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気づいたら、ポトスのつるが棚から床へ向かって伸びていた。ひょろひょろと長いのに、葉は先のほうにしかついていない。切っていいのか、切ったらどうなるのか、迷いますよね。
先に結論をひとつ。伸びすぎたつるは、節の少し上で切って大丈夫です。切ったつるは、水に挿して増やすこともできます。そのうえで、上に伸ばしたいなら支柱にゆるく留める。垂らして飾りたいなら、吊るす場所の安全を先に決める。この順番で考えると、迷いません。
この記事では、切る位置、切り方と増やし方、支柱と巻き付け方、垂らして飾る時の注意、水差しの根が伸びすぎた時、ひょろひょろ伸びる時の見直しを順に見ていきます。なお、この記事では、つるの途中にある葉のつけ根を「節」、節から出る茶色い根を「気根」と呼びます。
ケース別に読む:切る位置を知りたい人|切って増やしたい人|上に伸ばしたい人|垂らして飾りたい人|水差しの根が長い人
切る位置の早見表——節・葉・気根
ポトスのつるは、節ごとに葉がつき、節から気根が出ます。新しい芽や根が出るのは、この節のところ。だから切る位置は、節の少し上が基本です。
| 場所 | 見た目 | 切る時の考え方 |
|---|---|---|
| 節 | 葉のつけ根。ふくらみがある | ここから新芽や根が出る。残したい側に節を残す |
| 葉 | 1枚ずつついている | 葉だけ切っても新芽は出にくい。節ごと考える |
| 気根 | 節から出る茶色い根のような物 | 切らなくていい。水や土に触れると根になることがある |
つるの長さは、残す形で決めます。短くして鉢まわりをすっきりさせたいなら、根元に近い節の少し上で。ボリュームを残したいなら、先のほうだけを整えます。切る長さの正解はないので、まず気になる所から少しずつ切ってみてください。
切る時期や、いっぺんにどのくらい切っていいかは、季節や株の勢いで変わります。株が弱っている時にいっぺんに切りすぎると、負担になることがあります。迷う時は、長いつるを何本かに分けて、少しずつ整えるほうが安心です。切ったあとの株は、明るい場所で、水をやりすぎないように見守ってください。
切り方と増やし方——切ったつるは水に挿せる
- はさみは清潔なものを。切る時は台の下にマットを敷き、刃先を人に向けないでください。子どもがいる家では、はさみを使う作業は大人が見ている所で
- 切り口が乾きすぎないうちに水へ。節が水に浸かるように挿します。根が出るまでの長さは季節や株で違います
- 水は替える。にごってきたら取り替えます。間隔は、水の様子を見て決めてください
- 樹液に注意。肌が弱い人は、手袋をして作業すると安心です
切ったつるや落ちた葉は、小さな子どもの口に入ってしまう大きさです。作業のあとは、手の届かない所へ片づけてください。口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡しましょう。猫や小動物が葉をかじることもあるので、気になる時は獣医さんに相談してください。
支柱と巻き付け方——ゆるく留めて、倒れない鉢で
上に伸ばしたいなら、支柱の出番です。ポトスは、節から出る気根を支柱に絡めて登っていく性質があります。ココヤシの繊維を巻いた支柱は、気根がつかまりやすい物のひとつです。
- ゆるく留める。つるが太くなることを考えて、締めつけずに、指が入るくらいの余裕を
- 節の近くで留める。気根が支柱に触れやすくなります
- 鉢の重さに注意。背の高くなったポトスは倒れやすくなります。倒れても人や物に当たらない場所に置き、ベッドやソファの上は避けてください
- 踏み台は平らな床で。高い所の作業では、ぐらつかないように
💡 この困りごとへの提案
つるを支える支柱は、素材や太さで使い心地が変わります。ココヤシの繊維を巻いた物は、気根が絡みやすく、見た目もなじみます。
垂らして飾る時——吊るす場所の安全が先
ポトスは、垂らして飾ると雰囲気が出ます。棚の上から垂らす、壁のフックに掛ける、100均の道具で吊るす、といったアイデアがありますが、先に安全の確認を。
- 重さは道具の表示の範囲で。鉢と土と水を含めた重さを、フックや吊り具の表示と照らして選んでください。数字は、それぞれの表示を見てください
- 落ちても人に当たらない所。ベッド、ソファ、子どもやペットの通り道の真上は避けます
- 賃貸は原状回復。壁や天井に穴をあける前に、管理会社や大家さんに確認しましょう。貼って剥がせる道具の考え方はタオルバーを100均の物で貼って剥がせるようにする話が参考になります
- 高い所は踏み台を安定させて。平らな床で、無理な姿勢をとらないでください
湿気の多い場所に置く時は、加湿器のある部屋のカビも見てみてください。
垂らして飾ると、ポトスのつるは思った以上に重くなっていきます。つるが伸びるほど、風や人の動きで揺れやすくなるので、ときどき位置を見直して、通り道に垂れていないか確かめてください。長くなりすぎたら、前の章の考え方で切って整えれば、飾り方も軽くなります。
水差しの根が伸びすぎた時——容器と水を見直す
水に挿したポトスの根が、容器いっぱいに伸びてしまうことがあります。根が長くなりすぎたら、容器を大きくするか、根を少し整える、という考え方になります。
- 根がからまって入りきらない時は、傷んだ根を取り除き、元気な根を残します
- 水がにごる、においがする時は、容器ごと洗って水を替えます
- 長く水で育てていると、土に植え替えた時に根が戸惑うことがあります。様子を見ながら慣らします
水の替え方の頻度や、植え替えの時期は、株の様子や季節で違います。説明書きや園芸店の案内を見てください。
水差しにしている場合は、根が容器の中でぎゅうぎゅうになると、水の入れ替えがしにくくなります。そうなる前に、容器の大きさと根の量のバランスを見ておくと、手入れが楽になります。口の広い容器にすると、根を取り出しやすいのも利点です。
ひょろひょろ伸びる時の見直し——光と置き場所
つるが長いだけでなく、葉の間隔が開いて小さくなっているなら、光が足りないサインかもしれません。明るい場所へ少しずつ移して、様子を見てください。いきなり強い直射に当てると、葉が傷みます。葉が茶色くなったり黄色くなったりした時は、ポトスの葉が茶色くなる時へ。
ゆきこ( ゚Д゚)『つるを切るのは勇気がいりますよね。でも、節の少し上で切れば、そこからまた葉が出てきます。まずは長いつる1本から、というのが気楽でいいと思います』
それでも迷う時は、まず1本だけ切ってみて、その後の様子を見るのがおすすめです。切った所の下の節から新しい葉が出てくる様子を見ると、どこで切ればいいのかが、感覚としてつかめてきます。
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ポトスの葉の色が気になる時はポトスの葉が茶色くなる時、吊るす道具の貼って剥がす考え方はタオルバーを100均の物で貼って剥がせるようにする話、置き場所の湿気は加湿器のある部屋のカビをどうぞ。
まとめ:切るのは節の少し上。留めるのはゆるく、吊るすのは安全から
- 切る位置は節の少し上。葉だけでなく、節ごと考える
- 切ったつるは水に挿して増やせる。はさみは清潔に、子どもの手の届かない所へ
- 支柱にはゆるく留める。倒れても危なくない場所に置く
- 垂らして飾るなら安全が先。重さは道具の表示の範囲、人に当たらない所へ
- 水差しの根が長い時は整える。ひょろひょろ伸びたら光を見直す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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