マッサージチェアのデメリット——買う前に知っておきたい6つと、それでも選ばれる理由。向く家・向かない家の見分け方、試座で確かめること、使う前に医師へ相談したほうがいい人

生活

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

家電量販店の試座コーナーで座ったら、思わず「はぁ〜」と声が出て、そのまま欲しくなってしまう。マッサージチェアって、そういう買い物ですよね。でも家に帰って冷静になると、「置く場所はある?」「本当に毎日使う?」「あれ、けっこう大きかったよね」と、次々に不安が出てきます。私も職業柄、体をほぐす道具には目がないほうなのですが、家に置くとなると話は別だと思っています。

先に結論をひとつ。マッサージチェアのデメリットは、突きつめると「置く場所」と「続くかどうか」のふたつに集まります。この2つを買う前に確かめられれば、後悔の大半は避けられるんです。この記事では、デメリットを6つに分けて、メリットと並べて「買う前の判断材料」として表にしました。向く家・向かない家の見分け方、試座で確かめること、そして使う前に医師へ相談したほうがいい人の条件まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何が困る?大きさ・重さ・搬入・音・手入れ・飽き→第1章買う価値はある?家族で使える・予約不要・時間を選ばない→第2章うちに向いている?動線上に置けて、使う人が2人以上→第4章お店で何を見る?体格・弱い設定・動作音・倒した寸法→第5章持病・妊娠中・高齢使う前に主治医へ聞く→第6章

ケース別に読む:デメリットを知りたい人メリットも知りたい人表で比べたい人向く家か迷う人これから試座する人持病や妊娠中の人

デメリット6つ——大きさ・重さ・搬入・音・手入れ・飽き

  • ①大きさ:本体は一人掛けソファより一回り大きく、リクライニングを倒すと後ろにさらにスペースが要ります。カタログの寸法は「座った状態」のことが多く、倒した時の奥行きは別の欄を見てください。6畳なら、置いた瞬間に部屋の主役になる大きさです
  • ②重さ:機種によって違いますが、大人ひとりでは動かせない重さのものがほとんどです。模様替えや掃除のたびに動かす、という使い方はできません。床への負担も気になるところで、賃貸なら床の保護マットを敷く前提で考えておくと安心です
  • ③搬入:玄関・廊下・階段・エレベーターを通るかどうかは、本体の寸法ではなく「梱包サイズ」か「最小分解サイズ」で決まります。失敗すると返品の話になるので、買う前に測る記事を別に書きました(あとで紹介しますね)
  • ④音:モーターの動作音と、ローラーが背中を通る音は、静かな夜のリビングだと意外と響きます。テレビの音量を上げる人もいれば、家族が寝たあとに使うのをためらうという声も。集合住宅なら、下の階への振動も気にしたいところです
  • ⑤手入れ:合皮のカバーは汗と皮脂で傷みやすく、乾拭きと陰干しが習慣になります。ヒーター付きの機種は汗をかきやすいので、なおさらです。カバーの破れは、交換部品があるかどうかで椅子そのものの寿命が変わります
  • ⑥飽き・使わなくなる:いちばん多い後悔がこれなんです。最初の1か月は毎日座っても、慣れると「わざわざ座りに行く」のが面倒になり、気づけば洗濯物の置き場に。動線から外れた場所に置くと、この流れが加速します

どれも、知っていれば対策できるものです。電気代は機種と使う時間で幅が大きいので金額は書きません。カタログの消費電力と1日に使う分数で、ご自身の料金に当てはめてみてください。

それでも選ばれる理由——メリットも同じ熱量で

  • 家族みんなで使える:整体やマッサージのお店は行った人だけのものですが、チェアは家にいる全員が使えます。親世代と同居なら、ひとり分の買い物で全員、という考え方も
  • 予約も移動も要らない:疲れた日の夜、出かける元気がなくても座るだけ。「行く手間」がゼロなのは、続けるうえで大きいです
  • 時間を選ばない:早朝でも深夜でも、音さえ気にならなければ
  • 座っている間が「何もしない時間」になる:スマホを置いて15分目を閉じる。この時間が取れること自体をメリットに挙げる人は多いです

ただし、ここで「肩こりが取れる」「腰痛が良くなる」とは書きません。効果の感じ方は人それぞれで、持病や体の状態によっては使わないほうがいい場面もあるからです。これはあとの見出しで詳しくお話しします。

買う前の判断材料——デメリットとメリットを1つの表で

「後悔した理由」は別の記事で声を集めているので、こちらは買う前に自分で確かめられる形に並べ直しました。

項目 気になる点 買う前に確かめること
大きさ 倒した時の奥行き・部屋の圧迫感 リクライニング時の寸法を、床にマスキングテープで描いてみる
重さ 動かせない・床への負担 置く場所を先に決める・保護マットを用意する
搬入 通り道を通らない 梱包サイズ・最小分解サイズと、通路の幅・高さを測る
夜に響く・下の階への振動 試座で動作音を聞く・使う時間帯を家族と決める
手入れ カバーの汗じみ・破れ 交換カバーの有無と素材を確認する
飽き 使わなくなる 「座る時間」が生活のどこに入るか、具体的に想像する
メリット 家族で使える・予約不要・時間を選ばない 誰が・いつ・どこで座るかを、買う前に決めておく
デメリットは「置く場所」と「続くか」に集まるデメリット6つ①大きさ(倒した奥行き)②重さ(動かせない)③搬入(梱包サイズで)④音(夜の部屋に響く)⑤手入れ(合皮の汗じみ)⑥飽き(動線から外れる)知っていれば対策できる向く家/向かない家○動線上に置ける○使う人が2人以上○夜の音が気にならない×寝室の隅しか置けない×小さな子がいて不安×引っ越しの予定がある×月に数回なら店で試座で見ること体格に合うか(肩の位置)弱い設定でも強くないか動作音を耳をすませて立ち上がりやすさリモコンの分かりやすさ倒した寸法をメジャーで気持ちよさ以外を見る持病・妊娠中・高齢の方は使う前に医師へ相談。説明書の「使えない人」を必ず読む痛み・しびれ・腫れが出たら中止して医療機関へ。「気持ちいい」と「体にいい」は別子どもを乗せない・動いている時に近づけない(ローラーや可動部に指を挟む)

向く家・向かない家——「置ける」より「座る流れがある」かどうか

こんな家は続きやすいです。

  • リビングの動線上に、倒しても邪魔にならない場所がある。テレビの前の一等地に置ける家は、まず使わなくなりません
  • 家族に使う人が2人以上いる。ひとりだと「もったいない」が先に立ちがちです
  • 夜に使っても、家族や隣の部屋が気にならない間取り
  • お店に通う時間は取れないけれど、体をほぐす時間は欲しい人が家にいる

逆に、こんな家は要注意です。

  • 置き場所が寝室の隅や納戸の前など、座りに行くのが面倒な場所しかない
  • 子どもが小さくて、リビングに大きな電動の椅子を置くことに不安がある
  • 近いうちに引っ越しの予定がある。搬出は搬入と同じくらい大変なんです
  • 「たまに揉まれたい」程度で、月に数回ならお店に通うほうが合っている

判断に迷ったら、一人掛けのソファや椅子を同じ場所に置いて1週間過ごしてみる方法があります。そこに毎日座る流れができるなら、チェアに置き換えても続きます。座らないなら、チェアにしても同じことが起きるんですよね。

向く家・向かない家の分かれ目続きやすい家動線上に倒しても邪魔にならない場所がある家族に使う人が2人以上いる夜に使っても気にならない間取りお店に通う時間は取れない人がいる要注意の家座りに行くのが面倒な場所しかない子どもが小さく電動の椅子に不安がある近いうちに引っ越しの予定がある月に数回ならお店に通うほうが合う迷ったら一人掛けの椅子を同じ場所に置いて1週間過ごす

試座で確かめること——気持ちよさ以外を見る

  1. 体格に合うか:肩の位置とローラーの位置が合っているか。身長の目安は機種ごとに書かれています。合わないと、揉んでほしい所を通り過ぎてしまいます
  2. いちばん弱い設定:強い側ではなく、弱い設定で「まだ強い」と感じないか。家族で使うなら、小柄な人や高齢の家族の分も見ておいてください
  3. 動作音:店内は騒がしくて分かりにくいのですが、耳をすませて。静かな夜の部屋では何倍にも感じます
  4. 立ち上がりやすさ:倒した状態から起こして、立つまでの動き。高齢の家族が使うなら、ここは特に大事です
  5. 操作の分かりやすさ:リモコンの文字の大きさ、ボタンの数。いつも同じコースしか使わない人は多いので、それがすぐ出せるか
  6. 倒した時の寸法:メジャーを持っていって、倒した状態の奥行きと高さを測る。家に帰って床に描くためです
試座で確かめること6つ①体格に合うか肩とローラーの位置が合うか②いちばん弱い設定「まだ強い」と感じないか③動作音静かな夜の部屋では何倍にも④立ち上がりやすさ倒した状態から起こして立つ⑤操作の分かりやすさいつものコースがすぐ出るか⑥倒した時の寸法メジャーで測って床に描く気持ちよさ以外を見る

使う前に医師へ相談したほうがいい人——一般論として

マッサージチェアの取扱説明書には、必ず「使用してはいけない人」「医師に相談してから使う人」の欄があります。細かい条件は機種で違うので、必ず説明書を読んでほしいのですが、多くの機種で共通して挙げられているのは、次のような方です。

  • 妊娠中の方、出産直後の方
  • 心臓や血圧に持病のある方、ペースメーカーなど体内に医療機器を入れている方
  • 骨粗しょう症、椎間板ヘルニアなど、骨や背骨に治療中の症状がある方
  • 皮膚に炎症や傷がある方、感覚に障害のある方
  • 高齢で体が細い方、体重が対象の範囲から外れる方
  • 治療中のけがや痛みがある方。「揉めば楽になる」と自己判断しないでください

当てはまる方は、買う前に主治医へ「マッサージチェアを使ってもいいか」を聞いてください。使い始めてから痛みが増した・しびれが出た・腫れた、という時も、使うのをやめて医療機関へ。「気持ちいい」と「体にいい」は、必ずしも同じではないんです。

もうひとつ、子どもを乗せない・近づけないこと。動く部分に指や手を挟む事故は、大人が使っている最中に子どもが寄ってきて起こります。うちのように小学生の男の子がいる家なら、「動いている時は触らない」を最初に約束してから置くのが安心です。使わない時はプラグを抜いておくのも一つの方法です。

ゆきこ( ゚Д゚)『「あったのに物置になった椅子」の話、よく聞きますよね。理由は場所の広さじゃなくて、テレビから見えない部屋に置いたから、というのが多い。人って、目に入らない椅子には座らないんですよね。置く場所は「空いている所」じゃなく「毎日通る所」。買う前にそこだけ決めてほしいです』

「デメリットのほうが大きそう」と感じたなら、まずは小型のマッサージクッションで「家で揉まれる時間が生活に入るかどうか」を試してみる手もあります。椅子やソファに置くだけなので、場所も搬入も要りません。持病や妊娠中の注意はチェアと同じなので、説明書の確認だけは忘れずに。

小型のマッサージクッションを楽天市場で探す

小型のマッサージクッションをAmazonで探す

あわせて読みたい

実際に買った人がどこで後悔したかは、マッサージチェアで後悔した理由に口コミの声をまとめています。搬入で引っかからないための測り方はマッサージチェアが搬入できない時に買う前に測る5か所、引っ越しや処分で分解を考えている方はマッサージチェアの分解を自分でやらないほうがいい理由もどうぞ。

まとめ:デメリットは「置く場所」と「続くか」。買う前に表で確かめて、当てはまる人は医師へ

  1. デメリットは大きさ・重さ・搬入・音・手入れ・飽きの6つ。知っていれば対策できる
  2. メリットは家族で使える・予約不要・時間を選ばない。健康効果は断定しない
  3. 向く家は動線上に置けて、使う人が2人以上。迷ったら椅子を置いて1週間試す
  4. 試座では体格・弱い設定・動作音・倒した寸法を見る。気持ちよさ以外を
  5. 持病・妊娠中・高齢の方は使う前に医師へ。子どもは乗せない・近づけない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

マッサージチェアのデメリット早見表:デメリットは大きさ(倒した時の奥行き)、重さ(ひとりで動かせない)、搬入(梱包サイズと最小分解サイズで決まる)、音(夜のリビングに響く・下の階への振動)、手入れ(合皮の汗じみと破れ)、飽き(動線から外れると使わなくなる)の6つで、突きつめると置く場所と続くかどうかに集まる。メリットは家族で使える、予約も移動も要らない、時間を選ばない。向く家は動線上に置けて使う人が2人以上、向かない家は寝室の隅しか置けない・小さな子がいて不安・引っ越し予定。試座では体格に合うか、弱い設定でも強くないか、動作音、立ち上がりやすさ、倒した寸法を測る。持病・妊娠中・高齢の方は使う前に医師へ相談、痛み・しびれ・腫れが出たら中止して受診。子どもを乗せない・動いている時に近づけない

コメント

タイトルとURLをコピーしました