冷凍の白身魚フライ・イカフライ・チキンカツの揚げ方——3つの違いを早見表で、イカフライの油はね、チキンカツは中まで火が通ったかの見方、揚げずに食べたい時、子どもに出す時

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冷凍の白身魚フライは揚げずに食べられないか。イカフライは水分が多いのか、油がはねて怖い。チキンカツは、切ってみたら中が心配で、火が通っているのか分からない。揚げ時間はどれくらいか。冷凍のフライは、種類によって困りごとが少しずつ違うので、迷いますよね。

先に結論をひとつ。3つとも、袋の「調理方法」が先です。そのうえで、違いは2点に絞れます。ひとつは「はねやすさ」、もうひとつは「中まで火を通す必要があるか」。白身魚フライは身が崩れやすく、イカフライは水分が多くてはねやすく、チキンカツは厚みがあって中まで火を通すことが大切、という具合です。早見表から、ひとつずつ見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ3つの違いを知りたい→早見表で比べる第1章へ ▶イカフライがはねる→霜を落とす。顔を近づけない第2章へ ▶チキンカツの中が不安→切って中を見る第3章へ ▶揚げずに食べたい→袋に表示がある時だけ第4章へ ▶油が心配・子どもに出す→煙で火を止める。中が熱い第5章へ ▶

ケース別に読む:3つの違いを知りたい人|イカフライの油はねが怖い人|チキンカツの中が不安な人|揚げずに食べたい人|油が心配な人・子どもに出す人

4コマ漫画|冷凍フライの揚げ方13つの袋を前にどれも同じ揚げ方でいいのかな?魚イカ鶏商品ごとに袋の表示が違う2霜のまま入れるうわっ、イカフライがはねた!霜と水気ははねの元3袋を見て備える袋のとおりに。そばを離れないふたやネットも用意する4切って確かめる中まで白い。火が通っている切って中心まで確かめる

早見表——白身魚フライ・イカフライ・チキンカツの違い

3つとも冷凍のフライですが、中身が違うので、気をつけるところが変わります。まずは早見表で、違いをつかんでおきましょう。

商品 特徴 気をつけること
白身魚フライ 身がやわらかく、崩れやすい。水分も多め 入れた後に何度も触らない。裏返す時は静かに。中心まで熱いかを割って見る
イカフライ 水分が多く、はねやすい。衣や身がはじけることがある 霜を落とす。入れすぎない。顔を近づけない。ふたかネットを用意
チキンカツ 厚みがあり、中まで火を通す必要がある 加熱済みか、生の状態で衣をつけた商品かを袋で確認。切って中を見る

共通して言えるのは、揚げ時間も油の温度も、商品ごとに袋に書いてあるということ。大きさ、厚み、衣の種類が違うので、同じ数字を当てはめることはできません。「何分?」と迷ったら、袋の調理方法の欄を、まず見てください。表示にない方法で作る時は、自己判断になるので、少量ずつ様子を見ながら進めましょう。

白身魚フライは、魚の種類が商品ごとに違います。原材料名で魚の種類を、アレルギー表示で小麦や卵などを確かめておくと安心です。小骨が残っていることもあるので、食べる時は気をつけてください。

揚げる前に、袋の状態も見ておきましょう。袋がふくらんでいる、霜が大量についている、一度溶けて固まり直した跡がある、液が漏れている、においが強い。このどれかがあれば、食べないでください。冷凍でも期限はあるので、袋の期限表示と保存方法も、あわせて確認してください。

イカフライの油はね——霜を落とす、入れすぎない、顔を近づけない

イカフライは、3つの中でいちばん油がはねやすい商品とされています。イカは水分が多く、表面の霜や、中から出る水分が熱い油に触れると、勢いよくはねます。さらに、身や衣がはじけることもあるので、顔や手を近づけないでください。

イカフライの油はね対策✕霜のまま入れる顔を近づけるたくさん入れる✓霜を落とす少しずつ入れるふたかネットを用意
  • 袋の表示どおりに、凍ったまま。解凍すると水気が出て、はねが増えます
  • 表面の霜を落とす。袋の表示に反しない範囲で、軽く落としてください
  • 一度に入れすぎない。油の温度が下がって、衣が油を吸いやすくなります
  • ふたや油はね防止ネットを用意し、顔を近づけない。入れる時は、手前から静かに

チキンカツは中まで火が通ったか——切って見る

チキンカツで心配なのは、鶏肉の火の通りです。まず袋で、加熱済みの商品か、生の状態で衣をつけた商品かを確かめてください。加熱済みなら、温め直しの考え方で。生の衣付きなら、中まで火を通すことが前提です。

チキンカツは切って中を見る✕中が赤みを帯びる肉汁が赤いまだ食べない✓中心まで白っぽい肉汁が透明切って確かめる

揚げた後に、いちばん厚い所を切ってみて、中心まで白っぽくなっているか、肉汁が透明か、赤みが残っていないかを見ます。赤みやピンク色が残っていたら、まだ食べないで、追加で加熱してください。見た目に迷う時は、料理用の温度計で中心を確かめる方法もあります。一度に何枚も揚げると、厚いものの中心が遅れやすいので、入れすぎないことも大切です。

白身魚フライも、中心が冷たいままのことがあります。割って、熱いかどうかを確かめてから食べましょう。

揚げずに食べたい時——袋に表示がある時だけ

「揚げない」で食べる方法は、袋に書いてある調理方法の中にある時だけ、商品の想定内です。袋に「揚げる」だけとあるものを、別の方法で加熱するのは、自己判断になります。衣が焼け残ったり、中が冷たいままだったりしやすいので、少量ずつ試して、中まで熱くなったかを割って確かめてください。

  • トースター。受け皿を確認し、脂や衣の粉を落としてから使います。ホイルは熱源に触れさせず、加熱中はそばを離れません。取り出す時は、庫内も天板も熱いので、やけどに気をつけてください
  • 電子レンジ。袋に表示がある時だけ。衣がしんなりしやすく、加熱ムラで中心が冷たいこともあります。取り出す時は、皿も蒸気も熱くなっています
  • エアフライヤー。機種の説明書と袋の表示の両方を見ます。エアフライヤーで冷凍食品を調理する時の注意も参考にしてください

揚げない方法の考え方は、冷凍コロッケで書いた冷凍コロッケを揚げずに作る時の考え方と同じ線です。油を使わない代わりの方法全般は、ノンフライヤーの代わりもあわせてどうぞ。

油の事故を防ぐ、子どもに出す時

揚げ物で最も怖いのは、油の火事です。揚げている間は、そばを離れないでください。油の温度が上がりすぎて、煙が出てきたら、すぐに火を止めます。もし油に火がついたら、水をかけてはいけません。水は油の下に潜って蒸気になり、燃えた油を飛び散らせます。炎が大きくなったら、無理をせず避難して、119番に連絡してください。霜や水気が多い食材は、油がはねやすいので、霜を落とすのも安全のうちです。

子どもに出す時は、まずメーカーの案内(袋の表示や公式のよくある質問)を先に見てください。年齢の目安は商品ごとに違い、離乳食の進め方は、自治体の案内やかかりつけの医師に相談するのが確実です。

  • 中が熱い。衣は冷めにくく、中の熱で口の中をやけどしやすいので、割って冷ましてから
  • 小骨や尾、固い部分を取る。魚の小骨や、イカの固い部分が残っていることがあります
  • 小さく切る。のどに詰まらせないように、食べる間は大人がそばで見守ります
  • アレルギー表示を見る。小麦・卵・乳・いか・鶏肉などが、袋に書かれています

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、冷凍フライは「全部同じ揚げ方」と思いがちですけど、中身が違えば注意するところも違いますよね。とくにイカフライは、はねやすさを知っておくだけで、ずいぶん気持ちが違うと思います』

💡 この困りごとへの提案

揚げた後の油を切るには、網付きのバットがあると、重ねずに並べられて便利です。熱いうちはバットも揚げ物も熱くなっているので、素手で触らないでください。バットを置く場所は、水がかからず、燃えやすい物から離れた、安定した所に。


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まとめ:3つとも袋の調理方法が先。はねと中の火の通りを見分ける

  1. 調理方法は袋のとおりが先。揚げ時間と温度は商品ごとに違う
  2. イカフライは霜を落とし、顔を近づけない。入れすぎず、ふたかネットを用意
  3. チキンカツは切って中を見る。加熱済みか生の衣付きかを袋で確認
  4. 揚げない方法は表示がある時だけ。トースターは受け皿と熱源に注意
  5. 煙が出たら火を止める。燃えた油に水をかけず、そばを離れない。子どもは冷まして小さく切る

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

冷凍の白身魚フライとイカフライとチキンカツの早見表:3つとも袋の調理方法が先で、揚げ時間と油の温度は商品ごとに袋で確認する。白身魚フライは身が崩れやすいので入れた後に何度も触らず、中心まで熱いかを割って見る。イカフライは水分が多くはねやすいので、凍ったまま霜を落とし、入れすぎず、ふたか油はね防止ネットを用意して顔を近づけない。チキンカツは加熱済みか生の衣付きかを袋で確認し、切って中心まで白っぽいか肉汁が透明かを見る。揚げずに食べる方法は袋に表示がある時だけで、トースターは受け皿を確認しホイルを熱源に触れさせずそばを離れない、電子レンジは加熱ムラとやけどに注意する。煙が出たらすぐ火を止め、燃えた油に水をかけず、炎が大きくなったら避難して119番。子どもに出す時はメーカーの案内を先に見て、中が熱いので冷まし、小骨を取り、小さく切ってのどに詰まらせない、アレルギー表示を見る

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