【図解あり】成人式のお祝い袋を親から渡す時の書き方——表書き・名前・中袋と水引の選び方

家事

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子どもの成人式が近づくと、お祝いを渡す場面が気になってきますよね。「成人式のお祝い袋、親から渡す時はどう書けばいいの?」と、書き方を調べ始める人は多いようです。表書きは何て書くのか、名前は誰の名前を書くのか、水引はどれを選ぶのか。年に一度どころか、一生に数回あるかないかの場面なので、迷って当然です。

先に結論をひとつ。水引は紅白の蝶結び、表書きは「祝 成人」か「御成人御祝」、名前は水引の下に親の名前。これが、成人式のお祝い袋でいちばん一般的とされる形です。ただし、習わしは地域や家によって違います。迷った時は、家のやり方を優先しても大丈夫です。

この記事では、袋が要るのか、水引の選び方、表書きと名前の書き方、中袋、渡すタイミングを、図と表で順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ袋に入れるか迷う→要らない家も、形として渡す家も第1章へ ▶水引と表書きで迷う→紅白の蝶結びと「祝 成人」が一般的→第2・3章中袋の書き方を知りたい→表に金額、裏に住所と氏名第4章へ ▶渡す時期・祖父母・現金以外→前日・当日の朝・式のあと第5章へ ▶

ケース別に読む:袋に入れるか迷う人|水引で迷う人|表書きと名前を知りたい人|中袋の書き方を知りたい人|渡し方で迷う人

成人式のお祝い袋は親から渡すのに要る?——要らない家も、形として渡す家も

まず、そもそも袋は要るのか。答えは「どちらでも大丈夫」です。親から子へのお祝いは、封筒にそのまま入れて渡す家もあれば、のし袋(お祝い袋)に整えて渡す家もあります。決まった正解があるわけではありません。

  • 袋に入れて渡す家:成人式という節目に「きちんとお祝いした」という形を残したい、本人が社会人としてのマナーを知るきっかけにしたい、という考え方
  • 普通の封筒や手渡しの家:親子なので改まらなくていい、という考え方。手紙やカードを添えるだけの家もあります
  • お祝いの品を贈る家:現金ではなく品物を渡す場合は、のし紙をかけて渡す形もあります

どれも間違いではありません。迷う場合は、ふだんの家のお祝いのしかた(入学祝いや就職祝いなど)に合わせると、家の中で統一感が出ます。袋を使うことにしたら、次の章からの選び方を見ていきましょう。

七五三の初穂料ののし袋と書き方の考え方がほぼ同じなので、七五三の初穂料も参考になります。

水引は何を選ぶ?——紅白の蝶結びが一般的とされる理由

お祝い袋の中央にかかっている飾りひもが「水引」です。ここがいちばん間違えやすい所なので、先に見てしまいましょう。

蝶結び何度あってもよい祝い結び切り成人式では使わない
水引の種類 意味とされること 成人式では
紅白の蝶結び(花結び) ほどいて結び直せる形。何度あってもうれしいお祝い向き 一般的に選ばれる
紅白の結び切り 固く結んでほどけない形。結婚など一度きりが望ましい場面向き 使わないとされる
金銀の水引 慶事で使われる色。祝儀袋の種類によって異なる 迷ったら紅白の蝶結びが無難
黒白・双銀などの水引 弔事で使われる色 使わない

「成人式は一生に一度なのに、蝶結びでいいの?」と思いますよね。でも成人式は、子どもの成長を祝う節目のお祝い。「これからも何度でもお祝いしたい」という意味合いから、蝶結びが選ばれるとされています。逆に、結び切りは「一度きりにしたい」という場面向きなので、成人式では選ばない、と案内されることが多いです。

売り場では、水引が印刷されただけの簡易タイプも並んでいます。印刷の水引でも、結びの形が蝶結びで、紅白の色なら同じ考え方で使えます。のし袋の右上にある「のし」が付いたものは、お祝い用です。

表書きと名前の書き方——「祝 成人」と親の名前を水引の上下に

水引が決まったら、袋の表に文字を書きます。水引を中心にして、上に表書き、下に贈る人の名前、という配置が基本です。

袋の表の書き方祝 成人親の名前水引の上に表書き水引の下に名前

表書きの例と、名前の書き方を、贈る人ごとにまとめます。

贈る人 表書きの例 名前の書き方
親(父または母) 「祝 成人」「成人祝」 水引の下の中央に、自分の名前。フルネームか、名前だけ
親(父母の連名) 「祝 成人」 中央に父のフルネーム、その左に母の名前を並べる形が一般的。連名にせず「父 母より」とする家も
祖父母(親が預かって渡す時) 「祝 成人」「御成人御祝」 祖父母の名前。親の名前と混ぜない
兄弟姉妹 「祝 成人」 贈る人の名前

表書きにはいくつか書き方があります。「祝 成人」「成人祝」「御成人御祝」「祝御成人」などで、どれも間違いではありません。ただ、「御」は相手を敬う言葉なので、親から子へ渡す場合は「祝 成人」の形が選ばれやすい、とされています。「御成人御祝」は、祖父母やおじ・おばなど、本人から見て目上の人が書く時にも使われます。

筆記具は、毛筆か筆ペンで、濃い黒の墨を使うのが一般的です。薄墨は弔事で使う色なので、お祝いでは使いません。字に自信がなくても、ゆっくり丁寧に書けば大丈夫です。ボールペンでも失礼にはならない、という考え方もありますが、水性ペンや筆ペンの方が文字がきれいに見えます。書き損じが心配なら、練習用の紙で一度書いてからにしましょう。

中袋の書き方——表に金額、裏に住所と氏名

お祝い袋の中には、お札を入れる「中袋」が付いていることが多いです。中袋を使う場合の書き方は、次のとおりです。

  • 表:中央に金額を縦書きで。数字は「壱・弐・参」のような旧字体の漢数字で書くのが一般的とされます。具体的な金額は、それぞれの家の考え方で決めて大丈夫です
  • 裏:左下に住所と氏名。親子で同居していても、住所と氏名を書くのが形として一般的です
  • 中袋がない簡易タイプ:袋の裏側に金額と住所・氏名を書く形が多いです。商品の説明を読んで、書く位置を確かめてください

お札は、折り目の少ないきれいなものを選ぶのが一般的です。中袋に入れる時は、お札の肖像画のある面が、中袋の表側を向くように入れる、と案内されることが多いです。ここも家ごとの考え方があるので、あくまで目安として受け取ってください。

金額を書くのが気になる人は、中袋に金額を書かずに渡す家もあります。気持ちを伝える手紙やカードを添えると、より丁寧な印象になります。

渡すタイミングと、祖父母・兄弟・現金以外の場合

袋が整ったら、いつ渡すかも決めましょう。目安は次の3つです。

  • 前日:式の前に、ゆっくり気持ちを伝えやすい。当日の朝は着付けや移動で慌ただしいため、余裕が欲しい家に向く
  • 当日の朝:晴れ着姿を見ながら渡せる。着付けの前後で、タイミングが合う時に
  • 式の後:家族でお祝いの食事をする席で。本人も落ち着いて受け取れます

渡す時は、袋の向きを本人の正面に向けて、両手で渡すのが丁寧とされています。親から子なので、ふくさ(包む布)は必須ではありません。気になる場合は、きれいなハンカチに包んでも気持ちは伝わります。

祖父母から預かる場合は、親の袋とは別にして、それぞれの名前を書いた袋で渡す形が一般的です。兄弟姉妹からは、小さなメッセージカードを添えるだけでも喜ばれます。現金ではなく品物を贈る場合は、「祝 成人」と書いた紅白蝶結びののし紙をかけて渡す形もあります。

成人式当日の親の動き方は成人式に親は来る?、前撮りの親の服装は成人式の前撮り、親の服装はどうする?にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『袋の作法も大事ですけど、最後に添える一言のほうが、本人の記憶に残る気がします。形が整っていれば、あとは気持ちですよね』

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お祝い袋は、書き損じたら新しいものが必要になります。予備を1枚用意しておくと、安心して書けます。


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成人式の当日に親ができることは成人式に親は来る?、前撮りの服装は成人式の前撮り、親の服装はどうする?、式のあとの振袖の扱いは成人式の後の振袖の使い道にあります。のし袋の考え方が近い七五三の初穂料もどうぞ。

まとめ:成人式のお祝い袋は紅白の蝶結びに「祝 成人」。迷ったら家のやり方で

  1. 袋は要る家も要らない家もある。家のお祝いのしかたに合わせて決める
  2. 水引は紅白の蝶結び。結び切りは使わないとされる
  3. 表書きは「祝 成人」や「御成人御祝」。水引の上に書く
  4. 名前は水引の下に親の名前。連名なら父を中央、母をその左に
  5. 渡すのは前日・当日の朝・式のあと。習わしは地域と家で違う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

成人式のお祝い袋を親から渡す時の早見表:袋は要る家も要らない家もあり家のお祝いのしかたに合わせる。水引は紅白の蝶結びが一般的で、結び切りや黒白は使わないとされる。表書きは水引の上に、祝 成人、成人祝、御成人御祝など。名前は水引の下に親の名前、父母連名なら父を中央に母をその左に。筆記具は濃い黒の毛筆か筆ペン、薄墨は弔事用。中袋は表に金額、裏に住所と氏名。渡すタイミングは前日、当日の朝、式のあとで、習わしは地域と家で違う

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