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洗面所の引き出しを開けたら、カチューシャが何本も重なって、飾りの部分が絡まっている。取り出そうとしたら別の1本が引っかかって、リボンがよれる。ぺたんと寝かせて置くと形が広がってしまうし、かといって立てて置ける場所もない。カチューシャって、あの「まあるい形」のせいで置き場所にいちばん困るものですよね。
先に結論をひとつ。カチューシャホルダーは、わざわざ専用品を探さなくても、「高さのある筒」か「引っ掛けられる棒」があれば代用できます。ラップの芯でも、ペットボトルでも、突っ張り棒でも大丈夫。しかも代用のほうが、自分の本数や置き場所に合わせられるぶん使いやすかったりするんです。代用、100均収納、手作り、そして最後に「つけていて痛くならない付け方」まで、順番に見ていきましょう。
カチューシャが片づかない理由——「立たない・重なる・絡まる」
まず、なぜあんなに散らかるのかを整理しておくと、選ぶ道具がぶれません。
- 自立しない。カチューシャは半円なので、置くと必ず倒れます。倒れたまま重なると、いちばん下の1本に全部の重さがかかって、形が広がってしまう
- 飾りが引っかかる。リボン、パール、レース、耳付きのもの。飾りどうしが絡んで、外そうとしたときに糸が引っ張られます
- 幅がばらばら。細いものと幅広のものを一緒にすると、細い方が奥に沈んで見えなくなる
つまり、「縦に立てる」か「掛けて浮かせる」かのどちらかにすれば、この3つは一度に解決します。専用ホルダーがやっているのも結局それだけなので、家にあるもので十分まかなえるんですよ。
カチューシャホルダーの代用——家にあるもので今日から立てられる
手持ちのもので今日から使えるものを、長続きした順に並べてみますね。
- ラップやアルミホイルの芯。いちばん手軽な代用。芯を立てて、上からカチューシャをすとんと通すだけ。細い芯なら小さめのカチューシャも安定します。倒れやすいので、空き瓶やコップに芯を立てて、中に丸めた紙を詰めると重しになります
- ペットボトル。500mlのボトルに水を少し入れて重くし、上から通します。太めのボトルなら、飾りの大きいカチューシャも形が崩れません。透明なので、置いていても圧迫感が出にくいのが好きなところ
- オートミールやお菓子の丸い紙筒。ほどよい太さと重さがあって、そのままで立ちます。柄が派手なら、余った布や包装紙を巻いてしまえば見た目もすっきり
- ワインの空きびん。安定感は文句なし。ガラスなので、子どもの動線には置かないほうが安心です
- ドアや扉のフックに掛ける。立てるのではなく掛ける方式。カチューシャを内側のカーブでフックに引っ掛けると、1本のフックに3〜4本まとまります。クローゼットの内側の扉が定位置にしやすい
- 突っ張り棒に通す。棚の中や洗面台下に細い突っ張り棒を1本渡して、そこにカチューシャを串刺しのように通していく。本数が多い人にはこれがいちばん効率がいいです。取り出すのは端からになるので、よく使う1本は端に
- キッチンペーパーホルダー。縦型のものは、まさにカチューシャ用の形。使っていない予備があれば、そのまま流用できます
選ぶときのポイントは「高さ」と「土台の重さ」のふたつだけ。高さが10cm以上あれば数本重ねても取り出しやすく、土台が軽いと取るたびに倒れてストレスになります。土台の重さは、中に丸めた紙や小石を入れれば足せますよ。
100均でそろえる収納——ワイヤーネット、アクリルスタンド、マグネットバー
代用品でしのぐより、置き場所ごと決めてしまいたい人向けの方法です。どれも100均の売り場でそろいます。
- ワイヤーネットとフック。壁や扉の内側にネットを固定して、フックを好きな位置に。カチューシャは内側のカーブでフックに掛かるので、全部が見渡せます。ヘアゴムやクリップも一緒に掛けられて、朝の身支度がぐっと早くなりますよ
- アクリルスタンド(縦仕切りのもの)。書類や皿を立てる仕切りスタンドに、カチューシャを1本ずつ差し込むように立てる方法。飾りが当たらないので、パールやレースのものに向いています
- マグネットバー・タオルバー。洗面所の扉や洗濯機の側面に磁石で付くバーを付けて、そこに通すだけ。突っ張り棒と同じ理屈で、通すタイプはとにかく早い
- 仕切り付きの浅いケース。引き出しの中で使うなら、寝かせて並べるのがいちばん省スペース。仕切りがあれば重ならないので、絡まりません。飾りの大きいものだけ別の枠へ
収納で失敗しないコツは、「使う場所のすぐそば」に置くこと。洗面所でつけるなら洗面所、玄関で最後に付けるなら玄関。しまう場所が遠いと、結局その辺に置いてしまうんですよね。リビングの引き出しにまとめたら、まったく戻さなくなった、という話もよく聞きます。
カチューシャホルダーの作り方——筒に布を巻くだけ
見た目も整えたい、という人には手作りもおすすめです。材料はほぼ家にあるものだけ。所要時間は15分くらいでしょうか。
- 芯になる筒を用意する。ラップの芯、厚紙を丸めて筒にしたもの、丸い紙筒など。高さは15〜20cmあると使いやすいです
- 筒に布を巻く。細長く切った布や毛糸をぐるぐる巻いて、端を接着剤かテープで留めます。布が1枚あると生活感が消えて、洗面台に置いてもかわいい見た目に
- 土台を作る。空き瓶や空き缶、紙コップに丸めた新聞紙や小石を詰めて重くし、そこに筒を差し込みます。土台の口に合わせて筒の下側に切り込みを入れると、ぐらつきません
接着剤を使う時は窓を開けて換気をして、子どもの手の届かない所で作業してくださいね。乾くまでの間も、小さい子がいるおうちは高い場所に置いておくと安心です。
子どものカチューシャが増えて絡まる時
男の子だけの家でも、ハロウィンや学校のイベントで、耳の付いたカチューシャは増えていきがちです。気づけば箱の中でぐちゃぐちゃ、になりがちですよね。
- 置く場所を子どもの目の高さに。大人が届く高さにしまうと、出すのも戻すのも親の仕事になります。低い位置のフックにすると、自分で掛けてくれるようになりますよ
- 数を決める。「フックは4つだけ」と器の数を先に決めておくと、増えた時に自然と見直しのきっかけになります
- 行事のものは行事の箱へ。ハロウィンや発表会で使う飾りのカチューシャは、日常のものと分けて衣装と同じ箱に。次の年に探し回らずに済みます。衣装づくりの工夫はハロウィン衣装を手作りで簡単ににまとめています
- 小さな飾りは注意。ビーズやパールなど外れやすい小さなパーツは、小さい子が口に入れる危険があります。ぐらついてきたら早めに取り外すか、その1本は手の届かない所へ
痛くならない付け方——幅・位置・時間の3つを変える
収納が整うと、次に出てくるのが「つけていると頭が痛くなる」問題。カチューシャは両端の力で挟んで止まるものなので、その力が一点に集まると痛みになります。変えられるのは次の3つです。
- 幅の広いものを選ぶ。細いカチューシャは接する面積が狭いぶん、同じ力でも痛くなりやすいんです。長時間つける日は幅広タイプを
- 内側にフェルトや布テープを貼る。両端の当たる部分に、フェルトを小さく切って貼るだけ。クッションになって、滑り止めにもなります。手作りするなら、いちばん効果を感じやすい工夫
- 耳の上を避けて、少し後ろ寄りに乗せる。耳のすぐ上には骨の出っぱりがあって、ここに端が当たると痛みが出やすい。1cmでも後ろにずらすと楽になります
- つける前に軽く外へ広げる。プラスチックのものは、手で少しだけ外側に開いてから乗せると締めつけがゆるみます。ただし力を入れすぎると折れるので、ほんの少しずつ
- つけっぱなしにしない。長い時間そのままにせず、こまめに一度外して位置を変える。これがいちばん効きます
それでも頭痛が続く時、当たっている所が赤く腫れる時は、我慢せずに外してください。合わないものを無理して使う必要はまったくありませんし、症状が長引くようなら受診も考えてくださいね。耳まわりの締めつけという意味では、耳あての付け方の考え方も同じで、当たる位置を変えるのが基本になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『ラップの芯ホルダーは見た目こそ完全に手作り感ですが、朝いちばんで前髪を上げるのに1秒で取れるのが正義だと思います。引き出しの奥から絡まった状態で引っぱり出してリボンをよれさせる、あの3分がなくなるだけで、朝がだいぶ変わりますよね』
置き場所を決めてしまいたい、見た目もそろえたいという時は、ヘアアクセサリー用のスタンドをひとつ置くと、カチューシャもゴムもピンも同じ場所にまとまります。あちこち探さなくていいのは、朝の数分に効いてきますよ。
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小物の収納つながりで、小さいヘアクリップの使い方と収納もどうぞ。落ちやすい留め具に困っているならクリップが落ちない留め方が参考になります。耳まわりの痛みや当たり方については耳あての付け方、行事のカチューシャが増える季節にはハロウィン衣装を手作りで簡単にもあわせて。
まとめ:高さのある筒に立てるか、フックに掛けるかの二択
- 代用はラップの芯・ペットボトル・突っ張り棒で十分足ります
- 選ぶ基準は高さ10cm以上と、土台の重さのふたつだけ
- 100均ならワイヤーネットとフックが見渡せて戻しやすい
- 手作りは筒に布を巻いて重い土台に立てるだけ。接着は換気して
- 痛みは幅広・後ろ寄り・こまめに外すで軽くなります
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