※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
買った時は淡いきれいな色だったバンボが、いつの間にか全体的に黄色っぽい。座面には離乳食の染み、脚のあたりには黒い点。次の子にも使いたいし、譲るにしてもこのままでは気が引ける、という声をよく見ます。
先に結論をひとつ。バンボの汚れは「表面に付いた汚れ」と「素材そのものの黄ばみ」の2種類で、前者は中性洗剤とぬるま湯で落ちますが、後者は素材の経年変化なので戻らないことがあります。ここを見分けないと、落ちない黄ばみに強い薬剤を使って、素材を傷めるだけ、になりがちなんです。見分け方、やっていいこと、やってはいけないこと、お風呂で使った時の黒い点の判断まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:全体が黄ばんだ人|染みを落としたい人|漂白したい人|黒い点が出た人|すすぎと乾かし方を知りたい人
落ちる汚れと、戻らない黄ばみの見分け方
バンボの本体は、水を通さない発泡素材(ポリウレタン系)の一体成型です。表面がなめらかで水をはじくので、食べこぼしや皮脂は表面に乗っているだけ。これは落ちます。一方で、ポリウレタン系の素材は光や空気に触れ続けると、素材そのものが少しずつ黄色く変わる性質があります。これは表面ではなく中身の変化なので、こすっても薬剤を使っても戻らないことが多いんです。
| 見た目 | 正体 | 落ちる? |
|---|---|---|
| 座面や脚の一部だけが茶色・オレンジ | 離乳食・果汁・皮脂の付着 | 落ちる(中性洗剤→重曹) |
| 全体がむらなくうっすら黄色い | 素材の経年変化(光・空気) | 戻らないことが多い |
| 窓側に置いていた面だけ黄色い | 直射日光による変化 | 戻らない。今後は日陰に |
| 黒い点・黒ずみ(特に脚の裏や溝) | カビか、汚れの蓄積 | 拭いて落ちれば汚れ。落ちなければ第4章へ |
「全体がうっすら黄色い」タイプに強い薬剤を使うと、色は戻らないのに表面が荒れて、かえって汚れが付きやすくなります。黄ばみは戻らないと分かったら、それ以上は追わない。ここが、素材を長持ちさせるいちばんの分かれ目です。
やっていいこと——中性洗剤とぬるま湯、それでもだめなら重曹ペースト
- 中性洗剤をぬるま湯で薄めて拭く。食器用や赤ちゃん用品向けの中性洗剤を、ぬるま湯に数滴。柔らかい布かスポンジに含ませて、なでるように拭きます。座面の溝や脚の付け根は、綿棒や柔らかい歯ブラシで。食べこぼしの大半はここで落ちます
- 落ちない染みだけ、重曹ペースト。重曹に少量の水を足してペースト状にし、染みの上に乗せて数分。柔らかい布で円を描くようにやさしくこすります。重曹は細かい粒なので、力を入れると表面を傷めます。まず脚の裏など目立たない所で試して、表面が白っぽくならないか確かめてから
- 水拭きを2〜3回して、日陰で乾かす。詳しくは第5章で
油っぽい汚れ(バターや油の多い離乳食)は中性洗剤、色素の染み(にんじん・かぼちゃ・果汁)は重曹ペースト、という使い分けがだいたいの目安です。ただし色素が素材に染み込んで時間がたったものは、薄くはなっても完全には消えないことがあります。「薄くなればよし」で切り上げてください。
赤ちゃんの口に触れる物なので、洗剤は「赤ちゃん用品に使える」と表示のある中性洗剤を1本決めておくと、哺乳瓶やおもちゃと同じ感覚で使えて迷いません。
やってはいけないこと——塩素系の原液・研磨剤・熱湯・直射日光
「黄ばみなら漂白剤でしょ」と手が伸びやすいのですが、バンボの素材には向きません。やってしまいがちなものを、理由と一緒に並べておきます。
| やりがちなこと | 何が起きるか |
|---|---|
| 塩素系漂白剤の原液をかける・つけ置き | 発泡素材が劣化してもろくなる。色むらになる。すすぎ残しが口に入る |
| 研磨剤入りのクレンザー・メラミンスポンジで強くこする | 表面のなめらかな層が削れ、ざらついて汚れが付きやすくなる |
| 熱湯をかける・浴室乾燥の熱風に当てる | 変形する。座面がゆがむと固定やベルトの位置がずれる |
| 直射日光で乾かす | 黄ばみが進む。乾かすのは風通しのいい日陰で |
| 塩素系のあとにクエン酸やお酢を使う | 塩素系と酸性が混ざると有害なガスが出る。同じ日に同じ物へ使わない |
| アルコールや除光液で染みを落とす | 素材を溶かしたり、表面を白くしたりすることがある |
特に最後から2つ目、塩素系と酸性(クエン酸・お酢)を混ぜないは、バンボに限らず掃除全体の約束ごとです。「漂白剤で落ちなかったからクエン酸で」と続けて使うと、洗面器の中で混ざります。どうしても除菌したい時は、薄めた塩素系を使うより、中性洗剤で洗って完全に乾かすほうが、赤ちゃん用品としては安心です。使う場合はメーカーの表示に従い、換気と手袋を忘れずに。
お風呂で使ったあとの黒い点——取れなければ使うのをやめる
お風呂で赤ちゃんを座らせておく道具として使っている家庭も多いですよね。ここで2つ、先に確認してほしいことがあります。ひとつは浴室で使うことを想定した製品かどうか。説明書に浴室使用の記載がなければ、濡れた床では滑る・底に水がたまるなどの前提がない、と考えてください。もうひとつは、浴室で使う場合でも座らせたまま一瞬でも目を離さないこと。浅い水でも、前に倒れれば顔が水につかります。
そのうえで、黒い点の話です。浴室で使ったバンボの脚の裏や溝に出る黒い点は、水分が残ったまま置かれてカビが生えたか、皮脂と石けんかすが固まったかのどちらかです。
- 中性洗剤で拭いて取れる → 汚れの蓄積。使ったあとに水気を拭いて乾かす習慣で防げます
- 拭いても取れない・広がっている・ぽつぽつが素材の中に入っている → カビが素材の内部に根を張っている可能性。発泡素材は内部まで洗えないので、この状態になったら使うのをやめる判断をしてください。赤ちゃんの肌に直接触れる物なので、ここは「もったいない」より安全を優先していいところです
カビの落とし方の考え方は、水筒のパッキンと同じで「表面なら落ちる、内部なら交換」です。水筒のパッキンのカビの落とし方で書いた判断の型が、そのまま当てはまります。予防は「使ったら水気を拭いて、風通しのいい所で乾かす」の一手だけ。浴室に置きっぱなしにしないだけで、黒い点はほとんど出なくなりますよ。
すすぎと乾かし方——洗剤を残さない、完全に乾かしてから使う
汚れ落としより実は大事なのが、洗ったあとです。赤ちゃんは座面を手でさわって、その手を口に入れます。洗剤や重曹が残っていると、それがそのまま口に入るんですよね。
- 固く絞った布で水拭きを2〜3回。泡が出なくなるまで。重曹を使った所は白い粉が残りやすいので念入りに
- 乾いた布で水気を取る。溝や脚の裏、テーブルの留め具まわりは水がたまりやすい
- 風通しのいい日陰で完全に乾かす。直射日光・浴室乾燥の熱風・ドライヤーは使わない。裏返して脚の裏も乾かす
- 乾いてから座らせる。湿ったまま座らせると、座面と服の間で蒸れてかぶれの原因にも
テーブルやベルトを外して洗った時は、戻したあとに固定を確かめてから座らせてください。外し方と確認の仕方はバンボのテーブルの外し方にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、黄ばみは「落ちたら気持ちいい、落ちなくても困らない」汚れだと思っています。困るのは黒い点のほうで、こっちは落ちなければ潔く手放す。頑張る場所を間違えないのが、赤ちゃん用品の手入れのコツですよね』
黄ばみが戻らないと分かったうえで手放すなら、バンボの捨て方で分別と、譲る時に黄ばみを正直に伝える話を書いています。そもそも「使う期間が短かった」という後悔や、次の椅子の選び方はバンボで後悔した理由は?失敗例と選び方へ。
あわせて読みたい
バンボの手入れまわりは、バンボのテーブルの外し方で分解していい範囲を、バンボの捨て方で手放す時の判断を書いています。カビの「表面か内部か」の見分けは水筒のパッキンのカビの落とし方と同じ考え方です。買い替えや卒業の時期で迷ったらバンボで後悔した理由は?失敗例と選び方もどうぞ。
まとめ:表面の汚れは中性洗剤、黄ばみは追わない、黒い点は取れなければ卒業
- 表面の汚れは落ちる、素材の黄ばみは戻らない。見分けてから手を出す
- やっていいのは中性洗剤とぬるま湯→重曹ペースト。目立たない所で試す
- 塩素系の原液・研磨剤・熱湯・直射日光はNG。塩素系と酸性を混ぜない
- お風呂の黒い点は拭いて取れなければ使うのをやめる。浴室では目を離さない
- 水拭き2〜3回で洗剤を残さず、日陰で完全に乾かしてから座らせる
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント