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生垣や庭木の候補を調べていると、シラカシとアラカシが並んで出てきて、「結局どう違うの?」と迷いますよね。どちらもカシの仲間で、濃い緑の丈夫そうな葉が似ているので、見分けがつきにくいんです。
先に結論をひとつ。見分ける時は、葉の幅とぎざぎざの入り方を中心に、葉の裏の色、樹皮は補助として見てください。木ごとの個体差が大きいので、迷ったら図鑑と並べて、苗のラベルも確かめましょう。ウラジロガシは、葉の裏が白っぽいことで区別しやすい木です。順番に見ていきます。
ケース別に読む:葉で見分けたい人|樹皮や名前が気になる人|ウラジロガシと迷う人|生垣にしたい人|どんぐりが気になる人
4コマで、見分けの流れをつかんでください。
葉で見分ける——幅・ぎざぎざ・葉の裏
見分けのいちばんの手がかりは、葉です。葉の形は季節や枝の位置で少しずつ違うので、何枚か見比べてみてください。違いの目安を表にまとめます。
| 見る所 | シラカシ | アラカシ | ウラジロガシ |
|---|---|---|---|
| 葉の幅 | 細長めの傾向 | やや幅広の傾向 | 細長く、やや大きめと言われる |
| ふちのぎざぎざ | 先のほうに鋭く入る傾向 | 粗く、先寄りに入る傾向 | 浅く、先のほうに少しだけ |
| 葉の裏 | 緑がやや淡い | 細かい毛で少し白っぽく見えることも | 白っぽく見えるのが名前の由来と言われる |
| 樹皮 | 黒っぽい灰色でなめらか | 黒っぽい灰色でなめらか | 灰色でなめらか |
表の「傾向」という言葉に注意してください。図鑑や木の解説にも、「おおむねこうなる」という書き方が多いのは、個体差が大きいからなんです。同じ木でも、日当たりや枝の位置で葉の形がずれるので、一枚だけで決めないのが大切です。日の当たる枝と、日陰の枝の葉を、両方見てみましょう。
見比べる時のコツをいくつか挙げておきますね。
- 同じ高さの枝から、元気そうな葉を選ぶ。新しく出たばかりの若い葉は、形が違って見えることがある
- 葉を並べて、幅の広さとぎざぎざの入り方を同時に見る。一枚ずつ見るより違いが分かりやすい
- 図鑑の写真と同じ向きに葉を置いて、見比べる。向きがそろうと、形の違いに気づきやすい
💡 この困りごとへの提案
葉の裏の色や細かい毛は、肉眼だと見えにくいことがあります。そんな時は、手持ちのルーペが便利です。葉をそっと裏返して、色と毛の様子を見てみてください。図鑑の写真と見比べると、判断しやすくなります。
樹皮と名前の話——白樫と赤樫
樹皮でも見分けたくなりますよね。ただ、シラカシもアラカシも、黒っぽい灰色でなめらかな樹皮で、とてもよく似ています。年を経ると筋やひびが出てきますが、これも木ごとに差があります。樹皮だけで決めるのはむずかしいので、葉と合わせて考えてください。
名前の「白」と「赤」にも触れておきます。「白樫」「赤樫」という呼び名は、切った木材の色から来ていると言われています。ただし、赤樫と呼ばれる別の木もあって、名前だけでは混ざりやすいんです。ラベルに書かれた名前と、葉の特徴を、必ず合わせて確かめましょう。
樹皮を観察する時は、見て、そっと手のひらで触れるくらいにしてください。確かめたくて樹皮をはがしたり、爪で傷をつけたりすると、木が弱る原因になります。特に、これから植える木や、植えて間もない木は、できるだけ触りすぎないでおきましょう。
ウラジロガシとの違い——葉の裏の白さ
ウラジロガシは、名前のとおり葉の裏が白っぽく見えるのが特徴と言われます。シラカシやアラカシと並べて見ると、葉をひっくり返した時の色の差で、気づきやすくなります。風に葉が揺れると、白い裏側がちらちら見えるので、遠くからでも見分けやすい木です。ただし、葉の裏の毛が薄い時や、若い葉では白さが目立たないこともあります。
- 葉の裏が白っぽい:ウラジロガシの可能性を考える
- ふちのぎざぎざが浅い:シラカシやアラカシとは違う入り方か、図鑑で確かめる
- 生えている環境:図鑑には、よく見られる場所が書かれていることが多い
庭に迎える木としては、ウラジロガシも大きくなる木と言われます。見た目の雰囲気だけで選ばずに、植える場所の広さと、将来の大きさを先に考えておくと、あとで困りにくいんです。苗木を選ぶ時は、ラベルの樹種名と、葉の特徴の説明を見比べてください。
街路樹や公園の木で見分けの練習をするのは楽しいですが、枝や葉、どんぐりを持ち帰らないようにしましょう。観察は、見るだけにとどめてください。
生垣にする前の考え方——大きくなる木だと知っておく
シラカシは、生垣によく使われる木として知られています。丈夫で葉が密になる反面、大きく育つ木です。植えた時の小ささだけで決めず、何年かたつとどれくらい場所を取るかを、先に考えておくと安心です。
カシの仲間は常緑なので、一年中葉があって目隠しになります。その一方で、落ち葉は秋だけでなく、季節を通して少しずつ落ちるんです。掃除の手間が続くことも、考えに入れておきましょう。葉が密になると風通しも悪くなりやすいので、無理のない大きさに保てるかどうかが、選ぶ時の大事な目安になります。
- 建物や塀との距離:枝が広がる分の余裕を持たせる
- 隣家との境:枝や落ち葉が隣の敷地に出る前に、話し合っておく
- 賃貸・集合住宅:共用部に植える時は、管理規約や管理会社の案内を先に確認する
- 手入れの頻度:刈り込む作業が続くので、続けられる範囲で選ぶ
最初に迷うのは、「何本ぐらい並べるか」「どこまで伸ばすか」という点ですよね。苗の間隔や本数は、苗のラベルや、植える店の案内に書かれた目安を見て決めてください。目隠しにしたい高さがあるなら、そこに届いた時点で、手入れを続けられるかどうかも、あわせて考えておきましょう。
刈り込みは、手の届く範囲までにとどめます。清潔な刈込ばさみを使い、刃先を体に向けないようにして、終わったら子どもの手の届かない所にしまってください。高い所を刈る作業や、大きくなりすぎた木の強い剪定、伐採は、造園業者に相談するのが安全です。脚立に乗る作業は、転落の危険があるのでやめておきましょう。庭仕事で汚れた軍手は軍手の泥汚れと臭いの取り方が参考になります。
どんぐりと子ども・ペット——拾って口に入れない
カシの仲間は、秋になるとどんぐりを落とします。子どもは拾うのが大好きですが、どんぐりは食べ物ではありません。口に入れないよう、拾う時は近くで見ていてあげてください。口に入れてしまった時や、様子がおかしい時は、すぐに医療機関や中毒の相談窓口に連絡しましょう。
落ちたどんぐりは、そのままにしておくと、踏んで滑ったり、掃除の時にまとめて散らばったりします。手袋をして、ほうきで集め、袋にまとめて捨てると手早く片付きます。マンションの共用部や公園に落ちているどんぐりは、持ち帰らずにそのままにしておきましょう。
猫・犬・小鳥が、どんぐりや落ち葉をかじらないよう気をつけることも大切です。かじった時や、いつもと違う様子がある時は、獣医さんに相談してください。
ゆきこ( ゚Д゚)『見分けに迷った時は、葉を何枚か並べて見るのがいちばん早いと思います。一枚だけで決めると、外れやすいですよね』
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シラカシを植えるか迷っている人は、シラカシで後悔する時で、大きさや落ち葉の注意点をまとめています。同じように木の見分け方を知りたい人はアオダモとシマトネリコの違いもどうぞ。
まとめ:葉の幅とぎざぎざを中心に、一枚で決めず、図鑑とラベルで確かめる
- 葉の幅とぎざぎざを中心に見る。何枚か並べて比べる
- 葉の裏の色も見る。ルーペを使うと分かりやすい
- 樹皮だけで決めない。葉と合わせて考える
- ウラジロガシは葉の裏が白っぽい。図鑑と見比べる
- 生垣は境界と高さを先に考える。高い所は造園業者へ
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手順を1枚にまとめています。



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