押し花がラミネートで変色する時——茶色くなる理由、変色を遅らせる乾かし方と飾る場所、戻せるかの考え方

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せっかく作った押し花をラミネートしたら、短い間に茶色く変わってしまった。きれいな色のまま残せると思っていたのに、がっかりしますよね。しおりやカードに仕上げたあとだと、なおさらです。

先に結論をひとつ。ラミネートで変色する時は、「乾き切っていない」「熱」「光」のどれかが関わっていることが多いです。直し方は、しっかり乾かしてから、取扱説明書どおりの熱で閉じ込め、日の当たらない所に置くこと。茶色くなった色は、元に戻しにくいのも正直なところです。変色する理由、乾かし方、ラミネーターの熱の注意、変色防止剤の見方、変色した押し花の生かし方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ茶色くなった→理由を表で見る第1章へ ▶これから作る→乾かし切ってから第2章へ ▶熱が心配→表示どおり・やけど注意第3章へ ▶変色防止剤は?→表示どおりに使う第4章へ ▶もう変色した→色を生かして作り直す第5章へ ▶

ケース別に読む:茶色くなった人|これから作る人|熱が心配な人|変色防止剤が気になる人|もう変色した人|寿命が気になる人

4コマ漫画|ラミネートで茶色くなる1ラミネートしたら茶色になった押し花が変色して困る2✕生乾きのまま入れちゃえ水分が残ったまま閉じる3✓しっかり乾かして表示どおりに乾かし切ってから熱を通す4色がきれいに残ったね日の当たらない所に飾る

変色する理由の早見表——乾き・熱・光・空気

ラミネートは、花をフィルムで密閉する方法です。花の中に水分が残っていると、閉じ込められた水分が逃げ場を失って、花の色を傷めることがあります。理由を、表で整理してみましょう。

理由 こんな状態 見直すところ
乾き切っていない 触るとわずかにしっとり。茶色いしみが出る 押す期間を延ばし、完全に乾いてから閉じる
熱が強い 熱でぐったり。色がくすむ 取扱説明書の厚み・温度の表示どおりにする
光が当たる 飾ってから色があせる 日の当たらない場所へ
厚みがある花 水分が多く、熱が中まで届く前に傷む 薄い花を選ぶか、厚い花は別の飾り方を

この中で、いちばん多いと言われるのが「乾き切っていない」です。見た目はぱりっとしていても、花の中心や、根元の太い部分に水分が残っていることがあります。

ラミネートに向く花、向かない花もあります。薄くて水分の少ない花は、ラミネートに向いています。厚みのある花や、水分の多い花は、乾いたように見えても中に水分が残りやすく、変色しやすい傾向があります。向かない花は、額に入れるなど、別の飾り方にすると失敗が減ります。

乾かし方の考え方——紙を替え、時間を待つ

押し花を作る時は、「押す」より「水分を抜く」と考えたほうが、うまくいきます。

ラミネート前の乾かし方紙・シートを替える湿った紙のままにしない1→時間をかけて待つ厚い花ほど長くかかる2→触って確かめるぱりっと乾いたら完成3
  • 紙やシートを替える。押している間、紙が水分を吸います。湿ったままにせず、時々そっと替えてください。乾燥シートを使うと、水分を吸わせやすくなります
  • 時間をかける。何日で乾くかは、花の厚みや季節で違うので、日数では決められません。厚い花は長く、薄い花は短くかかります
  • 触って確かめる。ぱりっと乾いていて、しっとり感がなくなったかどうかを、指先でそっと見ます

焦って乾く前に閉じ込めるのが、いちばんの失敗のもとです。「もう大丈夫かな」と思ってから、もう少し置いてみてください。

花をフィルムに入れる時の並べ方も見直せます。花びらが重なっている部分は、熱が均一に届きにくく、そこから傷みが出ることがあります。花はできるだけ平らに広げ、重ならないように置いてからフィルムを閉じてください。フィルムの内側にほこりや指の脂が付いていると、そこにしみが出やすくなるので、清潔な手で扱いましょう。

ラミネーターの熱と向き——やけど・取扱説明書・子どもは大人と

ラミネーターは熱くなる道具です。使う前に、取扱説明書で、フィルムの厚みと温度の設定の表示を確かめてください。

ラミネーターの注意表示どおりに使うフィルムの厚みと温度✓本体も出口も熱いやけどに気をつける✕子どもは大人と一緒手を入れさせない✕
  • やけどに気をつける。通した直後のフィルムは熱く、出口や本体も熱くなっています。冷めるまで、さわらないでください
  • 子どもは大人と一緒に。小さな子どもだけで使わせず、差し込み口に手や指を入れないよう見守ってください
  • 表示を守る。厚すぎる花や、フィルムに入りきらない物は、詰まりや故障の元になります。無理をしないで
  • 向きにも気をつける。フィルムの閉じてある側から入れるなど、通す向きは取扱説明書に書かれています

💡 この困りごとへの提案

家庭用のラミネーターは、使う頻度が少なければ、持っていない人も多いですよね。これから作る人は、A4が通せる家庭用の物があると、押し花の作品を何枚かまとめて仕上げられます。


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失敗しにくくするには、いきなり本番の花で通さず、形の近い練習用の花やシートでいったん試す方法もあります。ラミネーターのくせをつかむと、熱の通り具合や、フィルムのずれ方が分かります。ただし、練習でも、熱い本体と出口には手を近づけないでください。

変色防止剤の考え方——表示どおりに、効き目は約束されない

「変色防止剤」と書かれた製品を見かけた人もいると思います。スプレーや液体タイプなどがあり、押し花に使って、色の変わりを抑えようという物です。

  • 使い方は製品の表示どおりに。吹きかける距離や乾かす時間、使える花の種類が書かれています
  • 効き目は花や環境で変わる。使えば防げると言い切れません。乾き切っていない花や、光の当たる場所では、変色が出ることもあります
  • 換気をして使う。スプレー類は、風通しのよい場所で、火の気のない所に置いて作業します

変色防止剤は、あくまで補助です。まずは、しっかり乾かすことを優先してください。

もう茶色くなった押し花は?——色を生かす・作り直す

茶色く変わった色は、元に戻しにくいと言われます。ただ、捨てるしかないわけではありません。

  • 色の違いを生かす。茶色になった花は、秋の景色や、アンティーク風のカードに合います。そのままの色を、デザインに取り入れる考え方です
  • 作り直す。しっかり乾かした新しい花で、同じ仕上げをやり直します。変色した作品は、失敗作ではなく、次の練習として取っておくのもいい方法です
  • ラミネート以外の方法に変える。額に入れる、カードに貼るなど、密閉しない使い方もあります。押し花の使い道に、使い道の早見表があります

しおりやブックカバーに仕立てたい人は、子どもと作る押し花のしおりやブックカバーの手作りの作り方も参考になります。

変色したラミネート作品を捨てる時は、自治体の分別の決まりに合わせてください。フィルムと紙は素材が違うので、分けて出す地域もあります。気になる時は、自治体の案内で確かめましょう。

飾る場所と寿命——日陰で、長く楽しむ

ラミネートした押し花の寿命は、何年、と数えられるものではありません。花の種類、乾き方、閉じ込め方、置く場所で変わります。日の当たらない壁や、引き出しの中に置くと、色が長く残りやすくなります。窓辺は避けてください。

子どもの手に渡す時は、押し花の小さな飾りが口に入らないよう、角の処理や縁の閉じ方を確かめてください。切った縁は、とがっていることがあるので、角を丸く切っておくとよいでしょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『変色したのを見ると、「失敗したかな」と思いがちですが、乾かす時間を伸ばすだけで変わることもありますよね』

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押し花の使い道やしまい方は押し花の使い道へ。しおりにしたい人は子どもと作る押し花のしおり、本に仕立てたい人はブックカバーの手作りにまとめています。

まとめ:乾き切るまで待つ。熱は表示どおり。日陰に置く

  1. 変色の理由は、乾き・熱・光・厚み。いちばん多いのは乾き切っていないこと
  2. 紙を替え、時間をかけて水分を抜く。日数より、触って確かめる
  3. ラミネーターは表示どおりに。熱いのでやけどに注意し、子どもは大人と一緒に
  4. 変色防止剤は補助。表示どおりに使い、効き目は約束されない
  5. 茶色くなった色は戻しにくい。色を生かすか、乾かして作り直す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

押し花がラミネートで変色する時の早見表:変色の理由は乾き切っていない・熱が強い・光が当たる・厚みがあるの4つで、いちばん多いのは乾き切っていないこと。乾かし方は押す紙や乾燥シートをこまめに替え、時間をかけて水分を抜き、触ってぱりっと乾いてから閉じる。ラミネーターは取扱説明書のフィルムの厚みと温度の表示どおりに使い、本体も出口も熱いのでやけどに注意し、子どもは大人と一緒に使う。変色防止剤は製品の表示どおりに換気して使い、効き目は約束できない補助。茶色くなった色は戻しにくいので、色を生かすか作り直す。飾る場所は日の当たらない壁や引き出し

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