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珪藻土のバスマット、買った時はあんなに気持ちよく水を吸ったのに、いつの間にか足の裏がぺたっと濡れたまま。角が欠けて、黒ずみも出てきて、そろそろ捨てようかな。そこで手が止まるのが「これ、何ゴミ?」ですよね。石みたいに硬いし、割ると粉が出るし、燃えるわけでもない。分別表を見ても「珪藻土」の欄がなくて、袋に入れたまま玄関に置きっぱなし、という人は多いと思います。
先に結論をふたつ。ひとつめ、何ゴミになるかは自治体で違います。不燃ごみの所もあれば、陶器やガラスの区分、大きさによっては粗大ごみの所もあるので、「うちの自治体では」を確かめるのが正解です。ふたつめ、その前に「販売元の回収対象になっていないか」を確かめてください。対象の製品なら、ごみに出すのではなく販売元の案内に従うことになります。確認の手順から、割れた時の扱い、寿命のサイン、長持ちさせる手入れまで、順番に見ていきましょう。
捨てる前に確かめること——「回収の対象になっていないか」が先
珪藻土のバスマットやコースターの一部に、アスベスト(石綿)が含まれていたことが分かり、販売元が回収を呼びかけたことがありました。対象になった製品は、削ったり割ったりして粉が出ると健康への影響が心配されるので、自治体のごみには出さず、販売元の案内に従って返すのが基本です。何年も前に買ったマットほど、いま持っているものが対象かどうか分からないままになりがちなので、捨てる前に一度だけ確かめておきましょう。
- 製品の裏面・箱・レシートで、販売元と品番を探す。裏面にシールや刻印があることが多いです。分からなければ買った店(ホームセンター・雑貨店・通販)を思い出すところから
- 販売元の公式サイトで「回収」「お知らせ」を見る。対象製品の一覧と、返送の方法が案内されています
- 消費者庁のリコール情報のページで「珪藻土」を検索する。販売元が分からない時は、ここで写真や商品名から探せます
- 対象だった場合:削らない・割らない・水で流さない。そのまま袋に入れて口を閉じ、案内どおりに返送や引き取りの手続きをします
- 対象でない、または販売元が分からない場合:次の見出しの、自治体のルールに沿って捨てます
「たぶん違うと思う」で削ってしまうのが一番もったいないので、確認は5分だけかけてくださいね。対象かどうか迷う時は、販売元や購入店に問い合わせるのが確実です。
何ゴミになる?——自治体で違うので、分別表で「珪藻土」を探す
ここは、はっきり「これです」と言えないところなんです。同じ珪藻土マットでも、自治体によって扱いが分かれます。よくある例を、幅を持たせて挙げますね。
- 不燃ごみ(燃えないごみ)として、指定の袋に入れて出す
- 陶器・ガラス・せともの類の区分に入れる(食器と同じ扱い)
- 一辺の長さが基準を超えると粗大ごみ。基準は30cmくらいの所から50cm前後の所まで、まちまちです。バスマットは40〜60cm程度のものが多いので、粗大ごみになる自治体も少なくありません
- 「珪藻土」の名前で分別表に載っている自治体もあれば、載っていない自治体もある
確かめ方は、自治体名と「珪藻土 ごみ」で検索するのが一番早いです。分別表の冊子や、自治体のごみ分別アプリで「珪藻土」を引いてみて、載っていなければ「陶器」や「石」の扱いを見るか、清掃の窓口に電話して聞くのが確実。「割れて粉が出るものなので、どう出せばいいですか」と伝えると、袋のことまで教えてもらえます。
布地に珪藻土を練り込んだソフトタイプは、硬い板ではないので扱いが変わります。多くは布製品と同じ区分ですが、これも自治体の分別表で確かめてください。
割れた時の扱い——粉を吸わない、袋に入れる、自分で割らない
珪藻土マットは落とすとあっさり割れます。うちも子どもが浴室の入り口で踏み外して、角がごそっと欠けたことがあります。割れた時に一番気をつけたいのは、細かい粉を吸い込まないこと。回収対象でない普通の珪藻土でも、粉じんは吸わないに越したことはありません。
- まずマスクをして、子どもとペットを部屋から離す。素手で触るなら手袋を。欠けた縁は意外と鋭いです
- 大きな破片は新聞紙や不要な布で包んで、袋に入れる。角が袋を破らないよう二重にすると安心
- 細かい粉は、掃除機で吸わずに濡らした紙や雑巾で拭き取る。乾いたまま掃くと舞い上がります。掃除機を使うなら、拭き取ったあとの仕上げに
- 袋には「割れ物」「珪藻土」と書く。収集する人がけがをしないための、ちょっとした気づかいです
- 粗大ごみを避けるために、自分で小さく割るのはおすすめしません。粉が出るうえ、思ったより硬くて割れ方も読めません。自治体から「小さくして出してください」と案内された時だけ、屋外で、マスクと手袋をして、袋の中に入れたまま割ると粉が広がりにくいです
寿命のサイン——吸わない・臭い・黒ずみ・ひび
「捨て時かどうか」の目安を先に言うと、1〜2年くらいで買い替える人が多いです。ただ、家族の人数や手入れの仕方でかなり前後するので、年数より次のサインで判断してみてください。
- 水を吸わなくなった:表面の穴が皮脂や石けんかすで目詰まりしています。紙やすりで削ると戻ることが多いので、まだ寿命ではありません
- 臭い:吸った水が乾ききらず、雑菌が増えているサイン。洗剤で洗うと悪化するので、削って乾かす。詳しい手順は珪藻土マットが臭い時の直し方に書きました
- 黒ずみ・黒い点:カビです。削って落ちれば続けて使えますが、削っても内側から出てくるなら寿命
- ひび・欠け・反り:無理に使うと踏んだ時に割れて、足を切ることがあります。ここは迷わず買い替えを
- 削っても吸わない:内部まで目詰まりしていて、削れる厚みも残っていない。ここが本当の寿命です
長持ちさせる手入れ——陰干し・紙やすり・洗剤は使わない
捨て方を調べに来た人にこそ、次の1枚を長持ちさせるコツを置いておきますね。珪藻土は「洗う」ものではなく「乾かして、削る」ものなんです。
- 毎日、使ったら立てかけて陰干し。床に置きっぱなしだと裏面が乾かず、臭いとカビの元になります。直射日光は反りやひびの原因になるので、風通しのいい日陰で
- 洗剤・柔軟剤・漂白剤は使わない。成分が穴に入り込んで、吸わなくなる一番の原因です。汚れは水で流して乾かすだけ
- 月に1回くらい、目の細かい紙やすり(400番前後)で表面を軽くなでる。目詰まりした表面をひと皮むく感覚。削るのは屋外かベランダで、マスクをして、子どもを近づけない。削りかすは濡れた紙で拭き取ります
- 熱湯をかけない・乾燥機に入れない。急な温度変化で割れることがあります
- 濡れた足で乗る前に、足の裏の泡を流す。石けんかすが一番の目詰まりの元なので、これだけで寿命が変わります
ここで大事な念押しをひとつ。販売元の回収対象になっている製品は、手入れのつもりでも削らないでください。紙やすりで削るのは、対象でないことを確かめたマットだけにしてくださいね。
買い替えるなら——割れない・洗える「ソフト珪藻土」という選択
捨てる手間を一度味わうと、次は「割れないもの」が欲しくなりますよね。最近は布地やウレタンに珪藻土を練り込んだソフトタイプが増えていて、落としても割れず、丸めて収納でき、洗濯機で洗えるものもあります。硬い板ほどの速乾ではないけれど、割れて粉が出る心配がないのは、小さい子がいる家では大きな安心です。捨てる時も、布製品の扱いで出せる自治体が多い(ここも分別表で確認を)ので、次の捨て方まで楽になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『欠けた珪藻土マットを玄関に3か月置いていました。「何ゴミか調べる」がとにかく面倒で。結局、うちの自治体では不燃で出せたのですが、その前に回収対象の一覧を見て「違う」と確かめた5分が、一番ほっとした時間でした。次の1枚は迷わず割れないタイプにしました』
「もう割れるのは嫌」「子どもが踏んでも安心なものがいい」という人は、ソフトタイプの珪藻土マットを1枚試してみると、手入れも捨て方も気持ちが軽くなりますよ。
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まだ捨てるほどではなくて「臭いだけ何とかしたい」なら、珪藻土マットが臭い時の直し方で削って戻す手順を書いています。布のバスマットに戻すか迷っている人は、バスマットを洗う頻度の目安で素材ごとの手間を比べてみてください。「捨てる前にひとつ確かめる」という意味では、湯たんぽの捨て方も同じ考え方です。
まとめ:回収対象かを先に確かめて、自治体のルールで、粉を吸わずに出す
- 捨てる前に販売元の回収対象かを確認。対象なら削らず割らず、販売元の案内に従う
- 何ゴミかは自治体で違う。不燃・陶器類・粗大のどれかが多い。分別表か窓口で確認
- 割れたらマスクをして粉を吸わない。新聞紙で包み「割れ物」と書く。自分で割らない
- 寿命のサインは吸わない・臭い・黒ずみ・ひび。吸わない・臭いは削って戻ることも
- 手入れは陰干し・洗剤を使わない・月1の紙やすり。削るのは屋外でマスク
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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