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水拭きまでしてくれるロボット掃除機、本当にありがたい存在ですよね。でも、汚水タンクを外した瞬間にぷんと来るあのにおい。ぞうきんを一日バケツに入れっぱなしにした時の、あの感じ。せっかく床がきれいになっているのに、家の中がなんとなく生ぐさい気がしてくる、というのは、よくある話ですよね。
先に結論をひとつ。においの原因はほとんどが「濡れたまま閉じておく時間」です。汚れが特別ひどいわけでも、機械が壊れているわけでもなくて、水分と汚れが空気の通らない場所にとどまっている時間が長いだけ。だから、洗うことよりも乾かすことのほうが効きます。どこがにおうのか、何を毎回やればいいのか、順番に見ていきましょう。
においの出どころは4つ——タンクだけを洗っても消えません
「汚水タンクが臭い」と感じている時、実はにおいの発生源が複数あることが多いんです。タンクだけをきれいにしても翌日また同じにおいがするのは、ほかの3つが残っているからだったりします。
- 汚水タンク。床のほこり、髪の毛、皮脂、食べこぼしを含んだ水がたまる場所です。ふたを閉めた密閉状態で放置されると、においが育つ条件がそろってしまいます。すみやふちの溝、ゴムのパッキンの裏側は、水を捨てただけでは汚れが残ります
- モップ(水拭きパッド)。実はここがいちばん強くにおうことが多い場所です。濡れたまま本体に付けっぱなしにしていると、生乾きのぞうきんと同じ状態になります
- 給水タンク(きれいな水を入れる側)。汚れていないはずなのに、内側がぬるっとすることがあります。水を入れっぱなしで何日も置くと、内側に薄い膜ができるんです
- ブラシとその軸、ダストボックス。髪の毛が巻き付いた軸のすき間や、細かいごみを受ける箱。乾いた汚れなのでにおわないと思いがちですが、水拭きの湿気を吸うとにおいます
この4つを一度に見るのが、遠回りに見えていちばん早い道です。特にモップは、外して手に取ってにおいをかいでみてください。そこが原因だった、というケースがとても多いです。
使い終わったら毎回やる一手——ここだけで半分は解決します
毎回きっちり掃除するのは無理ですよね。私も無理です。なので、「捨てる・外す・乾かす」の3つだけを習慣にしています。1分もかかりません。
- 汚水を捨てて、水でひとすすぎ。運転が終わったら、その日のうちに。中に少し水を入れて振って流すだけで、底にたまった汚れの層ができにくくなります
- モップを外して洗う。ぬるま湯で押し洗いして、絞る。ここで大事なのは本体に付けたまま乾かさないこと。外して、風の通る場所に広げます
- タンクのふたを開けたまま乾かす。ふたを閉めて棚に戻すと、翌日には確実ににおいます。開けて置くだけで、まるで違います
- 給水タンクの水は使い切る。残ったら捨てる。次に使う時に入れ直すほうが、結果的に楽です
この4つを続けていると、月に一度の本格的な掃除がほとんどいらなくなります。逆に言えば、今におっているのは、ここを飛ばした日が積み重なった結果ということでもあるんですよね。
ついてしまったにおいの取り方——洗う、つけ置く、そして完全に乾かす
すでににおいが染みついている時は、順番があります。いきなり強いものを使わず、下から試すのが結局いちばん傷めません。
- まず台所用の中性洗剤で洗う。汚水タンクは、外せる部品を全部外して、スポンジと歯ブラシで。ふちの溝とゴムのパッキンの裏は、汚れが黒い線になって残っていることが多い場所です。モップも同じく、押し洗いで
- それでも残るなら、酸素系の漂白剤でつけ置き。ここで大事なのは、つけ置きは外した部品とモップだけを、洗面器やバケツの中で行うということ。ぬるま湯に溶かして30分から1時間ほど。本体のタンクに入れて運転させる、という使い方はしないでください
- しっかりすすぐ。洗剤や漂白剤が残っていると、次に使った時に床に成分が広がることになります
- 完全に乾かす。ここを飛ばすと全部やり直しです。半日は風の通る所に。扇風機やサーキュレーターの風を当てると早いです
塩素系の漂白剤は、においには効きますが、金属の部品やゴムを傷めることがありますし、酸性のものと混ざると危険な気体が出ます。クエン酸やお酢を使ったあとに塩素系、という順番は絶対にやめてください。窓を開けて、手袋をして、片方だけを使う。これを守れば怖い作業ではありません。
カビが出たら、モップは交換したほうが早いです
モップに黒い点が出てきたら、それは繊維の奥まで入り込んでいる状態です。表面の色が落ちても、においの元は残っていることが多いんですよね。
- 黒い点が出た/洗っても翌日にはにおう/毛がごわついて水を含まなくなった。このどれかならモップは交換の時期です
- モップは消耗品です。何枚か予備を持って使うたびにローテーションするのが、においを寄せつけないいちばん確実な方法でした。1枚を洗って乾くのを待つより、乾いた1枚に替えてしまうほうが早いんです
- 使い捨ての紙のパッドに対応している機種なら、においが気になる季節だけ使い捨てに切り替えるという手もあります
交換部品を買う時、純正にするか互換品にするかで迷いますよね。この判断は掃除機まわり全般に共通する話なので、ロボット掃除機の消耗品は正規品と互換品どちらがいいかにまとめてあります。フィルター類についても掃除機のフィルターは純正と互換どちらを選ぶかで同じ目線を書きました。
専用洗浄液の代わりをどう考えるか——ここは断定できません
「専用の洗浄液が高い」「切らしてしまった」という声、よく分かります。ただ、この点だけは正直に書かせてください。メーカーが指定していない液をタンクに入れることは、おすすめできません。
- 理由は、水を通す道が細く、ポンプやセンサーといった機械の部分を通っているからです。泡立つものを入れると内部に泡が残り、粘度のあるものは細い管に固まりとして残ります。故障の原因になるだけでなく、保証の対象外になることがあります
- 「中性のものを薄めて使っている」という話は確かに見かけます。でもそれは自己判断の領域で、私が「大丈夫です」と言える話ではありません。同じ機種でも世代によって内部の構造が違いますし、実際に不具合が出た時に困るのは使っている人だからです
- まずやってほしいのは、取扱説明書の「使える液」「使えない液」の欄を読むこと。ここに「水道水のみ」と書いてあれば答えは出ています。「専用液または水」と書かれている機種もあります
- においそのものは、洗浄液ではなくモップの管理と乾燥でほとんど解決します。液に頼る前に、そちらを先に試してみてください
それでも足りない時は、メーカーの相談窓口に「におい対策に使えるものはありますか」と聞くのがいちばん確実です。液を探すより、結局モップを増やしたら悩まなくなった、という声も多いです。
給水タンクに入れるのは水道水が基本です
意外に思われるかもしれませんが、精製水や浄水を入れるほうがいい、とは限りません。水道水には少量の塩素が入っていて、これが水そのものの傷みを遅らせる働きをしています。塩素を抜いた水を入れてタンクに置いておくと、かえって早くぬるっとすることがあるんです。
- 基本は水道水を、使う分だけ。前日の水を持ち越さない
- お湯を入れない。機種によっては変形や故障の原因になります
- 内側がぬるっとしたら中性洗剤で。手が入らない口なら、ぬるま湯と小さく切ったスポンジを入れて振ると届きます
- 洗ったあとは、やはりふたを開けて乾かす
しばらく使わない時の保管
旅行や帰省、あるいは「今週は水拭きしないな」という時。濡れたまま片づけるのが、においを作る最大の原因です。
- 汚水を捨てて洗い、給水タンクも空にする
- モップは外して、洗って完全に乾かしてから、本体とは別に保管
- タンクはふたを開けた状態で置く。ゴムのパッキンも押し込まず、乾かす
- 本体は水洗いしないこと。電気の部分に水がかかると故障や事故につながります。汚れは固く絞った布で拭くだけに
- 長期間使わないなら、充電台につないだままにするか外すか、取扱説明書の指示に従ってください
ゆきこ( ゚Д゚)『モップを付けたまま数日ほったらかしにして生乾き臭を作った、という話は本当によくある失敗ですよね。ぞうきんをバケツに入れっぱなしにした時と同じにおいになります。うちなら、運転が終わったらモップだけは必ず外して洗面所に干します。洗うより干すほうが大事、というのは家じゅうの布に共通するルールだと思っています』
モップは何枚か持っておくと、においとの戦いがほぼ終わります。私が選ぶ時に見るのは、自分の機種に対応しているか、洗って繰り返し使えるか、この2点です。
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交換部品を買う時の考え方はロボット掃除機の消耗品は正規品と互換品どちらがいいかに、フィルター類は掃除機のフィルターは純正と互換どちらを選ぶかにまとめています。買い替えを考えている方は掃除機のモデルごとの違いをどう見るかもどうぞ。
まとめ:においの正体は乾いていない時間。洗うより乾かす
- 出どころは汚水タンク・モップ・給水タンク・ブラシの4つ
- 毎回やるのは捨てる・外す・乾かす。ふたは開けたままに
- ついたにおいは中性洗剤→酸素系でつけ置き→完全に乾かすの順で
- 指定外の液をタンクに入れない。漂白剤も混ぜるのも危険です
- 黒い点や生乾き臭が残るモップは交換。予備を回すのが確実
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手順を1枚にまとめました。



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