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古い郵便受けが錆びてきた、扉の建て付けが悪い、そろそろ新しい物に替えたい。そう思ってドライバーを手に取ったものの、「これ、どこから外せばいいんだろう」と手が止まった経験はありませんか。壁に直接ネジで留まっているのか、門柱に埋め込まれているのか、地面から立っているポール型なのかで、外し方はまったく違ってくるんです。
先に言っておきたいことがひとつあります。それは、外す前に「自分の家の郵便受けが、どの付き方をしているか」を確かめること。ここを見誤ると、無理に力をかけて壁を傷めたり、本来外れないはずの所を外そうとしてしまいがちです。付き方の見分け方、外し方の基本、扉が閉まらない時の直し方、賃貸で気をつけたいことまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:付き方を知りたい人|自分で外したい人|扉が閉まらない人|賃貸に住んでいる人|買い替えたい人

まずは付き方を見分ける——壁付け・埋め込み・ポール・集合ポスト
郵便受けの外し方は、実は「どこにどう固定されているか」がすべてと言ってもいいくらいなんです。似たような見た目でも、中の留め方はけっこう違いますよ。
この中で自分だけの判断で外していいのは、基本的に壁付けだけと考えておくと迷いません。埋め込みとポール型は、外した後の壁や地面の処理が絡んでくるので、次の章で説明する手順をよく読んでからにしてくださいね。集合ポストについては、たとえ古くて使いにくくても、個人での交換はできないことが多いんです。
見た目だけでは判断がつきにくい時は、郵便受けの背面や下側をのぞいてみてください。壁の面と隙間なくぴったり付いている、境目にモルタルらしき詰め物が見える、という場合は埋め込みの可能性が高いです。反対に、外周に沿ってネジの頭が見えていれば、壁付けと考えてよいことが多いですよ。迷った時は、無理に引っ張って確かめようとせず、次の章の手順で少しずつ様子を見ながら進めるのが安心です。
外し方の基本——中身を出す・錆びたネジ・壁の穴の処理
壁付けタイプを外す時の流れです。手順そのものはシンプルですが、ひとつずつ丁寧にやってみてください。
| 手順 | やること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 1. 準備 | 中身をすべて出し、扉を閉めた状態にする | 脚立を使う時は平らな地面で、誰かに支えてもらえるとより安心です |
| 2. ネジを外す | 取り付けネジの位置を確認してドライバーで回す | 錆びて回らない時は無理をせず、潤滑剤を差してしばらく置く |
| 3. なめたネジ | 頭がつぶれた物はネジ外し用の工具を使う | 金属の縁で手を切ることがあるので手袋をしてから |
| 4. 壁の処理 | ビス穴が残った所をコーキング材でふさぐ | 放っておくと雨水が入り込み、壁の内側を傷める原因になります |
埋め込みタイプは、外そうとすると門柱の一部を壊してしまうことがあるんです。モルタルで固められている以上、無理に引っ張るのはおすすめしません。ここは業者に相談する方が、結果的に壁を傷めずに済みますよ。
用意する道具は、プラスドライバーとマイナスドライバー、潤滑剤、コーキング材があればひととおり足ります。あわせて軍手や作業用の手袋を用意しておくと、錆びた金属の縁で手のひらを切るような小さなけがを防ぎやすくなります。脚立を使う場面では、平らで安定した場所に置き、できれば誰かに下で支えてもらうと、ぐらついて転倒する心配がぐっと減りますよ。
扉が閉まらない・浮く・ダイヤル錠が掛からない時
外し替えるほどではないけれど、扉の建て付けが悪くなってきた、というケースも多いですよね。まずは原因を切り分けてみましょう。
- 扉が浮く・きちんと閉まらない。蝶番のネジが緩んでいることが多いので、増し締めをしてみてください。動きが渋い時は、可動部に少量の潤滑剤を差すと軽くなります
- ラッチがかからない。扉の変形や、受け側の金具のずれが原因のことがあります。ネジを緩めて位置を少し調整すると、かかるようになる場合があります
- ダイヤル錠がかからない。ダイヤルの位置ずれや、扉自体のゆがみが影響していることも。数字を合わせる位置を確認しつつ、扉の傾きも見てみてください
ちなみに、投函口の蓋が跳ね上がって戻ってこない、という悩みは、蓋を支えているバネ(キックバネ)の劣化が原因のことが多いんです。この部分の直し方は郵便受けの蓋のバネ交換にまとめているので、そちらを見てみてくださいね。ここで書いた調整をしても直らない時は、無理をせず買い替えを考える方が早いこともあります。
調整の途中で気をつけたいのは、金具のねじを外しすぎないこと。一度に全部緩めてしまうと、扉ごと外れて落ちてしまうことがあります。少しずつ回しながら、動きが軽くなったところで止めるくらいの感覚で十分ですよ。あわせて、蝶番やラッチの周辺にほこりや砂がたまっていないかも見ておくと、単に汚れが挟まっていただけ、というケースも見つかりやすくなります。
賃貸・分譲は先に管理会社へ確認を
賃貸住宅や分譲マンションに住んでいる場合、郵便受けが「備え付けの設備」として扱われていることが多いんです。使いにくいからといって、勝手に外したり別の物に替えたりするのは避けたいところ。
特に集合ポストは共用部分にあたるので、個人の判断での交換はできません。ダイヤル錠の番号変更ひとつとっても、管理規約で決まりがある場合があります。戸建ての賃貸で、備え付けの郵便受けを交換したい時も、まずは大家さんや管理会社に一言確認しておくと、退去時の原状回復でもめずに済みますよ。
買い替えで見るところ——投函口のサイズ・鍵・雨
外してみたらやっぱり買い替えることにした、という人のために、選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめます。
- 投函口のサイズ。大きめの封筒やカタログが折らずに入るか
- 鍵付きかどうか。防犯を考えるなら鍵付きが安心です
- 屋外での耐久性。雨に強い作りかどうかは、実際に使い続ける上で差が出てきます
- 今と同じ取り付け方の物を選ぶ。壁付けなら壁付け、という具合にそろえると、付け替え作業がぐっと楽になります
ゆきこ( ゚Д゚)『壁に穴を増やすくらいなら、今と同じ取り付け方の物を選ぶ方が結局は早いと思っています。防犯を気にする家では、鍵付きを選ぶ人が多い印象ですね』
💡 この困りごとへの提案
雨風にさらされる場所だからこそ、投函口の防水性は意外と見落とされがちです。屋外用として作られている鍵付きタイプなら、大事な郵便物を雨から守りやすくなりますよ。
あわせて読みたい
投函口の雨対策で悩んでいる人は郵便受けの雨対策、外し方をほかの設備でも知りたい人は表札の外し方もあわせてどうぞ。玄関まわりの設備でいうと、インターホンの分解について気になる人はインターホンの分解、門扉をどうするか迷っている人は門扉の代わり・いらないにまとめています。
まとめ:付き方を見分けてから外す。埋め込みと集合ポストは無理をしない
- まず付き方を見分ける。壁付け・埋め込み・ポール・集合ポストで扱いが違う
- 自分で外せるのは基本的に壁付けだけ。埋め込みは業者に相談する方が安心
- 錆びたネジは無理をしない。潤滑剤とネジ外し用の工具、手袋を忘れずに
- 扉が閉まらない時はまず増し締めと調整。蓋のバネは既存記事へ
- 賃貸・分譲は先に管理会社へ確認。集合ポストは個人で交換できない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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