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図案を写したいのに、トレーシングペーパーが家にない。買いに行くのも面倒だし、今あるもので何とかならないかな。そう思って、台所のクッキングシートを手に取った人も多いのではないでしょうか。
先に結論を一つ。代わりにする紙は、「下の絵が透けるか」と「鉛筆やペンが乗るか」で選びます。クッキングシートはよく透けますが、表面がつるつるしていて、書きにくいことがあります。何を写したいかで、使い分けるのがコツです。
刺繍の図案を布に写したい時や、消しゴムはんこの図案を作りたい時は、写し方にも少しコツがあります。紙の厚さよりも、透け方と使い道で比べていきましょう。
ケース別に読む:絵や文字を写したい人|クッキングシートで足りるか知りたい人|刺繍の図案を写したい人|消しゴムはんこの人|紙の違いを知りたい人
代わりの選び方——透ける・書ける・動かない
トレーシングペーパーの仕事は、下の絵や文字を透かして見せることと、その上から鉛筆やペンでなぞれることです。家にある紙が、この2つを引き受けられるかを見ます。もうひとつ、写している途中で紙が動かないことも大切です。
| 代わりの物 | 透け具合 | 書きやすさ | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 薄いコピー用紙 | 線が濃ければ見える | 鉛筆もペンも書ける | 窓に当てると見やすい |
| クッキングシート | よく透ける | 鉛筆は乗りにくく、ペンははじくことがある | 端で試し書きをしてから |
| 薄い和紙 | 透ける | 墨やペンなら書ける | 破れやすいので力を入れない |
| ライトボックス | 下から光で透かす | 書く紙は普通の紙でよい | 厚めの紙でも写せる |
| 窓に当てる | 日中の窓で透かす | 普通の紙に書ける | 腕が疲れやすいので短い図案向き |
どれを選ぶかは、写したい線の濃さと、紙の薄さの組み合わせで決まります。線が濃い絵なら、普通のコピー用紙でも写せます。淡い線や細かい図案なら、ライトボックスが頼りになります。紙を押さえる時は、剥がしやすいテープが便利です。代わりになる物はマスキングテープの代わりになるもので見られます。
クッキングシートで足りる時と、足りない時
台所にあるクッキングシートは、手軽な代わりです。ただ、得意なことと苦手なことがはっきりしています。
- 足りる時。下の絵の線が濃くて、ざっくり形を写せればよい時。写した後に、別の紙へなぞり直す時
- 足りない時。細かい図案を正確に写したい時。鉛筆の線を転写に使いたい時。何度も使いたい時
表面にはつるつるした加工があるので、鉛筆の線は乗りにくく、ペンでなぞってもはじいて途切れることがあります。ペンで書けたとしても、乾く前に触ると手や紙に移ってしまうので、端で試してから使ってください。水や油をはじくために加工されているので、書き味は紙の種類で変わります。
反対に、クッキングシートそのものの代わりを探す場合はクッキングシートの代わりになるものは?で整理しています。
刺繍の図案を写す時の代わり方
刺繍の図案を布に写す時は、図案に薄い紙を重ねて、線をなぞるところまでは同じです。そこから布に写す方法は、道具で変わります。
- 図案をなぞった紙を、布の上に置いて写す。布用の写し紙や、水で消える布用のペンを使う方法が一般的です。使い方と消し方は、必ず製品の表示を見てください
- 布の素材と色を見る。濃い色の布や、毛足のある布は、線が見えにくいことがあります。目立たない端で試してから
- アイロンで写すタイプは、熱で線が布に移ります。布の表示に合った温度で使い、やけどに気をつけてください。当て布が必要かどうかも、製品の表示で確かめます
刺繍の線は、ステッチの下に隠れる位置に引くと、仕上がりがきれいです。図案は細い線で、少し薄めに写すくらいがちょうどよいと言われます。
消しゴムはんこの図案を写す時
消しゴムはんこは、図案を消しゴムに写してから彫ります。写し方は、鉛筆でなぞった図案を裏返して、消しゴムの上からこする方法がよく使われます。鉛筆の線が消しゴムに移ります。
ここで大事なのは、左右が逆に写ることです。はんこは押すと逆向きに写るので、消しゴムの上では逆向きにしておくと、押した時に正しい向きになります。文字を彫る時は特に、この向きを先に確かめておきましょう。
代わりにする紙は、薄いコピー用紙でも写せます。線が濃く出るように、鉛筆は柔らかめの芯を使うと、移りやすくなります。転写の手順の細かいところはトレーシングペーパーの使い道にまとめています。
彫る時はカッターを使います。刃を出しすぎず、下にカッターマットを敷いて、刃の進む先に手を置かないでください。子どもが使う時は、大人がそばで見ていてください。
薄口・厚口の違いと、グラシン紙・パラフィン紙との違い
トレーシングペーパーには、薄口と厚口があるとされます。薄口は透けやすい代わりに破れやすく、厚口は少し透けにくくて、しっかりしています。厚さの数字は商品ごとに違うので、商品の説明を見て選んでください。似た見た目の紙との違いも、整理しておきます。
| 紙の種類 | 透け方 | 主な使い道 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| トレーシングペーパー | 半透明で、鉛筆やペンが乗る | 図案を写す、製図、重ねて透かす | 書くことを前提にした紙 |
| グラシン紙 | 薄くて半透明、つるっとしている | お菓子や小物の包み | 書き味は紙によって違う |
| パラフィン紙 | 半透明で、ろうを引いてあると言われる | 食べ物を包む、油や水をはじく | 書くには向きにくいことがある |
つまり、「書いて写す」のが目的ならトレーシングペーパーに近い紙を、「包む」のが目的ならグラシン紙やパラフィン紙を、という分け方です。名前が似ていても使い道が違うので、迷ったら商品の説明書きを見てください。
アイロンや刃物を使う時、子どもと使う時の安全
- アイロンで写す時は、布の表示と、製品の使い方に従ってください。熱くなった面に触れないよう、やけどに注意します。使い終わったら、必ず電源を切って、子どもの手の届かない所で冷まします
- カッターやはさみは、下にマットを敷いて、刃先を人に向けません。使い終わったら刃をしまいます。子どもが使う時は、大人がそばで見ていてください
- 写した絵や図案を使う時は、他の人が描いた絵や図案を、自分の作品として出したり、売ったりしないようにしてください
ゆきこ( ゚Д゚)『代わりを探す前に、何を写したいのかを先に決めるのが近道ですよね。線が濃い図案なら、普通のコピー用紙で足りることもあると思います』
💡 この困りごとへの提案
代わりの紙を探しても決まらない時は、下から光を当てて透かす、薄型のライトボックスが一つあると、写す作業が楽になります。淡い線も見えやすいので、刺繍や消しゴムはんこの図案づくりにも使えます。
あわせて読みたい
クッキングシートの代わりを探すならクッキングシートの代わりになるものは?を。紙を留めるテープがない時はマスキングテープの代わりになるもの、写す時の下敷きがない時は下敷きがない時の代用で。転写の手順はトレーシングペーパーの使い道もどうぞ。
まとめ:透ける・書ける・動かないで選び、写し方は用途で変える
- 代わりは「透ける」「書ける」「動かない」で選ぶ。線が濃ければ普通の紙でも写せます
- クッキングシートは透けても書きにくいことがある。端で試してから
- 刺繍は、なぞった紙から布へ写す。布用ペンや写し紙は製品の表示どおりに
- 消しゴムはんこは、裏返して上からこする。左右が逆に写ります
- アイロンとカッターは安全に。子どもが使う時は大人が見ます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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