ポストの雨対策は100均でできる——郵便物が濡れる入り口4つの見分け方、隙間テープ・プラダンの庇・内張りの使い方、中に敷いて守る二段構え、賃貸で跡を残さない貼り方、台風前の一時対策

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雨の翌朝にポストを開けたら、ハガキがふにゃふにゃ、封筒の宛名がにじんで読めない。学校からのお便りが貼りついていて、はがしたら破れた。うちも去年の梅雨に、子どもの習い事の月謝袋が濡れて封が開いてしまってから、本気で対策を考えました。

先に結論をひとつ。ポストの雨対策は、材料を買う前に「どこから入っているか」を見ること。入り口は4か所のどれかで、そこさえ分かれば100均の隙間テープやプラダン、マグネットシートでほとんど止まります。逆に、入り口を見ずに手当たり次第に貼ると、濡れ方は変わらないのにポストがテープだらけ、になりがちなんです。順番に見ていきましょう。

雨はどこから入っている?——入り口は4か所

  • 投函口の隙間:蓋と本体の間に数mmの隙間があると、横なぐりの雨がそこから吹き込む。中の手前側、投函口のすぐ下が濡れていたらこれ
  • 蓋の反り・バネの弱り:蓋が最後まで閉まらず、口が少し開いたまま。上から降る雨も入る。蓋を押して「カチッ」と閉まる感触がなければ疑う。バネが原因ならポストのキックバネ交換の仕方で直せます
  • 取り出し口:後ろや下の扉の合わせ目。中の奥側や底が濡れる。扉のゴムが劣化していることが多い
  • 背面と壁の隙間・天板の継ぎ目:壁掛けポストの裏側を伝った雨水が、ネジ穴や継ぎ目から染みる。中の上から垂れた跡があればこれ

見分け方は簡単で、雨の後にポストを空にして、どこが濡れているかを見るだけ。分かりにくければ、晴れた日に乾いたティッシュを手前・奥・底に1枚ずつ置いておき、次の雨のあとにどれが濡れたかで判断できますよ。

100均で揃うもの——まとめ買いしなくて大丈夫

  • 隙間テープ(スポンジ状で裏に粘着):投函口や取り出し口の合わせ目に。幅と厚みが数種類あるので、隙間より少し厚いものを
  • マグネットシート・小さな磁石:反った蓋を本体に密着させる
  • プラダン(プラスチックの段ボール):小さな庇や、背面の雨よけに
  • レジャーシートやビニールのテーブルクロス:中の内張りに。切って敷くだけ
  • 吸水マット・珪藻土のコースター:底に敷いて、入ってしまった水を吸わせる
  • ジップ付きの袋・プラスチックのトレー:郵便物を水から浮かせる
  • 養生テープ:賃貸で跡を残さない下地に。台風前の一時対策にも

全部そろえても数百円。まずは入り口に合ったもの1〜2点から始めて、足りなければ足す、で十分です。

入り口別の対策——貼る場所を間違えないのがコツ

  1. 投函口の隙間 → 隙間テープ。蓋を閉めた時に蓋が当たる本体側の縁に貼ります。蓋の裏に貼ると、開け閉めのたびにこすれてすぐ剥がれるんです。貼る前に縁の汚れとほこりを拭いて乾かしてから。厚すぎると蓋が浮くので、押して少しつぶれる厚みを
  2. 蓋の反り → マグネットで密着。蓋の裏の、本体に当たる位置に小さな磁石かマグネットシートを貼る。閉まった時に吸いついて隙間が消えます。配達員さんが軽く押せば開く程度の磁力で
  3. 取り出し口 → 隙間テープを扉の内側の枠に。扉を閉めた時に押される面に一周。角は少し重ねて
  4. 背面や天板 → プラダンの庇か雨よけ。ポストの上に、前へ数cm出る小さな屋根を作って、上から伝う雨を手前に落とす。作り方はあとの見出しで

貼ったら終わりにせず、次の雨のあとにもう一度中を見るのがおすすめです。手前が乾いて奥が濡れていたら、入り口が2か所あったということ。一度に全部やろうとせず、1か所ずつ確かめながら足していくと、材料も手間も最小限で済みますよ。

入り口を見つける→合う材料を貼る→中で守る入り口は4か所投函口の隙間→手前が濡れる蓋の反り→口が開いたまま取り出し口→奥・底が濡れる背面・天板→上から垂れる→ 雨の後に中を見る ティッシュを置いて判定100均の材料隙間テープ→本体側の縁にマグネット→反った蓋を密着プラダン→小さな庇レジャーシート→内張り吸水マット・トレー→底に養生テープ→賃貸の下地まず1〜2点から貼り方のコツ縁を拭いて乾かしてから厚すぎると蓋が浮く蓋の裏に貼らないプラダンの角は丸める庇は風で飛ばない固定磁力は軽く押せば開く程度二段構え:入り口をふさぐ+中に吸水マットとトレーで「入っても濡れない」大事な書類の日はジップ付きの袋を口を開けて立てておく台風前だけ内側にビニール。投函口は完全にふさがない・貼り紙・過ぎたら外す

中に敷いて「濡れても守る」——二段構えにしておくと安心

入り口をふさいでも、横なぐりの日はゼロにはなりません。だから中に「入ってきた水を郵便物に触れさせない」しかけを作っておくと、対策が二段構えになります。

  • 底に吸水マットを敷く。入った水を吸ってくれるので、底に置かれた封筒がひたらない。時々取り出して干す
  • プラスチックのトレーを1枚置いて、郵便物が底から浮くようにする。トレーの縁で水をせき止められる
  • レジャーシートを内張りに。ポストの内側の寸法に切って、底と奥の壁に貼る。継ぎ目から染みた水が郵便物に直接当たらない
  • 大事な書類が届く予定の日は、大きめのジップ付きの袋を口を開けて立てておく。配達員さんがその中に入れてくれることもあります。入れてもらえなくても、袋の上に置かれるので底からは濡れません

プラダンで小さな庇を作る——角の処理と飛ばない工夫

  1. プラダンを、ポストの天板より前後左右に3〜5cm大きく切る。前を少し長めに。カッターは手袋をして、刃を自分の体に向けないように
  2. 切り口の角は丸く落とす。プラダンの切り口は意外と鋭くて、手や子どもの顔の高さだと危ないので、角を丸めてから養生テープで縁を包んでください
  3. 天板に両面テープか強力なマグネットシートで固定。前側が少し下がるように、後ろに折ったプラダンを1枚かませると、雨が手前へ流れます
  4. 風で飛ばないように、左右も本体に固定。庇が飛ぶとご近所の迷惑になるので、ここは丁寧に

賃貸・集合ポストで跡を残さない貼り方

  • 貼る面にまず養生テープを貼り、その上に隙間テープや両面テープを。剥がす時に養生テープごと取れるので、粘着の跡が残りにくい
  • 鉄製のポストなら、マグネットシートに隙間テープを貼って、磁石で貼ると、粘着ゼロで済みます
  • 集合ポストの共用部分に庇を付けるのは、管理会社に一言。中に敷くマットやトレーは自分の区画の中なので、そこから始めるのが無難です
  • 粘着の跡が残ってしまったら、両面テープの代用と跡の落とし方が参考になります

台風前の一時対策——完全にふさがない、貼り紙で伝える

台風や大雨の予報の前は、隙間テープだけでは足りないことがあります。そういう日だけ、投函口の内側にビニールを養生テープで軽く留めて、雨の吹き込みを止める方法があります。

ただ、ここでひとつだけお願いです。投函口を完全にふさがないでください。配達員さんが入れられなくなって、持ち戻りや再配達になります。どうしてもふさぐなら、「台風のため一時的にふさいでいます」と貼り紙をして、期間が過ぎたら必ず外す。ベランダ側の備えは台風前のベランダ対策にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『月謝袋が濡れて封が開いた日、私は投函口に隙間テープを盛り盛りに貼って、翌朝「蓋が浮いて余計に入る」という失敗をしました。厚すぎたんです。押して少しつぶれる厚み、を守ってからは、横なぐりの日も中はさらさら。底の吸水マットは今も敷きっぱなしです』

隙間テープは、幅や厚みの違いで結果がかなり変わります。100均のもので合わない時は、厚みが選べる屋外向けの隙間テープを1本持っておくと、玄関ドアや窓のすきま風にも使い回せて無駄になりませんよ。


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蓋が閉まりきらないのが原因なら、隙間テープより先にバネを替えるほうが早いです。ポストのキックバネ交換の仕方で手順を書いています。大雨の前の家まわりの備えは台風前のベランダ対策、子どもの荷物の雨よけはランドセルのレインカバーを100均でもあわせてどうぞ。

まとめ:入り口を見つけて、合う材料を貼って、中でも守る

  1. 先にどこから入っているかを見る。投函口・蓋の反り・取り出し口・背面の4つ
  2. 投函口は本体側の縁に隙間テープ。厚すぎると蓋が浮くので、少しつぶれる厚み
  3. 反った蓋はマグネットで密着。上からの雨はプラダンの庇で手前に流す
  4. 中に吸水マットとトレーで二段構え。賃貸は養生テープを下地に
  5. 投函口は完全にふさがない。台風の日だけ内側にビニール、貼り紙をして必ず外す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ポストの雨対策を100均でする早見表:雨の入り口は投函口の隙間、蓋の反り、取り出し口、背面と壁の隙間の4か所で、雨の後に中のどこが濡れているかで見分ける。投函口は蓋が当たる本体側の縁に隙間テープ、厚すぎると蓋が浮くので押して少しつぶれる厚みに。反った蓋は小さな磁石やマグネットシートで密着、取り出し口は扉の内側の枠に一周、背面や天板からの雨はプラダンで小さな庇を作って手前に流す、角は丸めて風で飛ばないよう固定。中には吸水マットとトレー、レジャーシートの内張りで二段構え。賃貸は養生テープを下地にして跡を残さない、鉄製なら磁石で。台風前だけ内側にビニールを留めるが、投函口は完全にふさがず貼り紙をして期間が過ぎたら外す

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