ワンタンの皮と餃子の皮の違い——形・厚み・大きさの早見表、餃子の皮・シュウマイの皮・春巻きの皮で代わりにする時の考え方、揚げる時の油の注意、原材料とアレルギー表示の見方

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スープに入れるワンタンを作ろうと思ったら、ワンタンの皮が売り切れていた。冷蔵庫には餃子の皮がある。シュウマイの皮や、春巻きの皮でもなんとかならないか。そんなふうに、家にある皮で代わりを探す場面は、よくありますよね。そもそも、ワンタンの皮と餃子の皮は、何が違うのでしょうか。

先に結論をひとつ。違いは、おおまかに「形・厚み・大きさ」です。ワンタンの皮は、四角くて薄めの商品が多く、スープで煮るとつるんとした口当たりになります。代わりにする時は、「煮る・揚げる・蒸す」のどれに使うかを先に決めて、皮の厚みに合わせて考えると迷いません。ただし、商品によって違うので、袋の表示も合わせて見てください。最初の図から、自分の状況の章へどうぞ。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ違いを知りたい→形・厚み・大きさで見る第1章へ ▶餃子の皮で代わりに→厚い分、加熱は長め第2章へ ▶シュウマイの皮で→細く切って包み方を工夫第3章へ ▶春巻きの皮で→切って使う。揚げる時は注意第4章へ ▶袋の表示を見たい→原材料・アレルギー・加熱第5章へ ▶

ケース別に読む:違いを知りたい人|餃子の皮で代わりにしたい人|シュウマイの皮で代わりにしたい人|春巻きの皮を使いたい人|袋の表示を見たい人

4コマ漫画|ワンタンの皮が足りない1ワンタンの皮が足りない…家にあるのは別の皮NG同じ時間で煮れば大丈夫皮が厚いと火の通りが遅い3袋の表示を見て皮に合わせよう厚みに合わせて調整4スープに入れて完成だよ中まで火が通った

4つの皮の早見表——形・厚み・大きさ・向く使い方

ワンタンの皮・餃子の皮・シュウマイの皮・春巻きの皮を、並べてみます。形や厚みは、商品で違いがあるので、「〜の商品が多い」という見方で読んでください。

皮の種類 形 厚み・大きさ 向く使い方
ワンタンの皮 四角い商品が多い 薄め・小さめ スープで煮る、揚げる
餃子の皮 丸い商品が多い やや厚め・中くらい 焼く、茹でる、蒸す
シュウマイの皮 四角い商品が多い 薄め・小さめ 蒸す。スープにも
春巻きの皮 大きな四角が多い 薄くて大きい 巻いて揚げる、焼く

「煮るとつるんとなる」のは、薄い皮が水を含んで、やわらかく広がるからです。反対に、厚めの皮は、煮てももちっとした食感が残りやすくなります。どちらが良い悪いではなく、作りたい食感に合わせて選ぶのが、いちばんの違いの見方です。皮の保存の基本は、餃子の皮の保存の記事にまとめています。

「ワンタンの皮は、餃子の皮を薄くのばした物」と言われることもありますが、原材料や作り方は商品ごとに少しずつ違います。同じ売り場に並んでいても、袋を並べて見ると、薄さや大きさの差が分かることがあります。迷った時は、袋にある「使い方の例」や「おすすめの調理方法」を見ると、その皮が得意な料理の見当がつきます。

餃子の皮で代わりにしたい——厚い分、加熱の考え方が変わる

餃子の皮でワンタン風にするのは、よくある代わりの方法です。ただし、厚めの皮は、火が通るのに時間がかかり、食感ももちもちしたものになります。薄いワンタンの皮と同じ感覚で煮ると、中心が生っぽく残ってしまうことがあります。

代わりにする時の3つの見方1使い方を決める煮る・揚げる・蒸す→2厚みを見る厚い皮は加熱が長め→3袋の表示を見る調理方法に合わせる
  • 使い方を先に決める。煮る・揚げる・蒸すで、必要な薄さが違います
  • 厚い皮は、煮る時間が延びる。皮の表示と、中の具に火が通っているかを確認します
  • 具や包み方を工夫する。厚い皮で包むと、ふくらみが大きくなりやすいので、小さめにまとめます
  • 袋の表示を見る。調理方法が書かれていれば、その範囲で調整します

迷った時の目安は、スープなら薄い皮、焼き餃子や揚げ餃子のような使い方ならやや厚めの皮、と覚えておくと選びやすくなります。餃子の皮でワンタンの代わりにするなら、中の具は火が通りやすい物にして、皮だけが生っぽく残らないように気をつけます。

餃子の皮を細く切って、麺のようにスープに入れる使い方もあります。どの使い方でも、加熱は中心までが基本です。生のまま食べない、という線は、餃子の皮を生で食べていいかの記事と同じです。

シュウマイの皮で代わりにしたい——薄くて小さめ。包み方を工夫する

シュウマイの皮は、ワンタンの皮に近い薄さの商品が多く、スープに入れる代わりとして使いやすい皮です。ただし、大きさが小さい商品が多く、四角の形も少し違うので、包み方の工夫が必要になることがあります。

  • 皮が小さい時は、具の量を減らして包む
  • 皮の縁が乾きやすいので、水を少しつけてとじる
  • スープで煮る場合は、くずれやすいので、あまり長く煮込まない
  • 皮が薄いので、具が重いと破れやすい。一度にたくさん包まず、少しずつ

スープで煮る時は、皮が先に煮えやすいので、具にはあらかじめ火を通しておく考え方もあります。具が生の肉の時は、中心まで火が通ったかを、切って確かめてください。

シュウマイの皮は、乾燥に弱い商品が多いので、使い切れない時の保存はシュウマイの保存の記事も参考にしてください。具の味付けは、お好みの味で、どうぞ。

春巻きの皮を使いたい——切って使えるが、揚げる時は油に注意

春巻きの皮は、大きくて薄い皮です。切って使うこともできて、小さく切ればワンタンの皮の代わりにもなります。ただし、薄い皮は水を含みやすく、また乾いた皮は焦げやすいので、使い方によっては注意が必要です。食べ方や、加熱の仕方が違う商品もあるので、まず袋の表示を見てください。春巻きの皮の保存については、春巻きの皮の保存の記事にまとめています。

揚げて使う時は、少ない油でも、油の扱いには気をつけてください。薄い皮は、あっという間に色が変わって、焦げて、場合によっては火がつくこともあります。

春巻きの皮を揚げる時OKNGそばを離れない燃えた油に水をかける少しずつ入れる目を離す煙が出たら火を止める水気のまま入れる
  • そばを離れない。揚げている間は、台所から離れません
  • 少しずつ入れる。一度にたくさん入れると、油の温度が不安定になります
  • 水気をよく拭く。皮や具に水気が残っていると、油がはねる原因になります
  • 煙が出たらすぐ火を止める。油の温度が上がりすぎているサインです
  • 燃えた油に水をかけない。火が広がります。落ち着いて火を止め、取扱説明書の案内に従ってください。火が大きくなったら、無理をせず避難して、119番に連絡します

春巻きの皮を切って、小さな揚げ菓子のように使いたい時も、考え方は同じです。揚げた皮は、油を吸っていて、取り出した後もしばらく熱いままです。すぐ口に入れず、少し冷ましてからにしてください。小さな子どもが食べる時は、熱さにも、のどに詰まりやすい点にも気をつけます。

袋の表示を見る——原材料・アレルギー・加熱の表示

皮の違いを知るのに、いちばん確かなのは、袋の表示です。次のことが書いてあります。

袋の表示で見る3つ1原材料名小麦・卵の有無など→2アレルギー表示商品ごとに確認→3調理方法加熱してから食べる
  • 原材料名。小麦粉のほかに、かんすいや、卵が入る商品もあります。商品によって違います
  • アレルギー表示。小麦が入っている商品が多いですが、卵などが入るかは、商品で確認します
  • 調理方法・召し上がり方。「加熱してお召し上がりください」とあれば、中心まで加熱します
  • 保存方法・期限。開封後は、袋の口をしっかり閉じて、表示どおりに保存します

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、皮の違いは「煮るか、揚げるか」を先に決めてしまうと、ほとんど悩まなくてすむと思っています』

💡 この困りごとへの提案

ワンタンの皮は、薄くて乾きやすいので、使い切れる枚数を買うのが、無駄が出にくい考え方です。開封した日と期限を袋に書いて、冷蔵庫の手前の見える所にしまっておくと、使い忘れが減ります。


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ワンタンの皮が余った時や、期限が切れていた時の見方はワンタンの皮が余った時の記事、皮の保存は餃子の皮の保存の記事、生で食べていいかは餃子の皮を生で食べていいかの記事にまとめています。

まとめ:違いは形・厚み・大きさ。煮る・揚げる・蒸すを先に決めて、皮の厚みに合わせる

  1. 違いは形・厚み・大きさ。ワンタンの皮は、四角くて薄めの商品が多い
  2. 餃子の皮は厚めなので、煮る時間が延びる。中心まで火を通す
  3. シュウマイの皮は、薄くて小さめ。包み方を工夫して、煮込みすぎない
  4. 春巻きの皮は切って使える。揚げる時は、そばを離れず、煙が出たら火を止める
  5. 袋の表示を見る。原材料・アレルギー・加熱の表示を確認する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ワンタンの皮と餃子の皮の違いの早見表:違いは形・厚み・大きさ、ワンタンの皮は四角く薄めの商品が多くスープで煮るとつるんとなる、餃子の皮は丸くやや厚めで加熱が長めになる、シュウマイの皮は薄くて小さめの商品が多く包み方を工夫する、春巻きの皮は大きくて薄く切って使える。代わりにする時は、煮る・揚げる・蒸すのどれに使うかを先に決めて、皮の厚みに合わせて加熱を調整し、中心まで火を通す。春巻きの皮を揚げる時は、そばを離れない、少しずつ入れる、水気を拭く、煙が出たら火を止める、燃えた油に水をかけない。袋の原材料名・アレルギー表示(小麦・卵)・調理方法・保存方法と期限を確認する。生のまま食べず加熱する

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