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「ストローマグはやめた方がいい」「実は良くないらしい」。育児の情報を見ていると、そんな声がちらほら目に入りますよね。毎日使っている家庭ほど、「え、これって大丈夫なの?」と不安になるところです。一方で、外出先でこぼさずに飲めて本当に助かっている、という家庭も多いのが実際のところなんです。
先に結論をひとつ。ストローマグそのものが良い・悪いというより、「洗いにくさ」と「使い方」の話がほとんどです。発達や歯並びについては、道具ひとつで決まると言い切れるものではなく、この記事でも断定はしません。言われている理由の中身を分けて見て、やめる家・続ける家の分かれ目、使うなら決めておきたいこと、コップへ移る工夫まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:「良くない」の中身を知りたい人|コップ飲みや歯並びが気になる人|買うか迷っている人|使い続けたい人|コップに移りたい人
「やめた方がいい」と言われる4つの理由の中身
まず、「良くない」と言われる理由をばらしてみます。全部が同じ重さではなく、道具の問題と使い方の問題が混ざっているんです。
| 言われる理由 | 実際のところ | 対処 |
|---|---|---|
| 洗いにくい・カビが出る | これは本当。パーツが多く、ストローの中に水気が残りやすい | 毎回分解、細いブラシ、週1のつけ置き(第4章) |
| こぼす・漏れる | パッキンの戻し忘れ、甘い飲み物や炭酸、振り回しが原因のことが多い | 組み立てを確かめる、中身は水か麦茶 |
| コップ飲みが遅れる・歯並びに影響 | 一律には言えない。使い方と時期で変わる面が大きい | 第2章で、断定せずに見る |
| 手放せなくなる | 安心感と習慣。道具のせいだけではない | 場面と回数を決める(第4章)、移り方(第5章) |
こうして見ると、道具の性質としてはっきり言えるのは「洗いにくい」くらいで、あとは使い方でだいぶ変わる部分です。「やめた方がいい」という一言の中身は、実は「こういう使い方は避けた方がいい」に近いんですね。洗いにくさそのものは、ストローマグの洗い方で方式ごとの分解の順番を、黒い点が出た時はストローマグのカビの取り方で落とし方をまとめています。
コップ飲みが遅れる?歯並びは?——断定できないことを、断定しないで見る
いちばん気になるのはここだと思います。正直に書くと、ストローマグを使ったからコップ飲みが遅れる、歯並びが悪くなる、と言い切れる根拠は、この記事では示せません。子どもの口の発達には個人差が大きく、道具ひとつで決まるものではない、というのが一般的な見方です。
そのうえで、歯科や小児科、自治体の乳幼児健診でよく案内される内容には、共通したものがあります。
- ストロー飲みとコップ飲みは口の使い方が違うので、コップで飲む機会も並行して作る
- 長時間くわえ続けない・だらだら飲みをしない。飲む時だけ持たせて、終わったら片づける
- 甘い飲み物を入れて持ち歩かない。中身は水や麦茶が基本。ジュースやミルクを少しずつ飲み続ける状態は、歯にとって好ましくないと案内されることが多い
- 寝る時にくわえたまま寝かせない。哺乳瓶と同じ考え方です
つまり、案内の中心は「使うな」ではなく「こう使う」なんです。これらを守った上でなお、飲み方や歯並び、口の閉じ方が気になる時は、歯科(乳歯の定期健診)や小児科、健診の場で相談してみてください。ネットの一言より、その子を実際に見た専門家の言葉の方が、ずっと確かです。
いらない家/助かる家の分かれ目
買うかどうか迷っている人へ。ストローマグは「必需品」ではありません。なくても困らない家と、あるとぐっと楽になる家があります。
左に当てはまることが多いなら、無理に買わなくて大丈夫。哺乳瓶から、大人が支えるコップ、そして自分で持つコップへと進めていく家庭も多いです。右に当てはまるなら、「外出用の1本」として持つと、こぼす心配が減って気持ちが楽になります。保育園によっては持ち物の方式に指定があるので、入園前なら園に聞いてから選ぶと、二度買いになりません。
「やめた方がいい」という声を見て手放そうか迷っている家庭も、右の場面が多いなら急いでやめる必要はないんです。第4章の3つを決めれば、続けても困りごとは減らせます。
使うなら決めておく3つ——時期・回数・清潔
続けると決めたなら、「時期」「回数と場面」「清潔」の3つを先に決めておきましょう。この3つが曖昧なまま使うと、第1章の理由がそのまま困りごとになります。
- 時期。始める時期は、月齢で決めるより、その子の口の様子で。お座りが安定して、大人が持つコップから一口飲めるくらいになってから、という考え方が一般的です。終わりの時期も同じで、「コップで飲める場面が増えたら減らす」と考えると無理がありません。何歳までと断定はしませんが、気になる時は健診や小児科で聞いてみてください
- 回数と場面。「外出と車の中だけ」「家ではコップ」のように、使う場面を先に決めておきます。家でも常にマグを持たせていると、だらだら飲みになりやすく、コップの出番も減ります。中身は水か麦茶、寝る前は使わない。これだけで、第2章の案内はほぼ守れます
- 清潔。毎回分解して洗い、逆さにして乾かす。週に1回は酸素系漂白剤でつけ置き。黒い点が出たら落とし方の記事へ、落ちないパーツは替える。分解した小さなパッキンや重りは、子どもの手の届かない所へ置くこと。ちょうど口に入る大きさなので、誤飲だけは気をつけたいところです
この3つを決めるだけで、「やめた方がいい」と言われる困りごとの大半は、起きにくくなります。道具を捨てるより、使い方を決める方がずっと楽なんです。
コップへ移る工夫——昼の1回・少量から
「そろそろコップにしたい」と思った時、いきなり全部を切り替えると、子どもも大人もつらくなります。段階を小さく分けると進めやすいです。
| 段階 | やること | コツ |
|---|---|---|
| 1. 大人が持つコップで一口 | ぬるい水を少量 | こぼれる前提でタオルを敷く。お風呂で練習する家庭も |
| 2. 両手持ちの小さなコップ | 持ち手付きの軽い物 | 中身は底に1cmほどから。多いとむせやすい |
| 3. 昼の1回だけコップに | 食事の時など、大人がそばにいる場面で | できた日はそれでよし。翌日も同じ場面で |
| 4. 外出だけストローマグ | 家はコップ、外はマグと分ける | 子どもにも「外の水筒」と伝える |
| 5. 出番が減ったら片づける | 見えない所へしまう | 欲しがる日があっても戻さず、次の日また |
進み方には差があります。数日で移る子もいれば、数か月かけて少しずつという子もいて、どちらも普通です。行きつ戻りつしながらでいいので、「昼の1回」だけを続けてみてください。うまくいかない日が続いて気になる時は、健診や小児科で相談を。無理にやめさせて、水分そのものをとらなくなる方が困りますから。
食事の時にコップを練習するなら、椅子の高さと机との距離で飲みやすさが変わります。ハイチェアで後悔した理由で、座らせ方の失敗をまとめています。哺乳瓶からの卒業で悩んでいる家庭は、哺乳瓶を卒業できない時の考え方も同じ流れで書いています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「やめた方がいい」より「どこで使うかを決めた方がいい」が本音です。外出の1本だけ、と決めるとぐっと気が楽になりますよね』
💡 この困りごとへの提案
外出用に1本と決めるなら、パーツが少なくて分解しやすく、漏れにくい形のものを。洗う手間が減るほど、「やめた方がいい」と感じる場面も減ります。
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続けると決めたら、まずストローマグの洗い方で方式ごとの分解と乾かし方を。黒い点を見つけた時はストローマグのカビの取り方で、落ちる・落ちないの線引きをまとめています。寝かしつけの道具の代わりを探しているならおしゃぶりの代用、哺乳瓶が手放せない時は哺乳瓶を卒業できない時の考え方へどうぞ。
まとめ:やめるかより、どこで使うかを決める
- 「良くない」の中身は主に4つ。道具の性質と言えるのは洗いにくさくらい
- 発達・歯並びは断定できない。だらだら飲み・甘い飲み物・寝る時を避け、気になれば歯科・小児科へ
- いらない家と助かる家がある。外出が多いなら「外の1本」でよい
- 使うなら時期・回数・清潔を決める。小さなパーツは子どもの手の外へ
- コップへは昼の1回・少量から。進み方の差は普通。無理にやめない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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