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子どもがジュースをこぼした、なんとなくにおいが染みついてきた、そろそろ季節の入れ替え。そんなタイミングで「カーペットってコインランドリーで洗えるらしい」と聞いてはみたものの、いざ持って行こうとするとどう畳んで機械に入れればいいのかで手が止まりますよね。広げたまま押し込むと入らないし、ぎゅうぎゅうに丸めると洗えている気がしない。うちも最初は車の後ろにぐしゃっと積んで、お店の床で畳み直しました。
先に結論をひとつ。畳み方は「汚れた面を外側にして屏風畳み→ゆるくロール→ひもで軽く縛る」の一手で迷いません。ネットがなくても、この畳み方と縛り方ができていれば大丈夫なことが多いんです。ただし、その前に「そもそもその機械で洗えるカーペットなのか」を見ておかないと、乾燥機で裏面のゴムがボロボロになった、なんてことになります。順番に見ていきましょう。
持って行く前に——洗濯表示と裏面を見る。洗えるカーペットと洗えないカーペット
コインランドリーの機械は家庭用より力が強いぶん、向かないものを入れると生地も機械も傷めてしまいます。出かける前に、この3つだけ確かめてみてください。
- 洗濯表示。桶のマークに×がついていれば水洗い不可。「手洗い」のマークは自宅の浴槽向きで、コインランドリーの大型機は避けたほうが安心です
- 裏面の素材。裏がゴムやラテックスの滑り止め加工になっているものは、水と熱でゴムがはがれてカスになり、機械の中に散らばります。多くのお店で「裏面ゴム付きのマット・カーペットはお断り」と掲示されているのはこのためなんです
- 表面の素材。ウール(羊毛)は水と摩擦で縮んで、フェルトのように固くなります。ウール混は洗濯表示に従い、乾燥機は使わない前提で。綿・ポリエステル・アクリルは比較的安心です
表示がすり切れて読めない時は、裏面を触ってみて、ゴムのような感触があれば「洗えない側」と考えておくと失敗しません。そしてお店の注意書きが最優先。「カーペット不可」「〇畳まで」と書いてあれば、それが答えです。
畳み方——汚れた面を外側にして屏風畳み、それからゆるくロール
畳み方の目的はふたつ。ドラムに入る大きさにすることと、水と洗剤が汚れた面に届くようにすることです。この2つを同時に満たすのが「屏風畳み→ロール」の順番なんですよね。
- 床に広げて、ほこりとゴミを取る。掃除機をかけるか、外でぱんぱんと叩いておきます。砂や髪の毛がついたまま洗うと、機械の排水口に集まってしまいます
- 汚れた面(表面)を外側にする。裏面を内側にして畳んでいくと、汚れた側がいつも外に来て、水流にしっかり当たります
- 屏風畳みで細長い帯にする。ドラムの奥行きくらいの幅(目安で40〜50cm)を単位に、山折り・谷折りを交互にして、じゃばら状の帯にします。ぺたんこに押さえず、ふんわりと
- 端からゆるくロール。帯の端からくるくると巻きます。ぎゅっと固く巻くと中まで水が入らないので、両手で持って軽く沈むくらいのゆるさに
- ひもで2〜3か所、ゆるく縛る。綿のひもや柔らかい洗濯用ロープで、ほどけない程度に。きつく結ぶとその部分だけ洗えず、乾いた時に線の跡が残ります
ロールにしたら、ドラムの中に横向きに寝かせて入れます。立てて突っ込むと回転の時に片寄って、途中で機械が止まったりドアが開かなくなったりすることがあるんです。入れた時にドラムの7〜8割で収まる大きさなら、ちょうどいい機械を選べています。
ネットなしで大丈夫?——縛る・シーツで包む・大型ネットの3択
「ネットがないと入れちゃダメ?」とよく聞かれるのですが、畳んで縛ってあれば、ネットなしでも洗えることが多いです。ネットの役割は「広がらないようにする」「毛羽やほつれを機械に散らさない」の2つなので、それを別の方法で満たせばいいんですよね。
- ひもで縛るだけ。上に書いた通りです。綿・ポリエステルの丈夫なカーペットならこれで十分なことが多い
- 大きなシーツで包む。ロールをフラットシーツの真ん中に置いて、キャンディのように両端をねじって結びます。毛羽が出やすいカーペット、ほつれかけた端があるものはこれが安心です
- 大型の洗濯ネットを使う。布団用の90cm角くらいのネットなら、2畳のロールまで入ることが多いです。繰り返し洗うつもりなら1枚持っておくと、畳む時間が半分になります
逆に、ネットなしで避けたいのはふさやフリンジのついたラグ、端の縫いがほどけかけているもの。糸が機械にからまるので、シーツで包むか、お店に相談してみてください。
何キロの機械を選ぶ?——サイズの目安と、洗剤・コース
コインランドリーの洗濯機には「12kg」「15kg」「22kg」のように容量が書いてあります。カーペットは重さより畳んだ時のかさで選ぶのがコツ。あくまで目安ですが、私はこんな感じで見ています。
| カーペットの大きさ | 機械の目安 | 入れ方 |
|---|---|---|
| 1畳前後(玄関マット・小さめラグ) | 10〜12kg | ロールで7〜8割 |
| 2畳前後(約180×180cm) | 15〜18kg | ロールで7〜8割 |
| 3畳前後(約200×260cm) | 22〜27kg | ロールを横に寝かせて |
| 4畳半以上 | お店に確認(不可の店も多い) | — |
機械の扉のそばに「毛布〇枚」「カーペット〇畳まで」と目安が貼ってあるお店がほとんどなので、まずそれを見る。書いていない時は、ドラムに入れて7〜8割で収まるかで判断します。ぱんぱんに詰まると回らず、スカスカだとカーペットが叩きつけられて傷みます。
- 洗剤は自動で入るお店が多いです。持ち込むなら中性の液体洗剤を少なめに。柔軟剤は吸水と滑り止めの効きを落とすので、入れないか控えめに
- コースは「標準」か「毛布・大物」。時間は30〜40分前後が多いです。汚れがひどい時は、家で汚れた部分だけ先に洗剤水で叩いておくと仕上がりが違います
- 単独で洗う。服やタオルと一緒に入れると、カーペットの毛やほこりが移ります
乾燥機にかけていい?——縮み・裏面のゴム・ウールで判断する
ここがいちばん失敗の多いところです。洗濯は無事に終わったのに、乾燥機で縮んだ・裏のゴムが溶けた・毛が固まったという声、本当に多いんですよね。
- 洗濯表示に乾燥機不可(四角の中に丸、その上に×)があれば使わない。これは絶対です
- 裏面がゴム・ラテックス・滑り止め加工のものは乾燥機に入れない。熱でゴムが溶けてはがれ、機械の中にこびりつきます。お店の注意書きでも禁止されていることがほとんどです
- ウール・ウール混は乾燥機に入れない。熱と回転でフェルト化して縮みます
- 綿・ポリエステル・アクリルで表示に問題がなければ、低温か中温で、様子を見ながら短めに。20分回して触ってみて、まだ湿っていたら10分ずつ足す。いきなり60分は避けたいところです
- 乾燥機に入れる時は、ロールをほどいてふんわり入れます。縛ったままだと中が乾きません
「乾燥機はやめておこう」と決めたら、脱水だけしっかりかけて持ち帰り、自然乾燥にします。毛布や電気毛布を一緒に持って行くなら、洗える条件が少し違うので、毛布の洗い方と電気毛布はコインランドリーで洗えるかの話もあわせてどうぞ。
持ち帰った後の干し方——生乾きのにおいを残さない
- 物干し竿2本にまたがせて、M字に干す。1本にかけると内側が乾かず、においの原因になります
- 裏面を上にして風を通す。裏のほうが乾きにくいので、先に裏を上に。途中で表裏を返します
- 直射日光は色あせのもと。日陰か、日の当たる時間の短い場所で。風が通れば日陰でも1〜2日で乾きます
- 床に敷き直すのは完全に乾いてから。少しでも湿っていると、床とカーペットの間にカビが出ます。手で押して冷たさを感じなくなったら合格です
乾いたあとに角がめくれたり、床の上でずれるようになったら、洗って裏面の滑り止めが弱くなったサインです。直し方はカーペットのめくれ防止とズレ防止に書いています。
ゆきこ( ゚Д゚)『長男がカーペットの上でぶどうジュースを倒した日、2畳のラグを車に積んで初めてコインランドリーへ行きました。広げたまま持って行ったので、お店の床で屏風畳みをやり直すはめに。今は玄関で畳んで縛ってから出るのがわが家の決まりです。畳み方ひとつで、あの「入るのかな」のドキドキがなくなります』
季節ごとに洗うつもりなら、布団用の大きな洗濯ネットを1枚持っておくと、畳んで入れるだけで縛る手間がなくなって楽ですよ。毛布やこたつ布団にも使い回せます。
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1畳くらいの小さめラグなら、わざわざコインランドリーに行かなくても浴槽で洗えます。手順はラグを自宅で洗う方法にまとめました。洗ってもにおいや汚れが戻らず、そろそろ買い替えかなという時は、カーペットの捨て方(切って出せるかは自治体で違う)もどうぞ。
まとめ:表示と裏面を見て、汚れた面を外にロール、乾燥機は表示で決める
- 洗濯表示と裏面を先に見る。裏面ゴム・ウールは無理をしない。お店の注意書きが最優先
- 畳み方は汚れた面を外側に屏風畳み→ゆるくロール→ひもで軽く縛る
- ネットなしでも縛る・シーツで包む・大型ネットのどれかで大丈夫
- 機械はドラムの7〜8割で収まる大きさ。単独で洗い、柔軟剤は控えめ
- 裏面ゴム・ウールは乾燥機に入れない。迷ったら脱水だけで持ち帰り自然乾燥
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手順を1枚にまとめました。



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