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戸棚の奥から、コンビーフの缶が出てきた。缶から出して、そのまま食べていいのかな、と迷う人は多いと思います。焼いたり炒めたりして食べる印象が強いぶん、火を通さずに食べていいのか、不安になりますよね。体に悪いのでは、太るのでは、というのも気になるところです。
先に結論をひとつ。コンビーフは、缶の状態と、缶や袋の食べ方の表示を見て決めるのが基本です。缶に詰めて加熱してから密封した商品が多く、そのまま食べられると案内している物もありますが、まず見るのは中身より缶の外側。缶の状態の見方、開けたあとの保存、体に悪い・太るの読み方、お弁当と子ども、期限切れの見方を、順番に見ていきましょう。
この記事は健康への影響を断定するものではありません。食品は表示の範囲で読んでください。食べ物は薬の代わりにはなりません。持病がある方・食事の制限を受けている方・妊娠中や授乳中の方は、医師や管理栄養士に相談してください。
ケース別に読む:そのまま食べていいか知りたい人|缶の状態や期限が気になる人|開けたあとの保存が知りたい人|体に悪い・太るが気になる人|お弁当や子どもに出したい人
先に缶と表示を見る——そのまま食べられるかは「食べ方」の案内で決まる
コンビーフは、牛肉を塩漬けにして、ほぐして缶に詰めた食品です。缶詰は、詰めたあとに加熱して密封してあるので、そのまま食べられると案内している商品が多いんです。同じ缶詰でも、鯖缶などの缶の中で火が通っている食品と同じ考え方で、鯖缶をそのまま食べていいかの記事でも書いています。ただ、食べ方の案内は商品ごとに違うので、決め手は表示です。
| 見る場所 | わかること | 迷った時は |
|---|---|---|
| 缶の状態 | ふくらみ・深いへこみ・さび・液漏れがないか | ひとつでもあれば開けない・食べない |
| 食べ方の案内 | そのまま食べられるか、加熱が必要か | 書かれていなければメーカーの問い合わせ先へ |
| 原材料名・アレルギー表示 | 何が使われているか | 気になる原料があれば食べる前にメーカーの案内を確認 |
| 賞味期限 | おいしく食べられる目安 | 過ぎている時は次の章の4点を確認 |
「そのまま食べていい」の案内があれば、焼かずに食べて大丈夫です。案内がない、あるいは加熱の指示がある物は、その指示どおりにしてください。開けたときに、見た目やにおいがおかしいと感じたら、そこでやめる。それが基本です。
缶の状態と期限切れ——こんな缶は食べない、期限が切れた時の4点
缶詰は保存がきくので、つい安心してしまいます。でも、缶の外側に出ているサインは、見逃さないでください。開ける前に、缶全体を見て、手で持って確かめます。
缶がふくらんでいる、深いへこみがある、さびている、液が漏れている。これらは、中の状態が変わっているサインかもしれません。開ける時に中身が噴き出した、ふたを開けたら異臭がした、という時も同じです。どれか1つでもあれば、食べません。開ける時は、缶に顔を近づけすぎないよう気をつけてください。
期限が切れていた時は、日数で線を引かず、次の4点を順番に確かめます。
- 消費期限か賞味期限か。消費期限を過ぎた物は食べません。賞味期限は、おいしく食べられる目安の期限で、意味が違います
- 賞味期限を過ぎても食べられる場合があるのは、未開封で、表示どおりの保存をしてきた時だけ。缶が傷んでいないことも前提です
- におい・味・色・液漏れ・ふくらみ・カビなどの異変があれば、食べません。少しでもおかしいと感じたら処分を
- 乳幼児・高齢者・妊娠中・体調の悪い人には出しません。迷う物は自分も食べない、が基本です
缶詰は期限が長い食品ですが、大きく過ぎた物は、缶の外側の劣化も進んでいることがあります。「まだ大丈夫かも」と思った時ほど、上の4点をていねいに見てください。
開けたあとの保存と缶の切り口——缶のまま置かない。指を切らない
ここで、いちばん多いうっかりがあります。開けた缶を、そのまま冷蔵庫に入れることです。開けたあとの缶は、空気に触れて、切り口の金属も傷みやすくなります。残った分は、別の容器に移して、ふたをして冷蔵庫へ。保存の考え方は、ツナ缶の保存の記事と同じ線です。
缶を開ける時のけがにも気をつけてください。缶のふちは鋭く、巻き取り式の鍵やふたの切り口で、指を切ることがあります。缶の開け方は、缶に書かれた案内どおりに。子どもに開けさせないことと、手を切りやすい人は無理に開けないことも大切です。
体に悪い? 太る?——栄養成分表示と、1回の量で読む
「コンビーフは体に悪い?」「太る?」という疑問も、よく検索されています。ここは、白黒をつけません。体への影響も、太るかどうかも、食べる量と食事全体で決まるからです。コンビーフが特別に悪い食べ物、という決めつけはできません。
そのうえで、肉を使った塩気のある食品なので、脂質や塩気が気になる人が多いのも事実です。確かめ方は、缶や袋の栄養成分表示を見ることです。
- 表示が「1缶あたり」か「100gあたり」かを先に見る。単位が違うと比べられません
- エネルギー・脂質・食塩相当量の欄を確認して、実際に食べる量に置き換える
- いっしょに食べるご飯や、ほかのおかずの味つけも含めて、1回の食事全体で考える
減塩の指導を受けている方や、腎臓・血圧に持病がある方は、食べてよい量を自分で決めず、医師や管理栄養士に相談してください。コンビーフを買う時は、食べ切れる量の缶を選ぶと、開けたあとの保存で悩みにくくなります。1回に食べる量は、缶の表示どおりが基本です。
ゆきこ( ゚Д゚)『缶詰って「期限が長いから安心」と思いがちですが、本番は缶の見た目と、開けたあとの扱いだと思います。食べ切れる量にしておくと、いろいろ悩まなくて済みますよね』
お弁当と子どもに出す——開けた日のうちに、加熱して冷まして。小さく切って
コンビーフをお弁当に入れる時は、缶を開けた日のうちに使い切る分だけを使います。前の日に開けた残りは、お弁当には使わない、というくらいの慎重さがおすすめです。詰める前に加熱して、しっかり冷まし、保冷剤と一緒に持たせてください。夏や車の中は、特に傷みやすい時期です。お弁当の全体の注意は夏のお弁当を傷ませないコツに、缶詰を使う場合の考え方は鯖缶をお弁当にそのまま入れていいかとコーン缶をお弁当にそのまま入れていいかに書いています。
子どもに出す時は、まずメーカーの案内(缶や袋、公式のよくある質問)を見てください。何歳から食べさせてよいかは、子どもの成長で違うので、この記事では年齢を決めません。離乳食の進め方は、お住まいの自治体の案内や、かかりつけの医師に相談を。
- 塩気がある。ほかのおかずの味つけは控えめに
- 小さくほぐして出す。口いっぱいに詰め込ませない、歩きながら・寝転んで食べさせない
- アレルギー表示を見る。原材料名の欄で、使われている原料を確かめる
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缶詰をそのまま食べる考え方は鯖缶をそのまま食べていいか、開けた缶の保存はツナ缶の保存、お弁当に入れる場合は鯖缶をお弁当にそのまま入れていいかがおすすめです。
まとめ:コンビーフは、先に缶の状態と表示を見て、開けたら缶のまま置かない
- まず缶の状態。ふくらみ・深いへこみ・さび・液漏れ・異臭は食べない
- 食べ方は表示で決める。そのままか加熱かは商品で違う
- 開けたあとは別の容器へ。缶のまま保存しない。切り口で指を切らない
- 体に悪い・太るは断定しない。栄養成分表示と1回の量で読む
- お弁当は開けた日のうちに、加熱して冷ます。子どもには小さく
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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