ジーンズの裾上げを自分でやる——失敗しない長さの決め方、切らずに済む3つの方法、切って手縫いする手順、裾上げテープの正直な評価

生活

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

買ったばかりのジーンズ、試着した時は「まあいいか」だったのに、家で履いたら裾がくしゃっとたまって靴を踏む。お直しに出せば1,000円前後かかるし、持って行くのも面倒。子どものジーンズなんて、来年には短くなるのに出すのもなあ…って、うちも毎年悩みます。

先に結論をひとつ。裾上げでいちばん失敗するのは、縫い方ではなく「長さの決め方」なんです。切る前の測り方さえ間違えなければ、あとは切らない方法でも、テープでも、手縫いでも、どれを選んでも取り返せます。順番に見ていきましょう。

先に決める:失敗しない長さの決め方(履く靴で測る・1cm余裕)

丈が長すぎる時、まずやりたいのは「切る」ではなく「測る」です。ここをていねいにやると、あとの作業がぜんぶ楽になりますよ。

  1. いつも一緒に履く靴を履いて、立って測る。スニーカーとブーツでは、ちょうどいい丈が2〜3cm変わります。座って測ると腰の位置が変わって、必ず短くなります
  2. ベルトをいつもの位置で留める。ずり下げて履く人は、その位置で。ここが数cmずれると全部ずれます
  3. 裾を内側に折り込んで、鏡で見る。折り込んだ状態でしゃがんだり歩いたりして、靴の甲に軽く乗るくらいが目安。まち針か洗濯ばさみで留めておきます
  4. 決めた長さに、さらに1cmの余裕を足す。ジーンズは洗うと縦に1〜2cm縮みますし、切ったら戻せません。「ちょっと長いかな」で止めるのが正解
  5. 左右を同じ長さにする。片足で測って、もう片方は床に平らに置いて合わせる。左右差が1cmあると意外と目立ちます

股下の長さが分かっているジーンズを1本持っているなら、その股下に合わせるのがいちばん確実。買ったジーンズを重ねて、裾の差を測るだけで済みます。

切らずに済む3つの方法——まずここから

「切る勇気がない」「体型や靴が変わるかも」「子どもがすぐ大きくなる」。そんな時は切らない方法から試してみてください。全部あとで戻せます。

  1. ロールアップ。裾を外側に2回、幅3〜4cmで折り上げます。1回目を少し幅広にして、2回目でその下を隠すと崩れにくい。長い分が5〜6cmまでなら、これだけで様になります。裏の色が見えるのが好みでなければ、次の方法へ
  2. 内側に折り込んで、洗濯ばさみで留めた位置を2〜3か所だけ手縫いで留める。表からは折り返しの厚みが少し見えるだけ。糸を切れば元に戻ります。長い分が3〜5cmくらいまで向き
  3. 内側に折って、裾上げテープで留める。切らないので、テープが剥がれたら元通りです。長い分が多いと内側で生地がだぶつくので、5cm以内が目安。テープの正直な話は次の見出しで

子どもの分は、うちはずっと2番でした。1年後に糸をほどけば、また同じジーンズが履けるんです。

裾上げテープと手縫い、どっちがいい?正直な比較

「テープなら簡単」と思って買いに行く前に、正直な話をしておきますね。ジーンズは生地が厚くて硬いので、裾上げテープがいちばん苦手な相手なんです。

  裾上げテープ 手縫い(まつり縫い)
かかる時間 15分前後 30〜60分
道具 アイロン・霧吹き 針・糸・まち針(アイロンがあると楽)
仕上がり 表に縫い目が出ない 表に小さな点が出る(ほぼ見えない)
もち 洗濯で端から浮く。数回〜数十回 糸が切れるまで。基本ずっと
やり直し 剥がすと跡・のりが残る 糸を切ればほぼ元通り
向く場面 急ぎ・数回しか履かない 長く履く・子ども用

そう覚えておくと迷いません。急ぎならテープ、長く履くなら手縫い。両方使う「テープで仮留めしてから手縫い」が、実はいちばん楽な組み合わせです。

靴を履いて測る→切らない方法→切るなら三つ折りまつり縫い長さの決め方① いつも履く靴で立って測る② ベルトはいつもの位置③ 内側に折って鏡で見る④ 決めた長さに+1cm余裕⑤ 左右を同じ長さに洗うと縦に1〜2cm縮む切らずに済む3つ① ロールアップ(3〜4cm×2回)② 内側に折って手縫いで留める③ 内側に折って裾上げテープ全部あとで元に戻せる子ども用は②が楽長い分5cm以内が目安切って手縫い① 仕上がり+3cmで切る② 1.5cm×2回の三つ折り③ まつり縫い・1〜2本すくう④ 脇の段差は少しずつカッターの下には厚紙切りすぎは戻せない裾上げテープの本音:洗濯で端から浮く/剥がすと跡が残る/急ぎ向き。仮留め→手縫いが最強長持ちさせるなら:厚地用・中温・霧吹き・10〜15秒押す・冷めるまで動かさないミシンなし・アイロンなし:元の裾を残して折り上げる/濡れタオル+本で折り目/安全ピンは一日限定

裾上げテープの正直な評価と、剥がれにくくする手順

裾上げテープは、アイロンの熱で溶けるのりが付いた布テープです。ジーンズに使う時の弱点は3つ。洗濯を繰り返すと端から浮いてくること、剥がした時にのりの跡や白っぽい線が残ること、そして縫い目の段差の部分が付きにくいこと。「一生もの」ではなく「数か月〜1年もてば十分」と思って使うと、がっかりしません。

それでも使うなら、少しでも長持ちする手順で。

  1. アイロンは中温(綿の表示)にして、テープは「厚地用」「強力」と書かれたものを選びます
  2. 裾を決めた長さで内側に折り、折り目にアイロンをかけてくせを付けます。ここが甘いと後でよれます
  3. 折り込んだ生地と本体の間にテープを挟み、霧吹きでテープを軽く湿らせる。乾いたまま押すと付きが弱いです
  4. 当て布をして、1か所10〜15秒ずつ、動かさずに体重をかけて押す。滑らせるとずれます
  5. 脇の縫い目の段差は、テープを重ねずに、段差の手前で切って、向こう側から新しく始めると浮きにくいです
  6. 完全に冷めるまで動かさない。熱いうちに引っぱると、その場で剥がれます

アイロンは熱いので、子どもの手の届かない所で。終わったらすぐコードを抜いておくと安心ですよ。


切って手縫いする手順——三つ折りにしてまつり縫い

「自分で縫えるかな」と不安になるかもしれませんが、まつり縫いは表に小さな点しか出ないので、目がそろっていなくても目立ちません。裁縫が得意ではない私でもできたので、大丈夫ですよ。

用意するもの:裁ちばさみ(カッターを使うなら下に厚紙かカッターマット)、定規かメジャー、チャコペンか石けんのかけら、まち針、針、糸(ジーンズの裾と同じ色。オレンジや黄色の糸が使われていることが多いです)。

  1. 切る位置に印を付ける。決めた仕上がりの長さの下に、折り返し分として3cmを足した所で切ります。1.5cmずつ2回折る「三つ折り」にするためです
  2. 裁ちばさみで、印に沿ってまっすぐ切る。ぐるっと一周、ゆっくり。カッターを使う時は生地の下に厚紙を敷いて、何度かなぞって切ります。テーブルに直接刃を当てると傷が付き、刃が滑って危ないです
  3. 1.5cm内側に折って、さらに1.5cm折る。切り口が内側に隠れて、ほつれません。アイロンがあれば折り目を付けておくと楽。なければ指でしっかり押さえてまち針で留めます
  4. まつり縫いで留める。糸を2本どりにして玉結び。折り返した布の端の内側から針を出し、本体の生地を1〜2本だけすくって、また折り返しの端に戻す。これを1cm間隔で一周。本体をすくう量が少ないほど、表に出る点が小さくなります
  5. 脇の縫い目の段差は、生地が厚くて針が通りにくいので、無理に一度で通さず、針を少し斜めにして少しずつ。指ぬきがあると痛くありません
  6. 一周したら玉留めをして、糸端を折り返しの中に隠します。洗濯して乾いてから、長さと左右差を最後に確認

最初の1本は、履かなくなった古いジーンズで練習すると気が楽です。時間は30分〜1時間。テレビを見ながらできる作業なんです。

裏ワザ:ミシンなし・アイロンなしでも形になる方法

  • 元の裾を生かして「切らずに折り上げる」。裾を内側に折り込んで、元の裾の縫い目のすぐ上を手縫いで留めると、外から見ると元の裾がそのまま残ります。折り込んだ分は内側でたまるので、長い分が4cm以内の時向き
  • アイロンがない時の折り目。折った所を、濡らして固く絞ったタオルの下に置き、その上から本や辞書を重ねて一晩。朝にはくせが付いています
  • 布用の接着剤(洗濯できるタイプ)で折り返しを留める。テープより自由にぬれて、厚い生地にも入りやすいです。ただし剥がすと跡が残るのはテープと同じ。換気して、手に付いたらすぐ洗ってください
  • 安全ピンで内側から留める。今日だけしのぐなら、内側に折って安全ピン2〜3本。歩くと当たるので、あくまで一日限定で
  • 切り口をあえて「切りっぱなし」にする。ほつれた糸を少しほどいて、カットオフの裾として履く方法。ほつれが進むので、切り口の1cm上を一周手縫いで押さえておくと止まります。詳しくは裾のほつれの直し方にまとめています

ゆきこ( ゚Д゚)『長男のジーンズ、去年テープで裾上げして「ラクだわ〜」と喜んでたら、3回目の洗濯で片方だけ裾がべろん。結局まつり縫いで一周して、それから1年なにもしていません。テープを悪く言う気はないけど、子どものジーンズは最初から縫えばよかった』

強力タイプの裾上げテープを楽天市場で探す

強力タイプの裾上げテープをAmazonで探す

あわせて読みたい

ジーンズの膝や股に穴があいた時はジーンズの穴補修を自分でやる方法を。「長すぎる」シリーズとして、ベルトが長すぎる・切れない時の対処もどうぞ。

まとめ:測るのは靴を履いて、切るのは1cm余裕を残して

  1. 長さはいつも履く靴で立って測り、1cm余裕を残す
  2. 切らないならロールアップ・内側に折って手縫い留め・裾上げテープ
  3. 裾上げテープは急ぎ向き。洗濯で浮く・剥がすと跡が残る
  4. 長く履くなら3cm残して切り、三つ折りにしてまつり縫い
  5. カッターの下には厚紙。アイロンは子どもの手の届かない所で

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ジーンズの裾上げを自分でやる早見表:長さはいつも履く靴で立って測り、ベルトはいつもの位置、内側に折って鏡で見て、決めた長さに1cm余裕を残す。洗うと1〜2cm縮む。切らずに済むなら、ロールアップ、内側に折って手縫いで留める、内側に折って裾上げテープ。裾上げテープは洗濯で端から浮き、剥がすと跡が残るので急ぎ向き。長く履くなら仕上がりに3cm足して切り、1.5cmずつの三つ折りにしてまつり縫いで本体を1〜2本すくう。カッターの下には厚紙、アイロンは子どもの手の届かない所で。ミシンなし・アイロンなしなら元の裾を残して折り上げる、濡れタオルと本で折り目を付ける

コメント

タイトルとURLをコピーしました