ストローマグの洗い方——ストローの中とパッキンが洗えない時の分解ポイント、方式別に外すパーツと戻す順番、毎日の3手順、消毒の可否は表示で決まる理由、乾かし方と黒い点が出た時の見方

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ストローマグを使い始めて数日で、「これ、ストローの中はどうやって洗うの?」と手が止まりますよね。蓋の裏には小さなパッキンが何個もついていて、外していいのか、外したら戻せるのか不安になりますし、毎日何度も洗う物だから、毎回悩んでいたら気持ちがもちません。

先に結論をひとつ。ストローマグは「全部バラして、細いブラシで通して、バラしたまま乾かす」が基本です。ただし、どこまで外すかはマグの方式で違いますし、熱湯や薬液が使えるかは製品の表示で決まります。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 困りごとから自分の章へストローの中が洗えない細いブラシで両側から通す→第2章パッキンの外し方が分からない方式別に外す場所を見る→第1章分解したら戻せない戻す順番を決めて、水で漏れ試し→第5章消毒はどうすればいい?熱湯の可否は表示で確かめる→第4章黒い点が出てきたカビか汚れ残り。取れなければ交換→第6章

ケース別に読む:パッキンの外し方に迷う人ストローの中を洗いたい人毎日の手順を知りたい人消毒に迷う人戻せない・漏れる人黒い点が出た人

どこまで外す?——方式別の分解ポイント早見表

ストローマグは大きく分けると、「重りつきストロー型」と「ストロー+パッキン型」の2つの方式があります。前者は蓋の裏から長いストローが伸びていて、先に重りがついているタイプで、ビーボックス型と呼ばれることもあります。後者は短いストローと、蓋の裏の弁パッキンを組み合わせたタイプで、リッチェル型などと呼ばれることがあります。どちらも方式を指す呼び名で、外すパーツが違うので、自分のマグがどちらに近いかを先に見てください。

方式 外すパーツ 洗う時のポイント 戻す順番の目安
重りつきストロー型 蓋・飲み口のストロー・長いストロー・重り・蓋裏の弁パッキン 長いストローは重りを外してから通す。弁パッキンは溝の中に汚れが残りやすい 弁パッキン→長いストロー→重り→飲み口→蓋
ストロー+パッキン型 蓋・飲み口のストロー・本体側の短いストロー・蓋裏のパッキン(1〜2個) 飲み口のストローは根元の切れ込みに汚れがたまる。パッキンは裏返さず溝を洗う パッキン→短いストロー→飲み口→蓋
スパウト型(ストローの前段階) 蓋・スパウト・蓋裏の弁 スパウトの内側の凹凸を小ブラシで 弁→スパウト→蓋

「外していいのか分からないパッキン」は、説明書の分解図に載っている物は外す、載っていない物は外さないと決めておくと迷いません。無理に爪を立てて外すと、パッキンが伸びて戻らなくなったり、切れたりします。外れにくい時は、ぬるま湯に少しつけてからつまむと楽ですよ。

そして、ここで一つだけ強くお願いしたいことがあります。外したパッキンや弁は、とても小さいです。洗い場や机に置きっぱなしにすると、赤ちゃんや上の子が口に入れる危険があります。分解も乾燥も、子どもの手の届かない場所で。これは毎回の習慣にしてください。

ストローの中はどう洗う?——細いブラシで両側から通す

ストローの中が洗えないのは、道具がないからです。スポンジではどうやっても届きません。用意したいのは次の3つで、100円ショップでも揃います。

  • 細いストローブラシ。マグのストローの内径に合う細さのもの。太すぎると入らず、細すぎると壁に届きません
  • パッキンの溝用の小さいブラシ。歯間ブラシくらいの細さがあると、弁の切れ込みや溝の奥に届きます。哺乳瓶の乳首用ブラシでも代わりになります
  • 食器用の中性洗剤とぬるま湯。特別な洗剤はいりません。すすぎを多めにするほうが大事です

ブラシは片側から入れて、反対側からも入れるのがコツです。ストローの途中で汚れが押し戻されることがあるので、両側から通すと残りにくくなります。飲み口のストローは根元に切れ込みがあるタイプが多く、そこにミルクや果汁のかすがたまりやすいので、指で軽く開いてブラシを当ててください。ブラシ自体も洗って乾かし、毛が広がったら交換します。

毎日の洗い方——「すぐ分解→ブラシ→バラしたまま乾かす」の3手順

毎日のことなので、手順は3つに絞りました。ポイントは使ったらすぐです。中身が乾いてこびりつくと、ブラシで通しても落ちにくくなります。

「すぐ分解→ブラシ→バラしたまま乾かす」1使ったらすぐ分解パーツを全部外す水かぬるま湯に浸けるミルクや果汁は放置しない→ 乾く前が楽2ブラシで洗うストローは細いブラシを両側からパッキンの溝は小ブラシで中性洗剤とぬるま湯で→ 力を入れない3すすいで乾かす流水で泡を残さない組み立てずに並べる風通しのある所で→ 乾いてから組む
  1. 使ったらすぐ分解して、水に浸ける。外出先で洗えない時は、せめて中身を捨てて水ですすいでおくだけでも、帰ってからの手間が違います。麦茶や果汁は特に残りやすいです
  2. ブラシで洗う。ストローは細いブラシを両側から、パッキンの溝は小さいブラシで。本体と蓋は普通のスポンジで構いません。力を入れてこすると、パッキンや弁の切れ込みが広がって、飲む時に漏れる原因になります
  3. すすいで、バラしたまま乾かす。洗剤が残らないよう流水で丁寧に。乾かす時は組み立てずに、パーツを並べて風を通します。組んだまま乾かすと、ストローの中とパッキンの裏に水が残って、ここが黒い点の始まりになります

食洗機が使えるかも製品の表示で決まります。使える物でも、パッキンや弁のような小さなパーツは小物かごに入れないと、庫内で飛んで熱源に触れて変形することがあります。

消毒はどうする?——煮沸・薬液・電子レンジは「表示どおり」が正解

哺乳瓶と同じ感覚で毎回煮沸したくなりますが、ストローマグは熱に弱いパーツが混ざっていることが多いです。ストローや弁が変形すると、吸えなくなったり漏れたりして、結局買い直しになります。消毒の方式ごとに、見るところを表にしました。

消毒の方式 できる条件 気をつけること
煮沸 本体・蓋・ストロー・パッキンそれぞれに「煮沸可」の表示がある 耐熱温度の低いパーツを一緒に入れない。時間は表示どおり。熱湯のやけどに注意
薬液(つけ置き) 「薬液消毒可」の表示がある 濃度と時間は薬液の表示どおり。薄めすぎも濃すぎもNG。取り出したら流水でよくすすぐ
電子レンジ 「電子レンジ消毒可」の表示と専用ケース 金属の重りがついたストローは入れられないことが多い。表示の時間を超えない
消毒しない(洗って乾かすだけ) 月齢が進んで、麦茶や水が中心 時期の目安は製品や小児科の案内に従う。乾かし切ることが消毒の代わり

「表示が見当たらない」時は、メーカーのサイトの説明書か、パッケージの裏を見てみてください。表示がない物は煮沸しないのが無難です。薬液に長く漬けたままにするのもゴムが傷むので、時間が来たら引き上げてすすいでくださいね。

戻せない・漏れる——戻す順番と「水で漏れ試し」

分解して洗ったはいいけれど、パッキンがどこに入っていたか分からない。組み立てたら、逆さにした瞬間に漏れた。この2つは、ストローマグで本当によく見る困りごとです。

組み立てのOKとNGOKパッキンを全部そろえてから組む表示の向きどおりにはめる乾いてから組む水を入れて逆さで漏れ試し小さいパーツは手の届かない所NG濡れたまま組むパッキンなしで使うねじれたまま押し込むパーツを机に置きっぱなし外れないパーツを無理に外す
  • 戻す順番は「小さい物から」。弁パッキンやパッキンを先に蓋にはめて、次にストロー、最後に飲み口という順番が多いです。初めて分解する時に、外した順にスマホで一枚撮っておくと、戻す時の迷いが消えます
  • 向きがある。弁パッキンには表と裏、飲み口のストローには切れ込みの向きがあります。逆に入れると、吸えないか漏れるかのどちらかになるので、説明書の分解図を一度見ておいてください
  • 漏れの原因は3つ。パッキンの戻し忘れ、ねじれたまま押し込んだ、ゴムが伸びた。組み立てたら、水を入れて逆さにして、漏れないか確かめてから子どもに渡す習慣をつけると安心です
  • なくしたら。多くのメーカーが替えパーツを出しています。探し方は水筒のパッキンをなくした時の探し方と同じで、品番から純正を探すのが確実です

黒い点が出てきた——カビか、汚れの残りか

ストローの中やパッキンの裏に黒い点が出てきたら、多くは黒カビか、ミルクや果汁の残りが変色したものです。どちらにしても「洗ったのに残る」のは、組んだまま乾かしていたか、溝の奥にブラシが届いていなかったサインです。

  • まず、バラして小ブラシで溝の奥まで洗い直してみてください。それで落ちるなら汚れの残りです
  • 落ちない黒い点は、酸素系漂白剤を表示どおりに使ってつけ置きします。塩素系と酸性の物を混ぜないこと、すすぎを十分にすることは必ず守ってください
  • それでも取れない、ゴムがべたつく・ひび割れているなら、そのパーツは使わずに交換です。取り方と交換の目安はストローマグのカビの取り方にまとめました

予防は、第3章の「使ったらすぐ・バラしたまま乾かす」に尽きます。水筒のパッキンと同じ考え方なので、水筒のパッキンのカビの落とし方も参考になりますよ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ストローマグは「洗い方」より「乾かし方」で差がつくと思っています。バラして並べて放っておく、それだけで黒い点はだいぶ遠ざかります』

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洗う手間を減らしたいなら、ストローの内径に合う細いブラシを何本かまとめて持っておくと、毎回の「通す・すすぐ」が一気に楽になります。


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まとめ:全部バラして、細いブラシで通して、バラしたまま乾かす

  1. 外すパーツは方式で違う。説明書の分解図に載っている物だけ外す
  2. ストローは細いブラシを両側から。パッキンの溝は小ブラシで、力を入れない
  3. 使ったらすぐ分解して水に浸ける。乾かす時は組み立てずに並べる
  4. 煮沸・薬液・電子レンジは表示どおり。表示のない物は変形するかもしれない
  5. 小さなパッキンは誤飲に注意。組んだら水を入れて逆さで漏れ試し

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ストローマグの洗い方の早見表:方式は重りつきストロー型とストロー+パッキン型の2つで、外すパーツは蓋・飲み口・ストロー・重り・弁パッキンなど説明書の分解図に載っている物だけ。道具は細いストローブラシ・パッキンの溝用の小ブラシ・食器用中性洗剤。毎日の手順は、使ったらすぐ分解して水に浸ける、ストローは細いブラシを両側から通しパッキンの溝は小ブラシで力を入れずに洗う、流水ですすいで組み立てずにバラしたまま風通しのある所で乾かす。煮沸・薬液・電子レンジの可否は製品の表示で決まり、表示のない物は変形するおそれがあるので煮沸せず、薬液は濃度と時間を表示どおりに。戻す時は小さいパッキンから向きを確かめて組み、水を入れて逆さにして漏れ試しをしてから渡す。外したパッキンは小さいので子どもの手の届かない所で分解・乾燥。黒い点は溝の洗い残しかカビで、酸素系漂白剤を表示どおりに使い、取れなければ交換

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