩かない

受け皿では心もとない、あるいはそもそも動かないようにしたい場合は、キャスターを外して脚キャップに替える方法もあります。差し込み式のキャスターであれば、コツをつかめば工具なしでも外せますが、進め方を間違えると軸を傷めてしまうので、手順を確認しておきましょう。

脚キャップにする3つの手順1キャスターを外す差し込み式の軸を確認真上にまっすぐ引く→ てこは支えと手袋で2脚キャップを付ける車輪の直径に合わせる叩き込まない→ 高さが少し下がる3床の滑りに注意フローリングは滑る高齢者や子どもは注意→ 必要ならマットを

軸が固くて抜けない時に、ドライバーなどをてこにして力をかけたくなりますが、てこで抜く時は必ず椅子を支えてもらいながら、手袋をして行い、叩いたり無理な力をかけたりしないでください。抜けないからといって無理を続けると、軸や座面側の受け金具を傷めて、かえって修理が必要になることがあります。渋い時はいったん止めて、無理をしないのが結局は早道です。

直さず替える線——ロック付きへの替え時と学習椅子の設定

受け皿もキャップも試したけれど何度も緩んでしまう、というときは、無理に固定を続けるよりロック付きキャスターに交換した方が早く片付くことが多いです。ロック付きは車輪自体にストッパーが付いていて、レバーひとつで動きを止められます。差し込み軸の太さを測ってから選ぶ点は、脚キャップと同じです。交換そのものの手順は、引き抜いて差すだけの内容をキャスター・ガスシリンダーの交換にまとめているので、この記事では「止める」ことだけに絞ります。

そして、そもそも脚が細い・ぐらつく・座面が割れているような椅子には、新しくキャスターを付けないでください。止め方をどれだけ変えても、土台側が弱ければ安定しません。そういう椅子は無理に延命させず、買い替える方を選んであげてください。学習椅子の中には、座ると動きが止まる設定を持つ機種もありますが、これは機種によって差があるので、効果を断定せず取扱説明書で確認するのが確実です。

買い替えの目安として、金具のゆるみが締め直しても数日で戻ってしまう、座面と脚のつなぎ目にひびが見える、といったサインが出たら、固定を続けるより次の椅子を探す方が安心です。特に子どもが使う学習椅子は、体重が増えていく分、今は大丈夫でも数年後には状況が変わることも忘れずに見ておいてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、まずは100円ショップの受け皿で試すので十分な場面が多いと思います。それでも動くようなら、無理に粘らずロック付きに替えた方が、結果として早いですよね』

止めた椅子に乗って高い所の作業をする場面は意外とよくあるので、踏み台代わりにしないことも忘れずに。100円ショップの受け皿で足りない時は、車輪の直径に合わせて選べるロック付きのストッパーを見ておくと安心です。

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回転そのものを止めたい人は回転椅子を回らなくする固定へ。キャスターやガスシリンダーの交換手順はキャスター・ガスシリンダーの交換、昇降部の分解や処分は学習椅子の分解と捨て方、踏み台代わりの椅子が気になる人は踏み台の代用、床の汚れや傷が気になる人は椅子のキャスターカバーもあわせてどうぞ。

まとめ:昇降部は分解しない。止め方は受け皿・脚キャップ・ロック付きの3つ

  1. 止めた椅子には乗らない。高い所の物を取る作業は別の踏み台で
  2. 脚キャップは床で滑る。高齢者・子どものいる家は特に注意
  3. 引きずらない。固定したまま無理に動かすと脚が折れることがある
  4. てこで抜く時は支えと手袋。叩かず、無理をしない
  5. ぐらつく椅子には付けない。脚が細い・座面が割れた椅子は替える

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

椅子のキャスター固定の早見表:大原則はガス圧式の昇降部を分解しないこと、固定した椅子に乗って物を取らない。止め方は3つ、100円ショップの受け皿ストッパーは車輪の直径に合わせて選ぶ、キャスターを外して脚キャップにすると床で滑りやすくなるので高齢者や子どもは注意、ロック付きキャスターへの交換は差し込み軸の太さを測ってから選ぶ。てこで抜く時は支えと手袋、叩かず無理をしない。脚が細い・ぐらつく・座面が割れた椅子には新しくキャスターを付けず買い替える。固定したまま無理に引きずると脚が折れることがある

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