上履きの油性ペンの落とし方——ゴム部分は消せます。布は「薄くして隠す」が正解でした

生活

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新学期の準備で上履きに名前を書いていて、最後の一文字でにじんだ。あるいは、お兄ちゃんのお下がりを下の子に回したいけど、つま先に大きく前の名前が……。「油性ペンって、消せないの?」と検索したくなる場面、あるあるだと思います。

先に正直な結論を書きます。つま先やかかとのゴム(ラバー)部分の油性ペンは、かなりきれいに消せます。でも、布(キャンバス)部分に染みたインクを完全に消す方法は、残念ながらありません。油性インクは繊維の奥まで染み込んで固まるので、表面をどうこすっても「薄くする」までが限界なんです。

なので、この記事は2部構成にしました。前半は場所別の「薄くする・消す」手順、後半は薄くしたあと「上手に隠す」方法。書き間違いもお下がりも、最終的に見た目が整えばゴールですから、隠す技まで含めてが実用の答えだと思っています。

書いた場所で、作戦が変わりますゴム部分(つま先・かかと)インクは表面に乗っているだけ→ 消せる見込みあり1.消毒用エタノールで拭く2.メラミンスポンジでこする3.残りは除光液で仕上げ布部分(甲・側面)インクは繊維の奥まで染みている→ 完全には消えないエタノールで裏にインクを追い出して薄くしたら、名前シール・白ペンで隠す※エタノール・除光液は窓を開けて。先に目立たない場所で色落ちテストを※時間がたったインクほど手ごわい。「薄くなれば勝ち」の気持ちでいきましょう

始める前に:2つだけ準備してください

  • 窓を開ける。エタノールも除光液も、締め切った部屋で使うとにおいがこもります。お子さんと一緒にやるなら特に
  • 目立たない場所で色落ちテスト。上履きの内側の縁などで、エタノールを綿棒でちょんと。上履き自体の色柄(キャラクターもの等)が溶け出さないか10秒見てください

ゴム部分(つま先・かかと)——ここは消せる見込みありです

ゴムの表面はつるつるで、インクが染み込まず表面に乗っています。だから「溶かして拭き取る」が通用します。

  1. 消毒用エタノール(アルコール)をコットンか布に含ませて、名前の上に10秒ほど押し当てる
  2. インクがにじんできたら、きれいな面に替えながら一方向に拭き取る。往復させると広げてしまいます
  3. 薄く残った分は、水で湿らせたメラミンスポンジで軽くこする(ゴム表面のつやが少し落ちることがあるので、様子を見ながら)
  4. それでも残るしぶといインクは、アセトン入りの除光液で同じ手順を。溶かす力が強いぶん、ゴムの変色リスクも上がるので最後の手段です

書いてすぐの失敗なら、エタノールだけでほぼ消えることも多いです。時間がたったマッキーは1回では落ちませんが、「押し当てて拭く」を数回くり返すと、確実に薄くなっていきます。

布部分(甲・側面)——「裏に追い出して薄くする」が精いっぱいです

布に書いた名前は、インクが繊維の奥で固まっています。ここで期待値を正直に:白いキャンバス地に黒マッキーで書いた名前は、どんな方法でも「グレーのにじみ」までしか戻りません。それでも薄くしたい場合の手順がこちらです。

  1. 上履きの内側に、いらないタオルをぎゅっと詰める(インクの受け皿にします)
  2. 名前の上からエタノールをたっぷり含ませ、歯ブラシでトントンたたく。こすらず、たたいてインクを下のタオルへ押し出すイメージです
  3. タオルにインクが移らなくなったら位置を替えて繰り返す
  4. 仕上げに洗濯用せっけんで部分洗い→よくすすいで乾燥

ゆきこ( ゚Д゚)『ゴシゴシこするんじゃなくて、裏のタオルに「引っ越し」させるのか…!』

ここまでやって「うっすら読める」程度まで薄くなれば上出来です。無理に漂白剤を重ねるより、次の「隠す」に進むほうが仕上がりがきれいになります。

薄くしたら「隠す」——お下がりの定番ワザ3つ

ここからが実は本番です。学校で恥ずかしくない見た目にする方法は3つあります。

方法 向いている場所 ポイント
お名前シール・アイロンテープ 布・ゴムどちらも 前の名前の上にそのまま貼れる。洗濯に強い上履き用・布用を選ぶ
布用の白ペンで塗りつぶし→上から書き直す 布部分 2〜3回重ね塗りすると下の字が読めなくなる。乾いてから黒で書き直し
ワッペン・デコで隠す 甲の広い場所 低学年なら好きな柄で「自分のしるし」に。左右の目印にもなって一石二鳥

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お下がりの書き換えなら、「薄くする工程」をがんばりすぎなくても、アイロンで貼る布テープに新しい名前を書いて上から貼るだけで、見た目はすっきり整います。剥がれ防止に、貼ったあと四隅だけ手縫いでちょんちょんと留めておくと洗濯にも耐えます。

ついでの豆知識:そもそもにじませない名前の書き方

次に新品へ書く時のための小ワザです。

  • 書く場所を霧吹きで湿らせない・洗いたてに書かない。湿った布はにじみの最大原因です
  • 布部分に書くなら、先にヘアスプレーを軽く吹いて乾かしてから書くと、にじみにくくなります(スプレーのりでも同じ理屈です)
  • ペンは布用の名前ペンが一番にじみません。極細より中字のほうがかすれず読みやすいです

まとめ:ゴムは消す、布は薄くして隠す。全部消そうとしないのがコツです

  1. ゴム部分はエタノール→メラミン→除光液の順で、かなり消せます
  2. 布部分は完全には消えません。タオルを詰めてエタノールでたたき、裏へ追い出して薄くするまで
  3. 薄くしたら名前シール・白ペン・ワッペンで隠すのが仕上がりの近道
  4. 作業は換気して、先に色落ちテスト
  5. 次からは乾いた布に、布用ペンで。にじみは書く前に防げます

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新学期準備つながりで、上履きのゴムがゆるくなった時の交換と直し方、体操服のゼッケンの目立たない縫い方もまとめています。9月の準備がまとめて片づきますように。

保存版:この記事の早見表

場所別の作戦を1枚にまとめました。作業前にスマホでどうぞ。

上履きの油性ペンの落とし方カード:ゴム部分はエタノールを押し当てて一方向に拭き、メラミンスポンジ、残りは除光液の順で消せる。布部分は内側にタオルを詰めてエタノールで上からたたき裏へ追い出して薄くするまでが限界、そのあと名前シールや布用白ペンやワッペンで隠す。作業は換気して先に色落ちテスト、次からは乾いた布に布用ペンで書く

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