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お菓子のレシピを見たら、アーモンドプードルが必要だった。でも家になくて、買いに行く時間もない。それなら、アーモンドを自分で粉にできないかな、米粉やきな粉で代わりにならないかな、と考える人は多いですよね。反対に、買ったのに使い切れずに余らせてしまって、持て余している人もいると思います。
先に結論をひとつ。無塩のアーモンドを細かくすれば、近い物はできます。ただし、油が出てしっとりしやすく、市販の粉と同じ仕上がりにはなりません。代用は、「香り」「しっとり感」「粉としての役目」の、どれを替えたいのかで選ぶのが考えやすいです。そして、アーモンドはナッツのアレルギーに関わる食材なので、表示を見る習慣も大切です。
ケース別に読む:家で作りたい人|道具が不安な人|米粉で代える人|きな粉で代える人|余ってしまった人
家で作れる?——無塩のアーモンドを細かくする
アーモンドプードルは、アーモンドを細かい粉にした物です。つまり、アーモンドを細かくすれば、原理としては家でも作れます。使うのは、無塩で味つけのないアーモンドが基本。塩味や調味料のついた物は、お菓子の味が変わってしまいます。
ただし、市販のアーモンドプードルは、専用の製法で均一に細かくされた物です。家庭で作る場合は、粒の大きさがばらつき、油が出てしっとりしやすいことを知っておくと、気が楽です。「市販の物より、少し粗くてしっとりする」くらいを目安にしてください。
| 選ぶ物 | 特徴 | 向く使い方 |
|---|---|---|
| 皮つきのアーモンド | 皮の風味が出て、色が濃く素朴な仕上がり | 風味を楽しみたい焼き菓子 |
| 皮なしのアーモンド | 色が白く、すっきりした仕上がり | 色をきれいに出したい菓子 |
| 味つけ・塩味のある物 | 菓子の味が変わる | 基本的には使わない |
| 古くなった・酸化したにおいの物 | においが悪く、味に響く | 使わずに処分する |
アーモンドの保存や、古くなった時の見分け方はアーモンドプードルの保存と古くなった見分け方に考え方をまとめています。ここでは繰り返しません。
なお、少量だけ作る、というのも大事な考え方です。まとめて大量に作ると、保存中に油が酸化しやすく、においが変わってしまいます。使う分だけをその都度作るほうが、風味も保たれますし、余らせる心配も減ります。粉にした後は、早めに使い切るつもりで、密閉して涼しい所に置いてください。
フードプロセッサーで作る時——取扱説明書の範囲と刃の扱い
家庭でアーモンドを粉にする時は、フードプロセッサーを使う人が多いです。ここでいちばん気をつけたいのが、道具の取扱説明書です。ナッツのような硬い物を細かくしてよいか、連続して回せる時間はどれくらいか、機種によって決まりが違います。使い方を誤ると、刃が欠けたり、モーターに負担がかかって熱を持ったりします。
- 取扱説明書で、ナッツを細かくしてよいか確かめる。できない機種もあります。できる場合も、連続運転の時間が決まっていることが多いです
- 短く区切って回し、様子を見る。回しっぱなしにすると、熱で油が出て、固まってしまいます
- 油が出る前に止める。ぱらぱらした粉の状態で止めて、粗い部分はふるって分けるときれいです
- 刃は素手で持たない。取り外す時は、電源を切ってプラグを抜き、刃先に触れないよう、取扱説明書の手順で外してください
- 子どもの手の届かない所で作業する。刃物とモーターの道具です
機種を選ぶ時は、「ナッツを細かくできる」と明記された物を選ぶと安心です。フードプロセッサーがない時の考え方はフードプロセッサーの代わりになる物も参考になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『自作は便利ですけど、道具に無理をさせないのがいちばん大事だと思います。短く区切って、様子を見ながらが基本ですよね』
米粉で代える時——粉の役目は近いが、香りとしっとり感は別
アーモンドプードルの代わりに、米粉を使う方法もあります。米粉は粉としての役目(生地をまとめる・食感を出す)は近いのですが、アーモンド特有の香りと、油分のしっとり感はありません。
| 代わりの候補 | 近い所 | 違う所 |
|---|---|---|
| 米粉 | 粉としての役目。軽い食感 | 香りがない。しっとり感は弱い |
| きな粉 | 香ばしい香り。粉としての役目 | 大豆の風味が強く、味が変わる |
| 小麦粉 | 粉としての役目 | 香り・しっとり感がなく、食感が重くなりやすい |
| 自作のアーモンド粉 | 香りと風味が近い | 粗くて、しっとりしやすい |
代用する時は、レシピのどこにアーモンドプードルが効いているかを考えると選びやすいです。香りが大事な菓子なら、自作のアーモンド粉のほうが近くなります。しっとり感を求めるなら、米粉だけでは足りないことがあります。分量や配合は、それぞれのレシピと、粉の袋の表示に従ってください。米粉の保存は米粉の保存と期限にまとめています。
どの代用でも共通して言えるのは、「同じ量で置き換えれば同じ仕上がり」にはならないということです。米粉は水分を吸いやすく、きな粉は焦げやすく、自作の粉は油分が多めです。レシピのとおりに作る時は、まず指定の材料で作って、代用は仕上がりが変わる前提で選ぶと、がっかりしにくくなります。
きな粉で代える時——香りは近いが、味が変わる
きな粉は、大豆を炒って粉にした物で、香ばしい風味があります。アーモンドの香ばしさに近いので、代わりに考える人もいます。ただ、きな粉は大豆の味がはっきり出るので、できあがりの味は、アーモンドの菓子とは別物になります。
- 和風の焼き菓子や、きな粉の風味を楽しみたい菓子には向く
- アーモンドの風味が主役の菓子(ダックワーズなど)には向きにくい
- 大豆アレルギーのある人は、きな粉は使えない。表示を確認する
きな粉の期限や保存はきな粉の賞味期限にまとめています。
余った時——焼き菓子や料理に回す
「買ったけれど、使い切れず余ってしまった」という悩みも、よく見かけます。アーモンドプードルは、焼き菓子だけでなく、料理の衣や生地の一部としても使えるので、余った時の使い道は意外とあります。
- 焼き菓子。クッキーやパウンドケーキの粉の一部として使うレシピは多い。分量はレシピに従う
- 料理の衣。パン粉の代わりに少量混ぜて、香ばしさを足す使い方もある
- ヨーグルトやお粥に混ぜる。少量から。粉のまま食べるとむせやすいので、水分と一緒に
使う前に、必ずにおいを確かめてください。酸化したようなにおい、古い油のようなにおいがあれば、使わずに処分します。保存や期限の判断は、先ほどのリンク先を見てください。
アーモンドを含むので、ナッツのアレルギーのある人は食べられません。食物アレルギーのある人、また小さな子どもに与える時は、原材料の表示と、かかりつけの医師の指示が優先です。粒のままのアーモンドは、小さな子どもが喉に詰まらせる危険があるので、与えないでください。粉の状態でも、むせやすいので注意が必要です。
💡 この困りごとへの提案
自作に挑戦するなら、小型のフードプロセッサーがあると、少量ずつ作れて扱いやすいです。必ず取扱説明書で、ナッツを細かくしてよいか確かめてから使ってください。
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アーモンドプードルの保存や、古くなったかどうかが心配な人はアーモンドプードルの保存と古くなった見分け方へ。代わりの粉を探している人は米粉の保存と期限、きな粉の賞味期限、道具がない人はフードプロセッサーの代わりになる物にまとめています。
まとめ:自作は無塩のアーモンドを短く区切って。代用は何を替えたいかで選ぶ
- 自作は無塩のアーモンドを細かくする。油が出てしっとりしやすい
- フードプロセッサーは取扱説明書の範囲で。短く区切って、刃は素手で持たない
- 米粉は粉の役目は近いが、香りとしっとり感は別。レシピの配合に従う
- きな粉は香りは近いが、大豆の味が出る。大豆アレルギーは表示を見る
- ナッツアレルギーと小さな子どもは、表示と医師の指示が先。粒は与えない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。


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