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新しい保護フィルムを買ってきて、画面を拭いて、息を止めて貼ったのに、貼り終わってよく見たら画面の中に白い小さな点。指で押しても消えなくて、光にかざすとそこだけ気泡がぷくっと膨らんでいる。せっかく慎重にやったのに、と力が抜けますよね。うちも長男のスマホに貼った時、右上に1つ入ってしまって、本人に「ここ気になる」と毎日言われました。
先に結論をひとつ。貼った直後なら、ホコリはたいてい取れます。フィルムの端をそっと浮かせて、粘着面に付いたホコリをテープの粘着面で「押し当てて持ち上げる」だけ。道具は家にあるセロハンテープで十分なんです。ただ、やり方を間違えるとホコリが増えて余計に入るので、取り方と、やってはいけないこと、そもそも入りにくくする環境づくりまで、順番に見ていきましょう。
ホコリが入った時の取り方——貼った直後なら「テープで押し当てて持ち上げる」
ホコリは、画面とフィルムの間に挟まって、そこだけ密着できずに小さな気泡になっています。だから気泡を押しても消えないんですよね。取るには、一度フィルムを浮かせてホコリそのものをどかすしかありません。
- ホコリに近い側の端から、フィルムをそっと持ち上げる。爪ではなく、貼り付けキットに入っている引き上げ用のシール(なければセロハンテープをフィルムの端に貼って持ち手にする)で、ホコリの位置が見える所まで浮かせます。全部剥がさなくて大丈夫。反対側の端は貼ったままにしておくと、戻す時に位置がずれません
- セロハンテープを指に巻くか、5cmほど切って粘着面を外にして輪にする。指先で持てる形にします。マスキングテープでも同じことができます
- 粘着面のホコリに、テープを「押し当てて、持ち上げる」。横に滑らせず、真上から当てて真上に離す。これだけでホコリはテープ側に移ります。フィルムの粘着面はセロハンテープより弱いので、テープの跡が残る心配はほとんどありません
- 画面側にもホコリが落ちていないか確認。画面に付いていれば、同じようにテープで押し当てるか、貼り付けキットの除塵シールで取ります
- フィルムをゆっくり戻す。浮かせた端を持ったまま、貼ったままの側から順に下ろしていくと、自然に元の位置に落ち着きます。指の腹で中心から外へなでて空気を出せば完了です
コツは、持ち上げる角度を小さくすること。フィルムを大きく反らせると、戻した時に位置がずれたり、新しく空気が入ったりします。ホコリが見える所までで止めるのが、いちばん失敗しません。
粘着面にほこりが付いたら、やってはいけないこと3つ
ここで焦ってやりがちなのが、実はホコリを増やす行動なんです。私も最初は全部やりました。
- 指で触ってつまむ。指先にはいつも細かい皮脂とホコリが付いていて、粘着面に触れた瞬間に指紋と一緒に移ります。指紋の跡はテープでは取れません
- 息を吹きかけて飛ばす。息には水分が含まれているので、粘着面が白く曇ったり、飛ばしたつもりのホコリが別の場所に落ちたりします。しかも吹く時に口の周りの繊維も一緒に飛びます
- ティッシュやタオルで拭く。ティッシュは繊維がほどけやすくて、拭けば拭くほど白い糸くずが増えます。タオルも同じ。画面を拭くなら、メガネ拭きのような繊維が出ない布だけにしましょう
「セロテープで取れる?」とよく聞かれますが、答えは取れます。ただし条件があって、滑らせずに押し当てることと、粘着力の強すぎるテープ(布テープ・両面テープ)を使わないこと。強いテープだとフィルムの粘着層が持っていかれて、そこだけ密着しなくなることがあります。
ホコリが入りにくい環境の作り方——貼る前の5分で決まる
取り方を覚えるより効くのが、最初から入れないことなんですよね。空気中に舞っているホコリが少ない場所と時間を選ぶだけで、成功率がぐっと上がります。
- 浴室で貼る。お風呂上がりの、湯気が落ち着いた浴室がいちばんです。湿気でホコリが床に沈んでいて、空気がきれいな状態。フィルムや画面が濡れないように、乾いた台や板を用意して
- 加湿器をつけた後の部屋。浴室が使いにくければ、加湿器をしばらく回してから。乾燥した部屋ほどホコリが舞い、静電気も起きやすくなります
- 窓とドアを閉めて、エアコンや扇風機を止める。風があるとホコリが動き続けます。貼る5分だけ止めておけば十分
- 静電気を抜く。冬に多いのが、フィルムの保護シートを剥がした瞬間にホコリが吸い寄せられる現象。剥がす前に、金属のドアノブや水道の蛇口に手を触れて静電気を逃がしておくと落ち着きます。ウールやフリースの服は脱いでから
- 画面の掃除は「拭いてから除塵」の順で。まずアルコールシートかメガネ拭きで皮脂を取り、そのあと貼り付けキットの除塵シールで残った繊維を押し当てて取る。この順番だと、貼る直前の画面がいちばんきれいな状態になります
台に置く時は、スマホの下に新聞紙や布を敷かないこと。紙や布の繊維が立ち上がってきます。テーブルを拭いた上に直接置くのがいちばんです。
貼り直しは何回まで?——粘着の限界の目安
「もう一回剥がして貼り直したい」と思った時に気になるのが、何回までいけるのかですよね。目安として、
- ガラスフィルムは、粘着層が画面に吸い付くタイプが多く、2〜3回までなら端を持ち上げて戻しても密着が戻ることが多いです。ただし、大きく反らせると割れやすいので、持ち上げる時は端を少しだけ
- 薄いフィルムタイプは、粘着が弱めで、剥がすたびに端が伸びたり、粘着面にホコリが増えたりします。1〜2回が現実的な限界
- 剥がすたびに、粘着面に新しいホコリが付くリスクが増えます。3回目でも入るなら、環境のほうを見直したほうが早いです
剥がす時の注意をひとつ。フィルムの端で指を切らないように。特にガラスフィルムは端が薄く、ひびが入ったものを持ち上げると割れた破片が出ることがあります。ひびが見えたら、素手で触らず、テープを貼って一緒に持ち上げて、そのまま処分してください。
「気にしない」でいい境目——画面端の小さな1点は、使っているうちに見えなくなる
正直なところ、全部のホコリを取り切る必要はないんです。長男のスマホの右上の1点も、結局そのまま使って、1週間後には「どこだっけ」になりました。気にしなくていい目安は、
- 画面の端から1cm以内。表示が少ない場所で、目が行きません。ケースを付けると縁で隠れることも
- 点の大きさが1mm未満で、周りの気泡も米粒より小さい。画面が点灯すると光に紛れます
- 1〜2個まで。数が増えると視線が集まるので、3個以上なら取るか貼り直すほうが気持ちがいいです
逆に、画面の中央や、文字をよく読む場所にある点は、小さくても毎回目に入ります。そこは貼った直後なら取る、時間がたっていたら貼り直す、と決めておくと迷いません。
どうしても無理なら貼り付けキット——「保護フィルムをやめた方がいい?」への答え
何度やっても入る、という人は、道具を変えると急にうまくいくことがあります。貼り付けキットは、ガイド枠・除塵シール・引き上げシール・拭き取りシート・カードがセットになったもので、ガイド枠にスマホをはめると位置合わせが要らなくなり、貼るまでの時間が短くなります。空気にさらす時間が短いほど、ホコリが入る余地も減るんですよね。最近はガイド枠付きで売られているフィルムも多いので、次に買う時は同梱されているか見てみてください。
「いっそ保護フィルムをやめた方がいいの?」という問いには、使い方次第と答えています。落とすことが多い、子どもが使う、鍵と一緒にポケットに入れる、という人は貼っておくほうが安心。逆に手帳型ケースで画面を覆っていて、ほとんど落とさない人は、貼らないという選択も普通にあります。ホコリが1点入っているフィルムでも、貼っていないよりは画面を守っているので、「入ったから意味がない」と外してしまうのはもったいないです。
ゆきこ( ゚Д゚)『長男に「ここ気になる」と3日言われ続けて、夜、風呂上がりの浴室で貼り直しました。セロハンテープを指に巻いて、ぽん、と当てたら本当に取れて、拍子抜け。最初からリビングで貼ったのが間違いでした。次男のは最初から浴室で貼って一発です』
次に貼る時に少しでも楽をしたいなら、除塵シールとガイド枠が入った貼り付けキットを1つ持っておくと、家族分をまとめて貼る時にも助かりますよ。
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ホコリを取ったあとに端が浮いてきたら、保護フィルムの端が浮く時の直し方で原因別の対処を書いています。気泡の抜き方もそちらに。ケースの縁がフィルムに乗っている時は、スマホケースが外れない時の外し方も参考にしてください。
まとめ:直後ならテープで取れる、触らない、入りにくい場所で貼る
- 貼った直後なら取れる。端を少し浮かせて、テープの粘着面で押し当てて持ち上げる
- 指で触る・息を吹く・ティッシュで拭くはホコリが増えるのでやらない
- 貼るのは浴室か加湿後の部屋で。風を止め、静電気を抜いてから
- 貼り直しはガラスで2〜3回、フィルムで1〜2回が目安。端で指を切らない
- 画面端の1mm未満の1点は気にしなくていい。無理なら貼り付けキットへ
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