インターホンの分解——音が鳴らない・ボタンが反応しない時に、自分で触っていい所と業者に任せる所の見分け方

4コマ漫画:インターホンが鳴らない

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玄関のインターホンの音が鳴らない、ボタンを押しても反応しない。そんな時、ドライバーを持ってカバーを開けてみようかな、と考える人は少なくないと思います。ただ、インターホンは「どこまで自分で触っていいか」が、方式によってはっきり分かれる機器なんです。

先に結論をひとつ。電池で動くワイヤレスタイプは、電池蓋や表面カバーまでなら自分でも触りやすい一方、壁の中の配線につながっているタイプは、電源を切っても分解しないのが基本です。この線引きを知らずにドライバーを入れてしまうと、思わぬけがや故障につながることも。触っていい範囲、玄関子機のカバーの外し方、やってはいけないこと、直らない時の相談先まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へどこまで触っていい?電池式は表面まで、配線式は分解しない→第1章電池を替えたいカバーの外し方は機種で違う→第2章分解して戻せなくなったやってはいけないことを先に確認→第3章直らないので相談したいメーカーか管理会社か電気工事店→第4章買い替えを考えている工事不要のワイヤレスが賃貸でも選びやすい→第5章

ケース別に読む:どこまで触っていいか知りたい人電池を替えたい人やってはいけないことを知りたい人相談先を知りたい人買い替えたい人

4コマ漫画:インターホンが鳴らない

触っていい線を知る——電池式・配線式・集合住宅の連動

インターホンの分解を考える前に、まず自分の家のインターホンがどの方式かを確かめてください。ここを間違えると、話がまったく変わってきます。

方式 特徴 触っていい範囲
電池式のワイヤレス 配線工事なしで設置。電池で動く 電池蓋・表面カバーまでは自分で触りやすい
配線式(弱電・100V直結) 壁の中の配線とつながっている 分解しない。電源を切っても業者に相談
集合住宅のオートロック連動 建物全体のシステムの一部 個人では触れない。管理会社に相談
方式で変わる触れる範囲電池式表面まで触れる配線式業者に任せる集合住宅管理会社へ

この中で、はっきり自分で分解しない方がいいのは配線式です。壁の中でほかの電気配線ともつながっている以上、電気配線は触らない、というのが基本の考え方。電源を切ったから安全、とは限らないので、分解自体を電気工事士に任せる方が安心なんです。

見た目だけでは方式が分かりにくい時は、玄関子機の裏側やインターホンの取扱説明書、購入時の記録を確認してみてください。「電池交換」という項目が説明書にあれば電池式、「配線」や「電源」についての工事の記載があれば配線式、という見分け方が目安になります。分からないまま分解を進めるより、確認してから進める方が結局は安全ですよ。

玄関子機のカバーの外し方——電池交換とボタンの汚れ

電池式のワイヤレスタイプで、電池切れやボタンの汚れが疑われる時は、表面カバーを開けるところまでは自分でできることが多いです。ただし、手順は機種によって違うので、まずは説明書を確認してみてください。

  • 一般的な流れ。下側のネジを外し、上にスライドさせてカバーを外す方式が多く見られます
  • 電池交換。表示されている極性の向きに合わせて入れ替える。液漏れしている電池を見つけたら、白い粉に直接触れないようにしてください
  • ボタンの汚れ。反応が悪い時は、乾いた布やごく軽く湿らせた布で拭く程度に。水をかけたり、洗剤を吹きかけたりはしません

ここまでは電池式に限った話です。配線式の玄関子機は見た目が似ていても、カバーの中に電気配線が来ているので、同じ感覚で開けないようにしてくださいね。

やってはいけないこと——配線を外す・通電したまま・基板を触る

「せっかく開けたのだから」と、つい奥まで触りたくなる気持ちは分かります。でも、ここから先はけがや故障のもとになるので、やらないでほしいことをまとめます。

分解のOKとNG✓ OK電池蓋まで自分で開ける✕ NG配線を自分で外そうとする
  • 配線を自分で外す・つなぎ直す。誤った配線は感電や故障の原因になります。分解は電源を切り、電池式なら電池を外してから、が基本ですが、配線式はそもそも自分で分解しないという判断が安全です
  • 濡れた手で作業する。玄関先は湿気や結露があることも。手や周辺が乾いているか確認してから触ってください
  • 通電したまま触る。可能な限り電源を落としてから、が基本の考え方です
  • 基板に直接触れる。静電気や油分で故障につながることがあります

もし分解してしまって元に戻せなくなった時は、無理に組み立て直そうとせず、次の章の相談先に頼ってください。また、こうした分解はメーカーの保証の対象外になることが多い点も覚えておくといいですよ。

直らない時の相談先——メーカー・管理会社・電気工事店

表面を掃除しても電池を替えても直らない、配線式で不具合が出ている、という時は、無理をせず相談先に頼るのが結局いちばん早い道です。

  • メーカーのお客様相談窓口。型番が分かれば、症状に合わせた案内をもらえます
  • 配線式・戸建てで自分の設備の場合。電気工事店に相談。配線が絡む修理や交換は電気工事士の資格が必要な作業です
  • 集合住宅・賃貸の場合。まずは管理会社や大家さんに連絡を。集合住宅のインターホンやオートロックは、個人で外したり交換したりしないのが原則です。賃貸で自分の持ち物に交換した場合も、退去時の原状回復を考えると、外した部品はきちんと保管しておくと安心ですよ

連絡する時は、症状を具体的に伝えると話が早く進みます。「音が鳴らない」だけでなく、「いつから」「押した時にランプは点くか」「電池は新しい物に替えたか」まで伝えておくと、相手も原因を絞り込みやすくなりますよ。

買い替えるなら——工事不要のワイヤレスは賃貸でも選びやすい

戸建てで、自分の判断で買い替えられる状況なら、選択肢のひとつとして電池式のワイヤレスタイプがあります。配線工事が要らない分、取り付けのハードルが低いのが特徴です。

選ぶ時に見ておきたいのは、玄関子機と室内機の通信距離、防水性の表示、電池の持ちの目安あたり。効果や電池の寿命を保証する数字ではなく、あくまで目安として参考にしてくださいね。賃貸でも取り付けやすいと案内されている製品は多いですが、設置していいかどうかは念のため管理会社に確認しておくと、あとで困りません。

取り付け場所も忘れずに考えておきたいポイントです。既存の玄関子機と同じ位置に付け替えるなら、両面テープやネジ穴を再利用できることが多く、作業がぐっと楽になります。位置を変える場合は、雨のかかりやすさや、来訪者から見て押しやすい高さかどうかも一緒に確認しておくと、取り付け直しの手間を防げますよ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、配線が絡む機器は無理をせず頼る方が早いと思っています。工事不要のワイヤレスに替えてから気が楽になった、という声もよく聞きますね』

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音が鳴らない不便さは毎日のことなので、迷っているなら工事不要のタイプを1台検討してみるのもひとつの手です。


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まとめ:配線式は分解しない。集合住宅・賃貸は先に管理会社へ

  1. まず電池式か配線式かを確かめる。触っていい範囲がまったく違う
  2. 配線式は分解しない。電源を切っても電気工事士に任せるのが安心
  3. 電池式は表面カバーまで。手順は機種で違うので説明書を確認
  4. 配線を外す・通電したまま触るはNG。分解は保証外になることも
  5. 集合住宅・賃貸はまず管理会社へ。自分で外したり交換したりしない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

インターホンの分解の早見表:電池式のワイヤレスは電池蓋や表面カバーまでなら自分でも触りやすい、配線式や100V直結タイプは分解しないのが基本で電気工事士に相談、集合住宅のオートロック連動は管理会社に相談する。玄関子機のカバーの外し方は機種で違うので説明書を確認し、下側のネジを外して上にスライドさせる方式が多い。配線を自分で外す・濡れた手で作業する・通電したまま触る・基板に直接触れるのはやってはいけない。直らない時はメーカーの相談窓口、配線が絡むなら電気工事店、集合住宅や賃貸はまず管理会社へ。買い替えは工事不要のワイヤレスタイプが賃貸でも選びやすい

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