間接照明を自作する前に——置くだけ・貼るだけでできる範囲、つけっぱなしとほこりの注意、電気工事になる所

家事

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天井の照明がまぶしい。夜はもう少し落ち着いた明るさにしたい。そんな時に思い浮かぶのが間接照明ですよね。家具の裏にテープライトを貼る、棚の上にライトを置いて壁を照らす、といった形なら、自分で作れそうに見えます。動画や写真でも、気軽にできそうな使い方がたくさん並んでいます。

ただ、この話には線引きがあるんです。先に結論をひとつ。自分でしていいのは「置く・貼る・コンセントに差す」まで。天井や壁の中に配線する、器具を直接つなぐ、コードを切ってつなぎ直す、といった作業は、電気工事の資格が必要です。その範囲を押さえたうえで、つけっぱなしの注意とほこりの掃除まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ自分でできる範囲は?→置く・貼る・差すまで第1章へ ▶置くだけで作りたい→光を壁や天井に当てる第2章へ ▶テープライトを貼りたい→USB給電で貼って隠す第3章へ ▶つけっぱなしが心配→熱・布・たこ足に注意第4章へ ▶ほこり・暗い・いらない→電源を抜いて乾拭き第5章へ ▶

ケース別に読む:自分でできる範囲を知りたい人|置くだけで作りたい人|テープライトを貼りたい人|つけっぱなしが心配な人|ほこり・暗い・いらないと感じる人

4コマ漫画|間接照明を自作する前に1まぶしい…天井の光がまぶしい2壁の中壁に配線しよう壁の中は電気工事3貼って差すだけ貼る・差すまでが自分で4寝る前は消す寝る時・外出時は消す

自分でできる範囲とできない範囲——置く・貼る・差すまで

電気の作業には、資格がなくてもできるものと、資格が必要なものがあります。間違えやすいので、最初に整理しておきますね。

自分でできる範囲自分でできる置く貼るコンセントに差す電気工事の範囲壁・天井の中の配線器具の直接つなぎコードを切ってつなぐ
作業 自分でできる? 考え方
ライトを棚や床に置く できる 置き場所の安定と、コードの通り道に気をつける
テープライトを家具の裏に貼る できる USB給電など、取扱説明書の範囲で。貼る面の素材を確認
プラグをコンセントに差す できる たこ足にしない。差し込みを奥まで
天井や壁の中に配線する しない 電気工事の資格が必要。電気工事店へ
天井の器具に直接つなぐ しない 配線の直接のつなぎ込みも資格が必要。管理会社へ
コードを切ってつなぎ直す しない 発熱や発火の原因になる。新しい製品を選ぶ

賃貸の場合は、天井や壁の設備に手を加えること自体が、契約上できないことも多いです。そもそも「自作」と言っても、ほとんどの場合は売られている製品を置く・貼る・差すという組み合わせの工夫、と考えると迷いません。天井まわりの取り付けで困っている人は天井の照明が取り付けられない時も参考になります。

置くだけで作る——光を壁や天井に当てる考え方

間接照明の基本は、光源を直接見せずに、壁や天井に当てて、そのはね返りで部屋を照らすことです。ここまでなら、置くだけで形になります。

  • 低い位置から壁へ:床や低い棚に置いて、壁を照らします。光が上に広がって、落ち着いた雰囲気になります
  • 高い棚から天井へ:棚の上に置いて天井を照らす方法もあります。まぶしさが出にくい向きを選んで
  • 光源が目に入らない位置:座った時と寝転んだ時の目線を、いったん確かめておくと失敗しにくいです
  • 色の見え方:温かい色と白っぽい色では、部屋の印象が変わります。夜に使うなら、温かい色が目に優しく感じる人が多いです

デスクの上や棚の上に置くなら、クリップで固定できるライトも選択肢です。取り付けの工夫はクリップライトの100均活用にまとめています。置く物は、倒れない場所に。コードが通路に出ていると、足を引っかけて転ぶ原因になるので、コードを壁に沿わせて見せなくする工夫は配線カバーの付け方が参考になります。

テープライトを貼る——USB給電で、家具の裏や棚の下に

家具の裏や棚の下に貼るなら、テープライトが定番です。USBで給電するタイプなら、電源アダプターに差すだけで使えて、貼る位置も自由に選べます。

テープライトの貼り方棚の裏に貼るアダプターUSB
  1. 貼る面を拭く:ほこりや油が残っていると、すぐはがれて落ちます。乾いた状態で貼る
  2. 貼る場所を決めてから貼る:仮どめで光り方を確かめてから、はがれにくいように押さえる
  3. 熱をためない場所に:光源には熱を持つ部分があります。布や紙、カーテンに触れない場所にします
  4. 曲げ方と長さは説明書どおり:折れ曲がりや無理な引っ張りは、故障や発熱のもとです。切ったり継ぎ足したりできる製品かどうかは、取扱説明書で確かめて、迷ったら切らない
  5. コードをまとめる:足に引っかからない位置へ。電源アダプターまわりも、物を載せたり、ふさいだりしない

賃貸では、粘着をはがす時に壁紙や家具の表面を傷めることがあります。貼る前に目立たない場所で試し、はがす時はゆっくり、製品の説明書に従ってください。

貼る場所の候補は、棚の下の裏側、テレビ台やベッドフレームの裏、カーテンボックスの内側などです。どこも「光源が見えず、壁や床に光が回る」位置なので、間接照明らしい雰囲気が出ます。一方で、ベッドの近くに貼る時は、ふとんや毛布がライトに触れないか、寝返りでコードを引っ張らないかを先に考えてください。小さな子どもやペットがいる家では、手の届く高さに貼らない、コードをかじらせない、という工夫も必要です。

つけっぱなしは大丈夫?——熱・布・たこ足と、消す場面

間接照明は、つけっぱなしにしたくなる道具です。でも、つけっぱなしで気をつけたいことが3つあります。

  • 熱:光源や電源アダプターが熱を持つことがあります。ふとんや紙・布のそば、物でふさがれた場所は避けて
  • たこ足:延長コードやテーブルタップにいくつも差すと、コードが熱くなる原因になります。差す数は説明書の範囲で
  • 消す場面:寝る時と外出時は消す。タイマーや、スイッチ付きの延長コードを使うと、消し忘れが減ります

コンセントのまわりにほこりがたまると、そこから熱を持って危険になることもあります。時々、プラグを抜いて、乾いた布でほこりを払ってください。つけっぱなしの考え方はデスクライトのつけっぱなしでも触れています。連続で何時間使えるかは、製品によって違うので、取扱説明書や表示を確認してください。

ほこり・暗い・いらないと感じる時——掃除と、組み合わせの見直し

間接照明は、光源が棚の裏や低い場所にあるぶん、ほこりがたまりやすい道具です。掃除の順番を決めておくと、続けやすくなります。

  • 電源を抜いてから:掃除は必ずプラグを抜いてから。点灯中や、熱いままの掃除はしない
  • 乾いた柔らかい布で払う:濡らした布で拭く時は、水分が電気部分に入らないよう、固く絞って。製品の表示で、水拭きできるか確認
  • 頻度は無理なく:目に見えてたまってきたら払う、という決め方でもかまいません

「暗い」と感じる時は、間接照明だけで部屋の全部を明るくしようとしていることが多いです。間接照明は雰囲気をつくる道具で、作業や食事の明るさは別の照明が受け持つ、と分けて考えると納得しやすくなります。「いらないかも」と感じる人も、メインの照明と組み合わせて、夜だけ使う、という位置づけにすると、ちょうどよく働いてくれます。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、間接照明は「全部自分で作る」より、「売られている製品を置いて、貼って、差す」くらいがいちばん無理がないと思います。電気のことは、迷ったら詳しい人に頼むのが近道ですよね』

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貼るだけで使える、USB給電のテープライトなら、取扱説明書の範囲で気軽に試せます。家具の裏や棚の下で使うなら、耐熱や長さの表示を見て選んでください。


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置く場所を決めるのに悩む人はクリップライトの100均活用を。つけっぱなしと火事の心配はデスクライトのつけっぱなし、コードを目立たなくしたい人は配線カバーの付け方もどうぞ。天井まわりの工事が必要になりそうな時は天井の照明が取り付けられない時も読んでみてください。

まとめ:置く・貼る・差すまでが自分の範囲。熱とたこ足に気をつけ、寝る時は消す

  1. 自分でできるのは置く・貼る・差すまで。壁や天井の中は電気工事
  2. コードを切ってつなぐのはしない。新しい製品に替える方が安全
  3. テープライトはUSB給電で取扱説明書の範囲。布や紙のそばに貼らない
  4. つけっぱなしは熱とたこ足に注意。寝る時と外出時は消す
  5. 掃除は電源を抜いてから。暗い時は別の照明と組み合わせる

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

間接照明を自作する前にの早見表:自分でできるのは置く・貼る・コンセントに差すまで。天井や壁の中の配線、器具の直接のつなぎ込み、コードを切ってつなぐことは電気工事の資格が必要で、電気工事店や管理会社に相談。テープライトはUSB給電など取扱説明書の範囲で、貼る面を拭き、布や紙のそばは避ける。つけっぱなしは熱とたこ足に注意し、寝る時と外出時は消す。掃除は電源を抜いてから乾いた布で。暗い時は別の照明と組み合わせる

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