※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
公園や並木で、どんぐりのなる大きな木を見かけて、「これはスダジイ?それともツブラジイ?」と迷うことはありませんか。名前が似ていて、木の姿もよく似ているので、迷うのは自然なことです。
先に結論です。どちらもシイのなかまの常緑樹です。いちばん分かりやすい手がかりはどんぐり(実)の形で、スダジイは細長く、ツブラジイは丸くて小さい形です。樹皮は、スダジイのほうが縦の割れ目が目立ちやすいとされます。迷った時は、実と樹皮を写真に撮って、図鑑と見比べるのがいちばん確実です。
ケース別に読む:早見表を見たい人|どんぐりで見分けたい人|実がない季節の人|名札がなくて迷う人|拾いに行く前に決まりを知りたい人|よくある疑問を見たい人
見分けの早見表——どんぐり・樹皮・木の大きさ
ツブラジイとスダジイは、見る所を絞ると整理しやすくなります。次の表は、確かめやすい手がかりだけを並べたものです。
| 見る所 | スダジイ | ツブラジイ |
|---|---|---|
| どんぐり(実) | 細長く、小さめ | 丸くて小さい |
| 樹皮 | 縦の割れ目が目立ちやすい | 図鑑の写真で見比べる |
| 葉の裏 | 茶色っぽく光って見える | 茶色っぽく光って見える |
| 木の大きさ | どちらも大きくなる | どちらも大きくなる |
表のとおり、差が出やすいのはどんぐりの形です。葉の裏や木の大きさは、どちらにも当てはまるので、ここでは決め手になりません。逆に言えば、実が見つかれば、見分けはぐっと楽になります。実が見つからない時期でも、慌てなくて大丈夫です。樹皮と葉を写真に残しておけば、あとからゆっくり調べられます。見分けに迷うこと自体は、よくあることです。
どんぐりで見る——細長いか、丸いか
木の下にどんぐりが落ちていたら、まず形を眺めてみましょう。細長ければスダジイ、丸くて小さければツブラジイの手がかりになります。
- 落ちている実を、全体の形で見ます。細長いか、丸いかです
- 大きさは、小さめかどうかを見ます。ここは目安なので、細かい寸法は気にしなくて大丈夫です
- 見つけた実が、その木の真下に落ちているかも見ておきます。近くに別のシイの木がないかも、一緒に眺めておくと安心です
拾うのは、落ちている物だけにしてください。枝をつかんで引き寄せたり、枝先の実を取ったりはしません。観察が終わったら、その場に戻すか、持ち帰らずに見るだけにしておくのが気持ちよい見方です。
実が落ちていない時期は、木の下に何もなくても心配いりません。次の章の樹皮と葉に進みましょう。
樹皮と葉で見る——実がない季節の手がかり
実のない季節は、樹皮を見ます。スダジイは縦の割れ目が目立ちやすいので、幹を少し離れて眺めて、縦に深い筋が入っているかを見てみてください。ツブラジイの樹皮については、図鑑の写真で見比べるのが確実です。
葉も見ておきましょう。葉の裏が茶色っぽく光って見えるのは、どちらにも共通する特徴です。ですから、葉の裏が茶色っぽいだけでは、どちらかには決められません。「シイのなかまかな」と考える手がかりにとどめてください。
写真に残す時は、次の順番だと見比べやすくなります。
- 木の全体:少し離れて、大きさが分かるように撮ります
- 幹の樹皮:縦の筋が分かるように、横から撮ります
- 葉:表と裏が分かるように、落ちている物を置いて撮ります
- 日付と場所:あとで見返せるようにメモします
名札がない時の確かめ方——図鑑と見比べて、決めきれなければ決めない
公園の木には、名前の札がついていることがあります。まず探してみましょう。札があれば、それがいちばん早い答えです。札がない時は、撮った写真と図鑑を見比べます。
図鑑と見比べる時は、次の順番が目安です。
- 写真のどんぐりを、図鑑の実の写真と並べて見ます
- 次に樹皮を見て、縦の割れ目が目立つかどうかを確かめます
- 最後に葉を見ます。葉の裏は両方に共通なので、参考程度にとどめます
- どれか一つで決めず、二つ以上が同じ方向を向いているかを見ます
季節をまたいで同じ木を何度か撮っておくと、実のある時期と樹皮の様子を、あとでまとめて見比べられます。撮りためた写真は、名前を調べる時の頼りになります。
それでも決めきれない時は、無理に名前をつけなくて大丈夫です。「シイのなかま」とメモして、実が落ちる頃にもう一度見に行くくらいが、ちょうどいいですよ。
どんぐりの形は、図鑑の写真と並べて見ると違いが分かりやすくなります。樹木の図鑑は、実・葉・樹皮がまとめて載っている物が使いやすいです。
ゆきこ( ゚Д゚)『名前を当てることより、実と樹皮を順番に見ていく時間が楽しいのだと思います。迷ったら決めない、で大丈夫ですよね』
拾いに行く前に——枝を折らない・口に入れない・子どもとペット
どんぐり拾いは楽しいものですが、いくつか決まりを守りましょう。
- 私有地や立入禁止の場所には入りません
- 枝を折らない、引っぱらない:実を取るために揺らすこともしません
- 花や葉を摘まない、草木を持ち帰らない:公園や神社の木は、みんなの木です
- 実・葉は口に入れない:子どもは拾った物を口に入れやすいので、大人が見守ります
- 犬は放さない:木の下で拾い食いをさせません
庭に大きなシイの木がある場合も、木に触れる作業は手の届く範囲までです。高い所の枝や太い幹を切る、木を抜く、植え替えるといった作業は、造園業者に相談してください。脚立に乗る作業はしません。
落ちた実や葉は、地面にたまると滑りやすくなります。掃いたあとは自治体の分別に従って出しましょう。
よくある疑問——公園のシイはどっち?樹皮だけで分かる?
Q. 公園のシイの木は、どちらですか?
まず名札を探し、なければ落ちている実の形を見ます。細長ければスダジイ、丸くて小さければツブラジイの手がかりです。
Q. 樹皮だけで見分けられますか?
スダジイは縦の割れ目が目立ちやすいと言われますが、樹皮だけで決めず、実や図鑑と合わせて見てください。
Q. 葉の裏が茶色っぽく光っています。どちらですか?
どちらにも共通する特徴なので、決め手にはなりません。
Q. どんぐりを持ち帰ってもいいですか?
公園や神社では、草木や実の持ち帰りが禁止されていることがあります。案内の掲示を確かめ、迷ったら持ち帰らずに写真だけ撮りましょう。
Q. 実がなっていない季節は、どうすればいいですか?
樹皮と葉を写真に撮っておき、実の落ちる頃にもう一度見に行きます。急いで決めなくて大丈夫です。
Q. 庭の大きな木の枝が気になります。
手の届く範囲を超える作業は、自分でせず、造園業者に相談してください。
Q. 実を口に入れても大丈夫ですか?
口に入れないでください。子どもとペットにも気をつけます。
あわせて読みたい
シイの木の見分けは、マテバシイとスダジイの違いでも整理しています。スダジイの花のにおいが気になる時は、スダジイの花が臭い時のにおいの時期も参考になります。落ち葉を掃いたあとの道具の手入れは、ハンディモップの洗い方でも見られます。
まとめ:実の形を先に見る。迷ったら写真に撮って図鑑と見比べる
- どちらもシイのなかまの常緑樹です。まず実の形を見ます
- スダジイは細長いどんぐり、ツブラジイは丸くて小さいどんぐりです
- 樹皮はスダジイの縦の割れ目が目立ちやすいのですが、樹皮だけでは決めません
- 迷ったら写真に撮って、図鑑や公園の名札と見比べます
- 枝を折らず、実や葉は口に入れず、子どもとペットを見守ります
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント