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模様替えや引っ越しで出た古いカーペット。粗大ゴミに出すのはお金も手間もかかるし、「切れば普通のゴミで出せるって聞いたけど、本当?」と気になりますよね。うちも夫が単身赴任に行く前に置いていった3畳のカーペットが、しばらく押し入れの前に立てかけたままになっていました。
先に結論をひとつ。切って普通ゴミで出せるかどうかは、自治体によって違います。切れば可燃ゴミで受け付けてくれる所もあれば、切っても粗大ゴミ扱いの所もあるので、「どこで確かめるか」を知るのがいちばんの近道なんです。そのうえで、切ると決めた時の道具と切り方、縛り方、ホットカーペットの扱いまで、順番に見ていきましょう。
まず確かめる——「自治体で違う」ので、調べる手順を先に
ここを飛ばして切り始めると、せっかく細かくしたのに「粗大ゴミです」と持ち帰ることになりかねません。先にこの順番で確かめてみてください。
- お住まいの自治体名と「ごみ分別」で検索。分別一覧表(50音順の品目表)の「カーペット」「じゅうたん」「ラグ」「マット」を見ます。品目名で扱いが違うことがあるので、近い名前も見ておくと安心です
- 粗大ゴミの基準を読む。多くの自治体は「一辺の長さ」で線を引いていて、目安として30cm前後から50cm前後までのどこかに基準を置いている所が多いです。「指定袋に入るかどうか」で決める所もあります
- 切った場合の扱いを読む。「〇cm以下に切れば可燃ゴミ」と明記している所、「切っても粗大ゴミ」と明記している所、材質によって可燃と不燃に分かれる所、と本当にバラバラです
- 1回に出せる量の上限も見ておきます。「1回〇袋まで」「重さ〇kgまで」と決まっていることがあり、3畳を一度に出すと引き取ってもらえないことも
- それでも分からなければ、清掃事務所やごみ相談の窓口に電話。「〇畳のカーペットで、裏がゴムです」と伝えると、その場で答えてもらえます
この記事では「〇〇市はこう」とは書きません。同じ県でも隣の市で扱いが変わりますし、ルールは年度で変わることもあるからです。答えは自治体のページにある、そう覚えておくと迷いません。
切れば普通ゴミで出せる?——出せる場合・出せない場合・見落としがちな条件
- 出せる自治体:指定の大きさ以下に切り、指定袋に入れて可燃ゴミ(材質によっては不燃)。裏面がゴムでも可燃で受け付ける所、裏面の材質で不燃に回す所があります
- 出せない自治体:「切っても粗大ゴミ」。切る手間が無駄になるので、先に確かめる意味はここにあります
- 粗大ゴミで出す時の流れ:電話かネットで申し込み→受付番号と料金を聞く→コンビニなどで粗大ゴミ処理券を買う→券を貼って、指定日の朝に指定の場所へ。料金は自治体と大きさで違い、数百円から千円台くらいの幅で案内されていることが多いです
- 切るか、粗大で出すか:1〜2畳の薄手なら切る手間は少なめ。3畳以上や厚手、裏面が硬いものは、切る労力と刃の消費を考えると粗大ゴミのほうが楽なこともあります
何で切る?——道具の選び方と、手袋の話
カーペットは布と違って、パイル(表面の毛)と基布(裏の織り)と裏地の3層になっていて、家庭用のはさみでは刃が入っていきません。道具を選ぶと、作業の疲れ方がまったく違います。
- 大型カッター(刃幅18mm以上の厚刃タイプ)。いちばん手に入りやすくて、たいていのカーペットに使えます。刃はすぐに切れなくなるので、替え刃を多めに用意して、切れ味が落ちたらすぐ折るか替えるのがコツ
- カーペット用カッター。床工事で使われる、刃が短く角度のついたタイプ。基布まで一度で入りやすく、3畳以上を切るなら手の疲れがかなり減ります
- 裁ちばさみ・万能ばさみ。薄手のラグやタイルカーペット、フェルト状のものなら使えます。厚手には向きません
- のこぎりは向きません。繊維がからまって進まず、危ないです
- 裏面がゴムのもの、パンチカーペットは硬くて刃が滑りやすいので、厚刃のカッターで何度も往復させる前提で
そして道具より先に手袋。軍手ではなく、刃物を扱う作業用の、手のひらに滑り止めがついたものを。カッターは布で滑って手に来ることがあるので、刃を持たない側の手を守るのが目的です。長袖、そして子どもとペットは別の部屋に。刃は作業が終わったらすぐ、子どもの手の届かない所へ戻してくださいね。
切り方——裏を上にして、定規を当てて、端から巻きながら
- 場所を用意する。フローリングの上で直に切ると床に傷が入るので、段ボールを敷くか、ベランダ・玄関の土間で。ほこりが舞うので窓を開けて、マスクがあると楽です
- 裏を上にして広げる。裏面のほうが織りが詰まっていて刃が通りやすく、切り線も引きやすいんです。表から切ると毛にからまって進みません
- 切る大きさを決めて線を引く。自治体の基準より少し小さめに、指定袋に入る幅で。裏面に油性ペンで線を引いておきます
- 長い定規や角材を当てて、カッターを何度か往復させる。一度で切ろうとして力を入れると、刃がそれて手に向かいます。軽い力で3〜4回なぞる感じで。刃は自分の体から離す方向に引くのが基本です
- 切った帯は端からくるくる巻いて袋へ。巻くとかさが減って、袋に入れやすくなります。丸めた帯はひもで1か所縛ると袋の中で広がりません
- 刃が切れなくなったら、我慢せずに替える。切れない刃は力が入るぶん危ないので、替え刃はけちらないのがいちばんの安全策です
使い終わった刃は、厚紙に包んでテープで留め、自治体の「刃物」の区分で出します。
縛り方と袋——重さで破れない・収集の人が持てるように
- 指定袋がある自治体は必ず指定袋で。透明・半透明の袋と決まっている所も多いです
- 1袋の重さは、片手で持ち上げられるくらいまで。カーペットは見た目より重く、詰め込むと袋の底が抜けます。目安として1袋5〜10kgくらいで分けると、収集の方も運びやすいです
- 袋に入れずひもで縛って出せる自治体なら、切った帯をまとめて十字に縛ります。巻きが開かないよう、束の両端も1か所ずつ
- 雨の日は袋に。ぬれると一気に重くなり、ひもだけだとほどけます
- 収集日の当日の朝に出す。前の晩だと風で散ることがあります
ホットカーペットは?——本体と分けて、小型家電か粗大かを確かめる
ここは普通のカーペットと扱いが変わります。ホットカーペットの本体(電熱線が入っている部分)は「電気製品」なので、切って可燃ゴミには出しません。中に電熱線と配線が通っていて、切ると金属線が出てきますし、自治体でも家電として分けるのが一般的です。
- 本体:小型家電の回収、粗大ゴミ、不燃ゴミのどれかで、これも自治体で違います。分別表の「電気カーペット」「ホットカーペット」を見てください
- 上に敷いていたカバー:本体と分けて、普通のカーペットとして出します。切って出せるかは、上に書いた通り自治体の基準で
- コントローラーと電源コード:本体から外せるタイプは、小型家電の回収に出せることが多いです。コードの出し方は電源コードの捨て方に書きました
- 買い替えなら販売店の引き取り:新しいものを買う時に、古いものを有料か無料で引き取ってくれるお店があります
冬の暖房まわりで一緒に片づけることが多い湯たんぽも、材質で出し方が変わります。湯たんぽの捨て方もあわせてどうぞ。
まだ使えるなら——譲る・リサイクル・回収業者を使う時の見方
- 汚れやにおいだけなら、捨てる前に一度洗ってみる。コインランドリーで洗うと見違えることがあります。畳み方はカーペットをコインランドリーで洗う畳み方に
- 状態がよければ譲る。地域の譲り合いの掲示板やアプリ、知り合いへ。大きいものは「取りに来てもらえる人」に限ると話が早いです
- リサイクルショップ。カーペットは引き取り不可のお店も多いので、持ち込む前に電話で確認を
- 不用品回収業者。家庭のごみを集めて運ぶには自治体の許可が必要で、自治体のページに許可業者の一覧が載っていることが多いです。料金は先に書面で確かめて、納得してから頼むと安心です
- 引っ越しなら引っ越し業者の引き取り。見積もりの時に聞いておくと楽です
ゆきこ( ゚Д゚)『3畳のカーペットを「切れば可燃でいけるはず」と勝手に決めて、半分切ったところで自治体のページを見たら、うちの地域は切っても粗大ゴミでした。半日と替え刃5枚が消えた日。それ以来、刃を出す前にまず検索、が身にしみています』
切ると決めたなら、家にある小さなカッターで頑張るより、カーペット用の大型カッターと替え刃を用意したほうが、手も床も傷めずに済みます。1〜2畳なら1本で足ります。
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捨てる前にもう一度使えないか、という時はカーペットをコインランドリーで洗う畳み方で洗ってみてください。角がめくれる・ずれるのが理由で手放そうとしているなら、カーペットのめくれ防止とズレ防止で直せることもあります。
まとめ:自治体で確かめてから、手袋をして裏から切る
- 切って普通ゴミで出せるかは自治体で違う。分別表と窓口で先に確かめる
- 粗大ゴミの基準は一辺の長さや指定袋に入るか。1回の量の上限も見る
- 道具は大型カッターか専用カッターと替え刃。手袋・長袖・換気・子どもは別室
- 切り方は裏を上に、定規を当て、体から離す方向に何度か往復。床には段ボール
- ホットカーペットは本体を切らない。カバーと分けて小型家電か粗大かを確認
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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