ホワイトソースが固まらない・シャバシャバの時——とろみがつかない理由の見分け方、煮詰める時の鍋の注意、後から足す考え方、グラタンにしたらゆるい時、牛乳が足りない時

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ホワイトソースを作っていたら、いつまでたってもとろみがつかない。鍋の中でサラサラのまま、シャバシャバと揺れている。グラタンにしたらゆるくて、びしゃっとしてしまった。そんな経験をした人は、きっと多いですよね。

先に結論をひとつ。とろみがつかない理由は、「粉が少なめ(牛乳が多め)」「煮詰める時間が足りない」「粉に火が通っていない」のどれかのことが多いとされます。その場合は、弱火で混ぜながら煮詰める、足りなければ粉をバターで練った物を少しずつ足す、という考え方で直せることがあります。作り方の手順ではなく、見直し方を中心にお話しします。分量や時間は、お使いのレシピや、粉・ルウの袋に書いてある表示に合わせてください。

とろみがつかない人へ。状況から自分の章へとろみがつかない→理由の候補を表で見分ける第1章へ ▶シャバシャバのまま→弱火で混ぜながら煮詰める第2章へ ▶後から足したい→粉を直接入れるとダマに第3章へ ▶グラタンにしたらゆるい→具の水分と、冷めると締まる第4章へ ▶牛乳が足りない→代わりの材料は例から選ぶ第5章へ ▶

ケース別に読む:とろみがつかない人|煮詰めたい人|後から足したい人|グラタンがゆるい人|牛乳が足りない人

4コマ漫画|ホワイトソースがゆるい1鍋の前シャバシャバで固まらないホワイトソースとろみがつかず困る2やりがちなNG粉をドサッと入れちゃえ!粉粉を直接入れてダマに3弱火で煮詰める弱火で混ぜて煮詰めよう小さめの鍋底から混ぜて煮詰める4仕上がりとろみが出た!冷めると締まるなめらか具の水分も見ておく

とろみがつかない理由を見分ける

ホワイトソースのとろみは、小麦粉が牛乳の水分を吸って、熱でふくらむことで生まれます。つまり、粉の量、熱の入り方、水分の量のバランスで決まります。次の表で、思い当たる点を探してください。

考えられる理由 見分けるヒント 見直し方
粉に対して牛乳が多い 最初から全体がゆるい。煮詰めてもなかなか変わらない 弱火で煮詰めて水分を飛ばす。足りなければ後から足す
煮詰める時間が足りない 温まってすぐ火を止めた。まだ水っぽい 弱火で混ぜながら、とろみが出るのを待つ
粉に火が通っていない 粉っぽさがある。とろみが出てこない 弱火で混ぜながら温める。炒める段階の火通しも次回に見直す
牛乳を一度に入れすぎた 粉が全体に広がる前に薄まった 煮詰める。次回は少しずつ加える
具から水分が出た 野菜やきのこを入れたあとにゆるくなった 具の水気を先に飛ばす。煮詰めて調整する

温かいうちは、とろみが弱く感じることがよくあります。冷めると、ホワイトソースは締まって固くなる性質があります。そのため、出来上がりが少しゆるいくらいでちょうどいい、という場合も多いんです。判断は、レシピに書かれた仕上がりの目安に合わせてください。

見分けがつかない時は、スプーンですくって、裏に薄い膜のようにつくかを見る方法があります。さらっと流れ落ちるようなら、まだゆるめです。ただし、熱いうちは実際より少しゆるく見えるので、レシピの仕上がりの目安と見比べて判断してください。

煮詰める時の注意——弱火で、底から混ぜる

とろみがつかない時の基本は、弱火で、混ぜながら煮詰めることです。水分が飛ぶと、少しずつ濃度が上がります。ただし、ここは鍋のそばで注意が必要な場面です。

  • 焦げ付き。ホワイトソースは、鍋の底に粉や牛乳のたんぱく質がくっつきやすく、焦げ付きやすい料理です。泡立て器やゴムべらで、底とすみから大きく混ぜます。焦げ臭いにおいがしたら、焦げた部分は混ぜ込まないようにします
  • 吹きこぼれ。牛乳は沸騰すると、急にふくらんで吹きこぼれます。火は弱めにして、鍋から目を離さないでください。鍋の大きさは、少し大きめのほうが余裕があります
  • はねてやけど。煮詰まるとソースがぽこぽこと泡立って、はねることがあります。混ぜる時は、鍋から少し離れた位置で、ゆっくり混ぜます
  • 子どもが混ぜる場合は、必ず大人がそばについて、鍋の熱さを伝えてください
煮詰める時の鍋の注意✕底が焦げ付く強火はねてやけどに注意✓底から混ぜる弱火焦げ付きにくい✓離れない鍋のそば吹きこぼれに注意

小さめの片手鍋は、少量のソースを煮詰める時に使いやすい道具です。ただし、鍋が小さいと吹きこぼれやすいので、入れる量は、鍋の深さの範囲に収めるようにしましょう。鍋の選び方はミルクパンのデメリットでも、容量や吹きこぼれの話を見られます。

後から足す考え方——粉を直接入れるとダマになる

煮詰めても足りない時は、粉を足す方法があります。でも、ここで粉を鍋にそのまま入れてはいけません。粉が牛乳の水分に触れて、表面だけが固まり、ダマになってしまいます。ダマの直し方はホワイトソースがダマになった・粉っぽい時にまとめています。

後から足す時の考え方は、粉をバターでよく練った物を、少しずつ溶かし入れるというものです。粉が油で包まれていると、水分にさらされても先に固まりにくくなります。練った物は、別の器に用意しておき、鍋の火を弱めてから、少しずつ入れて、そのたびによく混ぜます。足す量の目安は、レシピや粉の袋の表示に合わせてください。

後から足す時の考え方✕ドサッと入れる粉を直接ダマの原因になる✓別に用意するバターで練る少しずつ溶かす✓レシピを見る分量は表示袋の表示に従う

片栗粉やコーンスターチで代わりにとろみをつけられるか、気になる人もいるでしょう。とろみの性質が違うので、使える場面と使えない場面があります。代用の考え方はコーンスターチの代わりになるものにまとめています。

グラタンにしたらゆるい時——具の水分と、冷めると締まる性質

ソースはとろみがついたと思ったのに、グラタンにして焼いたらゆるい。これもよくある悩みです。理由は主に3つ考えられます。

  • 具から水分が出た。野菜やきのこ、マカロニなどから出る水分で、ソースがゆるくなります。水分が多い具は、炒めたりゆでたりして、水気を切ってから使います。マカロニはマカロニの保存方法は?も参考にしてください
  • 焼いている間はゆるい。熱いうちは、とろみが弱く感じられます。焼き上がって少し置くと、締まってきます
  • ソースの濃度が足りなかった。具と混ぜると、全体がゆるくなるため、ソース単体のときは少し固めにしておく、という考え方があります

グラタンやホワイトソースの冷凍については、グラタンの保存方法は?の中に、考え方がまとまっています。冷凍したソースは、解凍するとゆるくなることがあるので、そのときも煮詰める考え方が使えます。

どうしてもうまくいかなかった時は、ソースそのものを使い切る方向に考えを切り替える手もあります。ゆるいまま、スープやシチューのベースとして使えば、無駄にならずに済みます。使い道は、固さに合わせて選ぶと失敗しにくくなります。

牛乳が足りない時——代わりの材料は例から

ホワイトソースを作っている途中で、牛乳が足りなくなった。そんな時もあります。代わりの材料としては、豆乳・水・生クリームなどが、例として知られています。

  • 豆乳。味はやさしくなりますが、豆乳の種類で風味が変わります。大豆のアレルギーがある人は使えません
  • 水。風味はあっさりします。足りないコクを、バターなどで補う考え方もあります
  • 生クリーム。コクが増えます。乳のアレルギーがある人は表示を確認してください
牛乳が足りない時の例✓代わりの例豆乳味は変わります✓代わりの例水風味はあっさり✓代わりの例生クリームコクが増えます

牛乳の量が変わると、とろみの出方も変わります。足す量や、粉との割合は、レシピに合わせて調整してください。牛乳の基本的な扱いは牛乳の保存方法は?で見られます。乳・小麦・大豆のアレルギー表示は、食べる人のために、材料の袋で確認しておきましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『とろみがつかない時は、慌てて粉を足さずに、まず弱火で様子を見る、が基本だと思います。焦らず待つのが、意外と一番の近道ですよね』

💡 この困りごとへの提案

ホワイトソースを少量ずつ作ったり、煮詰めたりするには、深さのある小さめの片手鍋があると扱いやすくなります。鍋の材質や大きさは、使うコンロと量に合う物を選んでください。


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ダマができた時はホワイトソースがダマになった・粉っぽい時、余ったホワイトソースの扱いはホワイトソースが余った時の使い道と日持ちにあります。グラタンの冷凍はグラタンの保存方法は?、牛乳の扱いは牛乳の保存方法は?、マカロニの扱いはマカロニの保存方法は?、とろみ付けの粉の代わりはコーンスターチの代わりになるもので見られます。

まとめ:とろみは弱火で煮詰める。足す時は粉をバターで練って少しずつ

  1. 理由は3つのどれかが多い。粉が少ない・煮詰め不足・粉に火が通っていない
  2. まず弱火で、底から混ぜて煮詰める。焦げ付き・吹きこぼれ・はねに注意
  3. 足す時は粉を直接入れない。バターで練った物を少しずつ
  4. グラタンは具の水気を切る。冷めると締まる
  5. 牛乳が足りない時は例から選ぶ。アレルギー表示を確認する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ホワイトソースが固まらない時の早見表:とろみがつかない理由は、粉が少なめで牛乳が多い、煮詰める時間が足りない、粉に火が通っていないのどれかのことが多い。見直し方は、弱火で底から混ぜながら煮詰める。焦げ付き、吹きこぼれ、はねてやけどに注意し、子どもが混ぜる時は大人がそばにつく。後から足す時は粉を直接入れずダマの原因になるため、粉をバターで練った物を少しずつ溶かす。グラタンがゆるい時は具の水気を切る。冷めると締まる性質がある。牛乳が足りない時は豆乳・水・生クリームが例で、大豆や乳のアレルギー表示を確認する。分量と時間はレシピと袋の表示に従う

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