ストーブカバーは収納用だけ——100均の型と手作りの箱型、サイズの測り方、しまう場所、使用中や消した直後にかけてはいけない理由

生活

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

石油ストーブや石油ファンヒーターを使わない季節になると、しまう前に「ほこりよけのカバーは要るのかな」と考える人は多いですよね。100円ショップの売り場を見ると、布団用の収納袋や不織布のカバーが並んでいて、これで足りるのか、それとも布で自分で作った方がいいのか、迷うところです。

先に結論をひとつ。ストーブカバーは、あくまで「シーズンオフの収納用」だけの物です。使っている最中や、消したばかりでまだ温かい時にかける物ではありません。ここを間違えると、火事につながる危険があります。安全の前提を押さえたうえで、100円ショップの型、サイズの測り方、手作りの方法、しまう場所まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へまず安全を確認したい収納用だけ・使用中はかけない→第1章100円ショップで済ませたい不織布か綿の物を選ぶ→第2章サイズの測り方が知りたい幅・奥行き・高さ・取っ手→第3章布で手作りしたい綿の1枚布で箱型に→第4章しまう場所に迷っている直射日光・湿気を避ける→第5章

ケース別に読む:安全を確認したい人100円ショップで済ませたい人サイズの測り方が知りたい人手作りしたい人しまう場所に迷っている人

4コマ漫画|ストーブカバーは収納用だけ1片付けの季節そろそろしまわなきゃストーブしまう前にほこりよけを探す2消した直後に早くかけちゃおうまだ温かい消した直後に布はNG3灯油を抜いて抜いてから乾かそう乾かし中灯油を抜いて冷めてから4収納完了これで安心収納カバー来季もほこりなくしまえた

先に安全から——収納用だけ、使用中や消した直後はかけない

ストーブカバーという言葉で検索すると、いろいろな商品や作り方が出てきますが、この記事で扱うのはシーズンオフに片づける時の、ほこりよけのカバーだけです。運転中にかける物や、消したばかりのストーブの上に掛ける布については、この記事では扱いません。使用中や、消火した直後の余熱が残る間に布をかけるのは、火事につながる危険な行為だからです。

収納用としてかける前に、必ずやっておくことが2つあります。ひとつは、灯油を抜いて、しっかり乾かすこと。灯油が残ったまま、あるいは臭いが残った布でしまうと、火気厳禁の状態が長く続くことになります。もうひとつは、完全に冷めきってからカバーをかけること。数時間置いて、本体に触れても熱くないことを確かめてください。

生地の選び方も大事です。化繊の薄手やビニールは避け、綿か難燃の表示がある生地を選びます。そして、ストーブガード(柵)とはまったく別の物だという点も覚えておいてください。カバーは倒れたストーブから体を守る道具ではなく、柵の代わりにはなりません。カバーの端は、子どもが引っぱって本体ごと倒すような位置に垂らさない長さに仕上げてください。

ストーブカバーのOKとNGOK完全に冷めてから収納用に灯油を抜いて乾かしてから綿か難燃表示の生地子どもが引っ張らない位置ガードとは別に使うNG使用中にかける消した直後の余熱がある時化繊の薄手やビニール灯油の臭いが残ったままガードの代わりにする

100円ショップの型——布団袋・不織布カバー・ゴミ袋はNG

100円ショップには、布団用の圧縮袋や、家電のほこりよけとして売られている不織布のカバーがあります。ストーブの収納用としても、サイズさえ合えばこれらを流用できます。選ぶ基準は、不織布か綿であること。厚手のビニールやポリ袋は、湿気を通さず内側に結露がこもるので、金属部分のさびや、灯油の臭いがこもる原因になります。ゴミ袋で代用するのはおすすめしません。

不織布のカバーは通気性があり、湿気がこもりにくい点で扱いやすい素材です。ただし薄手の物は、収納中に物が当たって破れることもあるので、上に重い物を置かないようにしてください。

売り場には、口をひもで絞るだけの袋タイプと、ファスナーで開閉する箱型タイプがあります。袋タイプは安く手に入りやすい反面、出し入れのたびに全体を持ち上げる必要があります。箱型タイプは価格が少し上がりますが、かぶせるだけで済むので、毎シーズンの出し入れが楽になります。収納する場所の広さと、出し入れの頻度で選ぶとよさそうです。

サイズの測り方——幅・奥行き・高さ・取っ手

既製品を選ぶにしても、手作りするにしても、まずは本体のサイズを測っておくと失敗しません。測る場所は4つです。

測る場所 ポイント
いちばん出っ張っている部分で測る
奥行き 操作パネルや給油口の出っ張りも含める
高さ 持ち手やタンクキャップの分を足す
取っ手・突起 引っかかりやすい部分は別に採寸しておく

測った数字に、全体で3〜5cmほどの余裕を持たせておくと、カバーの出し入れがしやすくなります。ぴったりのサイズで作ると、かぶせる時にほこりを巻き上げてしまうことがあるためです。

既製品を選ぶ時は、パッケージに書かれたサイズ表記が「対応する本体サイズ」なのか「カバー自体の外寸」なのかを確認してください。表記があいまいな商品は、実測したサイズより少し大きめを選んでおくと、想定より小さくてかぶせられない、という失敗を避けやすくなります。

手作り——綿の1枚布で箱型に

手作りする場合は、綿の1枚布を使った箱型が、型紙なしでも作りやすい形です。難しい裁断をせず、側面をつなげて縫うだけで、四角いストーブの形にほぼ沿います。

手作り箱型カバーの3ステップ1採寸する幅・奥行き・高さ余裕を3〜5cm足す→ ぴったりだと出し入れ不便2布を裁つ側面と天面をつなげて1枚に裁つ→ 型紙なしでOK3縫って仕上げる裾は二重にする重みを持たせる→ 外れにくくなる

裾を二重にして、内側に少し重みのある芯や、太めの紐を仕込んでおくと、風で裾がめくれにくくなります。生地は綿を選び、当て布をしながらアイロンをかけると、折り目がきれいに付きます。ミシンを使う時は、裁ちばさみ・まち針・針の扱いに気をつけ、針は本数を数えて作業してください。縫うのが大変な時は、既製品の不織布カバーに切り替えるのも十分な選択肢です。

しまう場所——直射日光・湿気・子どもが登らない

カバーをかけたストーブをしまう場所にも、いくつか注意点があります。直射日光が当たる場所は生地の劣化を早め、湿気の多い場所はさびやカビの原因になります。押し入れの奥や物置の中でも、床に直接置かず、すのこなどで底上げすると湿気がこもりにくくなります。

そしてもうひとつ、子どもが登ったり、踏み台にしたりしない場所を選んでください。カバーがかかっていると中身が見えず、つい物を積み重ねたくなりますが、ストーブの上に重い物を載せると、変形や破損につながります。

玄関や廊下など、来客の目に触れる場所にしまう家では、見た目が気になって布のカバーを選ぶ人も多いですが、見た目より通気性を優先してください。湿気がこもりやすい場所にしまう場合は特に、密閉しすぎない不織布タイプの方が、さびやカビの心配を減らせます。

来季に出す時は点検を

シーズンが始まって久しぶりにストーブを出す時は、カバーを外したらすぐに使わず、まず本体の点検をしてください。灯油のにおいや、芯・フィルターの汚れが気になる人は、石油ファンヒーターの掃除にお手入れの手順をまとめています。何シーズンも同じ物を使っている場合の買い替えの目安は石油ストーブはいつまで使えるかを参考にしてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、カバーよりも「灯油を抜いて、しっかり乾かしてからしまう」の方が大事だと思っています。カバーはあくまで仕上げで、乾かす手間を省く物ではないんですよね』

収納用のカバーは、既製品なら不織布か綿とわかる物を選ぶと安心です。ストーブの形に合わせて選べる箱型タイプを1枚持っておくと、しまう時も出す時もスムーズになります。

収納用のストーブカバーを楽天市場で探す

収納用のストーブカバーをAmazonで探す

あわせて読みたい

石油ストーブの寿命の目安は石油ストーブはいつまで使えるかに、石油ファンヒーターのお手入れは石油ファンヒーターの掃除にまとめています。カバーと混同しやすいストーブガード(柵)についてはストーブガードの代用で、柵とカバーの違いを解説しています。

まとめ

  1. ストーブカバーは収納用だけです。使用中や消した直後はかけません
  2. 灯油を抜いて、しっかり乾かしてからカバーをかけます
  3. 綿か難燃表示の生地を選び、化繊の薄手やビニールは避けます
  4. ストーブガード(柵)とは別物で、柵の代わりにはなりません
  5. しまう場所は直射日光・湿気を避け、子どもが登らない所にします

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ストーブカバーの早見表:カバーはシーズンオフの収納用だけに使い、使用中や消した直後の余熱がある時はかけない。かける前に灯油を抜いてしっかり乾かし、完全に冷めきってから。生地は綿か難燃表示のある物を選び、化繊の薄手やビニールは避ける。ストーブガード(柵)とはまったく別の物で、カバーは柵の代わりにならない。布の端は子どもが引っ張って本体ごと倒す位置に垂らさない。100円ショップでは不織布か綿のカバーを選び、ゴミ袋や厚手のビニールは結露で湿気がこもるので避ける。サイズは幅・奥行き・高さ・取っ手を測り3〜5cmの余裕を持たせる。手作りは綿の1枚布で箱型にし、裾を二重にして外れにくくする。しまう場所は直射日光と湿気を避け、子どもが登ったり物を積み重ねたりしない所を選ぶ。来季出す時はカバーを外してすぐ使わず、まず本体を点検する。

コメント

タイトルとURLをコピーしました