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バンボに座らせて、さあ抱き上げようとしたら、太ももががっちり挟まって足が抜けない。赤ちゃんは泣き出すし、椅子ごと持ち上がるし、焦って引っ張りたくなりますよね。あの「抜けない!」の瞬間は、初めてだと本当に慌てます。
先に結論をひとつ。まず引っ張らないでください。太ももが挟まった状態で上に引くと、皮膚がこすれて赤くなったり、股関節や膝に無理な力がかかったりします。抜けないのには理由があって、たいていは「両足を同時に、まっすぐ上に」引いているか、体が座面の目安より大きくなっているかのどちらかです。落ち着いて抜く考え方、抜けないのが何のサインか、座らせる時間と卒業の目安、赤くなった時の見方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:今すぐ抜きたい人|毎回きつい人|赤くなった人|卒業の時期を知りたい人|次の椅子を探す人
まず落ち着いて——引っ張らずに抜く考え方
バンボは、太ももの内側と座面の中央の盛り上がりで体を支える形です。だから両足を同時にまっすぐ上に引くと、太ももの一番太い所が座面の縁に引っかかって、逆に抜けなくなります。抜くコツは「片足ずつ」「上ではなく斜め」「本体を動かす」の3つです。
- まず脇を支えて、体重を浮かせる。両脇に手を入れて、赤ちゃんの上体を少し持ち上げます。引くのではなく、座面にかかっている体重を抜くだけ。これだけで太ももの圧が減って、するっと抜けることも多いです
- 片足ずつ、膝を曲げる向きに。片方の太ももの外側を手のひらで軽く押しながら、膝を曲げる向き(斜め前)に足を抜きます。片方が抜ければ、もう片方は楽です。大人が2人いれば、1人が脇を支えて1人が足、が一番安全です
- 本体を少し後ろに傾ける。片手で本体の背もたれを持って後ろに倒すと、座面の角度が変わって太ももが浮きます。床に置いたままやってくださいね。持ち上げて傾けると落とします
- 服を薄くする。厚手のズボンやおむつのかさで抜けないことも多いです。ズボンを脱がせるだけで抜けることがあります。抜けるまでの間、赤ちゃんに声をかけて落ち着かせるのも忘れずに
それでも抜けない時は、いったん手を止めて深呼吸。赤ちゃんが泣いて体をこわばらせているほど抜けにくいので、抱きしめる姿勢のまま少し待ってから、もう一度1から。力で引くのは、どの段階でもなしです。
毎回きついのは「サイズを超えている」サイン
一度だけ抜けにくかったのなら服やタイミングの問題ですが、毎回きつい・座らせる時から押し込んでいるなら、体が座面の目安より大きくなっています。バンボは対象の体重や月齢が説明書に書かれていて、それより前でも「太ももが太めの子はきつい」ことがよくあります。
| サイン | 何が起きているか | どうするか |
|---|---|---|
| 座らせる時に押し込む | 太ももの太さが足穴の幅を超えている | その日から座らせるのをやめる。押し込んで座らせない |
| 抜いたあと太ももに深い跡 | 座っている間ずっと圧がかかっている | 時間を短くしても解決しない。卒業を考える |
| 体重が説明書の目安を超えた | 座面の想定を超えて、傾きやすくなる | 目安を超えたら使わない |
| 座ったまま前に倒れそうになる | 体が大きくなり、座面の支えが効かない | 転倒の危険。使わない |
| 自分で抜け出そうと反り返る | 動きたい時期に入っている | 床で自由に動かせる時期。卒業 |
「まだ月齢的には使えるはずなのに」と思うかもしれませんが、目安はあくまで目安で、体格は子どもごとに違います。抜けにくい=その子にはもう小さい、と受け取って大丈夫です。使えなくなるのが早いのは、バンボで後悔した理由としてもよく挙がる話で、バンボで後悔した理由は?失敗例と選び方にも書いています。
太ももが赤くなった・跡が残った——受診の目安
抜いたあとに太ももの内側が赤くなっていると、心配になりますよね。座面に押されていた部分が赤くなるのは、大人が正座のあとに足がしびれるのと似た一時的なもので、多くは短い時間で戻ります。ただ、次のような時は受診してください。
- 赤みや跡が数時間たっても消えない、翌日も残っている
- 腫れている・熱を持っている・水ぶくれのようになっている
- 足を動かすと泣く、片足だけ動かさない、触ると嫌がる
- 皮膚がすりむけている、ただれている
「これは受診するほど?」と迷う時は、小児科に電話で相談するか、夜間なら小児救急電話相談の #8000 に。ここで「たぶん大丈夫」と言い切れないのは、実際の状態は診た人にしか分からないからです。迷ったら相談、で十分ですよ。
そして、赤くなったことがある子は、それ以降は座らせる時間をぐっと短くするか、卒業にしてください。「赤くなるけど泣かないから」で続けていると、皮膚が弱い時期はすぐにこすれます。
座らせる時間と、卒業の目安
バンボは「長く座らせておく椅子」ではなく、「少しの間、大人の目の届く所に座らせておく道具」です。抜けにくくなる時期に限らず、次のことを目安にしてみてください。
- 1回の時間は短く。食事や大人が手を離せない数分〜十数分が目安。長く座らせると腰や太ももに負担が続きます。時間は説明書に書かれていればそちらを優先
- 座らせたまま目を離さない。反り返って後ろに倒れる、前に倒れる、椅子ごと傾く。どれも一瞬です
- 床の上で使う。テーブルの上、椅子の上、ソファの上は転落の元。テーブルを付けたまま外す時も床で。詳しくはバンボのテーブルの外し方へ
- 卒業の目安は、太ももがきつい・体重の目安を超えた・自分で抜け出そうとする・おすわりが安定して床で遊べる、のどれかが来た時。月齢で一律には決まりません
「腰がすわった」「おすわりが安定した」の判断は、健診や小児科で相談するのが確実です。この記事で「何か月なら大丈夫」と断定することはできないので、目安はその子の動きで見てあげてくださいね。
合わないなら無理に使わない——代用と、次の椅子
抜けない・きつい・嫌がる、が続くなら、バンボはその子には合わなかった、で構いません。無理に使い続けるより、次に進んだほうが親も子も楽です。
- 腰がすわる前なら、そもそも座らせる道具は要らない、という考え方もあります。床で大人の脚の間に座らせる、うつ伏せ遊びで体を使う、で十分な時期。代用の考え方はバンボの代用は何が使えるかで「代用してはいけないもの」から書いています
- 腰がすわったあとなら、足穴の広いローチェアや、テーブル付きのベビーチェアに移る時期。バンボより体格に余裕があって、抜けない問題から解放されます
- 食事用なら、最初からハイチェアを検討する家庭も多いです。長く使える分、選ぶ時の見どころが違うので、ハイチェアで後悔した理由と長く使える選び方を参考にしてみてください
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「抜けない」は椅子が悪いのでも親が悪いのでもなくて、ただ子どもが大きくなった合図だと思っています。仕事柄、股関節まわりに無理な力をかけない、というのはとても大事にしている点です。引っ張らずに支えて、きつくなったら卒業。それでいいんです』
腰がすわったあとの椅子は、足穴に余裕があって、ベルトが付いていて、床に置いて使えるものを選ぶと、「抜けない」も「倒れる」も起きにくくなります。体格に余裕のある腰すわり後向けのベビーチェアを1つ知っておくと、バンボの卒業がスムーズです。
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バンボが「使える期間が短かった」という声と、次の椅子の選び方はバンボで後悔した理由は?失敗例と選び方にまとめています。買い直さずに乗り切るならバンボの代用は何が使えるか、食事用に長く使う椅子ならハイチェアで後悔した理由と長く使える選び方もどうぞ。
まとめ:引っ張らずに支えて片足ずつ。きつくなったら卒業の合図
- 力で引かない。脇を支えて体重を浮かせ、片足ずつ膝を曲げる向きに抜く
- 固ければ本体を後ろに傾ける・服を薄くする。床の上で、大人2人なら楽
- 毎回きついのはサイズ超えのサイン。押し込んで座らせない
- 赤みが消えない・腫れる・足を動かさないは受診。迷ったら#8000
- 時間は短く・目を離さない・床で使う。合わなければ次の椅子へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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