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信号待ちでルームミラーの角度を直して、走り出すと段差でまた下を向く。手で押さえれば止まるけれど、翌朝にはまたおじぎ——このゆるみ、放っておくと運転中に何度も手を伸ばすことになって、地味に危ないんです。
原因はほとんどの場合、ミラーの首にあたるボールジョイント(球関節)の摩耗です。新車のうちは球をぎゅっと挟んで保持していた樹脂の受け皿が、動かすたびに少しずつ削れて、挟む力が弱くなる。つまり「締め直す」か「すき間を埋める」かのどちらかで直ります。順番に見ていきましょう。
手順①:まず増し締め——調整ネジがある車種は工具1本で終わり
- ミラー本体とアーム(天井から生えている棒)のつなぎ目をのぞき込みます。小さなネジ(プラス・六角・星型のトルクスのどれか)が見えたら、それが保持力の調整ネジです
- ネジに合う工具で、4分の1回転ずつ締めては動きを確かめます。一気に締めると今度は固すぎて調整できなくなります
- ミラーを軽く揺すって、カクカク遊びがなくなればOK。最後に運転姿勢から後ろがきちんと映る角度に合わせ直します
ネジがトルクス(星型の穴)の車種が意外と多いので、家のドライバーが合わない時は無理にプラスで回さないでください。なめてしまうと締める手段がなくなります。
手順②:ネジがない車種は「くさび」ですき間を埋める
ホンダ車やトヨタのプリウス系など、調整ネジのないはめ込み式ボールジョイントの車種では、増し締めができません。この場合は、球と受け皿のすき間に薄いものを差し込んで摩擦を復活させます。
- フェルトの家具すべり止めシートや、厚手の両面テープの台紙を5mm幅くらいの小片に切り、ボールジョイントの根元のすき間に楊枝などでそっと押し込みます
- コツは「下がる方向の反対側」に入れること。おじぎしてくるミラーなら、関節の上側に入れると効きます
- ゴム片は熱で劣化してベタつくことがあるので、布系の素材のほうが夏の車内向きです
いったんミラーをアームから外せる車種(ボールをこじると外れるタイプ)なら、外して受け皿側にフェルトを貼ってはめ直すほうが確実です。外す時はミラーの縁を持って、ガラス面を押さないように。
ミラー型ドラレコを付けている人は、ゆるむのが早い
最近増えているのが、ミラー型ドライブレコーダーを装着してからゆるみ始めたという相談です。純正ミラーはミラー単体の重さで保持力が設計されているので、そこにドラレコの重さ(数百グラム)が加わると、ボールジョイントの摩耗が一気に進みます。
この場合は増し締めだけだと再発しやすいので、増し締め+くさびの併用がおすすめ。それでも下がってくるようなら、ドラレコを軽い機種に見直すか、台座タイプへの変更も検討を。
根元からグラグラ・もげた——ここだけは接着剤で自作しない
ミラーの首ではなく、フロントガラスに貼り付いている台座ごとグラグラする・外れてしまった場合は話が別です。ここはガラスと金属を特殊な接着剤で貼ってある部分で、瞬間接着剤や両面テープでの再固定はやめてください。真夏の車内は60度を超え、ふとした瞬間に運転中の膝の上へ落ちてきます。
カー用品店にミラー台座用の専用接着剤(ガラス・金属用の2液タイプ)が売られているので、それを使うか、心配なら整備工場やディーラーへ。台座の貼り直し自体は部品代と合わせても数千円程度の作業なので、視界に関わる部品はお金で確実性を買うのが正解です。
ゆきこ( ゚Д゚)『段差のたびにミラーがおじぎして、そのたび手を伸ばして直してました。よく考えたら運転中に片手で頭上をゴソゴソやるほうがよっぽど危ない。フェルトのくさび1枚で3か月ノー・おじぎです』
ちなみに、ゆるみを直したついでに後付けの曲面ワイドミラーを載せると、後部座席の子どもの様子まで映るようになって二度おいしいです(軽いタイプを選べばゆるみへの影響もほぼありません)。
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まとめ:ゆるいミラーは「締める」か「埋める」
- つなぎ目に調整ネジがあれば4分の1回転ずつ増し締め
- ネジがない車種はフェルト片のくさびを「下がる反対側」に差し込む
- ミラー型ドラレコ搭載車は併用で対策(重さでゆるみが早い)
- 台座ごと外れたら瞬間接着剤NG。専用接着剤か整備工場へ
- 作業は停車中に。走行前に角度と固定の最終確認
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手順を1枚にまとめました。



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