※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
人にすすめられて、全粒粉パスタを買ってみた。ところが、いつものパスタと同じようにゆでて食べたら、ぼそぼそする。香ばしいというより、においが気になる。そんな「あれ、おいしくない」を前に、残った袋をどうしようと思っている人も多いですよね。
先に結論をひとつ。まずいと感じる理由は、「香り」「ぼそぼそした食感」「ゆで加減」のどれかに分けられ、袋の表示どおりにゆでて、香りの強い味と合わせると食べやすくなることがあります。味と食感のことを、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:何が苦手なのか知りたい人|ぼそぼそするのが気になる人|合う味を知りたい人|粉の違いを知りたい人
まずいと感じる理由の早見表——香り・食感・ゆで加減
全粒粉は、小麦の外側の皮や胚芽まで一緒に挽いた粉のことです。ふつうの白いパスタより色が濃く、粉の中に細かいつぶつぶが見えます。この「外側の部分」が入っているので、香ばしさや、独特のにおい、かみごたえが出てくるんです。同じ全粒粉でも、メーカーや粉の挽き方で、味はかなり違います。
| 感じること | よくある原因の方向 | 試してみること |
|---|---|---|
| ぼそぼそ・ぱさぱさする | ゆですぎ、ゆで上げてから時間が経った、水気が飛んだ | 袋の表示のゆで時間で引き上げる。ゆで汁を少し取り分けて和える |
| においや香ばしさが苦手 | 粉の外側の香りが出ている | 香りの強い味(にんにく・オイル・トマト)と合わせる |
| かたい・かみごたえが強い | ゆで足りない、または粉の挽き方が粗い | ゆで時間を表示の範囲で見直す。細かく挽いた粉のパスタを選ぶ |
| 味が薄く感じる | ゆでる湯に塩味が足りない、ソースが軽い | 湯の塩加減を見直す。ソースの味を少し濃いめに |
どれも「全粒粉だからまずい」と決まっているわけではありません。ゆで方やソースを少し変えるだけで、食べやすくなる場合があります。逆に、どう工夫しても好みに合わない、ということもあります。そんな時は無理せず、普通のパスタと混ぜる道(第6章)もあります。
ゆで方の考え方——表示の時間、塩、ゆで汁
ぼそぼそ感の大きな原因は、ゆで加減です。全粒粉パスタは、ふつうのパスタと同じ感覚でゆでると、時間が合わなくなることがあります。袋の表示が最優先。表示のゆで時間の範囲を守って、早めに一本つまんで固さを確かめるのがいちばん確実です。分数は麺の太さや種類で違うので、袋の表示を見てください。
- たっぷりの湯で。湯が少ないと、麺同士がくっついたり、温度が下がったりして、ゆでむらの原因になります
- 塩は袋の表示どおりに。湯に塩味をつけると、麺そのものの味がはっきりします。量は袋の案内を見てください
- ゆで汁を少し取っておく。ソースがぼそぼそと麺になじまない時に、少し足すとなじみます。ゆで汁には塩味が入っているので、足すのは少しずつ
- ゆで上げたらすぐソースに。置いておくと、水気が飛んでさらにぼそぼそになります
- 湯切りの時は熱湯に注意。湯気とはねで、やけどをしないように
💡 この困りごとへの提案
ゆで上げた麺を移す時は、トングがあると、湯切りと和えが一気に楽になります。長い麺がするっとつかめて、ソースにからめやすいです。
合う味の方向——オイル・にんにく・トマト・きのこ・チーズ
全粒粉の香ばしさは、淡白なソースだと目立ちやすく、香りの強い味や油分のあるソースに包まれると、なじみやすくなります。料理名を挙げると、こんな方向です。
- オイルとにんにく系。アーリオオーリオのように、油とにんにくの香りで包む。唐辛子を少し足す人もいます
- トマト系。酸味と甘みが、粉の香ばしさを受け止めてくれます。肉の入ったソースも合う方向です
- きのこ・ナッツ類。きのこの香りは、粉の香ばしさと並んでも負けにくいですよね。ナッツ類は、アレルギーのある人に出さないよう注意してください
- チーズ系。クリーム系より、粉チーズをふる程度のほうが軽く食べられます
- バジルの瓶ソース。香りが強いので、粉の香ばしさに負けません。使い方はジェノベーゼソースの使い方にまとめています。瓶のラベルを見てから使ってください
逆に、あっさりした塩味だけ、バターだけ、といった軽い味は、粉の香りが前に出やすくなります。まずは強めの味で試して、慣れてきたら軽い味に寄せていくと、好みの位置が見つかります。
麺やうどんの時も——同じ考え方で見直す
全粒粉のうどんや麺類で「まずい」と感じる時も、見るところは同じです。香り・食感・ゆで加減の3つ。
- うどん。ゆですぎるとぼそぼそ、ゆで足りないとかたい。袋の表示を守って、一本つまんで確かめます。つゆは、香りに負けない濃いめのつゆや、つけ汁、温かい汁物にすると、なじみやすいです
- そうめんやラーメン風の麺。細い麺は、ゆで過ぎやすいので、時間を表示どおりに守ります。冷やす時は、しっかり水で締めてから、薬味の香りで食べるのが向きます
- 手打ちや生麺。ゆでる前の打ち粉の量や、生地を休ませる時間でも食感が変わります。レシピの案内に従ってください。生パスタの保存の考え方は生パスタの保存にあります
粉の違いの見方——全粒粉・強力粉・薄力粉、粗挽きと細挽き
袋の原材料名に「全粒粉」と書いてあっても、中身の粉の種類は様々です。見る時のポイントは3つ。
- どの小麦の全粒粉か。パスタ用には、硬い小麦を挽いたものが使われることが多く、パンなら強力粉寄り、お菓子なら薄力粉寄りの全粒粉もあります。袋の原材料名と用途の表示を見ます
- 粗挽きか細挽きか。粗挽きは外側の皮の粒が目立ち、噛んだ時の歯ごたえが強い方向。細挽きは粉がなめらかで、食感が普通の粉に近づく方向です
- 全粒粉の割合。全部が全粒粉なのか、普通の粉と混ぜてあるのか。混ぜてあるパスタは、食べやすい方向です
強力粉や薄力粉との違いや、セモリナ粉との関係は、セモリナ粉の代用にまとめています。粒の粗さと割合を見たうえで、最後は袋の表示を確かめるのが何よりの近道です。
好みに合わない時の代わりと混ぜ方——普通のパスタと混ぜる
どうしても苦手な時は、無理に全粒粉だけで食べなくて構いません。普通のパスタと混ぜるのは、手軽な方法です。
- ゆでる時間が違う場合は、別々の鍋でゆでて、ソースで和える
- 少しだけ全粒粉を混ぜる形から始めて、慣れたら増やしてみる
- 残った全粒粉パスタは、スープの具や、細かく砕いて煮込み料理に使う道もあります。袋の案内の範囲で
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「体に良さそうだから」という理由で食べ続けなくていいと思います。好みに合うゆで方と味を見つけるか、合わなければ普通のパスタに戻すか。どちらでも気楽に選んでいいですよね』
小麦アレルギーと子どもに出す時の注意
全粒粉パスタは小麦から作られています。小麦アレルギーのある人には出さないでください。袋のアレルギー表示(小麦)を、必ず先に見ます。
- 小さな子どもに出す時は、食べやすい長さに切って、よく噛める固さにゆでる
- 全粒粉の皮の部分は、つぶつぶが口に残りやすい。いやがる時は無理に食べさせない
- アレルギーの心配がある時や、体調に不安がある時は、医師に相談してください
あわせて読みたい
粉の違いをもう少し知りたい人はセモリナ粉の代用、香りの強いソースで合わせたい人はジェノベーゼソースの使い方、生パスタの置き方は生パスタの保存を見てください。
まとめ:まずい理由は香り・食感・ゆで加減。袋の表示と合わせる味で変わる
- まずいと感じる理由は3つ。香ばしさ、ぼそぼそ、ゆで加減
- ゆで時間は袋の表示が最優先。早めに一本つまんで固さを見る
- 香りの強い味と合わせる。オイル・にんにく・トマト・きのこの方向
- 粉は粗挽きか細挽きか、割合を見る。細挽きや混ぜ物は食べやすい
- 合わなければ普通のパスタと混ぜる。小麦アレルギーの人には出さない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



コメント